NHK杯将棋トーナメント、三浦八段−郷田棋王戦は矢倉戦でした。居飛車党の矢倉の子たちは勉強になったことと思います。
教室では、中級までの子はとにかく矢倉に組んで棒銀で攻めてゆくパターンですが、上級グループは特に後手番の指し方を試行錯誤しているところ。まずは、深くわからなくてよいので、「へぇ〜、こんな指し方があるんだ」くらいの感じで、いっぱいプロ棋士の将棋を見るとよいですね。
NHK杯の棋譜はこちらサイトにあります。今日の棋譜も近々アップされると思います。色々見てみましょう。
大和証券杯、2局とも実施されホッとしました(笑)。
石橋女流四段−中村女流二段戦は、相振り飛車でした。オーソドックスな序盤で、最近教室でも課題になっている戦形でしたので、とてもありがたかったです。相振りを選択してくださった後手盤の石橋四段に感謝。
棋譜はこちら。振り飛車の子は、飯島七段の解説を読みながら勉強してみてください。37手目▲8六歩では、飯島七段が示した▲9七香からのスズメ刺しのほうが、子供のみなさんにはわかりやすいかもしれません。似た形になったら試してみましょう。
先日の投稿で「最近プロ棋戦では角道をとめる振り飛車が減った」ことに触れましたが、先手番の中村真梨花二段はこれを指し続けている数少ない棋士のひとりです。振り飛車党の子は注目しておくとよいと思います。
里見四冠−中井六段戦も、教室で大注目の戦形。今日はラッキーデーです(笑)。ゴキゲン中飛車vs超速。棋譜はこちら。
菅井ノートを勉強している子は、24手目里見四冠の△6四歩で「うん!」と思いましたね(笑)。はい、242ページ参照。先手▲6五歩の位取りが有力なので、これを拒否します。
そこからの中井六段の銀冠の指し回しが、教科書には載っていない。さすがプロ。△6四歩を突かせ△6三金型になったことで、対振り穴熊銀冠の経験値が高い中井六段の力が生きる展開となりました。が、里見四冠の追い込みもスゴかった。どっちなのかワカラナイ、白熱の終盤でした。
今の子供さんたち、うらやましいです。私の子供の時代は、新聞の将棋欄とNHK杯だけが(しかもビデオなんてないし)頼りでした(笑)。ビデオもネットも当たり前のように使える時代。たくさん楽しんで、勉強してくださいね。
教室では、中級までの子はとにかく矢倉に組んで棒銀で攻めてゆくパターンですが、上級グループは特に後手番の指し方を試行錯誤しているところ。まずは、深くわからなくてよいので、「へぇ〜、こんな指し方があるんだ」くらいの感じで、いっぱいプロ棋士の将棋を見るとよいですね。
NHK杯の棋譜はこちらサイトにあります。今日の棋譜も近々アップされると思います。色々見てみましょう。
大和証券杯、2局とも実施されホッとしました(笑)。
石橋女流四段−中村女流二段戦は、相振り飛車でした。オーソドックスな序盤で、最近教室でも課題になっている戦形でしたので、とてもありがたかったです。相振りを選択してくださった後手盤の石橋四段に感謝。
棋譜はこちら。振り飛車の子は、飯島七段の解説を読みながら勉強してみてください。37手目▲8六歩では、飯島七段が示した▲9七香からのスズメ刺しのほうが、子供のみなさんにはわかりやすいかもしれません。似た形になったら試してみましょう。
先日の投稿で「最近プロ棋戦では角道をとめる振り飛車が減った」ことに触れましたが、先手番の中村真梨花二段はこれを指し続けている数少ない棋士のひとりです。振り飛車党の子は注目しておくとよいと思います。
里見四冠−中井六段戦も、教室で大注目の戦形。今日はラッキーデーです(笑)。ゴキゲン中飛車vs超速。棋譜はこちら。
菅井ノートを勉強している子は、24手目里見四冠の△6四歩で「うん!」と思いましたね(笑)。はい、242ページ参照。先手▲6五歩の位取りが有力なので、これを拒否します。
そこからの中井六段の銀冠の指し回しが、教科書には載っていない。さすがプロ。△6四歩を突かせ△6三金型になったことで、対振り穴熊銀冠の経験値が高い中井六段の力が生きる展開となりました。が、里見四冠の追い込みもスゴかった。どっちなのかワカラナイ、白熱の終盤でした。
今の子供さんたち、うらやましいです。私の子供の時代は、新聞の将棋欄とNHK杯だけが(しかもビデオなんてないし)頼りでした(笑)。ビデオもネットも当たり前のように使える時代。たくさん楽しんで、勉強してくださいね。