皆様、豆まきはされましたか?(笑)
さて、2月3日(日)は、小学生名人戦東京23区予選・千葉県予選でした。
今日も各グループ、嬉しいこと悲しいこと様々ありました。
私にとってありがたいことは、最近は多数の保護者の方々が会場に足を運んでくださるようになり、子供さんたちのドラマを共有できることです。皆様のご協力に、深く感謝申し上げます。
不本意な結果だった子のほうが多いことでしょうが、そこをグッと辛抱して、今日の成績上位者に拍手を送りましょう。
東京23区予選:
Aクラスに2名が出場(兄弟)。いずれも低学年。
保護者の方よりご報告をいただきました。4勝1敗と、3勝2敗。表彰まで、あと一歩だったとのことでした。でも、高学年の強い子に混じって、よくがんばりました。本人たちも、手ごたえを得ることができてよい一日だったようです。
東京都は参加クラスが千葉に比べて大くくりで人数も多く(Aクラス参加者が80人もあったとのこと)、表彰されるのは容易ではないのですが、大会をよいトレーニングの場ととらえて、ステップアップできるとよいですね。今日は有意義な時間を過ごせて、とてもよかったと思います。
千葉県予選:
名人戦クラス
矢部智也くん(市川市立南新浜小5年)が、予選〜1勝1敗戦を勝ち抜き決勝トーナメントへ。決勝Tでも初戦を勝ち、見事ベスト8の好成績を収めてくれました。何年か前の行徳将棋クラブの状況を考えると、代表クラスの8強は夢のようです。他の子たちの希望を切り拓いてくれています。本当にありがとう。
恐らく他教室の子にとっては、「情報がない、ワカラナイ子」だったと思いますが、もぅ、マークされてくることでしょう。これから厳しい戦いになると思います。いっそう力強く、歩みを進めてほしいです。
ところで、矢部くんの準々決勝の相手が準優勝の低学年の子だったのですが、関係者の間で話題沸騰。ニュースター誕生ですね。千葉の将棋界もまた一段と面白くなりそう。
また、行徳関連では、しょうくんが貫録の予選2勝通過で、さすが! 決勝Tの初戦で運悪く優勝した子とあたってしまったようですが、やはり安定した底力があります。どっかで何かやってくれるのではと期待させてくれました。
Aクラス
包國遥太(かねくにようた)くん(浦安市立明海小5年)が、4勝1敗で準優勝に輝きました。
昨年のフルル杯では高学年Bクラスで4勝1敗だったのですが、得点計算で入賞ならず悔しい思いをしました。辛抱して稽古を続けたかいあって、今回、結果に運もついてきました。おめでとう。
勉強方法は、本で独学することと、囲碁・将棋チャンネルをよく見るとのことです。他の子にもぜひ参考にしてほしいです。強い人の将棋を見るのが好きな子は、強くなる!
さぁ、入賞しちゃったから、倉敷杯では代表クラスに出ないとイケナイ。稽古もギアチェンジですね。がんばりましょう。
また、スイス式得点計算で残念ながら4位でしたが、いつも詰将棋を作ってきてくれる高橋聖矢くん(市川市立新浜小5年)も4勝1敗でした。安定して実力を発揮してくれています。実は今年は、高橋くん率いる新浜小のメンバーが充実していて、文科杯団体戦が楽しみです。
Bクラス
西田光希くん(船橋市立葛飾小2年)が、4勝1敗で準優勝に輝きました。
昨年のフルル杯では低学年Bクラスで4勝1敗だったのですが、得点計算で入賞ならず帰り際の悔しそうな表情が印象的でした。今回は、運にも恵まれましたね。おめでとう。
得意戦法をつくって磨きをかけるということを課題に、ここのところ一生懸命取り組んでいました。実は、使いこなすのが難しい戦法で、「う〜ん、名人戦に合うかなぁ」と正直心配だったのですが、自分でも本を買って勉強していたようです。ちゃんと仕上げてきました。立派でした。
さぁ、次からは出場ランクをひとつ上げて、がんばっていきましょう!
