先日ちょこっと有段陣に話をしたのですが、自分はどこが強いか弱いかを理解して、強いところが生きるような将棋にしたほうが勝てる可能性が高まります。
知っている相手と対局する場合にはなおさらのこと、自分が相手に対抗できるのはどこなのか。
例えば、攻め将棋で終盤がおっそろしく強い相手に対してすぐに終盤になるような戦形で挑むのは分が悪い。じっとガマンできる忍耐力なら自分が上だと思うなら、長引く将棋にしてジワジワと相手をじらし、暴発してきたら丁寧にとがめて徐々に優勢を拡大するようにしたほうが勝ちやすいはずです。
(子供さんが読んでもらってもいいように、敢えてやさしく解説)
紀元前の昔、中国に孫子(そんし)というすぐれた戦術家がいました。その考え方をまとめた「孫子の兵法」という本は今でも世界中で、政治家や会社の経営者、軍人やスポーツマンなど、勝負事にたずさわる多くの人々に愛読されています。
その中に、このような有名な記述があります。
「彼を知り己を知れば百戦殆(あやう)からず。彼を知らずして己を知れば、一勝一負す。彼を知らず己を知らざれば、戦う毎に必ず殆(あやう)し」
(相手を知り自分を知るならば百戦しても負けることはない。自分のことは理解しているが相手のことがわからなければ勝ったり負けたりである。相手のことも自分のことも理解していないなら戦うたびに必ず負ける)
相手のことより、「自分のイイところはどこなんだろう?」ってほうが難しいよね。
ぜひ幽体離脱した気分になって(笑)、自分を外から見て考えてほしいと思います。
知っている相手と対局する場合にはなおさらのこと、自分が相手に対抗できるのはどこなのか。
例えば、攻め将棋で終盤がおっそろしく強い相手に対してすぐに終盤になるような戦形で挑むのは分が悪い。じっとガマンできる忍耐力なら自分が上だと思うなら、長引く将棋にしてジワジワと相手をじらし、暴発してきたら丁寧にとがめて徐々に優勢を拡大するようにしたほうが勝ちやすいはずです。
(子供さんが読んでもらってもいいように、敢えてやさしく解説)
紀元前の昔、中国に孫子(そんし)というすぐれた戦術家がいました。その考え方をまとめた「孫子の兵法」という本は今でも世界中で、政治家や会社の経営者、軍人やスポーツマンなど、勝負事にたずさわる多くの人々に愛読されています。
その中に、このような有名な記述があります。
「彼を知り己を知れば百戦殆(あやう)からず。彼を知らずして己を知れば、一勝一負す。彼を知らず己を知らざれば、戦う毎に必ず殆(あやう)し」
(相手を知り自分を知るならば百戦しても負けることはない。自分のことは理解しているが相手のことがわからなければ勝ったり負けたりである。相手のことも自分のことも理解していないなら戦うたびに必ず負ける)
相手のことより、「自分のイイところはどこなんだろう?」ってほうが難しいよね。
ぜひ幽体離脱した気分になって(笑)、自分を外から見て考えてほしいと思います。