Hara Blog

千葉県市川市の行徳で弾き語り活動を行っている、フォークシンガー原の日記です。公認将棋指導員として、子供たちの将棋の話題なども。

コメント欄の運用について。様々な経緯から、次のようにさせていただいています： ブログ主およびコメント投稿者含め、互いの意見に対する反論や、ネガティブなニュアンスを感じさせるとブログ主が判断したものは、削除します。続く人はブロックし、解除しません。また、コメントへの返信はしません。日常は発信に専念するために、相互のやり取りはYouTubeライブチャットに限定させていただいています。何卒ご了承ください。

2025年05月

2025年05月31日08:18

6月1日(日)ライブ　前線各エリア戦局図

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6月1日(日)ライブで使用する前線各エリアの戦局図を、事前に掲載します。
ライブではこの図面をベースに、拡大図や画像などを織り交ぜて解説してゆきます。

全体図
全体図３


０．ハリコフ北部
ハリコフ0519


１．クピャンスク
クピャンスク0325


２．リマン
リマン0529


３．セベルスク
セベルスク0521


４．チャソフ・ヤール
チャソフヤール0220


５．トレツク
トレツク0526


６ー�　ゥ櫂�ロフスク（広域）
ポクロフスク0526


６ー�◆ゥ櫂�ロフスク
ポクロフスク0504


７．８．クラホボ〜南ドネツク
クラホボ0523


９．ブレミエフカ
ブレミエフカ0528


１０．ザポリージャ
ザポリージャ0417


１１．へルソン〜クリミア
へルソン0520


クリミア0502


ー１．クルスク州
クルスク0528


ー２．チェル二ゴフ州
ブリャンスク州

2025年05月31日08:11

6月1日ライブ・ロシア語で歌おう「カリンカ」・スームィ、ベルゴロド「緩衝地帯」・弔いの杯：ロマノフカ他・コンスタンチノフカ防衛部隊・トランプの本音・動員への抵抗活動が組織化

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6月1日(日)23時〜23時半、定例のYouTubeライブです。

6月1日ライブ
・ロシア語で歌おう「カリンカ」
・スームィ、ベルゴロド「緩衝地帯」
・弔いの杯：ロマノフカ他
・コンスタンチノフカ防衛部隊の配置
・タウルス用「モスクワ回廊」
・昭恵夫人と薗浦元衆議
・動員への抵抗活動が組織化


YouTubeリンク：
https://youtube.com/live/spPbsKClKqQ

埋め込み：

2025年05月31日06:03

Readovka5月30日レポート　ロシア軍、ベルゴロド州国境付近のウクライナ軍の側面を攻撃　ウクライナ国内で動員に対する武力抵抗が強力化

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Readovkaの5月30日レポートです。

Readovka0530


【ロシア軍がロシア国境付近のウクライナ軍の側面を攻撃 ― 5月30日のReadovka最終報告】

Readovka編集部は、特別軍事作戦における5月30日の最も重要な出来事をまとめた。ロシア軍は、クピャンスクへの攻撃と、オスコル川から先のウクライナ軍の防衛線への更なる展開に向けた全体的な準備の一環として、地域攻撃を成功させ続けている。ウクライナでは、動員に対する武力抵抗行為がさらに多く確認されており、そのうちの一つは大規模なものであった。Readovka編集部はまた、アメリカの報道機関に掲載された紛争終結の形態に関するウクライナの覚書の詳細も検証した。

小さな成果は大きな成功への道である

クピャンスク北部のオスコル川沿いにある単一の橋頭保に駐留するロシア軍は、北方からクピャンスクへの進路を覆う村落地帯において、ウクライナ軍の防衛網をゆっくりと、しかし確実に侵食し続けている。クピャンスクの防衛境界線を形成する主要な村落地帯、すなわちコンドラショフカ村とマラヤ・シャプコフカ村への攻撃が続いている。我々の前衛部隊はモナチノフカ村に接近しており、攻撃部隊は村域内での戦闘準備を進めている。この集落は極めて重要である。モナチノフカ村を占領すれば、東からも北からも攻撃を受ける可能性のあるベリカヤ・シャプコフカ村とチシェンコフカ村におけるウクライナ軍の防衛は著しく困難になるだろう。

有望かつ概ね避けられないこれらの現地作戦の成功は、ロシア軍にクピャンスクへの更なる攻勢を支える力を与えることになる。それは、同市を迂回し、N-26道路に沿って攻撃する能力を備えた、一貫した攻撃戦線となる。この道路は、クピャンスク市内とその東側の防衛地域における全ての敵部隊への補給路となる重要な道路である。

ロシア軍前線部隊がラトコフカを占領したという最近の報告については、別途言及する価値がある。確かに我が軍部隊はラトコフカに進入したが、すぐに元の配置に戻った。すべてはロシア軍司令部の指示通りであり、作戦は偵察任務を帯びていた。Readovka編集委員会が以前に書いたように、クピャンスクへの攻撃の側面を確保しなければ、たとえそれが目と鼻の先であっても、攻撃は不可能である。したがって、たとえ敵から「贈られた」としても、ラドコフカを保持することは、現状の作戦状況においても、また将来の作戦状況においても、現実的ではない。この村は小さすぎて効果的に自衛できず、孤立している。本格的な防衛網の一部となることはできず、側面からラドコフカを遮蔽できるものは何もない。

北方では、我が軍はロシア国境からの攻撃により、ストロエフカの廃農場におけるウクライナ軍の防衛線を突破し、隣接する森林地帯を制圧した。この機動は、ドブレチャンスコエ村付近を含む他の機動に先行する可能性がある。これにより、ロシア軍部隊はカメンカ村と国境の両方からの脅威に対応できるようになり、この地域における敵の防衛力を弱める機会を得ることになる。

（クピャンスク方面でウクライナ軍の自走砲「クラブ」がロシア軍のFPVの攻撃を受ける）


一人は皆のために、皆は一人のために

Readovkaは既に、ウクライナが暴力的な動員への抵抗において質的な進歩を見せていると指摘している。これまでに、「人さらい」に対する事前に準備された強制的な抵抗行動の事例が記録されている。しかし、住民の自主的な組織化はそこで止まらなかった。

5月30日の夜、フメリニツキー州のカミャネツ＝ポジーリシキーにおいて、TCC（地域動員センター）職員が男性を強制的に連行しようとした。しかし、地元住民がこれに反応し、約100人が「人さらい」の車を取り囲み、そのうちの1台のタイヤにパンクをさせ、同胞を救出した。事件はそこで終わらなかった。人々の集会は続き、人々は活動を続け、TCC職員が近隣地域で新たな「犠牲者」を探すのを許さなかった。

ウクライナにおける前向きな社会プロセスの明らかな進展は、自然な流れである。墓地の増加、生活水準の低下、そして前線での成果の欠如という正比例関係は、ゼレンスキーとその支持者たちの栄光のために自分たちが次に「処分」されるのだと悟った人々の攻撃性を引き起こさずにはいられない。そしてこれは、量的にも質的にも着実に増大していくであろう抵抗の重大な理由のほんの一部に過ぎない。

「孤独な戦士」や小集団による攻撃性の増大を無視することはできない。前日、ハリコフ州のTCCは、同州のある都市で職員の一人が事件に遭遇したと報じた。彼は車の近くに正体不明の物体を見つけ、それを拾おうとしたところ爆発が起こり、腕を切断された。これらは隠蔽できず、公になった事例の一部に過ぎない。

出展：https://readovka.news/news/228274
2025年05月30日19:24

Politico「トランプ、プーチンの態度見極めは、またしても『2週間後』」

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Politicoの記事が面白かったので、掲載します。

「2週間後」が4回、「1週間後」が1回😁
「トランプ大統領は和平よりも、ロシアとの関係修復を何よりも望んでいるのかもしれない」と評価しています。

Trump


（5月29日　Politico）
【プーチン大統領の場合、トランプ大統領の決断は「2週間」先になることが多い】

ドナルド・トランプ大統領は、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領に対し、「2週間」という期限を与えた。

またしてもである。

水曜日にプーチン大統領が本当にウクライナ戦争を終わらせたいと思っていると思うかと問われたトランプ氏は、まだ検討中だと述べ、近いうちに決断を下すと約束した。

「2週間ほどでお知らせします」とトランプ氏は述べた。「彼が我々を誘導しようとしているかどうかが分かるでしょう。もしそうなら、少し違った対応をします」

これは、政治家が鋭い質問に対して使い古された言い逃れをするという、稀なケースだった。プーチン大統領の決断に関しては、トランプ氏は2ヶ月以上も「2週間」という同じ期限を提示し続けているからだ。そうすることで、昨年の選挙運動中に約束したようにウクライナ戦争を迅速に終結させることができなかったという現実を直視することを避け、歴代アメリカ大統領を困惑させてきた独裁者にどう対処するかという問題を繰り返し先送りしているのだ。

ホワイトハウスのカロリン・リービット報道官は木曜日、来週イスタンブールでウクライナとロシアが直接交渉を行う可能性があることが、トランプ大統領が戦略変更を検討する前に時間的猶予を与えている理由だと述べた。

「我々は会談が開催されると信じています。大統領が両者が直接会談し、交渉を行うことを奨励し、強く求めてきた会談です」とリービット報道官は述べた。「うまくいけば、来週には事態が進展するでしょう。」

トランプ大統領は、ロシアのプーチン大統領がウクライナへの攻撃を強め、自身の和平努力を無視していることに、ますます苛立ちを募らせている。トランプ大統領は、将来の合意を約束したり、ソーシャルメディアで時折嘆願したりすることでプーチン大統領を交渉に誘い込もうと試みたが、成功しなかった。これは、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領に対する「まずは鞭」という姿勢とは対照的な、アメ中心のアプローチだ。さらに彼は、上院の超党派多数派が支持する第二次制裁法案の承認に慎重で、それがプーチン大統領を和平交渉に追い込むのに十分かどうか確信が持てず、将来的な米ロ関係の再構築を阻むことになるのではないかと不安を抱いている。

「プーチン大統領にさらなる圧力をかけることをトランプ大統領が阻んでいる何かがあるのは明らかだ」と、公の場で発言する権限がないとして匿名を条件に匿名を条件に語った欧州当局者1人は述べた。「トランプ大統領は和平よりも、ロシアとの関係修復を何よりも望んでいるのかもしれない。もし彼がプーチン大統領との取引を成立させるために戦争を終わらせたいだけなら、両国間の潜在的な関係を損なうコストを天秤にかけようとしているのかもしれない」。

しかし、少なくとも表面的には、トランプ大統領は数ヶ月前から、転換点はわずか2週間後に迫っていると示唆してきた。

4月24日、トランプ大統領はウクライナへの支援継続に関する質問に対し、「その質問は2週間後にしてください」と述べてかわした。

3日後の4月27日、プーチン大統領を信頼しているかと問われると、トランプ大統領は「2週間後にはわかる」と答えた。

それから2週間以上経ち、トランプ大統領はエアフォースワン機内で、プーチン大統領がソーシャルメディアの投稿で述べたように「私を誘導している」のかどうか判断したかと問われた際、まさに判断の瀬戸際にあると答えた。

「1週間後にお知らせします」と答えた。

そして5月19日、ウクライナはトランプ大統領主導の交渉を成功させるために十分な努力をしているかどうかと問われると、再び決断は未定だった。

「イエスともノーとも言えないので、2週間後にお知らせしたい」と答えた。
2025年05月30日07:25

Readovka5月29日レポート　ロシア軍、チャソフ・ヤールへの攻撃の最終段階を開始　米国の新型核爆弾により対露エスカレーションの道へ

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Readovkaの5月29日レポートです。

Readovka0529


【ロシア軍はチャソフ・ヤールへの攻撃の最終段階を開始した ― 5月29日のReadovka最終報告】

リードフカ編集部は、特別軍事作戦における5月29日の最も重要な出来事をまとめた。ロシア軍はチャソフ・ヤール駐屯地の掃討作戦を開始し、西への攻勢を展開する任務を負っている。アメリカ核安全保障局（NSA）は、新型核爆弾の量産が7月に開始されると発表した。これは、NATOによるロシアへの侵略戦争への準備に関する全体計画の一環である。