スイス式得点計算で残念ながら5位になってしまったのですが、後閑義尚(ごかんよしなお)くん(松戸市立稔台小2年)も、4勝1敗でした。昨年までは、とにかく色んな戦法を手広く試してみるというスタイルでやっていましたが、今年から戦法を絞り込んで精度を上げ、勝率も安定してきました。今日は運がなく悔しかったことでしょうが、乗り越えてくれることを願っています。
Cクラス
根本祐くん(松戸市立常盤平第3小4年)が、5勝1敗で準優勝に輝きました。
昨年後半から柏教室に通っていて、テーブルマーク(JT)杯がデビュー戦だったとのこと。1〜2か月前から、行徳将棋クラブへも来てくれるようになりました。柏で昨年末13級、今9級とのことで、現在どんどん昇級していっているところ。今回Cクラスでしたが、既に実力は十分です。攻守のバランス感覚がよく、粘り強い棋風。今日も素晴らしい対局がありました。ゆらゆらとした中段玉の周りにに金銀を打ちつけてマネージしながら攻守が入れ替わるチャンスを待った名局でした。強くなります。これからにとても期待しています。
そしてそして・・・ GSGニューヒロイン誕生です。
清野花来(せいのから)ちゃん(年長さん女の子)が5勝1敗で3位に輝きました!
伸び盛りでどんどん強くなっていまして、すごいパンチ力があります。私の印象としては、Dr.スランプのアラレちゃん的なキャラ。まだ手将棋なのですが、攻め出すと止まらんです。
実は2日(土)の教室の際、お父さんが「エントリーはしてるんですが、出るかどうかまだ迷っているところです」と言っていたので、「いやぁ、これなら活躍すると思いますよ」とお答えしたのですが、さすがに入賞するとまでは私も予測できませんでした。
背景には、昨年から未就学の子の保護者の皆様が、よく子供さんたちを連れてきてくださったことがあると思います。楽しいコミュニティーのような形になっていて、良い雰囲気の中でバチバチ練習できたのがよかった。他の子にもきっと順番が巡ってきますので、希望を持って楽しく続けてゆきましょう。
入賞しなかった子たちにも、皆さん、とても良い場面がありました。子供さんたちの大健闘に、誰よりも私が驚いていることでしょう。がんばってくれて、本当にありがとうございます。
テーブルマーク杯でも思ったのですが、「みんな、いったいどこまでいくつもりなんだい?」という気持ちです。
古くてスイマセン。ザ・ブロードサイド・フォーの「若者たち」が心に流れています:
『君の行く道は 果てしなく遠い だのになぜ 歯をくいしばり 君は行くのか そんなにしてまで』
さて、2月3日(日)は、小学生名人戦東京23区予選・千葉県予選でした。
今日も各グループ、嬉しいこと悲しいこと様々ありました。
私にとってありがたいことは、最近は多数の保護者の方々が会場に足を運んでくださるようになり、子供さんたちのドラマを共有できることです。皆様のご協力に、深く感謝申し上げます。
不本意な結果だった子のほうが多いことでしょうが、そこをグッと辛抱して、今日の成績上位者に拍手を送りましょう。
東京23区予選:
Aクラスに2名が出場(兄弟)。いずれも低学年。
保護者の方よりご報告をいただきました。4勝1敗と、3勝2敗。表彰まで、あと一歩だったとのことでした。でも、高学年の強い子に混じって、よくがんばりました。本人たちも、手ごたえを得ることができてよい一日だったようです。
東京都は参加クラスが千葉に比べて大くくりで人数も多く(Aクラス参加者が80人もあったとのこと)、表彰されるのは容易ではないのですが、大会をよいトレーニングの場ととらえて、ステップアップできるとよいですね。今日は有意義な時間を過ごせて、とてもよかったと思います。
千葉県予選:
名人戦クラス
矢部智也くん(市川市立南新浜小5年)が、予選〜1勝1敗戦を勝ち抜き決勝トーナメントへ。決勝Tでも初戦を勝ち、見事ベスト8の好成績を収めてくれました。何年か前の行徳将棋クラブの状況を考えると、代表クラスの8強は夢のようです。他の子たちの希望を切り拓いてくれています。本当にありがとう。
恐らく他教室の子にとっては、「情報がない、ワカラナイ子」だったと思いますが、もぅ、マークされてくることでしょう。これから厳しい戦いになると思います。いっそう力強く、歩みを進めてほしいです。
ところで、矢部くんの準々決勝の相手が準優勝の低学年の子だったのですが、関係者の間で話題沸騰。ニュースター誕生ですね。千葉の将棋界もまた一段と面白くなりそう。
また、行徳関連では、しょうくんが貫録の予選2勝通過で、さすが! 決勝Tの初戦で運悪く優勝した子とあたってしまったようですが、やはり安定した底力があります。どっかで何かやってくれるのではと期待させてくれました。
Aクラス
包國遥太(かねくにようた)くん(浦安市立明海小5年)が、4勝1敗で準優勝に輝きました。
昨年のフルル杯では高学年Bクラスで4勝1敗だったのですが、得点計算で入賞ならず悔しい思いをしました。辛抱して稽古を続けたかいあって、今回、結果に運もついてきました。おめでとう。
勉強方法は、本で独学することと、囲碁・将棋チャンネルをよく見るとのことです。他の子にもぜひ参考にしてほしいです。強い人の将棋を見るのが好きな子は、強くなる!
