GSCの特に高学年の上位選手たち、みなさん勉強熱心でオールラウンダーですね。ちょっとここらで、序盤戦術を考えてみてください。
例えばゴキゲン中飛車を使い有段者クラスで勝っていこうとする有力選手なら、これくらいの分量の書籍は目を通して主な変化は頭に入っているはずです。
これでもけっこう抜けているのがあります。
ノーマル振り飛車はもっと多いかもしれない。例えば四間飛車なら、藤井猛九段の「四間飛車の急所」1〜4巻と相振りの備えで「相振り飛車を指しこなす本」1〜4巻、それに棋譜並べ用に「必勝四間飛車」の急戦編・持久戦編と「相振り飛車の正体」。ざっと11冊はおすすめしたいところです。
同じ四間飛車でも穴熊をやってしまうと、また同じくらいの分量が別に必要になります。
居飛車はさらににタイヘンです。
有段者クラスでは完成度と経験値の高い戦法を使わないと勝てませんが、ひとつの戦法だけでも相当にやることがあります。毎日好きなだけ将棋ができる環境ならよいのですが、そうでないならば、いったんは序盤戦術についてはなるべく絞り込んで指してその戦法の経験値を上げてゆくことをおすすめします。
「教室や道場で同じ戦法ばかり使い続けると手が読まれる」という事情があるかもしれませんが、読まれてもさらにその奥深く対策を積み重ね、グイグイ深く掘り下げていくのがよいです。
「ひゃ〜、ひとつもムリ。本を読んでお家で勉強なんてできない」
という子は、それでもよいです。その場合は、現在流行している戦法や小学生の大会でよく使われる戦法を避けて(定跡を勉強している子にかなわないので)作戦を立てましょう。相談してください。一緒に考えましょう。
例えばゴキゲン中飛車を使い有段者クラスで勝っていこうとする有力選手なら、これくらいの分量の書籍は目を通して主な変化は頭に入っているはずです。
これでもけっこう抜けているのがあります。
ノーマル振り飛車はもっと多いかもしれない。例えば四間飛車なら、藤井猛九段の「四間飛車の急所」1〜4巻と相振りの備えで「相振り飛車を指しこなす本」1〜4巻、それに棋譜並べ用に「必勝四間飛車」の急戦編・持久戦編と「相振り飛車の正体」。ざっと11冊はおすすめしたいところです。
同じ四間飛車でも穴熊をやってしまうと、また同じくらいの分量が別に必要になります。
居飛車はさらににタイヘンです。
有段者クラスでは完成度と経験値の高い戦法を使わないと勝てませんが、ひとつの戦法だけでも相当にやることがあります。毎日好きなだけ将棋ができる環境ならよいのですが、そうでないならば、いったんは序盤戦術についてはなるべく絞り込んで指してその戦法の経験値を上げてゆくことをおすすめします。
「教室や道場で同じ戦法ばかり使い続けると手が読まれる」という事情があるかもしれませんが、読まれてもさらにその奥深く対策を積み重ね、グイグイ深く掘り下げていくのがよいです。
「ひゃ〜、ひとつもムリ。本を読んでお家で勉強なんてできない」
という子は、それでもよいです。その場合は、現在流行している戦法や小学生の大会でよく使われる戦法を避けて(定跡を勉強している子にかなわないので)作戦を立てましょう。相談してください。一緒に考えましょう。