インターネットエクスプローラを立ち上げて出てくるページをYahoo Japanに設定しているのですが、「おっ!」と、ある記事に目が留まりました。林葉直子さんの棋戦復帰のニュース

過去の記述について、どうなのかなぁ?と思う点があり、記事のリンクは示しませんが、出来事としては喜ばしいことで、明るい気持ちになりました。日本女子プロ将棋協会と棋戦スポンサーの日本レストランシステム(株)に賞賛の拍手を送りたいと思います。

私自身は、将棋も実業家としての実力もなく、「週一の公民館教室だけやらせていただきます」など言っている、小さい人間です。
もし原が、多少危ない橋を渡ってでも何でも事業で稼いで、行徳の子供たちが毎日でも将棋を指せるような施設をドーンとここに建てたとしたら、原の裏の顔がどんなであれ、やはり地域のためにはよいことだと思うのですが。残念ながらそうではありません(笑)。裏も表もなく、とにかく小さい(爆笑)。

そういった意味で、同じ年齢の林葉直子さんという人物を、「スゴイな」という目で見ています。ある事情が元で棋戦に参加できなくなった後、これからは将棋界を経済的な面からも支えてゆける人間になりたいということで、起業したと聞いています。お金が必要ということもあり、その頃に出版社や芸能関係者から持ちかけられた話の幾つかに乗ってしまい、別のストーリーやキャラが作られていった・・・そして、それが将棋界への復帰を益々難しくした・・・というのが、私の理解です。

女流棋士としての将棋の実力も、夢の大きさも、そしてそれ故の失敗の大きさも、全てにおいてスケールがケタ外れだったのでしょう。しかし、それだけのエネルギーをもった人には、ぜひ将棋界に居て欲しい。将棋界にひとつ、明るいニュースだと思いました。