11月17日(土)午前、七中ブロックコミュニティークラブさん主催の「囲碁・将棋・オセロ教室」に参加しました。

今日は、事情により早めに終了する必要があったため、初戦から秒読みにしました。慌ただしく、スイマセンでしたね。本当は、よく考えて指して欲しいと思います。


下図(図1)は、GSG−5の女の子(先手表示)と上級の強い男の子(後手表示)の対局から。とても良い内容でした。

(図1)
七中1

本譜はここから、先手が7七の飛車を上手く使えずに受け一方の展開になってしまいました。

「使いづらい飛車よりは、自由に使える角のほうがイイ!」と思えるようになったら、戦い方がワンランクアップします。
図1では、▲7九飛と角を取っちゃいましょう。△同とに▲7七角と打って、これで勝負!(図2)
(有段者的には別の視点があるかもしれませんが、小学生の級位者なら、これがワカリヤスイと思います)

(図2)
七中1−2


話は脇道にそれますが・・・

私が子供の頃、学校に、あからさまに男子に厳しく女子にはやさしい男の先生が居ました。男子の間にはもちろん、「なんだよありゃ〜」的なムードが漂っていました。

ある時、その先生が生徒たちを前に言いました。
「先生が、女子にやさしくて男子に厳しいと言う子たちが居る」
なんだ、わかってるんじゃないか。それで? と誰もが思った次の瞬間、
「アタリマエじゃないかぁっ!」
と、大声で一喝。全員ブッ飛んだという・・・以後、しょうがねぇそこが基準だと、男子たちもそういうスタンスになりました。

前置きが長くなりスイマセン。次の一手問題。
上記(図2)から、△8九飛成▲1一角成△2二銀▲1二馬に△9九竜と進んだと仮定して、下図(図3)。次に△1一香と打たれると馬が死んでしましますが、ここで先手にイイ手があります。

(図3)
七中1−3

はい、▲6六角で先手勝ちっ!
後手の男の子、怒らないでね(汗)。