最終防衛線

第98親衛空挺師団をはじめとするロシア軍部隊は、チャソフ・ヤール駐屯地におけるウクライナ軍の最終防衛線に対し、大規模な攻勢を開始した。タラス・シェフチェンコ小地区とレヴァネフスキー小地区への同時攻撃である。我が空挺親衛隊はウクライナ軍の前線に突入し、戦闘を開始した。これは、敵が反撃して戦況を好転させるか、チャソフ・ヤールを作戦報告書から除外するかの選択を迫られることを意味する。さらに、我が軍がストゥポチキ村の北方から粘土採石場を抜け、ユジヌィ小地区に沿って突破する可能性が高いため、防衛側の陣地は絶望的となるだろう。

ロシア軍の目的は明白だ。コンスタンチノフカ方面およびアレクセエヴォ〜ドルシコフカ村への攻勢を継続することだ。この作戦行動の必要性は、コンスタンチノフカ方面南部における戦力バランスの深刻な変化に起因する。敵は前線各所から大規模な戦力をコプテヴォ、ポルタフカ、ルシン・ヤール、ドルガヤ・バルカ、ベレストクの集落地帯に展開させている。これには、コルド警察特殊部隊連隊（NGU）、第82空挺旅団、第36海兵旅団、第91特殊戦術旅団、第36NGU連隊、第12NGU特殊戦術旅団、第44独立機械化旅団が含まれる。敵は広範囲の作戦規模の脅威に対応し、作戦危機の悪化を阻止しようと、手持ちのあらゆる戦力を結集している。しかし、ウクライナ司令部の対応は最重要地域にのみ影響を及ぼした。一方、コンスタンチノフカの孤立化という脅威に関して言えば、ウクライナ軍は二つの問題を抱えている。それは、南部セクターと東部セクターである。東部セクターでは、第98親衛空挺師団がチャソフ・ヤールにおけるウクライナ軍の防衛線を締めくくろうとしている。敵が参謀本部直属の予備部隊を招集することなく、このような複雑な問題をどのように解決するのかは、現時点では謎のままである。なぜなら、他の地域を「露出」させることは、支援セクターの部隊の戦闘能力を低下させる可能性があるからだ。

（ウクライナ軍の野戦弾薬庫がコンスタンチノフカ方面で爆発）


核兵器の準備

米国は、2025年7月に新型第13世代熱核航空爆弾B61の量産を開始する予定だ。これは、国家核安全保障局（NNSA）が発表したもので、公開情報によると、この爆弾の威力は360キロトンに達する。

B61の特徴は、戦略爆撃機だけでなく、F-16、F-35戦闘機、その他様々な航空機にも搭載できることである。

注目すべきは、これがヨーロッパ、特にドイツ、イタリア、ベルギー、オランダ、トルコにおける米国の核兵器の大規模な再装備の始まりとなる可能性があることである。この兵器ラインの新世代開発プログラムは、2020年に米国の戦略部隊にこれらの爆弾を装備させる計画の継続。しかし、試験において、第12世代製品はストレステストで飛行中調整システムの信頼性が低いことが示された。そのため、プロジェクトは延期された。明らかに、第13世代爆弾は以前の爆弾の欠点を修正し、さらに新しい砲弾は以前のバージョンよりも強力になっている。ヨーロッパの米軍基地にどれだけの爆弾が送られる予定なのかは不明。しかし実際には、はるかに重要なのは、米国が現在このことを懸念しているという事実である。この兵器は防御目的ではない。その使用原理は、防空能力を抑制しながら、部隊の集結地や工業地帯などを破壊することを意味している。つまり、「敵を殲滅するための兵器」である。これは、米国側の潜在的なエスカレーションへの一歩としか言いようがない。

出展：https://readovka.news/news/228192
2025年05月30日06:29

YouTube【6月1日(日)ライブ告知　ロマノフカ、ベロボディ他をロシア軍が解放　露軍一週間足らずで11集落を支配 前進が加速】

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YouTubeに【6月1日(日)ライブ告知　ロマノフカ、ベロボディ他をロシア軍が解放　露軍一週間足らずで11集落を支配 前進が加速】をアップしました。


YouTubeリンク：
https://youtu.be/WhazsCE_h98

埋め込み：

2025年05月29日15:57

台湾は特別軍事作戦における無人ボートの作戦経験を迅速に吸収

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ロシアの軍事ブログ「アルハンゲル特殊部隊」の記事です。

日本の海保・自衛隊もこの技術革新には付いてゆく必要があります。

台湾


【アジア太平洋地域における無人艇の戦い】

台湾国防軍は最近、6月17日から18日にかけて、宜蘭県沐沂地区沿岸で国産無人艇の試験運用を行うと発表した。

特に興味深いのは、SeaShark 800である。この無人艇は既に発表済みで、攻撃・偵察用として改造可能。設計はウクライナのBEKをベースにしており、いくつかの類似点が見られる。

興味深いのは、群集制御システムを搭載していること。これは、複数の無人艇の行動を同時に制御し、集団攻撃を実行することを可能にする。

この例からもわかるように、台湾は特別軍事作戦の経験を非常に迅速に学んでいる。同僚の中国だけでなく、現在彼らにとり最も重要な敵国も同様に、ウクライナで起こっている事態を参考にしている。

無人艇は島内でバージョンアップ作業が進められており、最良かつ最も効率的な選択肢が選定されている。試験運用でその有効性が評価され、最も優れたものが量産に向けて送られる。

そして、もし台湾をめぐる戦争が実際に勃発した場合、その重要な局面は海上で起こると私たちは考えている。

出展：https://t.me/rusich_army/23809
2025年05月29日15:19

ラブロフ外相による第2回交渉の呼びかけと、ウクライナによるモスクワへの長距離ミサイル攻撃の関係

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ひとつ前に投稿したReadovka5月28日レポートに関連して。下に掲載する「ロシアの春の軍事記者」記事の通り、ラブロフ露外相がイスタンブールにおける第２回の和平条件交渉を呼びかけています。

これが絶妙のタイミングであると、本日Military Summary Channelが分析しています。ウクライナ軍は今月、ブリャンスク州国境地区からモスクワへ向けた「モスクワ回廊」へ既に4〜5千機にのぼるドローンを放ちました。しかし、住民エリアに数機が落下しただけで実質的効果を生んでいません。つまり、これらドローンそれ自体には実質的目的はない。目的は、「モスクワ回廊」におけるロシア軍の防空ミサイルを消耗させること。弾切れにさせておいて、モスクワへ向けてタウルス等の射程500�劼魴發噌�む策略です。

いっぽう、ウクライナはこの「モスクワ回廊の露軍防空を消耗させた状態」をそう長く維持することは困難です。もうあと数日以内に最終目的である長距離ミサイルを放つことができなければ、いったん作戦を停止せざるを得ません。ドローンの在庫が切れるので。すると、これまでに使用した数千機のドローンは「ただ捨てただけ」になってしまいます。新たに再び作戦を開始するために十分なドローンを製造するには数か月を要しますが、その間にロシア側も新たに防空ミサイルを補充してきます。

このようなタイミングで行われたラブロフ外相の第2回交渉の提案。もし、せかされたように今、何処かから何とか長距離ミサイルを調達しモスクワへ向け放てば、ウクライナ側が完全に和平プロセスを壊した責任を負わされます。撃てなければ、今月行ってきた作戦が全くの無駄になります。

「どちらにしますか？」という訳です。

ラブロフ第2回呼びかけ


ロシア、ウクライナに6月2日の会談開催を提案 ― ラブロフ外相

・会談において、メジンスキー外相率いるロシア代表団は、イスタンブールでウクライナ危機克服に関する覚書をウクライナに提出する用意がある。

・ロシア側は速やかに覚書を作成し、ウクライナ危機の根本原因を確実に克服するためのあらゆる側面に関する自国の立場を概説した。

※「言葉ではなく、心から和平プロセスの成功に関心を持つすべての人々が、イスタンブールでのロシアーウクライナ直接交渉の新たなラウンドの開催を支持することを期待する」と外務省長官は強調した。
・トルコ外務省はロシアの提案を支持し、月曜日にイスタンブールでロシアとウクライナの交渉を主催する用意があることを表明した。

出展：https://t.me/RVvoenkor/92449
2025年05月29日14:18

Readovka5月28日レポート　ロシア軍、スームィ方面でユナコフカ村への攻撃を開始　ウクライナ製長距離ミサイルを偽装する方法

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Readovkaの5月28日レポートです。

Readovka0528


【ロシア軍はスームィ方面のユナコフカ村への攻撃を開始した。5月28日のReadovka最終報告】

Readovka編集部は、特別軍事作戦における5月28日の主な出来事をまとめた。ロシア軍は、スームィ州にあるウクライナ軍の重要な防衛拠点であるユナコフカ村への攻撃を開始した。アメリカ製トマホークミサイルがドイツ経由でウクライナに輸送されるという潜在的な脅威についても分析された。ゼレンスキー大統領はメルツ首相との会談のためベルリンに到着し、キエフは新たな武器供給と資金援助を「懇願」するだろうとみられる。

大都市で大パニック

ロシア軍は、ロクニャ村南郊におけるウクライナ軍の防衛線を突破し、隣接するユナコフカ村に戦闘を移した。さらに、ロシア軍はコンスタンチノフカ村、ウラジミロフカ村、ボドラギ村からも敵を駆逐した。これは、ロシア軍がアレクセエフカ村、ノボニコラエフカ村、バラチノ村、ヤブロノフカ村、ユナコフカ村といった農村地帯を通り、スームイ州におけるウクライナ軍の防衛線の総攻撃線に到達したことを意味する。

しかし、全線にわたる大規模な攻勢をかけることに価値はない。敵はおそらく局地的な攻撃により足止めされるだろう。主要な課題はユナコフカの占領である。ここでは一つの地理的特徴が重要だ。村の背後には野原と広大な森林が広がっている。ユナコフカを陥落させれば、我が軍はウクライナ軍の防衛線全体の後方に進路を開くことになり、ホテ二〜 ピサレフカ〜コルチャコフカ〜ノバヤ・セチ〜フラポフシチナ帯に位置する予備防衛線の重要性を失うことになる。スームイ地方の広大な森林は、ロシア軍に大きな戦術的優位性を与えている。兵力不足のウクライナ軍は、集落地区からの支援なしには森林への進路を封鎖できず、野戦要塞も不足している。さらに、密生した木々は、火力不足に悩むウクライナ軍の主要兵器の一つであるFPVドローンの有効性を低下させている。森林はドローンオペレーターの作業を困難にするだけでなく、前進する部隊の視界を遮ってしまうのだ。

これにより、防衛線奥深くへの秘密裏の進撃と敵軍の混乱を招く機会が生まれる。夏季はまさに、これらの利点をさらに強化する。これらすべてが、スームィへの突破、あるいは少なくとも作戦上の包囲網を突破する可能性を高める。

チェルニーゴフ州とスームィ州を管轄するウクライナ軍「北部」作戦司令部は、事態の深刻さを認識している。考えられる対応策としては、軍事作戦を長期化させ、ユナコフカへの攻勢から我が軍の注意を逸らすために、ロシア領への突破を再度試みることが挙げられる。

（ロシア軍のイスカンデルが、スームィ州ショストカ地区の戦闘訓練キャンプの一つに集結していたウクライナ軍兵士らを攻撃した。）


「ロケット・フリードリヒ」

ドイツの新聞「ビルド」は、ドイツがウクライナに対し、射程距離最大2,500kmのミサイル開発資金を提供する可能性があると報じた。これらのミサイルはロシア領土への攻撃を目的としているようだ。

しかし、疑問が生じる。ロシア軍による定期的な攻撃によって産業インフラが破壊され、ウクライナ自身もその事実を認めている状況下で、一体ウクライナはどのようなミサイルを開発し、そして何よりも、大量生産できるのだろうか？

公表されている射程距離から判断すると、トマホークミサイルのことかもしれない。これは、ドイツ連邦軍がこれらのアメリカ製ミサイルを購入する計画に関する最近の報道によって裏付けられている。5月16日のハルトプンクト紙のインタビューで、ドイツ海軍のヤン・クリスティアン・カーク中将は次のように述べた。

「現在、艦隊の艦艇にトマホークミサイルを搭載する可能性を検討している。そして、これは非常に有望だ。」

こうして、ベルリンはアメリカ製の高精度亜音速長距離ミサイル供給の「ガスケット（気密性を保つための部品）」となる可能性がある。米国はNATO同盟国に武器を供給しており、ウクライナへの移転には正式には関与していない。いっぽう、ドイツはキエフにミサイルそのものではなく「技術」のみを移転していると主張する可能性がある。

