希望の塾の仲間たちと議論したりアイデアを出し合ったりしたことを、「市川だったらどうすればいいかなぁ」と、布団に入ると毎晩、思い浮かべながらまどろみます。

12月4日の風景で書いた、「3月のライオン」ひなちゃんのお友だちが行った「心のケアセンター」。あれいいなぁうらやましいと、うとうとしながらぼんやり考えていました。

小中学校って義務教育なので、学校に籍さえ置いておけば、進級できないとか卒業できないということは、ほぼありません。なので何らかの形で、不登校になった子たちが学習したり人間関係をつくる練習をしたりできる場所を設置してあげたらいいんです。フリースクールもひとつの方法ですが、ちほちゃんのようにひどく傷ついてしまい人と接することに臆病になってしまった子は、あのように牧場で動物や草木の世話をして動物とコミュニケーションをとるところから練習させてあげたほうがいい。酪農農家の職業訓練のような形。

市川みたいな都市部じゃ、あんな場所ないよなぁ〜。と、すーっと眠りに落ちんとするまさにその瞬間。
「あっ!」

ガバッと飛び起きてしまった。
「あったっ!」

スーミーとウータンそうだ、市川市動植物園の飼育係として受け入れてもらえばいいんだ。
2階から下に降りてパソコンを立ち上げ、動植物園のホームページを眺める。

なんてことやってたら、バイクのエンジン音が鳴ってポトッとポストに新聞が入る音。
「あっ、いっけねぇ。寝なきゃ」
再び布団の中へ。

「でも動植物園は北部と中部地区の子だけだろうな。行徳からは遠いな。行徳にはないよなぁ」
まどろみ眠りに落ちんとした瞬間。

「あーーーっ!」

気付けばこぶしを握りしめて立ち上がっていた。
「あるじゃないかぁっ!」

野鳥観察舎1行徳野鳥観察舎。あそこで鳥たちの世話をさせてもらえないだろうか。

県から「耐震性に問題あり」「利用者の大半が市内在住者」ということで閉館となり、宙ぶらりんになっている。が、野鳥観察だけでなく教育施設として教育予算をつけて復活という道が開ける。一石二鳥。大興奮してパソコンを立ち上げる。


野鳥観察舎2でもこれ、子供たちみんなうらやましがって、不登校児が増えちゃうかな?

いつの間にかすっかり朝でした。