このところちょっとブログ更新が緩慢になりスイマセン。
ハイ、自分の将棋やってます(汗)。年末年始にかけて調子を上げていたのですがこのところ、これでもかというくらいにダメになり、七転八倒してました。

かといえば一転、昨夜はマイセン例会。今回は武田鉄也さんの「贈る言葉」について語りました。

最近週刊誌で知ったのですが、この歌ってもとは失恋ソングなんですね。高校生のときに付き合っていた女の子にフラれてつくった曲だそうです。今ではすっかり、金八先生が卒業してゆく生徒たちを送る歌として定着していますが。

別れを切り出されて、鉄也さんはイヤダと追いすがったそうです。そのエピソードと歌詞の関係が、申し訳ないですが面白い。

きっとこんなカンジでしょうね。

「最後は涙をこらえて笑うんが、男やなかと?」
・・・『悲しみこらえて 微笑むよりも 涙かれるまで 泣くほうがいい』

「一生好きやなんて、そんなん、信じれんワ」
・・・『信じられぬと 嘆くよりも 人を信じて 傷つくほうがいい』

「こうなってしもたなら、ワカッタって見送ってくれるんが優しさやなかとね?」
・・・『求めないで優しさなんか 臆病者の言い訳だから』

同じ九州ですので、その風景が目に浮かぶようです(笑)。暮れなずむ町の、光と影の中。
去ってゆく女の子が最後に残した言葉を想い起こして、死に物狂いでそれに返す言葉を詰め込んだ歌なのでしょう。

メメしい男の最後の捨て台詞だったんですね。
『これから始まる 暮らしの中で
 だれかがあなたを 愛するでしょう
 だけど私ほどあなたの事を
 深く愛したヤツはいない  』

もうとどかない、贈る言葉。