当初ツイッターアカウントを設けたときに、「将棋教室の関係者が教室のスケジュールや将棋関連記事だけを見やすいように整理します」という目的とお伝えしました。ツイッターというよりは、「Hara Blogの将棋カテゴリー」という位置づけで。
このところ、ややツイッターらしい使い方が混ざってしまっています(笑)。「ツイッターまで見づらくなった」という方には申し訳ございません。
例えば戦国武将が囲碁や将棋を奨励したということからしても、将棋の考え方を学んでいる人間が、世の中で起きていることをどう見るか、どうすべきと思うかということについてWEB上に載せるということは、やって然るべきという考えが強くなりました。
一方、プロ棋士の先生方はそのようなことはしません。勝負や普及に専念するのが務めであるということもあるでしょうし、また、大きな要素はスポンサー様の存在でしょう。様々の思想の大手の新聞社様すべてにお世話になり棋戦が存在していますので。うかつに政治的発言をしてしまい、それがある新聞社様にとり不都合なことである場合、問題になってしまいます。
従い、アマチュアこそがどんどん発信すべき。これは新聞社にとっても決して悪いことではありません。現場の新聞記者たちは「こう書きたいんだけど、書けない」というストレスを抱えて記事を書いており、その情報を基にさまざまの見方や意見を述べる語り部が存在することは、彼らが出来ないことを代替しているという点においても有意義です。
例えば、豊洲新市場の談合疑惑(そっちいくか・笑)。
テレビと大手新聞は、相変わらず盛り土問題をグルグルやっていて、談合疑惑には切り込めない。理由はこれも、スポンサー様の存在でしょう。そうそうたる大手ゼネコンが並んでいて、皆さま広告を出してくださる新聞社やテレビ局にとり大切なお客様ですから、うかつに刃を向けるなんて出来ない。
元商社マンにお任せください(笑)。はい、解説しましょう
(推測に基づいてです。あらかじめ、念のため)。
結論から言うと、よほどヘマでもしてなければ談合の証拠なんか出てこないと思います。
豊洲新市場の設計を、都の職員さんはやりません。設計事務所に外注しているはずです。調べたところ、日建設計のようですね。業界1位の大手です。
で、日建設計だけですべての建築物を設計なんてことはありません。ゼネコンさんたちの協力を得ながら、作りこんでいっているはずです。色々な案が出され、また都から降りてくる専門家会議や技術会議の意見ほか都の考えなど踏まえつつ、よいものを選びながら集約していったことでしょう。
「談合」も何も、みんなでプロジェクト初期から入札まで一緒に作業したんですよ。都と設計事務所とゼネコンで。
大きなプロジェクトなので、タイヘンに労力を要する仕事だったはずです。みなさん、何度も現場に足を運び知恵を絞って夜遅くまで図面を引いたことでしょう。完全競争入札だと、どこかのチーム(J/V)がハズされる事態もあり得る。そんなこと出来ないというのが、関わった者たちからすれば人情ってもの。もし仕事とれなかったら、それまでの苦労は何だったんですか?建築士たちはタダ働きですか?
どの市場にどのJ/Vのプランが色濃く採用されているか、みんな解っている。それぞれが、その入札に出ればいいじゃないですか。「談合=お話合い」なんてしなくても、そういう雰囲気になりますよね。
「どうされます?」
「ウチは、この入札だけで」
「じゃ、ウチもこっちだけで」
というような会話はあったかもしれませんが、証拠なんか出てこないでしょう。
さらに、ここに3.11以降の復興需要と東京五輪決定による資材価格と人件費の高騰が加わった。当初の予算ではとうてい、東北から資材や職人さんたちをブン取って来れない。「入札不調」作戦による予算の上乗せがなされた。抜け駆けするところが出ないよう押さえの確認はしたかもしれませんが、これも証拠はないでしょう。
よほどうかつなメモとか録音とかメールとかない限りは、証明はできないと思います。
「そんなの、談合なんかしなくても自然とそうなるよ。一回目は予算が合わずどこも出ようにも出られなかったんだし、二回目はそれぞれが一番得意なところに絞って札を入れただけだよ。入札書類つくるのもタイヘンだからね」
で、おしまい。
都職員のゼネコンへの天下りとか、建設会社と議員とのつながりとか、色々と出てくるかもしれませんが、普通にやってれば法に触れるほどのことはしてないでしょうね。みなさん、自分が生きるためにやっていること。退職後も仕事がしたいでしょうし、議員さんたちも、欲しいのは賄賂なんかより影響力でしょう。選挙で少しでも有利になるよう。
しかし、誰か責任者を見つけて裁かなければ意味がないということではなく、その図式自体をしっかり見つめて、これでいいのかと問い直すことが必要です。
この図式を2020年まで引っ張るのか。「復興五輪」なんて、大ウソだったのではないか。東京というバケモノが、東北の復興を阻んでいる。何気なく暮らし東京五輪を楽しみにしているだけの一般庶民にすぎない自分自身も、そのバケモノの一部ではないかと。
