エルドアン大統領が危険な賭けに出ていますね。

さっきからブログ記事を書いては消ししていたのだが、勢力図がややこし過ぎて面倒になった。
まぁ要するに、クーデター事件に焦ったエルドアン大統領が権力安定をはかるため、シリア北部のクルド勢力を緩和しようと、やんちゃをやってアメリカやロシアほか関係国に駄々をこねている格好。「オレが安全なように地域をまとめてくれ〜」と。

トルコ、トルコ内クルド、シリア政府、シリア反政府軍、IS、シリア内クルド、イラン、サウジ、ロシア、アメリカ、アメリカ以外の有志連合・・・

バイデン米副大統領がトルコを訪問しており、どうやらユーフラテス西側へのクルドの拡大を抑制する点は飲んだようですね。クルドがおとなしく引き下がるかは別として。
重要なのはロシアの出方。今現在、ロシアからの何らかの態度表明のニュースは拾えていません。注目されます。