6月30日(日)は、東京・千葉にて小学生倉敷王将戦でした。
各会場の行徳将棋クラブの子供さんたちの活躍です。
東京都大会
浦野雅都くん(4年)が高学年の部、浦野恵都くん(2年)が低学年の部に出場。2勝通過2敗失格形式の予選。二人ともそれぞれ高学年、低学年の部で見事、予選突破!
さすが我らがビッグマウス、有言実行の男たち(笑)。
東京都はかなり力を入れて将棋に取り組んでいる子の参加が大半で、多くが有段者らしいので、そんな中、実力を発揮してよくがんばってくれました。決勝Tはさすがにキビしかったようですが、午後の勝ち抜き戦では二人とも立派に勝ちこし、商品をゲットしたとのこと。
昨年は予選落ちでしたので、一歩、駒を進めました。いや、失礼。雅都くんは昨年は低学年だったので、三歩くらいは進めましたか(笑)。よし、これからもデカい夢を見ようぜ!
千葉県大会
低学年代表戦
2ブロックに別れリーグ戦を行い、それぞれの上位二人による4名で2つの代表枠を競う形式。そのひとつのブロックが、混戦で大変なことになりました。何と、全勝者が居なくなり、4勝1敗の子が1位はよいのですが、3勝2敗が三人並んでしまった。その中に、西田光輝くん(3年)が居ました。再度その三人で、初手から秒読みの早指しでの総当たり戦。1勝1敗でもう一歩でした。惜しかった。でも、感動したっ! 素晴らしいファイトを見せてくれました。
実は直前まで代表選に出るという考えはなかったようなのですが、大躍進を実感してくれた日ではなかったでしょうか。勇気あるチャレンジを称えたいです!
高学年代表戦
4名が参加。現在は主に柏道場で勉強している岸野伊吹くん(5年)が2勝して決勝Tへ進んでくれました。待ち時間に、お父様と二人で指して時間を過ごしている姿が印象的です。震災時には、浦安のかなり地盤・建物の被害の大きかった地区にお住まいでした。その後ご家族も伊吹くんもさまざまのご苦労があったことでしょうが、ずっと将棋を続けている姿に心打たれます。少し髪を短くして、たくましく見えました(笑)。いっそう力強く成長してゆくことと思います。これからも楽しみです。
Aクラス
高橋聖矢くん(6年)、優勝!
改めて紹介する必要のないくらいの当ブログの常連キャラで(笑)、もう何度も入賞しているイメージを与えているかと思いますが、意外にも県連主催の個人戦では嬉しい初入賞・・・4戦全勝の優勝でした。小学生最後の年に、良い思い出ができたことでしょう。このところ、負けた将棋については自分なりにちゃんと対策を考えてくるようになりました。荒削りだったのが、キレイに磨かれてゆくことでしょう。新浜小はクラブでもいっそう大所帯になりつつありますので、後輩たちから尊敬される良い先輩であってほしいと思います。
また、先日浦安大会でご紹介した川本大喜くん(5年)が3勝1敗でしたが、惜しくもスイス式得点で入賞ならずでした。悔しかったことでしょうが、神様が順番にご褒美をくれていると思って、次へ向けてがんばってほしいです。
実は川本くんと杉山和輝くん(5年)のクラブ内対決大熱戦の好局がありました。どちらにも決定的なミスらしい手がないまま長い中盤の末、終盤は入玉模様のタイヘンな将棋に。直後にはどちらにも何もアドバイスできなかった。帰宅後に棋書を引っ張り出しバサバサとめくって検討。ドンピシャリの解説はナイのですが、考え方として応用できる部分があったので、次の教室で共に語ろう。
B・Cクラス
入賞者はありませんでしたが、みなさんよくがんばってくれました。写真に撮った星取表を改めて眺めているのですが、2敗とか3敗してしまった子も、上位入賞者にたて続けにアタってしまったというケースが多かったようですね。ちゃんと見ていますので、大丈夫ですよー(笑)。
保護者の方にお願いなのですが、どのような結果であっても、まずは「よくがんばったね」とほめてあげてほしいです。子供さん皆さんにそれぞれの性格(による棋風)とその時に抱えている課題、そしてその日の運があり、今日の結果となっています。出来れば保護者の方々とゆっくりそういった話もしたいと思っていたのですが、今日はバタバタしてしまいました。
もちろん、勝つほうが楽しいのですが、より向上するにはどうしたらよいのかを考えてゆく過程を、楽しんでいただけるようになればいいなと思います。特に保護者の皆さんには、勝ち星にならなかったとしても、歩みは進んでいるのだということをどうにかして知ってほしいと願っています。
最後に、今日Aクラスに出場した上條航くん(5年)が、実戦詰み局面を作ってきてくれたのでご紹介します。
手のひらほどもない小さなメモ用紙に、盤から手書きで、細かくとても綺麗に書かれていて、あまりに素晴らしいので実物をご覧いただきたいと思い、スキャンしました。この緻密さは、どうでしょう!