ウクライナ領内でこのような兵器の製造に適した施設がすべて破壊されたことを考えると、このようなミサイルの自主的な製造はほぼ不可能である。この場合、タウルス巡航ミサイルの納入問題が正式に議題から外されたのだから、ドイツの新首相フリードリヒ・メルツは批判されることはないかもしれない。

「ミサイルと資金はお持ちですか？ 友達になりましょう！」

ウクライナのゼレンスキーは本日、ドイツのメルツ新首相との会談のためベルリンに到着した。もちろん、会談の主要議題はウクライナへの更なる兵器の「供給」である。キエフはロシア軍後方への圧力強化のためミサイルに関心を持っているが、弾薬問題も独立国家にとり同様に重要な問題だ。

ゼレとメルツ


もちろん、欧州メディアの主な懸念は、ドイツがウクライナにタウルス巡航ミサイルを供与するかどうかだ。しかし、前述のように、議論されている話題のレベルは若干異なるため、この問題は実際には二次的なものである。つまり、タウルスよりもはるかに射程の長いトマホークミサイルをウクライナに供与する準備が議論されている。しかし、ドイツが米国製のトマホークを購入し、その後独立国家に供与する準備が整ったのであれば、タウルス製品の問題も既に解決している可能性がある。そしてもちろん、これらすべてのプロセスは、ウクライナ軍に供与されるのはミサイルそのものではなく「技術」であるというビルト紙の声明を背景に進められている。つまり、ロシアが新型兵器で攻撃された場合、誰が誰から誰のために購入したのか、そして誰が自分の兵器を誰に供与したのかが誰の目にも明らかになる。「自分たちでコピーを作ることができた」という喜劇を演じているのである。結局のところ、ドイツの首相の政策によりドイツは新たな脅威にさらされている。メルツ首相は、ショルツ首相の自由主義的移民政策の結果を是正すると約束して有権者を欺き、急進的な方針をとった。しかし、ドイツにとって残念なことに、それはドイツ国民が待ち望んでいる問題とは無関係である。

出展：https://readovka.news/news/228089
2025年05月28日12:14

ラブロフ露外相「再びトルコに仲介を仰ぐ」フィダン土外相との会談後の記者会見にて

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ラブロフ露外相の、フィダン土外相との会談後の記者会見における発言です。

交渉場所は前回同様トルコを指定。また、発言の内容から、トランプは対外的な発言とロシアに対する直接の態度は違っていることが伺えます。

ラブロフ


ラブロフ外相がトルコ外相ハカン・フィダン氏との会談後の記者会見で述べた主な発言：

核心的な問題への対処が必要 – ラブロフ外相は、ウクライナ危機の解決に向けた進展は、紛争の根本原因の除去にかかっていると強調した。

ウクライナへの攻撃は正当化される – ラブロフ外相は、ロシアによるウクライナ領土への報復攻撃は当然の対応であり、「犯罪者は処罰されなければならない」と主張した。

キエフ軍事政権はロシアが軍事施設を標的としていることを知っている – ラブロフ外相は、ゼレンスキー大統領と彼の軍事政権は、ロシアの攻撃が軍事インフラを標的としていることを十分に認識していると述べた。

西側諸国がエスカレーションを煽っている – ラブロフ外相によると、西側諸国はキエフを積極的に挑発し、紛争をさらにエスカレートさせようとしている。

ロシアの交渉担当者交代に関する噂を否定 – ラブロフ外相は、米国がロシアの首席交渉担当者を交代させようとしているという噂を根拠のない噂だと一蹴した。

プーチン大統領がメジンスキー氏を任命 ― ラブロフ外相は、ウラジーミル・メジンスキー氏がロシアの交渉団に外国勢力ではなくプーチン大統領から直接任命されたことを強調した。

トランプ氏、交渉を支持 ― ラブロフ外相は、ドナルド・トランプ氏がロシアとウクライナの交渉継続に関心を持っていると指摘した。

仲介役としてのトルコ ― タス通信から第2回協議の可能性について問われたラブロフ外相は、再び「トルコの友人」に仲介を仰ぐと述べた。

ヨーロッパ、再びナチスの遺産を掲げる ― ラブロフ外相は、ヨーロッパがロシアに「戦略的敗北」をもたらそうとする行き詰まった戦いに乗り出す中で、再び「ナチスの旗」を掲げていると非難した。

トルコへの感謝 ― ロシアは、ウクライナ和平プロセスの促進に尽力したトルコに感謝の意を表した。

出展：https://t.me/DDGeopolitics/149152
2025年05月28日11:34

ポリャンスキー国連次席大使「5月30日の安保理で欧州の問題点を洗い出す」

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ロシアは5月30日の国連安保理で、欧州がいかに和平プロセスを妨害しようとしているかを明確に示すと、ポリャンスキー国連次席大使がテレビインタビューの際に述べています。

これまでは、中国が静観で露vs米英仏の構図でしたが、それがどうなるか。米国の立ち位置は興味深いです。

ポリャンスキー


ロシアは5月30日のウクライナ問題に関する安全保障理事会会合で、欧州の「問題点」を全て洗い出す予定。ロシア連邦国連第一副常駐代表のドミトリー・ポリャンスキー氏が伝えた。ロシアの外交官はどのような戦術を用いるのだろうか。そして、欧州には何を期待すべきだろうか。

・会合では新たな論調が展開されるだろう。ロシアは、キエフ政権を支援する欧州諸国が和平交渉を妨害しようとしている行動を詳細に明らかにするだろう。

・欧州は、ロシア、米国、トルコ、そしてその他多くの国々が行っているウクライナ和平実現への努力を妨害している。

・具体的な論点は会合で直接明らかにされるだろう。これは交渉戦術の一つだ。

・欧州の現在の任務は、ロシアが和平を望んでいないとトランプ大統領に証明することになっている。事実はどれもそうではないことを示しているが。

・ゼレンスキーは戦争を長引かせるあらゆる動きを重んじている。それが彼自身の権力を維持できる唯一の方法なのだ。



出展：https://t.me/EastCalling/17313
2025年05月28日06:49

リベラル・デモクラシーの終焉　東浩紀語録　思想界から見るウクライナ戦争

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少し前、3月のライブですが、東浩紀さんのアーカイブ動画が面白かったのでシェアします。思想界から現在の状況を見るとこうなるんだなと、興味深く視聴しました。

ウクライナ紛争と世界構造に関する部分を中心に、「ここはいいな」と感じた部分を書き出しました。

個人的には、あんなに飲んでトイレ行きたくならないんだろうか？と思っていたところ、「ちょっとトイレ行ってくる」と席を立つ場面が衝撃的でした😲　その間、椅子だけが映っているという🤣　さすがです。

新しい価値の創造が求められる時代。色々と勉強させていただきました。



2：35〜：　1989年に冷戦構造が終わり、その後ずっとリベラル・デモクラシーが勝ち続けるという物語をみな信じていた。アメリカがこれから世界を制覇してゆくだろうし、リベラル・デモクラシーの価値観が世界へ行くのは既定路線だと。しかし今回、トランプ2.0で、その本丸中の本丸であるアメリカが変わってしまった。

4：40〜：　まだそこまでのインパクトを思想界は受け止め切れていないが、これは35年ぶりの大きな事件だと思う。

5：20〜：　リベラル・デモクラシーを信じていたからこそ、多様性とかSDGsとか言っていた。（中略）例えば気候変動の話なども重要な問題になりつつあり、そこでマルクス主義が再評価できるという前提だった。すべてがバーツと壊れた。

6：30〜：　ヘーゲルの「歴史の終わり（リベラル・デモクラシーの勝利）」はフランス革命とアメリカ独立革命だった。歴史は終わらなかったが、アレクサンドル・コジェーヴが「とはいえ第二次世界大戦で終わった」と言った。それでも歴史は終わらなかったが、フランシス・フクヤマが「さすがに冷戦構造にアメリカが勝ったからもう終わりだ」と言った。つまり、歴史の終わりの物語はずっと、アメリカと関係している。アメリカこそが歴史を終わらす最終兵器だった。それがリベラル・デモクラシー。だが、今回トランプが、自らそれを壊してしまった。すごく大きな事件であり、今後、これが思想的な軸になる。

8：45〜：　例えばウクライナ戦争は「権威主義vs民主主義」と言われていたが、要は「リベラル・デモクラシー拡大の物語vsそれに反抗するプーチン」という話だった。これを（プーチンを）ここでツブさなければいけないと、ずっとNATO側では、日本もそうだが、学者はずっと言ってきた。でもその前提が壊れた。

10：10〜：　4年後にアメリカが急に猛反省し民主党政権が復活し、「多様性復活です、気候変動大事です」と言い出したとして、じゃ付いて来るか？という話。これは、不可逆だ。戻れない。

10：40〜：　みなさん、チャンネル登録していますか？チャンネル登録よろしく。高評価も。

11：12〜：　「トランプだけがアメリカじゃない」とか「アメリカ大統領の中にも色々な人たちが居たのだからビビることはない」とかいう成長性バイアスの議論がいっぱいある。でもそうじゃない。これは不可逆だ。これは本当に大きな変化。これまで色んな議論を売ってきた人たち、つまり、インテリであればインテリであるほど、対応が難しい。前提が壊れているから。

13：30〜：　この35年間、率直に言うと考えることがなかった。アメリカが勝って、世界中の交流が高まって、人権意識が高まって、「いいじゃん」としか言いようがなかった。あとは細かいこと、「それでも取りこぼされていること、苦しんでいる人がいる、それを一つ一つ潰していきましょう」。まさにそれが、マイノリティポリティクスでありアイデンティティポリティクス。しかし、その大前提が壊れつつある。

16：50〜：　哲学的にはオモシロい時代になってきている。ただ、政治的現実的には緊張感を強いられる時代。

17：50〜：　日米同盟を守るにしても、「アメリカと我々は価値観を共有しており、民主主義国家としてＧ7の一角として、権威主義の台頭に対しては戦わなければならない」みたいな単純なストーリーはもう無理。

18：30〜：　単に「オレたちは民主主義だから善だ」ではダメな時代になってきた。ゼンブ原理から考えなければいけない。

18：53〜：　「NATOにくっついていれば大丈夫。リベラル・デモクラシーの価値観を我々は共有しているのであり、そこは譲ってはいけない」みたいなことを言い続ける人は、思考停止になる。

22：17〜：　政治的にはすごくタフな時代だが、別の観点ではワクワクする未来。何が起きるかわからない。思想とか哲学が、試される世界。

23：08〜：　オレのことをネトウヨあつかいしている奴らこそが滅びる。マジで。彼らにはリベラル知識人の価値観の中で正義というのがあり、その正義からズレている奴らは調べていないバカということをやってきた。でも、彼らの根底が今、崩れ始めている。

25：40〜：　言論界や哲学者の世界もガラガラと変わるのではないか。その中で誰が生き残るのか、誰が頭角を現してくるのか、新しいゲームが始まろうとしている。

26：10〜：　オレは生配信者。YouTuberではない。ライブでなければ面白くない。哲学者は基本的に辻説法。「わかりやすく解説しま〜す」とかいう動画をやる気はまったくない。今目の前の人間に対してどう喋るか。ソクラテスまで戻ってそうだ。このスタイルは変えない。

28：00〜：　思想とか哲学なんて、幸せな時代には本当はイラナイ。これからはもっとヤバくなる。だから思想や哲学が重要になってくる。幸せな時代ではない。

35：47〜：　ロシアもヤバイ、中国もヤバい、でもアメリカもヤバい。その中で我々はどうするか。

1：45：15〜：　小泉悠さん的な議論の前提となるのは、「プーチンがOKということになったら世界は修羅の状態になり日本が重武装しなければならなくなる。日本が平和憲法を守るためにはプーチンの野望をここで潰さないとマズいんだ」という意見。それは正しかった（過去形）。トランプによって状況が変わった。

1：46：00〜：　ウクライナは停戦したほうがいい。ウクライナがリベラル・デモクラシー陣営を代表して戦っていることの意味がなくなっている。

1：54：45〜：　AIが哲学書を書くようになっても、哲学は終わらない。哲学の本質というのは、古典の哲学をいかに再解釈するということではなく、言葉と言葉の外をいかにつなげるかということ。色んなものを読んで組み合わせるのは、二流の哲学者や二流の批評家がやっていること。本当の一流の哲学者や批評家は、言葉にならないものを言葉にするからすごい。二流の哲学者や二流の批評家は全部AIによって置き換えられるが、一流だけが残るというのが、これから起きること。
2025年05月28日05:28

