安保法制について意見を述べている文化人たちの中にミュージシャン・シンガーが少ないのが昭和世代としては残念。
まぁ、自身を取り巻くビジネスとそれで生活している人々に配慮すれば滅多なことは言えない訳ですが。
そんな中、さすが我らが熱苦しいオヤジ、泉谷しげるさん怒ってます。ブログ記事こちら。
この世代のアーティストは生活や商売上の都合は後回しですから(笑)。語るべきことを語るために存在しているのであって、それが出来ない存在になってしまってはすべて無意味。
「国旗はためく下に」は古い歌ですね〜。スゴイのを出してきてくれたと拍手喝采!
いつのだっけと調べたら1973年。40年以上前なんだ。でも確かに現在の状況にピッタリきます。
『日増しに君は顔が変わり 頬はこけ 足取り重く
口グセに吐く言葉は 疲れた疲れた まだうら若いのに
地図から見れば我が国は 見劣りするくらい小さく
望みはせこく 人一倍 自信を持つほどに 飲むほどに 』
「反戦歌」ではない。社会の閉塞感へのイラ立ちを表現した歌。
戦後から’70年頃にかけて、朝鮮戦争特需やベトナム戦争特需によって日本は復興し成長を遂げたけれど、どうにも煮え切らない中途半端な価値の中に人々は立っていた。
『貧しき者は美しく思われ 富あるものは卑しく
ユメを語るは禁じられて ただただ割り切れと
小さいものの無い物ねだり たまに手にする札束切らし
ハタをかかげて他国へとび 恥の上塗りこの上なし
国旗はためく下に集まれ 融通の利かぬ自由に乾杯 』
理想を求め生きることに価値を見だせない。小金を使ってカッコつけてみたがる連中も、いかにも小者でみっともない。
『いくさに負けるは信じがたく いくさを仕掛けるはうまく
いくさの前はなるべく避けて いくさが国の栄えとなる
国旗はためく下に集まれ 融通の利かぬ自由に乾杯 』
他国の戦争に恩恵を受けた経済的繁栄。
そして時代は流れ今やそのビジネスモデルは行き詰まり、「いくさの前はなるべく避けて」が通用しなくなったと一方的に制度変更が実行されようとしている。
フジロックでの泉谷さんの演奏は、終了したんですね。このイライラをロックナンバーにのせて、1万人の観衆を前にブッ放してくれたようです。アブないオヤジ、健在。
まぁ、自身を取り巻くビジネスとそれで生活している人々に配慮すれば滅多なことは言えない訳ですが。
そんな中、さすが我らが熱苦しいオヤジ、泉谷しげるさん怒ってます。ブログ記事こちら。
この世代のアーティストは生活や商売上の都合は後回しですから(笑)。語るべきことを語るために存在しているのであって、それが出来ない存在になってしまってはすべて無意味。
「国旗はためく下に」は古い歌ですね〜。スゴイのを出してきてくれたと拍手喝采!
いつのだっけと調べたら1973年。40年以上前なんだ。でも確かに現在の状況にピッタリきます。
『日増しに君は顔が変わり 頬はこけ 足取り重く
口グセに吐く言葉は 疲れた疲れた まだうら若いのに
地図から見れば我が国は 見劣りするくらい小さく
望みはせこく 人一倍 自信を持つほどに 飲むほどに 』
「反戦歌」ではない。社会の閉塞感へのイラ立ちを表現した歌。
戦後から’70年頃にかけて、朝鮮戦争特需やベトナム戦争特需によって日本は復興し成長を遂げたけれど、どうにも煮え切らない中途半端な価値の中に人々は立っていた。
『貧しき者は美しく思われ 富あるものは卑しく
ユメを語るは禁じられて ただただ割り切れと
小さいものの無い物ねだり たまに手にする札束切らし
ハタをかかげて他国へとび 恥の上塗りこの上なし
国旗はためく下に集まれ 融通の利かぬ自由に乾杯 』
理想を求め生きることに価値を見だせない。小金を使ってカッコつけてみたがる連中も、いかにも小者でみっともない。
『いくさに負けるは信じがたく いくさを仕掛けるはうまく
いくさの前はなるべく避けて いくさが国の栄えとなる
国旗はためく下に集まれ 融通の利かぬ自由に乾杯 』
他国の戦争に恩恵を受けた経済的繁栄。
そして時代は流れ今やそのビジネスモデルは行き詰まり、「いくさの前はなるべく避けて」が通用しなくなったと一方的に制度変更が実行されようとしている。
フジロックでの泉谷さんの演奏は、終了したんですね。このイライラをロックナンバーにのせて、1万人の観衆を前にブッ放してくれたようです。アブないオヤジ、健在。