各会場の行徳将棋クラブの子供さんたちの活躍です。
東京都大会
浦野雅都くん(4年)が高学年の部、浦野恵都くん(2年)が低学年の部に出場。2勝通過2敗失格形式の予選。二人ともそれぞれ高学年、低学年の部で見事、予選突破!
さすが我らがビッグマウス、有言実行の男たち(笑)。
東京都はかなり力を入れて将棋に取り組んでいる子の参加が大半で、多くが有段者らしいので、そんな中、実力を発揮してよくがんばってくれました。決勝Tはさすがにキビしかったようですが、午後の勝ち抜き戦では二人とも立派に勝ちこし、商品をゲットしたとのこと。
昨年は予選落ちでしたので、一歩、駒を進めました。いや、失礼。雅都くんは昨年は低学年だったので、三歩くらいは進めましたか(笑)。よし、これからもデカい夢を見ようぜ!
千葉県大会
低学年代表戦
2ブロックに別れリーグ戦を行い、それぞれの上位二人による4名で2つの代表枠を競う形式。そのひとつのブロックが、混戦で大変なことになりました。何と、全勝者が居なくなり、4勝1敗の子が1位はよいのですが、3勝2敗が三人並んでしまった。その中に、西田光輝くん(3年)が居ました。再度その三人で、初手から秒読みの早指しでの総当たり戦。1勝1敗でもう一歩でした。惜しかった。でも、感動したっ! 素晴らしいファイトを見せてくれました。
実は直前まで代表選に出るという考えはなかったようなのですが、大躍進を実感してくれた日ではなかったでしょうか。勇気あるチャレンジを称えたいです!
高学年代表戦
4名が参加。現在は主に柏道場で勉強している岸野伊吹くん(5年)が2勝して決勝Tへ進んでくれました。待ち時間に、お父様と二人で指して時間を過ごしている姿が印象的です。震災時には、浦安のかなり地盤・建物の被害の大きかった地区にお住まいでした。その後ご家族も伊吹くんもさまざまのご苦労があったことでしょうが、ずっと将棋を続けている姿に心打たれます。少し髪を短くして、たくましく見えました(笑)。いっそう力強く成長してゆくことと思います。これからも楽しみです。
Aクラス
高橋聖矢くん(6年)、優勝!
改めて紹介する必要のないくらいの当ブログの常連キャラで(笑)、もう何度も入賞しているイメージを与えているかと思いますが、意外にも県連主催の個人戦では嬉しい初入賞・・・4戦全勝の優勝でした。小学生最後の年に、良い思い出ができたことでしょう。このところ、負けた将棋については自分なりにちゃんと対策を考えてくるようになりました。荒削りだったのが、キレイに磨かれてゆくことでしょう。新浜小はクラブでもいっそう大所帯になりつつありますので、後輩たちから尊敬される良い先輩であってほしいと思います。
また、先日浦安大会でご紹介した川本大喜くん(5年)が3勝1敗でしたが、惜しくもスイス式得点で入賞ならずでした。悔しかったことでしょうが、神様が順番にご褒美をくれていると思って、次へ向けてがんばってほしいです。
実は川本くんと杉山和輝くん(5年)のクラブ内対決大熱戦の好局がありました。どちらにも決定的なミスらしい手がないまま長い中盤の末、終盤は入玉模様のタイヘンな将棋に。直後にはどちらにも何もアドバイスできなかった。帰宅後に棋書を引っ張り出しバサバサとめくって検討。ドンピシャリの解説はナイのですが、考え方として応用できる部分があったので、次の教室で共に語ろう。
B・Cクラス
入賞者はありませんでしたが、みなさんよくがんばってくれました。写真に撮った星取表を改めて眺めているのですが、2敗とか3敗してしまった子も、上位入賞者にたて続けにアタってしまったというケースが多かったようですね。ちゃんと見ていますので、大丈夫ですよー(笑)。
保護者の方にお願いなのですが、どのような結果であっても、まずは「よくがんばったね」とほめてあげてほしいです。子供さん皆さんにそれぞれの性格(による棋風)とその時に抱えている課題、そしてその日の運があり、今日の結果となっています。出来れば保護者の方々とゆっくりそういった話もしたいと思っていたのですが、今日はバタバタしてしまいました。
もちろん、勝つほうが楽しいのですが、より向上するにはどうしたらよいのかを考えてゆく過程を、楽しんでいただけるようになればいいなと思います。特に保護者の皆さんには、勝ち星にならなかったとしても、歩みは進んでいるのだということをどうにかして知ってほしいと願っています。
最後に、今日Aクラスに出場した上條航くん(5年)が、実戦詰み局面を作ってきてくれたのでご紹介します。
手のひらほどもない小さなメモ用紙に、盤から手書きで、細かくとても綺麗に書かれていて、あまりに素晴らしいので実物をご覧いただきたいと思い、スキャンしました。この緻密さは、どうでしょう!