行政刷新会議「事業仕訳け」の評価結果により、将棋界は極めて困難な新たな局面を迎えている・・・と考えます。
新聞社はじめ民間スポンサーからの支援が厳しくなる中、新たなる財源を求めて、さらには「公益法人」としての性格をアピールすべく、期待したプロジェクト・・・伝統文化こども(親子)教室。
このブログでも過去に述べています通り、私自身は公金の使い方としては異論ありの立場でした。
が、それはさておき、日本将棋連盟が描いた青写真は、公益法人として国から事業委託を受け、全国に棋士・女流棋士を派遣し伝統文化の普及を行う。このスキームを今後いっそうアピールし、拡大したい。それによって棋士・女流棋士の収入のベースを確保する、ということであったと理解しています。
それがこの度、政府により否定された。白紙に戻った訳です。公益認定はとれない、経営は益々苦しくなるといった状況が、すぐ目の前に現実としてある。棋士・女流棋士の職業性はいっそう不安定なものになります。
しかし、将棋界は断じて、政府の評価結果に文句をつけるべきではない。国が行うべき事業ではないという結論を、厳粛に受け止めるべきです。
将棋に打ち込むことによってどのような道が開けるのか、今とは違う、新しい夢の形を子供たちに示してあげなければならない。その時がきていると考えます。
新聞社はじめ民間スポンサーからの支援が厳しくなる中、新たなる財源を求めて、さらには「公益法人」としての性格をアピールすべく、期待したプロジェクト・・・伝統文化こども(親子)教室。
このブログでも過去に述べています通り、私自身は公金の使い方としては異論ありの立場でした。
が、それはさておき、日本将棋連盟が描いた青写真は、公益法人として国から事業委託を受け、全国に棋士・女流棋士を派遣し伝統文化の普及を行う。このスキームを今後いっそうアピールし、拡大したい。それによって棋士・女流棋士の収入のベースを確保する、ということであったと理解しています。
それがこの度、政府により否定された。白紙に戻った訳です。公益認定はとれない、経営は益々苦しくなるといった状況が、すぐ目の前に現実としてある。棋士・女流棋士の職業性はいっそう不安定なものになります。
しかし、将棋界は断じて、政府の評価結果に文句をつけるべきではない。国が行うべき事業ではないという結論を、厳粛に受け止めるべきです。
将棋に打ち込むことによってどのような道が開けるのか、今とは違う、新しい夢の形を子供たちに示してあげなければならない。その時がきていると考えます。