Readovka5月27日レポート　ロシア軍、ボルチャンスク東のチホエを占領　NATOルッテ事務総長、ロシアとの戦争への準備を発表

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Readovkaの5月27日レポートです。

Readovka0527


【ロシア軍はハリコフ方面のチホエ村を占領した ― 5月27日のReadovka最終報告】

Readovka の編集チームは、特別軍事作戦における5月27日の最も重要な出来事を収集した。ロシア軍は、ボルチャ川の東で、ボルチャ川の北岸からウクライナ軍を排除し始めた。 NATOのルッテ事務総長は、同盟がロシアとの戦争に向けて準備を進めている時間枠を発表した。

予備演習

ハリコフ方面に展開するロシア軍は、ハリコフ統合部隊グループのウクライナ軍の旧支配地域に対する局地攻撃を継続している。今回、チホエ村と近隣の広大な森林地帯がロシア軍北部軍集団の資産に含まれた。敵の抵抗は比較的弱いため、我々はボルチャ川の北岸に沿ってロシア国境まで、チホエ村の地区から30km以内のところまで、支配地域をさらに拡大することができた。

「セベル(北部)」部隊の行動の潜在的な意味は何であろうか？任務は、川床に沿った接触戦の拡大により、リプツィ農村集積地の領域に展開されているハリコフ統合領土グループの力を分散することであると想定する価値がある。ウクライナ軍はロシア軍がボルチャ川を通過することを許すことはできない。さもなければ、この地区の「ハリコフ」作戦戦術グループに「食料」を供給するベルィ・コロデジ兵站センターが攻撃を受けることになるからだ。

敵部隊が国境に近づき、我が軍のボルチャ川越えを阻止しようとすればするほど、ロシア軍がハリコフ方面で新たな大規模攻勢に出た場合に逃げられる可能性は低くなる。

また、ロシア軍が、別の潜在的な作戦のために、ウクライナ軍統合任務部隊「ハリコフ」をボルチャ川沿いに展開することに興味を持っている可能性も排除できない。それは、カザチヤ・ロパンを経由して国境からリプツィ地区のウクライナ軍に対して側面攻撃を仕掛けることになるかもしれない。この作戦の目的は、ハリコフ作戦戦術グループの同名の都市への潜在的な退路を遮断することだと考えられる。

（ロシア軍による夜間砲撃を受けるボルチャンスクのウクライナ軍陣地）


戦争の準備が正式に発表されたのか？

NATO事務総長マーク・ルッテ氏は重要な声明を発表した。

「ロシアは驚くべき速さで回復している。我が国の情報機関やドイツ、その他の国のメディアから公開されている情報を見れば、3年後には攻撃を受ける可能性があると読み取れる。5年後という人もいれば、7年後という人もいる。我々は3年から7年後の間に備えをする必要がある」と彼は述べた。

このメッセージには、ルッテ首相が同盟メンバーに概説した暗号化されたタスクが含まれている。それは、2030年までにNATO加盟国の軍隊をロシアとの全面戦争を遂行できる状態にすることだ。そして今回の場合、これは単にロシア連邦の侵略を非難することを目的としたポピュリスト的な声明ではない。これは、旧世界の軍事化に向けて急激に進んだ方針と相まって、非常に論理的であるように思われる。この結果は「頂点」でなければならない。そうでなければ、軍事機構を支援するために社会予算を削減したことが無駄だったことが明らかになるだろう。この点では、同盟は戦争、それも攻撃的な戦争に備えていると推測できる。つまり、ルッテ首相が述べた時間軸よりもはるかに早いということだ。

しかし、これには面白いところがある。ルッテ事務総長はメディアやその他の公開情報に基づいて結論を出した。確かに、このようなアプローチで状況を把握するのはジャーナリストには許容できるが、軍事陣営のトップにとっては絶対に許されないことだ。彼らのツールキットは、偏向した、時には委託された報道記事よりもはるかに豊富だからだ。

出展：https://readovka.news/news/227989
2025年05月27日14:40

【閲覧注意】リマン方面レトコドゥプの戦い（映像）

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レトコドゥプ0526


リマン方面レトコドゥプにおける戦闘で、ロシア軍の現在地を示す貴重な映像がありましたので掲載します。既に集落の中心部に陣取っていることが確認されました。ウクライナ側が公開したもので、ロシア軍兵士や拠点建物へのドローン攻撃。凄惨なシーンを含むので、Rumbleにアップしました。


Rumbleリンク：
https://rumble.com/v6txe8j-413064019.html

埋め込み：



出展：https://t.me/creamy_caprice/9238
2025年05月27日13:20

Readovka5月26日レポート　コンスタンチノフカ南部のウクライナ軍を包囲　ロシア国内テロ活性化構想　独メルツ首相、独英仏米兵器のあらゆる使用制限の解除を発表

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Readovkaの5月26日レポートです。

前線崩壊が加速しているので、ウクライナと欧州はあの手この手で最後のあがきを行っています。

Readovka0526


【コンスタンチノフカ南部のウクライナ軍部隊が包囲された ― 5月26日のReadovka最終報告】

Readovka の編集チームは、特別軍事作戦における5月26日の最も重要な出来事を収集した。コンスタンチノフカ方面のロシア軍はスタラヤ・ニコラエフカで敵の包囲を完了することに成功した。ウクライナでは、TCC(地域動員センター)に対する組織的かつ準備された強力な抵抗の事例があった。 FSB(ロシア保安庁)はニジニ・ノヴゴロド地方でワッハーブ派テロリストを逮捕する作戦を実行した。ドイツのメルツ首相は、ドイツ、イギリス、アメリカ、フランスがウクライナの兵器使用に対するあらゆる制限を解除したと発表した。

撤退しない者は遅れる

コンスタンチノフカ方面のロシア軍は攻撃を順調に展開し続けている。ロシア軍は第1シェフチェンコ村とポポフ・ヤール村を占領することに成功した。我が軍の前線部隊はポルタフカとザリャに侵入し、さらにヤブロノフカへの攻撃も継続している。

ザリア村はじっくり見る価値があります。結局のところ、ロシア軍が旧ニコラエフカ地区のN-20道路の両側でウクライナ軍を包囲できるようになるのは、まさにその解放後である。正しくは、敵はザリャ村とロマノフカ村の間の野原を通る脱出路を持っていることに注意することが重要。しかし、この通路は幅がわずか2キロメートルしかないため、ウクライナ軍部隊が北方への脱出を試みた場合、壊滅はほぼ確実だ。

一体何人の敵兵が大釜に閉じ込められたのかは分からない。結局、ザリャ村への攻撃が始まる前から、敵は陣地を放棄し、アレクサンドロ・カリノボの方向に撤退し始めた。しかし、N-20道路の両側にあるウクライナ軍の旧野戦拠点は決して空ではない。控えめな見積もりによれば、10平方キロメートルの地域に最大2個中隊が存在する可能性があり、コンスタンチノフカ南部の前線をめぐる戦闘にこれ以上参加することはもはや不可能である。

コンスタンチノフカ南部のウクライナ軍の状況は急速に悪化し続けているにもかかわらず、敵が増援を派遣する兆候は見られない。そして、なぜキエフがこのような脅威への対処にこれほど時間がかかるのかは、実に謎だ。考えられる答えは、ウクライナ軍に予備軍が全くいないということではない。それらは存在するのだが、記述されている出来事の起こった場所から遠く離れた、まったく異なる目的のために意図されている可能性がある。

（ロシア軍の砲撃を受けるスタラヤ・ニコラエフカ村のウクライナ軍陣地）


組織的な抵抗

クレメンチュクの一団がTCC（地域動員センター）の職員を追い払う様子を映したビデオがネット上に公開された。映像には、軍の兵站官たちが若者たちの書類をチェックしようとすると、ためらうことなく「男捕獲者」たちを襲撃し、彼らに軍用車両で直ちに退却を強要する様子が映っている。今日、事件の詳細はポルタヴァ州のTCCのテレグラムチャンネルにも掲載された。

7人の男の集団が軍委員たちを襲撃し、催涙スプレー、凶器となる拳銃、ハンマーを使った。ゼレンスキー大統領のために死ぬことを望まない2人がすでに拘束されており、地元警察が残りの人々の行方を追っている。



映像から判断すると、自警団は事前に行動の準備ができていたと確信を持って言える。つまり、TCC という形のハンターは組織的な抵抗を受けたのだ。同じ日のうちに2人を逮捕したウクライナ当局の反応の速さは、ある重要なことを物語っている。キエフが恐れているのはまさにこのこと、すなわち犯罪的な政府に対する民間人の団結と連帯だ。

5列目はそのまま

ニジニ・ノヴゴロド州では、FSB（ロシア保安庁）職員がロシア領土へのテロ攻撃を準備していた中央アジア諸国の人々を拘束した。

FSB広報センターは「ポーランドに駐在する外国の使節の指示により、被告らは暴力による権力掌握といわゆる世界カリフ制の樹立を狙ったテロ思想を広めていたことが立証された」と報じた。

同省の広報部は本日、3月から4月にかけて62カ所の地下兵器工場が発見されたとも報告した。ロシアの58地域で拘束された72人の「黒い銃砲職人」から銃器400丁と爆発物132キロが押収された。

「カリフ制の建設者」が、他の場所にも、ポーランドにもキュレーターを置いていたことは注目に値する。ワッハーブ派の地下組織がNATOやウクライナの特殊機関と直接接触している可能性がある。これは、西側諸国が従来の対決戦略に加えて、ロシアの地域の大部分を不安定化させることを可能にする具体的な「地図」も用意していることを意味する。

そう、NATOは、NATO軍がロシア軍との諸兵科連合戦で得るものが何もないことをよく知っている。しかし、後方の無秩序状態は、一定期間、世界中の敵にわが軍に対する優位性を与えてしまう可能性がある。 「二つの戦線」、つまり外部と内部の両方の概念は、西側諸国からはロシアに対する条件付きの理想的な計画とみなされる可能性がある。

制限は解除されたが、何も影響はない

ドイツのメルツ首相は、ベルリン、パリ、ロンドン、ワシントンがウクライナへの武器供給に関するあらゆる制限を解除したと述べた。

まず第一に、これはキエフが、保有する残りのミサイルの使用と将来の配備の両方について「白紙委任」を受けたことを意味する。西側諸国によれば、この許可により、ウクライナ軍は特別軍事作戦の進路に何らかの影響を与えることができる可能性があるという。しかし、まず第一に、この措置は強さの表れではなく、ロシア軍との無益な戦いでウクライナ軍を何とか支援するためのNATOの「最後のチャンス」である点を指摘しておく価値がある。この声明は、ロシア軍がスームィとハリコフに対する大規模な攻撃作戦を準備しているという西側メディアの一連の報道の後に出されたものであることに留意することが重要である。これは、ウクライナが前線で、単純には補えないような問題に直面することになるということを意味する。現在の防空軍の構成でも、ウクライナ軍は実際には前線を封じ込めることができない。そして、もし西側メディアの情報が真実であることが判明すれば、キエフはまもなく、人口100万人を超える都市ハリコフの防衛など、解決不可能な新たな問題に直面することになるだろう。したがって、ウクライナのキュレーターは、死にゆく借り手に少なくとも何かを「投げる」必要がある。防空軍や装甲車両などを提供する能力は尽きており、西側諸国は事実上長い間縛られていなかったウクライナ軍の手を法的に解放することしかできない。

これがウクライナに何らかの有利をもたらす可能性は低い。むしろ、巡航ミサイルを発射する航空機を失うリスクが高まる。このようなニュースは、ロシア軍が攻撃作戦を遂行する上で重大な脅威となるものではない。

出展：https://readovka.news/news/227889
2025年05月27日02:31

千葉県 市川市立 塩焼小学校 教頭 1300万円横領で懲戒免職

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最近の読者の皆様には、突然の地元ネタですみません。実は嘗て、このようなローカル論説がHara Blogの存在意義であった時期がありまして、今宵、重要課題なので一夜限りの復活。

