今日の読売新聞朝刊の将棋欄の観戦記に中座真七段のエピソードが紹介されていたのですが、これが笑っていいものかどうか・・・

昨年の成績が振るわなかったところ、父親の仕事の中身がわかり始めた娘さんに、
「パパ、崖っぷちだね」
と言われて驚いたと。
「よい意味で心に突き刺さりました」とのことで、今年は見事に竜王戦で4組優勝されました。

いやぁ、娘から「パパ、崖っぷちだね」はキツいですねぇ。嫁さんなら「黙っとれっ!」とでも言うかもしれないけど、娘だとぐうの音も出ない気がする(笑)。

話は変わって、下図は先日の小学生女子名人戦のGSGの戦いから類似局面。自玉は崖っぷち。詰まさないと勝ちがないという状況で、果たして・・・

11手詰






▲7二竜△同玉▲6一銀△8二玉▲7一角成△9二玉▲8二金△9三玉▲8一金(または7二金)△9二玉▲8二馬まで、11手詰め。

実は本譜は後手の9四の歩が9五まで伸びていたので上記の順は成立せず。あと一歩だったけど、残念でした。