改めて、アパガード杯女子アマ団体戦。
当日の朝受付で配布されたプログラムに「パフォーマンスタイム」と時間の設定までいただいていたのを見て驚きました。昼食の時間、ハンバーガーをほおばりながらメンバーと保護者一同で感動を共にしました。

ウクレレ&鍵ハ実は今回は、パフォーマンスを演る予定はなかったんです。妙典祭りで大きなステージをやりましたので、舞台はこれで一区切りしよう、女子アマ団体戦は将棋で勝負しにゆこうとメンバーにメールも出してありました。

過ぎたるは及ばざるがごとしかな、というのが気になったこともあります。昨年は目新しさがウケて許容されたかもしれないけれど、将棋の場にこういうのは不謹慎と感じる人も一定数いるはずですから。

コーラス隊ことの発端は10月26日に行われたキッズ団体戦。
「今年は何かやらないの?って、LPSAの人に言われました。何かやらないんですか?」
大会の数日後に、出場したGSG3の子からそう言われてしまった(笑)。それって、期待されている風だった?それとも単に聞かれただけ? どっちなのかワカラナイ。

カホンそして11月2日妙典祭りの日、舞台終了後にケーキとジュースでささやかなお疲れさま会を行ったのですが、打ち上げもつかの間、女子アマ団体戦のパフォーマンスをどうするかのミーティングとなりました。やるかやらないかから始まり、かなり紛糾しましたが、最終的にはエレキテルのネタコピーでコントということに決定。

そこからがまたタイヘンだった。
これまでの合唱や合奏は「さんハイ」とみんなで一緒にやるものでしたが、芝居ってセリフの瞬間、ひとりぼっちなんですよね。言葉が出てこない。

考えてみれば当然です。たくさんの人の前でしっかり話ができることすら大したものですが、お芝居のセリフとしての言葉を、しかもコントですので人から笑いものになるようなことを敢えて大きな声で、可笑しなイントネーションで発声しなくてはいけない。ものすごい勇気が必要。

演るからには楽しんでもらえるレベルにしようと、時間をとって公民館に集まり、繰り返し練習しました。みんなよくがんばって、小学生にしてはまずまず立派なお芝居になったと思います。

2014女子アマ団体戦GSGコント


最後に、女子アマ団体戦検索等ではじめて当ブログを見ていただいた方のため。
当ブログで折に触れ記事にしているテーマなのですが、女の子の場合「将棋そのものの魅力」だけで長く続けてくれる子は男の子に比べて少ないのが実情です。どちらかといえば「将棋そのもの」より「将棋クラブのお友だちと一緒に何かするのが楽しい」と思ってくれるようなコミュニティーをつくってゆくほうがよいのではないかと考え、実践しているところです。ご理解いただけましたらたいへんありがたいです。

(写真提供:はるみパパ)