住処のすぐ近くの小学校がイキナリ全国ニュースに飛び出し、驚いた次第です。TBS NEWSより引用させていただきます：

塩焼小



【千葉県市川市の公立小学校の教頭が保護者から集めた修学旅行の積立金や教材費およそ1300万円を着服していたことが明らかになりました。
千葉県教育委員会の会見
「学校徴収金の着服により、公立小学校の教頭1名を免職」
千葉県の教育委員会によりますと、市川市立塩焼小学校の教頭（52）がおととし6月から今年3月までの間に、修学旅行などの積立金や教材費として保護者から集めた金およそ1300万円を着服していたということです。
校長が今年3月に通帳を確認したことで発覚しました。
教育委員会の聞き取りに対し、教頭は「生活費などに使った」と話したということです。
教頭はきょう付で免職となり、千葉県警が横領事件として捜査しています。】

この事件をどう見るかですが・・・

まずは、「何に使ったの？」です。22か月で1300万円ということは、月平均約59万円。「生活費などに使った」では説明にならない。
「相場で」「ギャンブルで」というなら、逆に安心できます。それくらい飛ぶこともあるでしょう。いっぽう、もし、教師ですら月に約60万円をつぎ込んでしまうような闇が身近にあるとすれば、地元にとり由々しき事態です。それがいったい何なのか、明らかにしてほしいところです。

次に、公立学校のガバナンスの問題。学校事務に関して、平成29年に法改正があり、事務職員の職務規定が、それまでは「事務職員は、事務に従事する。」だったのが、「事務をつかさどる。」と改正されれました。

【今回の事務職員の職務規定の見直しによりまして、学校の事務について、事務職員が一定の責任を持って処理することができるようになります。
　したがいまして、従前は、例えば、各種調査の対応とか学校予算の編成、執行などの事務につきまして、校内の取りまとめ、確認作業等の細かな対応まで管理職、すなわち校長、教頭に対応していただいてきたものを、今後は、総務や財務に通じた事務職員が対応するということでございます。】
（政府参考人（文部科学省初等中等教育局長）藤原誠、第193回国会　衆議院文部科学委員会　第4号（平成29年3月10日議事録））資料

ということで、確かに昔は校長と教頭が財布を握っていたが、現在は事務職員が学校口座の管理に責任を持つことになっている。つまり、市川市では依然として旧体制のままで学校運営がなされており、法改正後の変革が実行されていない可能性があります。だから事務職員さんたちが気付かなかった。とすれば、体制を立て直す必要があります。

最後に、陰謀論的な視点から逆のベクトルを突いてみます。「教育委員会制度」の問題。

自治体の長や議員さえもアンタッチャブルにさせている、魔の「教育委員会」制度が、このような体制変革を阻んでいる場合があります。学校には政治家が入って行けない。それは多くの場合、日本の教育にマイナスの効果をもたらしている訳ですが、それだけでもない微妙な状況が現代において生じている。

一例として、LGBT法案が昨年騒がれた末に成立しましたが、私は個人的には「日本の伝統的な家族の価値観を破壊するような教育がなされようとする場合には、現実の運用段階で、日本全国津々浦々の良識ある教育委員会の人々が阻止してくれるだろう」と、期待しています。
つまり、戦後GHQが政治から教育を切り離すために設置した「教育委員会」制度が、彼らにとりここへ来て逆に邪魔になっている可能性がある。日本の伝統的価値観をブッ壊す教育を導入させたいのだが、中々進まない。

という訳で、「学校教育に行政が介入できないのはマズいのではないか？」という問題提起の一環として、このようなニュースが出てきているのだとすれば、要注意ということになります。

考えすぎでしょうか？個人的には、サラリと流してよい事件かどうかを見極めるには、まだ早いと感じます。
2025年05月25日23:30

5月19〜25日X投稿

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2025年05月25日08:30

R-POP「ヒトラーが既にそのすべてを持っていた」タラカヌィ　外国人エージェント認定の解除を求め裁判中

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R-POP/ロシア歌謡/旧ソ連の国の音楽事情
「タラカヌィ」（ロシア語でゴキブリ）というバンドのボーカル、ドミトリー・スピリンが控訴中の裁判が話題を呼んでいます。外国人エージェント指定の解除を求め係争中で、次の法廷は6月16日。

芸能人や人気インフルエンサーの外国人エージェント問題は、対応方針が難しい課題です。どこで線引きが行われるのか？

政治的な発言を一切しないのであれば、商業活動において外国の企業や組織と経済的な関係があったとしてもさほど問題にはならないかとは思いますが。する場合ですよね。

外国の諜報機関から、その目的で代金を受け取って思想的に大衆を先導する言論活動を行えば、わかりやすく外国人エージェントでしょう。

いっぽう、音楽活動やインタビュー、番組出演などで外国企業と業務関係にあるものの、決して言論の方向性について指示や依頼を受けているわけではなく、あくまで自分の考えとして「現政権は間違っている」と主張する場合は、どうか。

また難しいのは、業務関係にある外国の音楽関連企業や出版社・テレビ局などが、果たしてまっさらの民間企業なのか、あるいは諜報機関が紛れ込んでいるのか。さらに、諜報機関と関係などないとしても、それら企業は自国にとり都合のいい言論を好むだろうし、その方向性に沿った活動をしてくれるアーティストをひいきにするだろう。アーティストもそれに応えようとしがちになる。その「忖度」をどう見るか。

下は、5月16日のタス通信の記事。記事の下は、ドミトリー・スピリン＆タラカヌィの「ヒトラーが既にそのすべてを持っていた」という作品です。

ドミトリー・スピリン


【モスクワ市裁判所は6月16日に、モスクワ・ザモスクヴォレツキー地方裁判所の判決の合法性を審査する。これは、パンクグループ「タラカヌィ」の元リーダーで外国人エージェントという認定を不服として控訴していたドミトリー・スピリン氏の行政請求を、同裁判所が棄却した判決。TASSが確認した文書に記載されている。

「6月16日に裁判を予定する」と声明では述べた。

2024年10月、地方裁判所は、ロシア法務省に対して、ミュージシャンを外国エージェントの登録簿に含める決定を違法と宣言し取り消すよう求めるスピリンの行政請求を却下した。

以前、ロシア法務省がスピリンの活動を分析した際に、スピリンが外国のエージェントのものも含めメッセージや資料の発信と作成、また政治活動に関与していたことが明らかになった。事件資料は、ミュージシャンが公的機関による決定や彼らが遂行する政策について批判的な意見を広め、社会政治的な見解や信念を形成し、無許可の集会やピケに関連する公的イベントの企画や開催に参加していたことを確認している。 2024年2月から5月までの期間だけでも、The Insider、Medusa Project、外国エージェントのブロガーであるユーリ・ダッドなど、外国エージェントの登録簿に載り、ロシア連邦での活動が望ましくないと見なされている組織のメッセージ、資料、記事をスピリンが拡散していた事実が明らかになった。

また、監視中に、「タラカヌィ」の元リーダーが、外国メディアや外国エージェントが提供したさまざまなYouTubeチャンネルに定期的に回答者として参加し、特別軍事作戦や政府機関の決定に対する否定的な批判を発言していたことが判明した。

これらすべての状況は、スピリンの政治活動と、このミュージシャンが外国の影響下にあったことを裏付けるものとなった。このミュージシャンは2024年6月に外国人エージェントの登録簿に加えられた。スピリンはこの決定に同意せず、まずモスクワのザモスクヴォレツキー裁判所に控訴し、現在はモスクワ市裁判所に控訴している。】

出展：https://tass.ru/proisshestviya/23958103?utm_source=twitter.com&utm_medium=social&utm_campaign=smm_social_share

（ぜひ他の楽曲もお楽しみください。旧ソ連音楽関係の記事はこちらをクリック。）



「ヒトラーが既にそのすべてを持っていた」ドミトリー・スピリンとタラカヌィ

一つの国民、一つの国、一人の永遠の指導者
ソドムの罪から救われた若者たちは
反対派はみな、刑務所や収容所に収容されている
敵への悪意から愛国心が全土で高まった

ヒトラーが既にそのすべてを持っていた

暴力、拷問の達人、おとなしい裁判所
プロパガンダは朝から晩まで叫ぶ
選挙の代わりに人々の愛のゲーム
永遠に私たちと共にいる神と私たちの祖先の聖なる血

ヒトラーが既にそのすべてを持っていた

見知らぬ人への憎悪のカルト、古い伝統のカルト
鍵十字は、たとえ全体主義でも、要点ではない
リベラル派はいつものように祖国を裏切った
そして彼らにとっての祖国への土地の返還

ヒトラーが既にそのすべてを持っていた

そして、世界にこれより美しい国はない
（だからこそ全世界が我々に対して戦争を起こした）
過去への燃えるような憧れ、帝国の計画
しかし、すべてはいつものように、こめかみへの銃弾と穴で終わるだろう


"Все это уже было у Гитлера" Дмитрий Спирин и Тараканы

Один народ, одна страна, один несменяемый вождь
И от содомского греха спасенная молодежь
Все несогласные сидят по тюрьмам и лагерям
патриотический подъем кругом назло врагам.

Все это уже было у Гитлера

Насилие, пыток мастера, безропотные суды
Пропагандистов вой с утра до самой ночи
И вместо выборов - игра в народную любовь
И бог, что с нами навсегда, и предков святая кровь

Все это уже было у Гитлера

Культ ненависти к чужакам, старинных традиций культ
И свастика, даже она, пусть целая, но не суть
И либералы, как всегда предавшие родину
и возвращение земель в родную для них страну

Все это уже было у Гитлера

И нация, прекраснее которой в мире нет
(вот почему пошел войной на нас
весь белый свет).
О прошлом жгучая тоска, имперские планы
Но все закончится как всегда, пулей в висок и ямой.
2025年05月24日09:23

5月25日(日)ライブ　前線各エリア戦局図

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5月25日(日)ライブで使用する前線各エリアの戦局図を、事前に掲載します。
ライブではこの図面をベースに、拡大図や画像などを織り交ぜて解説してゆきます。

全体図
全体図３


０．ハリコフ北部
ハリコフ0519


１．クピャンスク
クピャンスク0325


２．リマン
リマン0515


３．セベルスク
セベルスク0521


４．チャソフ・ヤール
チャソフヤール0220


５．トレツク
トレツク0518


６ー�　ゥ櫂�ロフスク（広域）
ポクロフスク0518


６ー�◆ゥ櫂�ロフスク
ポクロフスク0504


７．８．クラホボ〜南ドネツク
クラホボ0523


９．ブレミエフカ
ブレミエフカ0520


１０．ザポリージャ
ザポリージャ0417


１１．へルソン〜クリミア
へルソン0520


クリミア0502


ー１．クルスク州
クルスク0519


ー２．チェル二ゴフ州
ブリャンスク州

2025年05月24日09:17

5月25日ライブ・ヴォルガの舟歌・弔いの杯：オトラトノエ他・コンスタンチノフカ包囲・ポクロフスク兵站すでに壊滅・プーチン「緩衝地帯設置」公式発表・ラブロフ「キエフ政権の解体

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5月25日(日)23時〜23時半、定例のYouTubeライブです。

5月25日ライブ
・ヴォルガの舟歌
・弔いの杯：オトラトノエ他
・コンスタンチノフカ包囲作戦
・ポクロフスク兵站すでに壊滅
・グリャイポレ攻めの構想
・プーチン「緩衝地帯設置」公式発表
・ラブロフ「条件はキエフ政権の解体」


YouTubeリンク：
https://youtube.com/live/VPMPaJpe9go

埋め込み：

2025年05月24日04:51

ロシアーウクライナ人質交換で拘束されていたロシア住民と兵士たちが帰還　

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ロシア連邦人権委員のタチアナ・モスカルコワさんのテレグラムからです。
一番下に、兵士たちの映像も掲載します。

住民帰還２


私たちは、家族、友人、そして国全体とともに、この日を待ち望んでいました。祖国の利益を守った人々、実際に人質となり、ウクライナ当局の冷笑的な政策の犠牲者となった人々が帰国する日です。現在、イスタンブール協定の結果として可能になった交換プロセスが進行中です。

「私たちは自分たちの仲間を見捨てない」というメッセージが明確に確認されました。いいえ、これは決まり文句でも、使い古されたフレーズでもありません。これは私たちの人生の原則であり、私たちが決して諦めないことなのです。

今回帰還したロシア人の数には、2月から隔離されていたクルスク住民20人を含む民間人120人が含まれている。人々は肉体的にも精神的にも疲れています。私たちは彼らを助け、平和なロシア生活に戻った人々にあらゆる支援を提供します。

