先日ご紹介した岩手高校将棋部のドキュメンタリー、かなり狭い範囲でしか放送されていなかったのですね。とても残念です。どのような形でか、全国の方々が見ることが出来るようになることを願います。

当方のダビングですが、地デジ録画で10枚しかDVDに出来ないこともあり、教室の子供たちはじめ私が日常会う範囲の方に配るにとどめさせてください。拍手コメント欄からご希望もいただいたのですが、大変申し訳ございません。

ダビングしながら、結構何度も繰り返し見てしまいました。その度に気付くことや考えさせられることがあります。
例えば、ハイライトシーンのひとつとして2010年の高総文祭が登場します。高総文祭2010は私の故郷である宮崎で開催されたのですが、実はこの年、宮崎県には「口蹄疫」で激震が走っていました。番組の中では一切触れられていないのですが、岩手は酪農県ですから、「そんな土地へ大勢の学生を行かせてよいのか?」という議論が、県内であったのではないかと想像します。その期間だけ切り取っただけでも、ゆうにドキュメンタリーがひとつ出来てしまうくらいのエピソードが埋まっているかもしれない、そんなことを思ったりもします。

学生将棋は映像向きかもしれませんね。時間が短いので、スピード感があってド迫力です。スポーツのように、ルールが解らない人にも「うぁっ、何かスゴィ」と思わせる魅力がありそうです。