Hara Blog

千葉県市川市の行徳で弾き語り活動を行っている、フォークシンガー原の日記です。公認将棋指導員として、子供たちの将棋の話題なども。

コメント欄の運用について。様々な経緯から、次のようにさせていただいています： ブログ主およびコメント投稿者含め、互いの意見に対する反論や、ネガティブなニュアンスを感じさせるとブログ主が判断したものは、削除します。続く人はブロックし、解除しません。何卒ご了承ください。

2024年07月

2024年07月20日16:53

7月21日(日)ライブ　前線各エリア戦局図

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7月21日(日)ライブで使用する前線各エリアの戦局図を、事前に掲載します。
ライブではこの図面をベースに、拡大図や画像などを織り交ぜて解説してゆきます。

全体図
全体図0712


０．ハリコフ北部
ハリコフ北部0717


１．クピャンスク
クピャンスク0720


２．スバトボ〜クレメンナヤ
スバトボ〜クレメンナヤ0719


３．セベルスク
セベルスク0719


４．チャソフ・ヤール
バフムート0709


５．トレツク
トレツク0719


６．アウジェエフカ
アウジェエフカ0719


７．クラホボ
クラホボ0720


８．ウグレダール
ウグレダール0718


９．ブレミエフカ
ブレミエフカ0718


１０．ザポリージャ
ザポリージャ


１１．へルソン
へルソン0520
2024年07月20日16:41

7月21日ライブ・ウクレダール「T-05-24道路封鎖へ」・弔いの杯：イワノ-ダリエフカ、ロゾバツコエ、プログレス・ヌーランドは今何を語るのか「プーチンとトランプ/紛争はどう終わるのか」

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7月21日(日)23時〜23時半は、定例のYouTubeライブです。


7月21日ライブ
・ウクレダール「T-05-24道路封鎖へ」
・弔いの杯：イワノ-ダリエフカ、ロゾバツコエ、プログレス
・ロシア反体制テレビ局
・ヌーランドは今何を語るのか「次の仕事/業績の自己評価/ウク戦局の見解/プーチンとトランプ/紛争はどう終わるのか」


YouTubeリンク：
https://youtube.com/live/Atc_WhAB5lw

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2024年07月19日23:30

7月14〜19日X投稿

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トランプ















出展：
https://www.nytimes.com/live/2024/07/13/us/biden-trump-election


出展：
https://t.me/divgen/51077


出展：
https://t.me/divgen/51096




















出展：
https://t.me/z_arhiv/27292


資料：
https://t.me/rybar/61814
https://t.me/divgen/51115


出展：
https://t.me/The_Wrong_Side/17087


出展：
https://t.me/The_Wrong_Side/17078


出展：
https://t.me/boris_rozhin/130079










資料：
https://t.me/z_arhiv/27299
https://t.me/in_factum/26485
https://t.me/RVvoenkor/72495
https://t.me/rezervsvo/62461


出展：
https://t.me/The_Wrong_Side/17113


資料：
https://t.me/brigada83/45
https://youtu.be/Y1pvhVZ7Uxk?si=VqlOTr1UHMOnxtHV&t=605


資料：
https://t.me/divgen/51183



資料：
https://t.me/new_militarycolumnist/137723
https://t.me/MilSumArchive/4120


資料：
https://t.me/The_Wrong_Side/17115
https://youtu.be/jih851pyFL4?si=0cgBHTrOi0li_7VX&t=509


資料：
https://t.me/The_Wrong_Side/17124


出展：
https://t.me/divgen/51200


出展：
https://t.me/z_arhiv/27308


出展：
https://t.me/rezident_ua/23568










出展：
https://t.me/motopatriot/24945




資料：
https://t.me/a_shtirlitz/29915
https://t.me/motopatriot/24953


出展：
https://t.me/motopatriot/24988


出展：
https://t.me/motopatriot/24973



資料：
https://t.me/motopatriot/25006




2024年07月19日00:21

YouTube【7月21日(日)ライブ告知　ロシア軍がロゾバツコエを占領　ウクライナ軍の補給の大動脈が封鎖の危機に】

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YouTubeに【7月21日(日)ライブ告知　ロシア軍がロゾバツコエを占領　ウクライナ軍の補給の大動脈が封鎖の危機に】をアップしました。


YouTubeリンク：
https://youtu.be/6j5YScgef3M

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2024年07月18日17:45

The Guardian「フォン・デア・ライエン委員長を拒否することは欧州民主主義にとり良いことだ」

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欧州議会では本日7月18日(木)にフランス東部ストラスブールにて、次期欧州委員長候補に指名されているフォン・デア・ライエンの信任投票が行われています。結果が待ち遠しいですが、事前の状況を解説したThe Guardianの記事を掲載します。