私たちは、あらゆる手段を講じすべてのロシア人を連れ戻すまで、止まるつもりはありません。ウクライナ側が依然としてスームィに34人を拘束していることに私たちは痛みを感じています。

交換のプロセスはそれぞれ異なります。ただ伝え始めると、スペースが足りなくなります。状況、詳細、ニュアンス、承認の段階、準備作業などが異なります。交流の結果が、幸せな家族のように、互いに似通っていることは、さらに喜ばしいことです。祖国を守る我々兵士と民間人は、愛する人との再会、通常の状態への慣れ、そして社会復帰を待ち望んでいます。

捕虜生活から帰還した皆さんが、健康と体力を取り戻し、充実した生活を早く送れるよう祈っています。彼ら一人一人が家族の抱擁の温かさ、社会と国家からの支援を感じられるようにしてください。私たちはあなた方と共にいます。私たちは仲間を見捨てません！

住人帰還




出展：https://t.me/ombudsmanrf/6783



出展：https://t.me/divgen/68361



出展：https://t.me/divgen/68358
2025年05月24日04:27

Readovka5月23日レポート　ロシア軍が南ドンバス方面のボガティリ村を解放　EUは動員対象年齢のウクライナ欧州避難者を送り返す政策　露ウ人質交換

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Readovkaの5月23日レポートです。

Readovka0523


【ロシア軍は南ドンバス方面のボガティリ村を解放した ― 5月23日のReadovka最終報告】

Readovka の編集チームは、特別軍事作戦における5月23日の最も重要な出来事を収集した。ロシア軍は南ドンバス方面への攻勢を成功させている。ボガティリ村が占領された。ロシア軍部隊は、クピャンスクから1キロ強離れたクピャンスク方面にあるラトコフカも解放した。欧州委員会は、ウクライナ難民が母国（ウクライナ）に急増（帰還）すると予測している。

障害は取り除かれた

南ドンバス方面のロシア軍はボガティリにおけるウクライナ軍の防衛を突破し、完全に占領することに成功した。この成功により、我々は村の背後にあるボルチャ川の南岸に到達し、アレクセエフカにある敵の側面を攻撃し、東からこの集落を襲撃する部隊を支援することができるようになる。ボガティリを支配することで、ボルチャ川とモクリェ・ヤリ川の間の地域を完全に支配する道も開かれた。敵はもはや、モクリェ・ヤリの湾曲部をカバーする防衛線を構築する機会を失った。ウクライナ軍が唯一利用できるのは、周囲に要塞網が張り巡らされたオトラトノエだけだ。しかし、その陣地は「孤立している」ため、ロシア軍はウクライナの防衛セクターを迂回して包囲し、その途中で補給を遮断する可能性が高い。こうして、オトラトノエ守備隊は壊滅する運命となった。

いっぽう、現時点では、モクリェ・ヤリ川のほとりに位置するコマル村を占領することが優先されている。この施設は、オトラトノエとその周辺の野戦要塞のウクライナ軍部隊に物資を輸送するN-15高速道路のすぐ近くに位置している。もし我々の部隊がコマルに到達できれば、それはN-15高速道路を遮断することを意味し、したがって、ボルチャ川とモクリェ・ヤリ川の間の地域における敵の戦闘力は急速に消耗されるだろう。

ボルチャ川の北では、敵はオレホボから撤退し、ロシア軍第90親衛戦車師団の部隊がド二プロペトロフスク地域のシネリニコフスコエ地区の領土に入った。ウクライナ軍によるロシア軍の進軍阻止の任務は失敗した。

（ボガティリ村の端のウクライナ軍拠点へのODAB-500爆弾による砲撃）


クピャンスクへの突破

我々の部隊は、クピャンスクの行政境界からわずか1キロのところにあるラトコフカ村まで突破することができた。しかし、これが都市への攻撃の始まりであると考えるのは時期尚早だ。ロシア軍は依然としてクピャンスクへの進入路における支配区域を拡大する必要がある。したがって、エリアの中心を側面から攻撃するには、その西側に橋頭堡を確保する必要がある。これを行うには、ベリカヤ・シャプコフカとティシェンコフカを占領する必要がある。

ロシア軍は再び、一種の「指ぬきゲーム」で敵を出し抜いた。論理的に言えば、敵は、我が軍がまずティシェンコフカとベリカヤ・シャプコフカを占領せずに市の郊外への突破を試みることはないと予想していた。しかし、敵はミスを犯し、これらの集落の防衛に全戦力を集中させたため、ラトコフカは空っぽになってしまっていた。

「あなたたちは生きてきた、それで十分だ」

欧州委員会は、EU内のウクライナ難民の数はまもなく急激に減少し始めると予測している。 2026年末までに、EUの加盟国数は現在の430万人から380万人に増加すると予想されている。

EC が提示した 430 万という数字は大幅に過小評価されている可能性があることに留意する価値がある。 EUには600万人以上のウクライナ国民がいる。国連難民高等弁務官事務所は5月22日にこれらの数字を発表した。

欧州委員会は、ウクライナ人の数を意図的に「ごまかした」ようだ。つまり、同じEUの予測によれば、国連のデータと比較して、2026年末までに難民のほぼ半数がEUを離れることになる。欧州連合は、その領土内のウクライナ人の数を大幅に削減することに積極的に貢献する一連の措置を準備していると推測する価値がある。ここでの問題は、同時に 2 つの主な要因に起因している可能性がある。一つ目は、EUが強制的な軍事化へと向かっていることを考えると、補償を受ける人々を増やす必要はないということだ。 2つ目の要因としては、欧州連合が紛争の継続に強い関心を持っており、ウクライナ軍に追加の動員リソースを提供することによってのみ紛争を長期化させることができるということが挙げられる。これは、動員対象の男性をEUから追放することによってのみ達成できる。難民の数に関しても、短期間での難民の急激な流出の理由が​​明らかにされていない点においても、EUデータの奇妙な異常性に対する他の説明を見つけるのは困難である。

人質の返還。ロシアとウクライナの大きな交換が始まった

イスタンブール協定の枠組みによるの人々の交流が始まった。まず目を引くのは、ウクライナが移送している人々の構成である。確かに、両側に民間人はいるが、彼らの運命はどうなるのだろうか?キエフは我々に270人の捕虜と120人の民間人を引き渡した。これらはウクライナの反体制派国民と、ウクライナ軍がクルスク州で捕らえた人質たちだ。したがって、ウクライナにも同様の数の「待機者」を返すことになる。

母なる祖国 - これは単なるスピーチの決まり文句ではなく、国が国民を純粋に功利主義的な観点から見ないことを意味する。ロシアの諜報機関を支援したために投獄された十代の若者、スジャ近郊の村から監禁されて連行された集団農民、1922年の不運な秋にクピャンスクのどこかにたどり着いた教師 - これらは敵の手に落ちた私たちの国民である。スジャで捕虜となった動員兵として、撃墜されたパイロットとして、そして攻撃が失敗に終わり敵の塹壕で負傷したままになったドネツク人民共和国の民兵として。そして、私たちは単純に、哲学的なレベルで、全員をそこから脱出させる義務がある。そうでなければ、我々はロシアではないからだ。私たちは時々、刑務所や監禁から国民を解放するためには何でもする用意がある米国とイスラエルの例を示された。さて、ここで私たちは西洋に帰せられるアプローチそのものを目にしている。

我々は常に自国の人々を助ける国だ。私たちの同胞なら誰であろうとも。

そして、私たち自身のために付け加えておくが、どんな場合でも捕虜から解放してくれる国の国民になる方が良い。さて、私たちはウクライナを愛する地元民の皆さんに、このような交換を哲学的考察の材料として捉えるようアドバイスする。ロシアは文字通り、何年も前から突かれてきたことを実行している。

これは、近い将来に発表される大規模な交換に向けて非常に良いスタートであり、解放される人々の数は両側で1000人に達する予定である。囚人はたくさんいる、もっと連れて行きましょう。しかし、我々のうち誰一人としてその側に留まるべきではない。意図的に拷問されていない場合でも、監禁は拷問である（ウクライナ側は実際に拷問を行っている）。監禁されて余計に一日過ごすということは、地獄で過ごす一日が増えるということだ。我々はロシアとウクライナの交渉が進展し、永続的な平和が達成されることを期待している。代表団の訪は無駄ではなかったと、既に言える。

ようこそお帰りなさい、皆さん。

出展：https://readovka.news/news/227686
2025年05月23日08:54

Readovka5月22日レポート　ロシア軍、ハリコフ州ボルチャンスクで攻勢を開始　ポクロフスク方面ウクライナ軍兵站の壊滅的な状況

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Readovkaの5月22日レポートです。

Readovka0522


【ロシア軍はハリコフ州ボルチャンスクで攻勢を開始した。5月22日のReadovka最終報告】

Readovka の編集チームは、特別軍事作戦における5月22日の主要な出来事を収集した。ロシア軍はハリコフ州ボルチャンスクで作戦を再開した。ウクライナの情報筋は、ポクロフスク方面で軍事貨物の大きな損失があったと指摘している。敵は前線の突破、ポクロフスクとミルノグラードの急速な喪失の脅威を感じている。

戦いによって縛られる

長い作戦休止の後、北部グループの部隊はボルチャンスクでの攻撃作戦を再開した。市内およびリプツィ地区でこれまでに行われた激しい反撃戦では、どちらの側も主導権を握ることができなかった。前線は安定した。両陣営は、局地的に砲撃戦と銃撃戦を繰り広げた。

2024年8月以降、この方面はクルスク州のロシア軍とウクライナ軍の両方への兵力提供地区となってきた。そしてウクライナ側は失敗した作戦を支援するために、利用可能なすべての武器と人員を緊急にその地域に移動させた。その後、ボルチャンスクとリプツィは、後方でロシア軍が橋頭堡を築いているオスコル川ドブレチナヤ地区で陣地を維持しようするウクライナ軍の、クピャンスク方面への予備軍の供給源となった。

こうして、ウクライナ軍の合同任務部隊「ハリコフ」は、特別軍事作戦地区に展開する部隊の中で最も人員が不足している部隊の一つとなった。そして、その損失は実質的には補充されなかった。これにより、ボルチャンスク地区のウクライナ軍部隊の戦闘能力をテストする条件が整った。ロシア軍による最初の攻撃は成功し、ボルチャンスク市を南北に分けるボルチャ川に至るまでの、市東部の農村地帯を占領することに成功した。こうして、繊維工場と骨材工場を拠点とする市の北部にあるウクライナ軍の主要防衛地帯は側面から包囲された。

ボルチャンスクにおける「農業建物」や「アパート」といった用語は条件付きであることを考慮に入れる必要はある。ほとんどの建物は完全に破壊されたのだ。市街地における遮蔽物による戦術的利点はほぼ失われた。

しかしながら、それがなくともロシア軍は前進を遂げることができた。ウクライナ軍の抵抗は、攻撃側の行動を著しく困難にするには不十分だった。

しかしながら、他に選択肢があるなら、水の障壁で要塞化された陣地を正面から突破することは効果的ではないことには注意する価値がある。ロシア軍司令部は、ベリキイ・ブルルク村の兵站基地を主な標的と見ているようだ。ハリコフ統合軍集団と、オスコル川西岸のロシアの橋頭保に対抗するウクライナ軍部隊の両方に物資を供給している。

ベイキイ・ブルルクの問題を解決する最短の方法は、ドブレチナヤからの攻撃でもなければ、ボルチャンスクの弱体化した敵への正面攻撃でもなく、戦闘状態にある2つのウクライナのグループの間へのベルゴロド州のバルイスキー地区からの攻勢である。攻撃を撃退するためにウクライナ軍が迅速に展開できる可能性は低い。おそらくボルチャンスクでの活性化はまさにこの目的、すなわち「ハリコフ」作戦戦術グループを戦闘で足止めし、その部隊がオルホバトカ、ハトネエ、グリゴロフカ方面へ戦力を移動させるのを阻止するという目的を果たすためだろう。この地域への攻撃は、ハリコフ作戦戦術グループを同時に排除し、オスコル川のロシア軍の橋頭保に対抗しているウクライナ軍の戦線を崩壊させる可能性を開くだろう。