さぁ、入賞しちゃったから、倉敷杯では代表クラスに出ないとイケナイ。稽古もギアチェンジですね。がんばりましょう。
また、スイス式得点計算で残念ながら4位でしたが、いつも詰将棋を作ってきてくれる高橋聖矢くん(市川市立新浜小5年)も4勝1敗でした。安定して実力を発揮してくれています。実は今年は、高橋くん率いる新浜小のメンバーが充実していて、文科杯団体戦が楽しみです。
Bクラス
西田光希くん(船橋市立葛飾小2年)が、4勝1敗で準優勝に輝きました。
昨年のフルル杯では低学年Bクラスで4勝1敗だったのですが、得点計算で入賞ならず帰り際の悔しそうな表情が印象的でした。今回は、運にも恵まれましたね。おめでとう。
得意戦法をつくって磨きをかけるということを課題に、ここのところ一生懸命取り組んでいました。実は、使いこなすのが難しい戦法で、「う〜ん、名人戦に合うかなぁ」と正直心配だったのですが、自分でも本を買って勉強していたようです。ちゃんと仕上げてきました。立派でした。
さぁ、次からは出場ランクをひとつ上げて、がんばっていきましょう!
スイス式得点計算で残念ながら5位になってしまったのですが、後閑義尚(ごかんよしなお)くん(松戸市立稔台小2年)も、4勝1敗でした。昨年までは、とにかく色んな戦法を手広く試してみるというスタイルでやっていましたが、今年から戦法を絞り込んで精度を上げ、勝率も安定してきました。今日は運がなく悔しかったことでしょうが、乗り越えてくれることを願っています。
Cクラス
根本祐くん(松戸市立常盤平第3小4年)が、5勝1敗で準優勝に輝きました。
昨年後半から柏教室に通っていて、テーブルマーク(JT)杯がデビュー戦だったとのこと。1〜2か月前から、行徳将棋クラブへも来てくれるようになりました。柏で昨年末13級、今9級とのことで、現在どんどん昇級していっているところ。今回Cクラスでしたが、既に実力は十分です。攻守のバランス感覚がよく、粘り強い棋風。今日も素晴らしい対局がありました。ゆらゆらとした中段玉の周りにに金銀を打ちつけてマネージしながら攻守が入れ替わるチャンスを待った名局でした。強くなります。これからにとても期待しています。
そしてそして・・・ GSGニューヒロイン誕生です。
清野花来(せいのから)ちゃん(年長さん女の子)が5勝1敗で3位に輝きました!
伸び盛りでどんどん強くなっていまして、すごいパンチ力があります。私の印象としては、Dr.スランプのアラレちゃん的なキャラ。まだ手将棋なのですが、攻め出すと止まらんです。
実は2日(土)の教室の際、お父さんが「エントリーはしてるんですが、出るかどうかまだ迷っているところです」と言っていたので、「いやぁ、これなら活躍すると思いますよ」とお答えしたのですが、さすがに入賞するとまでは私も予測できませんでした。
背景には、昨年から未就学の子の保護者の皆様が、よく子供さんたちを連れてきてくださったことがあると思います。楽しいコミュニティーのような形になっていて、良い雰囲気の中でバチバチ練習できたのがよかった。他の子にもきっと順番が巡ってきますので、希望を持って楽しく続けてゆきましょう。
入賞しなかった子たちにも、皆さん、とても良い場面がありました。子供さんたちの大健闘に、誰よりも私が驚いていることでしょう。がんばってくれて、本当にありがとうございます。
テーブルマーク杯でも思ったのですが、「みんな、いったいどこまでいくつもりなんだい?」という気持ちです。
古くてスイマセン。ザ・ブロードサイド・フォーの「若者たち」が心に流れています:
『君の行く道は 果てしなく遠い だのになぜ 歯をくいしばり 君は行くのか そんなにしてまで』