妙典SATYワーナーマイカル映画館のレイトショーで、沈まぬ太陽を見て来ました。

グサッと幾つもの矢を心に突き刺さされた。

御巣鷹山の墜落現場や遺体安置所のシーンが最初のほうで登場するのですが、生々しくって見ていられないほど。

会社に関する部分も、もう痛くて痛くて。私も若い頃、某国に出張に行った際、目の前で所長さんが気が違ったようにわめいておかしくなってしまったことがありました。怖かった。そうなっていく過程も、リアル。思い出してしまった。
ほかにも、会社による組合幹部の抱きこみやら、会社で筋を通せば家庭がおかしくなることやら、何もかも、リアル。

これ、もちろん意図したわけではないでしょうが、タイミング的に、JALはたまらんのではないでしょうかね?

この映画については、もちろん監督さん役者さんスタッフさん、皆さん素晴らしいのですが、作品を映画化するのに各方面の交渉・調整に奔走された方々に最大限の賞賛を送りたいです。不屈の精神でないと、ぜったい映像化できない内容だと思います。

ぐったり。寝ます。