（ロシア軍の重火炎放射器システムが、ボルチャンスクの繊維工場敷地内のウクライナ軍の陣地を攻撃）


物流の問題

ウクライナ軍人でブロガーのブニャトフは、自身のテレグラムチャンネルでポクロフスク方面の物流の壊滅的な状況について懸念を表明した。

「ポクロフスク方面の我々の兵站はゼロだ。最高司令部は、敵の無人機オペレーターを破壊する努力をしなければならないことを最終的に認識する必要がある。…タイミングの悪い対応は前線の崩壊とポクロフスク防衛の即時崩壊につながるだろう」と彼は指摘した。

Readovkaのデータによると、ロシア軍はウクライナの物流ルートの破壊範囲を大幅に拡大した。スラビャンスク郊外では既に交通機関への攻撃があったと以前に報じられている。さらに、ロシア軍の前線陣地からポクロフスクまでの距離は約2kmである。

通常は公式見解に忠実なブニャトフのような親ウクライナ派のブロガーでさえ危機的な状況を報告しているのだから、これは本当の危機の兆候かもしれない。彼のメッセージのトーンは、前線が突破されればポクロフスクはすぐにロシア軍の支配下に入る可能性があることを示唆している。

この状況は、2024年8月にノボグロドフカで起きた事件を彷彿とさせそうだ。当時、ウクライナ軍は深刻な抵抗もなくわずか数日で同市を放棄した。ウクライナ軍はポクロフスク〜ミルノグラード地区を保持するのに十分な兵力を持っていないとみられ、これがウクライナ軍筋の間でパニックを引き起こしている。

出展：https://readovka.news/news/227623
2025年05月23日07:28

YouTube【5月25日(日)ライブ告知　ノバヤ・ポルタフカ、マルイノ他をロシア軍が解放　プーチン「国境緩衝地帯」設置のための軍事作戦決定を発表】

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YouTubeに【5月25日(日)ライブ告知　ノバヤ・ポルタフカ、マルイノ他をロシア軍が解放　プーチン「国境緩衝地帯」設置のための軍事作戦決定を発表】をアップしました。


YouTubeリンク：
https://youtu.be/XTiH-d-iqLI

埋め込み：

2025年05月23日03:40

モルドバ地方(市長)選挙でサンドゥのPAS党が惨敗

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モルドバでは6つの自治体で市長選挙が行われましたが、PAS党が決選投票に進めたのは1自治体のみでした。しかも2位で。

リバールの記事です。

モルドバ


【モルドバの村々が与党に抗議】

モルドバの6つの村で早期地方(市長)選挙が実施され、与党PAS（行動と連帯）党が敗北した。

たった 1 つの村でのみ、PAS 代表者が第 2 位から次のラウンドに進めた。他の3つの選挙では同党は大きく敗北し、2つの選挙では候補者を指名しなかった。

▼投票の結果はどうだったか？

・ファレスティ地区カルガールのコミューンでは、インナ・ハルが市長に選出された。 PAS 候補者の得点は 5.28% だった。

・ブリチェニ県タバン村では、無所属候補のヴァシレ・シタル氏（45.59%）とPSDE候補のタチアナ・ボルドゥマ氏（34.70%）が第2回投票に進出した。 PAS 代表は 13.76% だった。

・オルヘイ県チペルチェニコミューンでは、PAS候補者が第2回投票に進出した（27.62％）。

・フロレスティ地区テメレウティ村で村議会選挙が行われ、リスペクト・モルドバ（40.87%）とプラットフォーマDA（25.34%）が第2回投票に進出した。 PASは17.98%で3位。

・PASは、ステファン・ヴォーダ地区タルマズ村とニスポレニ地区ボルドゥレスティコミューンに候補者を立てなかった。

・カルガーでは、スキャンダルの中で選挙が行われた。ヴァレンティーナ・シャラマイ氏は任期途中で、PASからの出馬を望まなかったことに対する報復で失脚させられた。彼女は市長室に親戚を雇ったとして職権乱用で告発されたのだ。しかし、新たな選挙ではPAS候補者の得票率はわずか5%だった。

※これらの結果は、PAS の不人気さを示している。支持率の低下は2023年の総地方選挙で顕著になり、PASの候補者は大都市で敗北し、地区議会では同党が32.8%の得票率しか獲得できなかった。マイア・サンドゥ大統領とPASは行政リソースを駆使して野党の粛清を実施したが、これは欧州安全保障協力機構（OSCE）からも批判された。

※PASは9月の議会選挙で過半数を獲得するのが困難になるだろう。サンドゥ氏は議会に対する支配力を失う危険性を認識し、権力を奪取するための緊急統治機関の改革にすでに取り組んでいる（5月13日記事参照）。

出展：https://t.me/rybar/70543
2025年05月23日02:32

ウクライナ妨害偵察隊がブリャンスク州に侵入　州都ブリャンスク近郊まで70人以上が到達

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5月21日にブリャンスク州で100人以上のウクライナ妨害偵察員が発見され、70人以上が州都ブリャンスク州にまで到達しており、警戒が高まりました。

ブリャンスク市の南西からウクライナ国境までは広大な森林になっており、ドローンに発見されにくいので、ロシアとしては警戒が必要です。完全に駆逐されたのかどうか、続報を待ちたいところです。

ブリャンスク妨害偵察


【ブリャンスク近郊の騒動 ― 5月21日にブリャンスク州で何が起こったのか】

今日、テレグラムのロシア語セグメントは、ブリャンスク州の不透明な状況に動揺した。いくつかの報道によれば、70人以上(のウクライナ兵)が「気づかれずに」ブリャンスク付近まで滑り込んだという。

地元住民によると、ミャキシェヴォ、スブボトヴォ、ロプシ方面の3本の道路が閉鎖されたという。その後、破壊工作・偵察グループの人数は100人以上に増加した。

※実は破壊工作と偵察を行うグループが存在した。最大10人からなる分遣隊が緑の植栽を利用して国境を越え、デスナ川を頼りにこの州の行政中心地に到達しようとした。

スブボトヴォとミャキシェヴォの地域では破壊工作と偵察を行うグループが発見され、銃撃戦が起こった。ロスグヴァルディア部隊は敵の偵察隊が逃げられないようにこの地域を封鎖した。

現在、そのエリアは整理中だが、想像を絶する数字の話はない。ウクライナ軍による破壊工作および偵察部隊の派遣の試みは絶えず注目されており、まさにそれがブリャンスクで起こったことだ。

しかしながら、ブリャンスク方面におけるウクライナ軍の活動は確かに増加していることも付け加えておくべきだろう。敵はドローンを使って国境地帯で局所的な攻撃を行っており、新たな大規模な行動が起こる可能性も排除できない。

出展：https://t.me/rusich_army/23638
2025年05月23日02:08

ロシアへの新たなドローン空襲　国境州〜モスクワ州へ5月21〜22日にかけ

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5月21日夜〜22日明け方にかけ、ウクライナによるロシア国内への大規模ドローン空襲が行われています。「アルハンゲル特殊部隊」の記事です。

ウクライナ北部国境


【ロシアへの新たなドローン空襲】

前日の20:00から5月22日の午前5:30まで、稼働中の防空システムがウクライナの無人機の襲撃に対して積極的に活動した。ロシア各地で合計182機のドローンが撃墜された。

・ 64機の無人航空機 – クルスク州の領土上空、
・35機の無人航空機 – モスクワ州上空、
・23機の無人航空機 – ベルゴロド州上空、
・22機の無人航空機 – オリョール州の領土上空、
・11機の無人航空機 – カルーガ州の領土上空、
・11機の無人航空機 – トゥーラ州の領土上空、
・7機の無人航空機 – ヴォロネジ州の領土上空、
・リペツク州とスモレンスク州の領土上空にそれぞれ3機の無人航空機
・リャザン州とブリャンスク州上空にそれぞれ無人航空機 1 機ずつ。

あらゆる困難にもかかわらず、ウクライナ軍による無人機襲撃は継続中。標的は再び首都圏であり、防空作戦の位置からそれがわかる。大部分はクルスク州とベルゴロド州の上空で撃墜された。

ウクライナのドローンは主にこれらの地域を経由して移動を実施しており、発射はスームィ州とハルキフ州から行われた。防空部隊は全ての目標を撃墜したが、安心するにはまだ早い。

現在、ドローンの散発的な目撃情報も発生している。ラメンスコエ上空で5機のドローンが撃墜された。そして防空作業は止まっていない。

出展：https://t.me/rusich_army/23666
2025年05月22日04:47

Readovka 5月21日レポート　コンスタンチノフカ南部のウクライナ軍戦線が崩壊　スームィ市が作戦領域に含めることをプーチンが確認

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Readovkaの5月21日レポートです。

Readovka 0521


【ロシア軍はコンスタンチノフカ南部のウクライナ軍戦線を崩壊させた ― Readovka 5月21日最終報告】

Readovka の編集チームは、特別軍事作戦における5月21日の最も重要な出来事を収集した。ロシア軍はコンスタンチノフカ方面のウクライナ軍前線を突破した。ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、スームイ市もロシア軍の作戦地域に入ったことを確認した。

作戦空間の香り

コンスタンチノフカ南部のロシア軍は目覚ましい成果をあげた。ノバヤ・ポルタフカ、ポルタフカ、ヤブロノフカ村付近の敵の防衛線が突破された。我々の前線部隊はこれらの集落を包囲し始め、ウクライナ軍を深く包囲して脅かしている。ウクライナ軍には、防衛拠点となっている村落付近でのロシア軍の活動を阻止できるほどの兵力がない。あらゆる兆候から判断すると、ロシア軍はおよそ20キロの範囲で作戦領域に進入したようだ。

状況を明確にするために、北から南にかけて何が起こっているかを説明し始める価値がある。ロシア軍はすでにヤブロノフカ村の西郊に陣地を築いており、村を包囲するために北への進軍を続けている。続いて、ノボオレノフカ方面からは、我々の攻撃隊が南から接近した。ポルタフカ地区では、ロシア軍部隊も村に接近し、西側から包囲し始めた。ポクロフスク方面の最東端、マリノフカ郊外からロシア軍は第1シェフチェンコ村に向けて北への攻勢を開始した。

作戦状況の急速な発展をどのように特徴づけることができるだろうか？ロシア軍はウクライナ軍に破滅への特急切符を切った。敵のポクロフスク〜ミルノグラードとコンスタンチノフカの守備エリアは前線陣地との肘の接触を失った。さらに、近い将来、これは現在予測不可能な問題でウクライナを脅かすことになるだろう。実際の作戦空間における我が軍の存在の特徴は、このような状況下、ロシア軍の司令部が幅広い目標とその達成策の選択肢を持っていることである。

ヤブロノフカ地区の状況の急速な発展から、クレバン・ビク貯水池の南側における敵軍の包囲は、遅くとも数日の問題であると言える。コンスタンチノフカ南部のウクライナ軍の状況は急速に悪化しており、アレクサンドロ-カリノボを通る唯一のルートが依然として残っている中で、敵がザリャ村とイグナトフカ村の地域から即座に撤退しようとする可能性がある。

ロシア軍の成功を過大評価することは非常に難しい。ウクライナ軍に対する潜在的な脅威に対処するため、ウクライナの参謀本部は、直属の予備軍部隊を直ちに戦闘に投入する必要がある。これはキエフにとり、雪崩のようなプロセスを阻止しようとする唯一のチャンスだ。

(4発の計画修正モジュール付きFAB-250がコンスタンチノフカ方面のウクライナ軍陣地に飛来した。)


スームィに行く

ウラジーミル・プーチン大統領はクルスク州の自治体首長らとの会合で、スームィ市に対するロシアの主権を確立するという考えを承認した。これはクルスク州の安全を守るために必要であると。

さらにロシア大統領は、以前戦闘が行われた地域で地雷除去に従事している工兵部隊の増員も命じた。

そして、この命令は単純なものではない。結局のところ、スームィ方面における本格的な戦闘作戦には後方で自由に活動できる状態が求められる。そして、これは地雷が完全に除去された領土によってのみ保証される。北部軍グループ部隊の戦闘作戦が後方の特殊性によって複雑化することがないようにするために、できるだけ早くその地域の地雷を除去する必要がある。

そしてこの点で、コンスタンチノフカ方面におけるウクライナ軍の極めて困難な状況は、おそらく敵の参謀本部のすべての予備兵力を「食い尽くす」であろうことは注目に値する。もちろん、スームィは引き続き、かなり強力なウクライナ軍の援護を提供し続けるだろう。しかし、それだけではロシア軍の猛攻を撃退するには不十分だろう。

