日本将棋連盟のHPでも紹介されているのですが、10月26日号の週刊ポスト誌でかなりの誌面を割いて将棋の特集がされています。
ポストは行徳駅そばの喫茶マイセンに置いてありまして、たまたま目にして驚きました。一般誌でこんなに大きくとり上げてくれるというのは、将棋界としてはありがたいことです。
「棋史に残る死闘7番勝負」がメインなのですが、個人的には、末尾に掲載されていた島朗九段のインタビュー「羽生世代 最強の秘密」を興味深く読みました。
「羽生世代」は、島研のメンバーであった森内名人、羽生三冠、佐藤王将を主にさすのだと思いますが、島九段曰く、彼らの強さの秘密はストイックさであるとのこと。
(ストイック・・・自分の決めた通りにきびしく自分自身をコントロールしてゆくさま)
素晴らしい洞察と感じた箇所を、幾つかメモしてきました。
・ 人間、ストイックさというのは、いつか崩れてゆくものだと思っていましたが、(羽生世代は)全然崩れない。
・ 努力すること自体はそんな特筆すべきことではない。目標があって自分の力が伸びていれば、努力なんて何てことはない。でも成果が出ないときこそ、人間挫(くじ)けていく。
・ 個人でも組織でも、崩れていくのは内側からじゃないですか。勝負事は自滅していくことがほとんどですよね。
う〜ん、挫けてばかりの私は身にしみて感じます(笑)。そうです、そうです。
勉強したらしただけ、どんどん勝てるようになるなら、時間を忘れて勉強に没頭できる。努力しているなんて感じない。楽しくて仕方がない。
問題は、一生懸命がんばっているつもりでも、勝てないとき。
「あーあ、どうしたら勝てるのかなぁ」
なんてグチグチ言って、稽古しなくなる。
どんなに勝ちに見放されても、自分が決めた稽古を、感情に流されずにコツコツ続けられること。
ここが大事。楽しかろうが苦しかろうが、面白かろうがつまんなかろうが、調子よかろうがドップリ落ち込んでいようが、どんな気持ち・いかなる状況のときでも、決めたことを淡々とやり続ける。これが長期的な強さの秘密。
とってもいい特集だなぁと思いまして、高学年以上の子などにはぜひおすすめなのですが、すぐ後のページがヌードグラビアへと続いてしまいまして、ちょっとキビしいですねぇ。残念。
ポストは行徳駅そばの喫茶マイセンに置いてありまして、たまたま目にして驚きました。一般誌でこんなに大きくとり上げてくれるというのは、将棋界としてはありがたいことです。
「棋史に残る死闘7番勝負」がメインなのですが、個人的には、末尾に掲載されていた島朗九段のインタビュー「羽生世代 最強の秘密」を興味深く読みました。
「羽生世代」は、島研のメンバーであった森内名人、羽生三冠、佐藤王将を主にさすのだと思いますが、島九段曰く、彼らの強さの秘密はストイックさであるとのこと。
(ストイック・・・自分の決めた通りにきびしく自分自身をコントロールしてゆくさま)
素晴らしい洞察と感じた箇所を、幾つかメモしてきました。
・ 人間、ストイックさというのは、いつか崩れてゆくものだと思っていましたが、(羽生世代は)全然崩れない。
・ 努力すること自体はそんな特筆すべきことではない。目標があって自分の力が伸びていれば、努力なんて何てことはない。でも成果が出ないときこそ、人間挫(くじ)けていく。
・ 個人でも組織でも、崩れていくのは内側からじゃないですか。勝負事は自滅していくことがほとんどですよね。
う〜ん、挫けてばかりの私は身にしみて感じます(笑)。そうです、そうです。
勉強したらしただけ、どんどん勝てるようになるなら、時間を忘れて勉強に没頭できる。努力しているなんて感じない。楽しくて仕方がない。
問題は、一生懸命がんばっているつもりでも、勝てないとき。
「あーあ、どうしたら勝てるのかなぁ」
なんてグチグチ言って、稽古しなくなる。
どんなに勝ちに見放されても、自分が決めた稽古を、感情に流されずにコツコツ続けられること。
ここが大事。楽しかろうが苦しかろうが、面白かろうがつまんなかろうが、調子よかろうがドップリ落ち込んでいようが、どんな気持ち・いかなる状況のときでも、決めたことを淡々とやり続ける。これが長期的な強さの秘密。
とってもいい特集だなぁと思いまして、高学年以上の子などにはぜひおすすめなのですが、すぐ後のページがヌードグラビアへと続いてしまいまして、ちょっとキビしいですねぇ。残念。