4級以上の子のために・・・
教室での対局を見ていて、最近よくあるケース。
矢倉の早囲いをマスターして、要領よく先手先手で攻めて快勝している子が居ます。
ずいぶん勝ったでしょうから、もう、そろそろいいよね(笑)。他の子にも教えてあげましょう。
矢倉戦では、特に級位者の対局では、攻めの主導権を握れるかどうかが勝敗を分ける大きなポイントとなります。
つまり、一手でも早く戦闘態勢を整えることが出来た方が、その後有利に進めることができる。
下図は、先手が▲6七金と上がったところ。
上の図から先手は、▲7九角〜▲6八玉〜▲7八玉〜▲8八玉〜▲7八金と進めます。通常の囲い方に比べ、▲6八角の1手を省略出来ますので、1手早く囲いを完成させ戦闘態勢が整います。
後手番の子がもし素直に普通の組み方で矢倉をつくってしまうと、立ち遅れてしまいます。よく見るのは、8四とか9五あたりに棒銀で出て行った後手の銀がポツ〜ンと取り残されたまま終局しているパターン。これ、将棋が弱いから負けているワケではありません。序盤で知らず知らずハンデを背負ってしまっているだけ。
上図局面、先手が▲6七金と早囲いを見せてきたら、ハッタリでかまいませんので△7四歩と突いてください。
△7四歩を見たら先手は、ちゃんと勉強している子なら、
「ぬぬっ、おぬし、デキるな」
と、早囲いをあきらめ、▲7八金から普通の組み方にするハズです。
勉強していない子はそれでも早囲いにクルかもしれません。その場合は、後手は△6四歩〜△7三桂から急戦を狙います。教室でやりましょう。
上級グループ以上は、藤井流(早囲いを見せつつ、飛車先を突くなどして相手に手を指させ急戦を仕掛けにくくさせる)も押さえるべし。やることたくさんあるね〜。ふぅ〜。
5級以下の子は、上記無視してください。気にしないでいいです。しっかり矢倉に囲って戦いましょう。必ずチャンスが来ます。毎日詰将棋を解いて、勝ちを見逃さないよう練習しましょう。
教室での対局を見ていて、最近よくあるケース。
矢倉の早囲いをマスターして、要領よく先手先手で攻めて快勝している子が居ます。
ずいぶん勝ったでしょうから、もう、そろそろいいよね(笑)。他の子にも教えてあげましょう。
矢倉戦では、特に級位者の対局では、攻めの主導権を握れるかどうかが勝敗を分ける大きなポイントとなります。
つまり、一手でも早く戦闘態勢を整えることが出来た方が、その後有利に進めることができる。
下図は、先手が▲6七金と上がったところ。
上の図から先手は、▲7九角〜▲6八玉〜▲7八玉〜▲8八玉〜▲7八金と進めます。通常の囲い方に比べ、▲6八角の1手を省略出来ますので、1手早く囲いを完成させ戦闘態勢が整います。
後手番の子がもし素直に普通の組み方で矢倉をつくってしまうと、立ち遅れてしまいます。よく見るのは、8四とか9五あたりに棒銀で出て行った後手の銀がポツ〜ンと取り残されたまま終局しているパターン。これ、将棋が弱いから負けているワケではありません。序盤で知らず知らずハンデを背負ってしまっているだけ。
上図局面、先手が▲6七金と早囲いを見せてきたら、ハッタリでかまいませんので△7四歩と突いてください。
△7四歩を見たら先手は、ちゃんと勉強している子なら、
「ぬぬっ、おぬし、デキるな」
と、早囲いをあきらめ、▲7八金から普通の組み方にするハズです。
勉強していない子はそれでも早囲いにクルかもしれません。その場合は、後手は△6四歩〜△7三桂から急戦を狙います。教室でやりましょう。
上級グループ以上は、藤井流(早囲いを見せつつ、飛車先を突くなどして相手に手を指させ急戦を仕掛けにくくさせる)も押さえるべし。やることたくさんあるね〜。ふぅ〜。
5級以下の子は、上記無視してください。気にしないでいいです。しっかり矢倉に囲って戦いましょう。必ずチャンスが来ます。毎日詰将棋を解いて、勝ちを見逃さないよう練習しましょう。