先々週号の週刊将棋に掲載されていた「上海将棋便り」を興味深く読みました。

多くの学校が将棋を取り入れてくれて学校関係者や父兄の評判もよいのだけれど、派遣する将棋講師の数が不足しているとのこと。将棋講師だけでは生活が出来るだけの収入がないので年金生活や結婚退職した先生が務めてくれているのだけれど、そういった境遇でそれなりの棋力の人というのがなかなか居ないのだとか。

これ、JICAと交渉して海外青年協力隊に「将棋講師」を入れてもらったらどうですかね。せっかく日本文化を学校教育にまで取り入れてやりたいという国があるのですから。
しかも話題の中国ですよ。安保法制なんかでムチャクチャやるより、人的交流で日本への理解を深めてもらうほうが安全保障上も実質的に効果が大きいと思う。

ただ、上海は大都市なので協力隊での派遣はムリでしょうね。同じ中国でも、もっと地方でないと。交換留学で将棋の強い学生さんを送るとか、何か方法あればいいですね。