12月11日(日)は、風に立つライオン将棋教室を行いました。
9名が参加してくれました。

希望の塾にも興味を持ってくれてありがとうね。
「毎日やってるんですか?」という質問がありました。

小池百合子都知事やゲストの講師の講義を聞きに行くのは月に一度だけです。
塾生の仲間たちと、「どういう制度にしたら地域がよくなるだろう?」という勉強や意見交換は、インターネットで毎日毎晩、ものすごい量を行っています。

先日12月10日の講義では、名古屋から河村たかし市長が来ました。見たことある?
すいません、写真がうまく撮れませんでした。

河村たかし市長


いじめ・不登校対策ですが、名古屋では「子ども応援委員会」というのをつくっているそうです。
調べたら林修先生が解説している2分半の動画がありました。これを見てもらった方が早いですね。市内すべての中学校にこれが置かれています。たぶん、それぞれの校区の小学校を管轄する形になっているんだと思います。



予算どりがタイヘンだったそうです。でも、市長が強いリーダーシップを発揮すれば、予算をとってこういったことが出来るんですね。

講義の後の塾生たちとの議論は、カウンセラーやスクールアドバイザーといった人たちの資質について。現在名古屋では一般公募で臨時職員さんを採用しているんですが、果たしてそれで充実できるかどうか。
アメリカではスクールカウンセラーやアドバイザー専門のコースがあるくらいなんだそうです。心理学とかちゃんと勉強するし、その子の能力に合わせて、どこをがんばったらいいのか、どんな道があるのか、様々な知識を持ってひとりひとりにアドバイスできる人たち。

不登校児の受け皿として自治体ががんばってフリースクールのような施設を設置している例が全国でいくつかあるのですが、どうも職員さんが公務員的だというような声があり、う〜んと。せっかく予算とって制度を整えても、結局最後には人なんですよね。どんな人がやってくれるのか。

「それを言うなら学校の教員全体が・・・」なんて声も聞こえてきそう。ちょっと先生たちのことを庇うんですが、いま学校の先生って、膨大な規則に縛られているんですね。いろんな事件が起きるたびに学校の責任が問われて、注意しなければならないことがどんどん膨れ上がってしまった。まともに取り組むと頭がおかしくなるんじゃないかってくらい。こりゃもう、疲れちゃいます。

話を戻して子供の相手をする人の養成ですが、どうすればいいですかね。市川市なら国府台にある千葉商科大学と相談して人間社会学部でやってもらう? どうだろう。



あるいは幕張の県立保健医療大学と相談して、保健師さん(学校の保健室の先生)に心理学を勉強してもらうか? 保健の先生がカウンセラーできたらすごくない? ちょっと色々押し付けすぎだろうか。