9月6日(土)午前、行徳将棋クラブ第2和室にて行徳将棋クラブ活動。

七中1名、南行徳小1名、新浜小5名、南新浜小2名、塩焼小3名、幸小2名、北部小1名、富美浜小2名、新井小1名、東小1名、葛飾小2名、稔台小1名、下鎌田東小3名、未就学3名、計25名。


勝又清和六段がお越しになり、講座を行ってくださいました。

勝又清和六段講座


モニター配置行徳公民館のプロジェクターが古いものでケーブルのピンが合わず事前に試行錯誤していたのですが、TVモニターに映すということに。

上手くいってよかったです。


今日のテーマは、「相手の王様を見るより、王様の逃げ場を見る」でした。とてもありがたかったです。
せっかく上手く攻めて勝っているのに、するすると王様に逃げられてつかまえられなくなってしまうことはとても多いですよね。勝てるようになるための大きなポイントです。
サッカーをやっている子はコーチから似たようなことを言われませんか?「ボールばかり見るな。人を見ろ」・・・つまり、ボールが次にどこに動くかを考えたほうが効果的なプレーが出来るというのは、将棋も似ていると思います。

王様が次にどこへ逃げるかを確認します。そして、そこへ逃がさないための動きが出来る駒、さらに次には、逃げられたとしても次の王手が出来る駒、と順番に絞り込んでゆきます。

考え方


連続王手で詰ますことができずに逃がしてしまう場合はムリして王手せず、逃げてゆく方向に予め待ち駒をするという必死問題まで、とても解りやすく解説してくださいました。

最後に勝敗を分けるこういった考え方ができるかどうかというのは普通は多分に「センスのあるなし」に寄るものですが、その感覚的な部分を「こう考えていけばわかる」と具体的に説明する方法は、私も勉強になりました。そして、この部分が苦手で「いい線いってるのに最後は負けちゃう」子にとって、素晴らしいプレゼントでした。

勝又先生、有意義な講座をどうもありがとうございました!