今週印象に残ったのは、女子サッカーなでしこジャパンのキャプテン宮間選手のインタビュー。4年前W杯優勝後、海外からのオファーを断り日本に居続けた。
「女子サッカーブームを、文化として根付かせたい」

小学生将棋の世界も、ひとつひとつの大会が、そうだなぁと思います。

小学生名人戦や倉敷杯は、もう立派な文化ですね。あこがれのプロ棋士たちが通った道と同じ場所に立ってみたい、立たせてみたいと多くの親子が思うことでしょう。勝てる勝てないに関係なく。

一方、日本将棋連盟が「イチバン力を入れている(故米長邦雄前会長)」とする文科杯がなかなか、苦労の時期なのでしょう。
出来た当初は目新しさに加え、「3人なら、何がおこるかわからない。普段弱い子がヒーローになるチャンスがある」がキャッチフレーズで、がんばって出てみようという熱気がありました。が、兄弟で2人有段者みたいなチームがけっこうあるということがわかってきて、「この大会はムリしなくていいや」というのが共通認識になってしまいつつある。何か別の魅力を見つけてプロモーションしたいところ。

「上はどう考えてんのかね?」
とボヤきたくなるところですが(今週はこればっか・笑)、誰もわからないでしょう。わからないときは、末端の普及員としては、出来る範囲で出来ることやるしかないですね(笑)。

はい、ひたすらお願いです。1つの学校で3人集めて、団体戦に出ましょう! いっしょに学校の代表として戦うことでお友達どうしの絆も深まり、楽しいですよ。