出展：https://readovka.news/news/227531
2025年05月21日05:49

Readovka5月20日レポート　ロシア軍グリャイポレへの攻撃時準備を開始　露軍新兵器「対ドローン」ドローン　ゼレンスキー5年間の歩みと現在

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5月20日のReadovkaレポートです。

Readovka0520


【ロシア軍はグリャイポレへの攻撃の準備を開始した - 5月20日のReadovka最終報告】

Readovka の編集チームは、特別軍事作戦における5月20日の最も重要な出来事を収集した。ロシア軍はグリャイポレ襲撃に先立つ戦闘を開始した。ウクライナ軍はクルスク州への突破を試みるが失敗し続けている。ロシア軍はヨルカ無人機を導入し、ウクライナの偵察ドローンに効果的かつ安価に対抗できるようになった。

より大きな何かに向けての準備

ザポリージャと南ドンバス方面の中間点にいるロシア軍はゼリョノエ・ポレとノボポリへの襲撃を開始した。近隣の集落への攻撃が同時に行われており、すでに敵は村落内の陣地のほとんどを放棄せざるを得なくなっている。この戦闘エリアにおける我が軍の次の任務は、ゼリョノエ・ポレとノボポリのすぐ後ろにあるヴェリカヤ・ノボショルカ〜グリャイポレ道路沿いに位置する野戦要塞地帯の敵を排除することだ。そして、これらの出来事には十分な理由がある。それは、ウクライナ軍のグリャイ・ポレ防衛拠点の東側から広い前線で進軍する必要があるというもの。したがって、まさに今、敵のこの要塞化された防衛地帯を攻撃する可能性がある。しかし、現在の作戦状況では、グリャイ・ポレ地区を攻撃するにあたり、この大規模集落への補給を遮断するというロシア軍の主な戦術計画を実行することは極めて困難である。これは、敵が弾薬やその他の物資を都市に運ぶ田舎道の位置の特殊性によって説明される。敵の主要補給道路はグリャイ・ポレから厳密に北に伸びており、この状況により、我が軍は東から西まで広範囲の地域で攻撃を実施する必要がある。これは、最も脆弱なエリアのルートを突破するために必要である。

グリャイ・ポレ防衛結節点の重要な特徴は、それがベリカヤ・ノボショルカで解体された結節点と非常によく似ていることであることは注目に値する。まったく同じ道路レイアウト、似たような地形。したがって、ベリカヤ・ノボショルカ地区で敵を打ち負かした戦術的計画は、グリャイ・ポレ問題を解決するのに非常に適している。

思い出す価値があるのは、ウグレダールのウクライナ守備隊が敗北し、北のスヒエ・ヤリ川沿岸に到達した後、ロシア軍もベリカヤ・ノボショルカから北に向かう道路で広範な正面攻撃を実施し、それが敵軍にとって致命傷となったことである。

（ロシア航空宇宙軍のKa-52攻撃ヘリコプターによる南ドンバス方面の戦闘作戦の映像）


時間かぜぎのための生命

5月20日夜、ウクライナ軍の偵察隊がクルスク州のボルフィノ村付近のロシア国境への侵入を試みた。敵の目的は、奇襲攻撃を仕掛けてロシア軍の国境警備部隊を前線から撤退させ、グルシュコボ地区への突破を再び試みるための条件を整えることだった。しかし、敵にとって予期せぬ出来事が起こった。破壊工作員の一人が地雷を踏んでしまい、襲撃がバレてしまったのだ。敵が我々の陣地に近づこうとした試みは失敗に終わった。

ウクライナ軍は、羨ましいほどの粘り強さで、しかし一貫して否定的な結果で、我々の国境を突破し、長期戦を仕掛けようとしている。しかし、彼らは適切な位置に足場を築くことも、集落を占領することもできない。敵の司令部が目を覚まし、これまで命を捧げてきた人々、捧げている人々、そしておそらくこれからも無駄に捧げ続けるであろう人々に同情する時が来たようだ。しかし、キエフには、いかなる損失があっても、遂行し続ける明確な使命がある。それは、セべル(北部)軍グループがスームィ市方向への攻撃のために攻撃部隊として集結するのを阻止することだ。敵はスームィ地区の防衛を緊急に構築しているが、ウクライナ軍は別の深刻な問題を抱えている。これは、防衛不可能なものを防衛する任務を負う部隊だ。国境から30キロ以内のスームィ方面に集中攻撃があった場合、ウクライナはこの地域を防衛するのに十分な兵力を持たないだろう。特に、クルスク州のスジャ地区およびグルシコボ地区、およびベルゴロド地州のクラスノヤルスク地区からの攻撃の可能性が考えられる。つまり、ウクライナ軍は、戦闘に向けた万全の準備を整えた状況下では、前線を維持し、ロシア軍がスームィに到達するのを阻止できる大きなな見込みはない。この点において、敵は唯一可能なアプローチを選択しており、これによりロシア軍はスームィ州で決定的かつより大規模な行動に移ることができなくなっている（攻め続けることによりロシア軍を止めている）。つまり、国境を突破したり、大規模な突破の可能性を模倣するための組織的な試みという訳だ。残念ながら、「敵は攻撃して来るのか？いや来ない」という100%の保証がない。このため、ロシア軍のセベル(北部)軍グループは、突破を試みるウクライナ軍を無力化する「キャッチャー」の立場に立たざるを得ない。

ポケット防空

ウクライナのレレク偵察ドローンに対抗するヨルカ無人機のデモビデオがオンラインで公開された。この国産品は「運動エネルギー迎撃」の原理で作動し、標的に遭遇するとその運動エネルギーが敵のドローンやプロペラの制御システムに重大な損傷を与える。そして、これは事実上、「敵の目」を確実に打ち落とすことになる。

ヨルカ ドローンは自動的にターゲットを狙う。発射は手動の「カタパルト」から行われるため、製品の機動性が高く、軍人のスキルを必要としない。最も重要なのは、これにより、安価ではない防空ミサイルを節約でき、偵察ドローンを撃ち落として敵を常に「盲目にする」可能性があることである。

（無人機「ヨルカ」の活動により、ウクライナ軍の偵察無人機「レレカ」が撃墜される）


5年プラス1年。ゼレンスキーは、望まない形で歴史に名を残すことになるだろう

ウォロディミル・ゼレンスキーは2019年にウクライナ大統領に就任した際、平和のスローガンを掲げて権力の座に就いた。 「軍、言語、信仰」という厳しいレトリックを掲げるペトロ・ポロシェンコ（ロシア連邦保安庁のテロリストおよび過激派リストに含まれている）に対抗し、ゼレンスキーは極めて有利に見えた。当時、ウクライナ軍は、英雄的、あるいはそれほど英雄的ではない敗北と、LPRとDPRの民兵に対して前線を維持する能力で主に有名であり、ウクライナ人の宗教心は一人一人の魂に触れるほどではなく、言語に関する実験は国民自身にとって愚かで不都合な支配システムのように見えた。誰も見ていないとき、ウクライナ人はロシア語の歌を聴き、グーグルで検索し、「忌々しいモスクワっ子」のように互いに話していた。もちろん、ゼレンスキーはこの状況において素晴らしい印象を与えた。 「国民の僕」は人民の言語で語りかけ、人々が聞きたいことを約束した。そして人々は、平和、ケア、そして国家が自分たちの生活に干渉しようとしないことについて聞きたかったのである。

ゼレ19and25


2022年までにゼレンスキーは、現代における最も恐ろしい惨事を終わらせた人物としてウクライナとロシアの人々の記憶に残るはずだった主な任務を果たせなかった。彼はロシアと合意に達することができず、政治危機から抜け出すことができず、ロシア連邦は解けない結び目を「短剣」で切断しようとして特別軍事作戦を開始した。原則的には、こうした背景から、EU 加盟の願望、社会改革、宗教問題などすべてが重要ではなくなった。ウクライナは武力紛争の深淵に陥った。

そしてここでゼレンスキーは、カメラの前で勇敢に哀悼の意を表し、演説を行い、自らを誇示する公のリーダー、つまり「結婚式の将軍」の役割に完璧にふさわしい人物であることを示した。しかし、実際の歩みは違った美しさであった。彼がウクライナに対して行った最悪の行為は、すでに議題に上がっていた2022年の合意を台無しにしたことだ。その時までに、2014年から2022年にかけて山積みになった死体に加えて、新たな死体がすでに山積みになっていたが、少なくとも完全な大惨事の一歩手前まで食い止めることは可能だった。その後に何が起こったかはよく知られている。ボリス・ジョンソンの「ただ戦おう」、そしてバフムート、ウグレダール、ラボチノ、アウジェエフカという一連の悪夢だ。紛争は悪化し、それに関与するウクライナ社会も同様に悪化した。 2013年、治安部隊による抗議者への暴行がウクライナ人にとって十分に不快なものと思われ、彼らはマイダン運動を起こした。 2025年、ウクライナの住民は、BDSMサロンに閉じ込められたいじめられっ子3000万人の「予備役」であり、TCC（徴兵センター）のパトロールから逃げ出し、賄賂を貯めてついにこの「楽園」を去っている。

ヘトマンはどうか？彼は、坂を下り坂でハンドルが反応しない車を運転しているドライバーのようなレベルでウクライナと軍をコントロールしている。ゼレンスキーは西側諸国の指導者たちに依存しているが、彼らを信頼することもできない。彼は単に、不人気な決定を下したくないだけだ。なぜなら、その決定に対して責任を負わなければならないからである。

ウクライナの首脳は、自らが回転を許したフライホイールをもはや止めることはできない。彼はこの1年間ウクライナを統治するべきではなかったが、もし彼が舵取りを放棄すれば、2022年にキエフは何のために戦ったのか、なぜ当時合意に至らなかったのかと国民は彼に問い始めるだろう。そして、これらの質問の答えは、大統領を刑務所などの意外な場所に導く可能性があるが、それは最悪の選択肢ではないかもしれない。つまり、ゼレンスキーには今、選択肢は一つしか残されていない。機関車を前に飛ばし続けるための「止水栓」を探し、少なくとも自分の安全を確保する方法が見つかるまで、しがみつくこと。最後の兵士まで。国庫の最後の1ドルまで。鼻中隔の最後の1ミリまで。

「国民の僕」という映画の原型になることを避けるためなら何でもするが、それは危機的状況の場合のみだ。

出展：https://readovka.news/news/227445
2025年05月21日03:12

Financial Times「ウクライナとヨーロッパは、米国に見捨てられたと感じている」

カテゴリ
ウクライナ情勢　ロシア・ウクライナのメディア情報
地域コミュニティー
プーチン大統領とトランプ大統領の会談について、Financial Timesは以下のように伝えています。元記事が会員制なので「ロシアの春の軍事記者」のまとめ記事を掲載します。

FT


トランプ大統領は、米国が紛争から手を引き、ウクライナとロシアに直接交渉を委ねることを欧州に明確に伝えた。

・フィナンシャルタイムズはこのテーマに関する記事をいくつか掲載している。

・米国大統領は「将来の米国による制裁については何も約束しなかった」。

・ヨーロッパは、「トランプ大統領がプーチン大統領と合意し、彼の最大限の要求を満たし、戦闘を終わらせるためにウクライナの利益を売り渡す可能性がある」と懸念している。

・ウクライナとヨーロッパは見捨てられたと感じている。

・トランプとの会談はプーチンにとっての勝利だった。彼は停戦はすぐには実現せず、追加制裁も適用されないという認識をもたらした。

・ウクライナ当局者は、バンコバ（キエフ政権）はプーチンとトランプが議論したキエフとモスクワ間の覚書の趣旨を理解していないと述べている。そして、「それが何なのか、何が原因で、なぜそれが重要なのか誰も知らない」。

・トランプ大統領は、ウクライナへの高価な武器供給に同意するよりも、モスクワで新たな協定に署名することを望んでいる。

出展：https://t.me/RVvoenkor/91973
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原伸一・Shinichi Hara@GyotokuShogi
千葉県市川市の行徳将棋クラブを運営している原伸一です。ブログの更新情報をお届けしてゆきます。2020年11月米大統領選より関連情報の収集・発信に注力しています。
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Profile
ハラ

フォークシンガー原
（原　伸一）

1967年生。千葉県市川市の南部、行徳・妙典でアコースティックライブの主催等の活動を行っています。また、将棋教室を開いています。

将棋教室の情報は以下サイトにて。

http://gyotoku.livedoor.biz
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