豊洲新市場談合疑惑の全貌を明らかにしてゆくことにより、事件性がないとしても、コンパクト五輪への世論喚起ができると思います。それは、必要なことです。
このところ、ややツイッターらしい使い方が混ざってしまっています(笑)。「ツイッターまで見づらくなった」という方には申し訳ございません。
例えば戦国武将が囲碁や将棋を奨励したということからしても、将棋の考え方を学んでいる人間が、世の中で起きていることをどう見るか、どうすべきと思うかということについてWEB上に載せるということは、やって然るべきという考えが強くなりました。
一方、プロ棋士の先生方はそのようなことはしません。勝負や普及に専念するのが務めであるということもあるでしょうし、また、大きな要素はスポンサー様の存在でしょう。様々の思想の大手の新聞社様すべてにお世話になり棋戦が存在していますので。うかつに政治的発言をしてしまい、それがある新聞社様にとり不都合なことである場合、問題になってしまいます。
従い、アマチュアこそがどんどん発信すべき。これは新聞社にとっても決して悪いことではありません。現場の新聞記者たちは「こう書きたいんだけど、書けない」というストレスを抱えて記事を書いており、その情報を基にさまざまの見方や意見を述べる語り部が存在することは、彼らが出来ないことを代替しているという点においても有意義です。
例えば、豊洲新市場の談合疑惑(そっちいくか・笑)。
テレビと大手新聞は、相変わらず盛り土問題をグルグルやっていて、談合疑惑には切り込めない。理由はこれも、スポンサー様の存在でしょう。そうそうたる大手ゼネコンが並んでいて、皆さま広告を出してくださる新聞社やテレビ局にとり大切なお客様ですから、うかつに刃を向けるなんて出来ない。
元商社マンにお任せください(笑)。はい、解説しましょう
(推測に基づいてです。あらかじめ、念のため)。
結論から言うと、よほどヘマでもしてなければ談合の証拠なんか出てこないと思います。
豊洲新市場の設計を、都の職員さんはやりません。設計事務所に外注しているはずです。調べたところ、日建設計のようですね。業界1位の大手です。
で、日建設計だけですべての建築物を設計なんてことはありません。ゼネコンさんたちの協力を得ながら、作りこんでいっているはずです。色々な案が出され、また都から降りてくる専門家会議や技術会議の意見ほか都の考えなど踏まえつつ、よいものを選びながら集約していったことでしょう。
「談合」も何も、みんなでプロジェクト初期から入札まで一緒に作業したんですよ。都と設計事務所とゼネコンで。
大きなプロジェクトなので、タイヘンに労力を要する仕事だったはずです。みなさん、何度も現場に足を運び知恵を絞って夜遅くまで図面を引いたことでしょう。完全競争入札だと、どこかのチーム(J/V)がハズされる事態もあり得る。そんなこと出来ないというのが、関わった者たちからすれば人情ってもの。もし仕事とれなかったら、それまでの苦労は何だったんですか?建築士たちはタダ働きですか?
どの市場にどのJ/Vのプランが色濃く採用されているか、みんな解っている。それぞれが、その入札に出ればいいじゃないですか。「談合=お話合い」なんてしなくても、そういう雰囲気になりますよね。
「どうされます?」
「ウチは、この入札だけで」
「じゃ、ウチもこっちだけで」
というような会話はあったかもしれませんが、証拠なんか出てこないでしょう。
さらに、ここに3.11以降の復興需要と東京五輪決定による資材価格と人件費の高騰が加わった。当初の予算ではとうてい、東北から資材や職人さんたちをブン取って来れない。「入札不調」作戦による予算の上乗せがなされた。抜け駆けするところが出ないよう押さえの確認はしたかもしれませんが、これも証拠はないでしょう。
よほどうかつなメモとか録音とかメールとかない限りは、証明はできないと思います。
「そんなの、談合なんかしなくても自然とそうなるよ。一回目は予算が合わずどこも出ようにも出られなかったんだし、二回目はそれぞれが一番得意なところに絞って札を入れただけだよ。入札書類つくるのもタイヘンだからね」
で、おしまい。
都職員のゼネコンへの天下りとか、建設会社と議員とのつながりとか、色々と出てくるかもしれませんが、普通にやってれば法に触れるほどのことはしてないでしょうね。みなさん、自分が生きるためにやっていること。退職後も仕事がしたいでしょうし、議員さんたちも、欲しいのは賄賂なんかより影響力でしょう。選挙で少しでも有利になるよう。
しかし、誰か責任者を見つけて裁かなければ意味がないということではなく、その図式自体をしっかり見つめて、これでいいのかと問い直すことが必要です。
この図式を2020年まで引っ張るのか。「復興五輪」なんて、大ウソだったのではないか。東京というバケモノが、東北の復興を阻んでいる。何気なく暮らし東京五輪を楽しみにしているだけの一般庶民にすぎない自分自身も、そのバケモノの一部ではないかと。
豊洲新市場談合疑惑の全貌を明らかにしてゆくことにより、事件性がないとしても、コンパクト五輪への世論喚起ができると思います。それは、必要なことです。