フォン・デア・ライエン


（7月17日 The Guardian）
【委員長はもはや説得力のある多数派を率いることができない。委員長を拒否することは欧州民主主義にとって良いことだ】

27人のEU首脳により欧州委員会委員長の2期目5年任期候補に指名されたウルズラ・フォン・デア・ライエンは、次に欧州議会の承認を得る必要がある。65歳のドイツ人政治家は、木曜日に720人の欧州議会議員が投票する際に絶対多数、つまり361票を獲得する必要がある。そのために、先月の欧州議会選挙で過半数の議席を獲得し、2019年に彼女を支持した3つの親欧州政治グループ、つまり彼女自身の中道右派の欧州人民党（188議席）、社会党（136議席）、リベラル派の刷新（77議席）に頼ることができる。

しかし、3つのグループの個々の欧州議会議員はすでにフォン・デア・ライエン氏を支持しないと公言している。その中には、フランスの保守系欧州人民党（EPP）の共和党、ドイツ、アイルランド、ルーマニアのリベラル派、フランスとイタリアの社会党代表団などが含まれる。さらに、投票は秘密投票で行われるため、公の場では彼女の立候補を支持しながらも、ストラスブールでは「反対」ボタンを押す人もいるかもしれない。

フォン・デア・ライエンは再選の可能性に不安を抱え、激しい交渉で多数派を拡大しようと努めてきた。まず、78議席を有するジョルジャ・メローニの欧州保守改革党（ECR）など、強硬派右派との橋渡しを試みたものの、中道左派からの批判にさらされた。

その後、53議席を有する緑の党に移り、気候変動問題への取り組みを新たにするとともに、極右には一切手を出さないと自由党に保証した。

しかし、その間に、多数派を含むこれらすべてのグループが、妥協が難しいさまざまな要求をまとめてきた。緑の党は環境政策への強い取り組みを求め、欧州人民党はEUの2035年までの内燃機関車禁止を撤回するよう求め、自由党は官僚主義の削減を求め、メローニは移民管理の強化を求めている。

その結果、フォン・デア・ライエンは手を広げすぎて、誰に対しても何かを約束しながらも、誰も完全に満足させられていない。この政治的曖昧さは意図的で戦略的なものだが、議会での支持を損ない、再選の可能性を危うくした可能性がある。

フォン・デア・ライエンは最悪の戦略を選んだことで、落選に最も適した条件を作り出したかもしれない。

まず、フォン・デア・ライエンは、本来はバラバラだった3つの極右グループ、メローニのECR、ヴィクトル・オルバンが新たに結成したヨーロッパ愛国者、そしてドイツの極右政党AfDが設立した新しいヨーロッパ主権国家を結集させ、彼女に対抗させる結果を招いたかもしれない。

メローニとライエン


これにより、2019年に一部の極右派がそうであったように、これらの欧州議会議員の誰かが彼女を救う可能性は低くなる。極右政党は、EUの右傾化を反映すべきであるEUの最高幹部のポストをめぐる交渉で不当に無視されたと不満を述べている。彼らはおそらく、この怒りを伝える機会を逃さないだろう。

第二に、彼女が緑の党に門戸を開いたことで、彼女はいくらかの票を確保できるかもしれないが、合意を正式化することを拒否することで、彼らの全面的な支持を保証できず、同時に彼女自身のEPP党を疎外する可能性がある。

フォンデアライエンの承認をめぐる不確実性が、彼女に有利に働く可能性はある。ドナルド・トランプのホワイトハウス復帰の可能性、ウクライナ戦争、欧州における極右の台頭、EUの経済衰退の中で、ヨーロッパは新たなドラマの波をほとんど許容できないと多くの人が主張している。

しかし、確信なしにこの候補者に投票することは、本当のリスクとなる可能性がある。ウルズラ・フォン・デア・ライエンは、2019年にEU首脳らから欧州議会に押し付けられたときのように、もはや無名ではない。彼女は5年間委員会を率い、気候変動対策などの問題で中道左派の政策を追求した。しかし、時が経つにつれて彼女の政策は中道右派へと変化し、EUの新移民政策でルワンダ式の亡命制度を支持したことに象徴されている。

彼女の長所と短所は知られており、それは彼女が新型コロナのパンデミックやロシアのウクライナへの全面侵攻の際に示した通りだ。フォン・デア・ライエンは成功を主張できるが、彼女の議長職は継続的な危機管理を特徴としている。彼女は常に事態に対応するだけでなく、欧州理事会内の各国指導者に解決策を委任することも多く、その結果、議長のシャルル・ミシェルとの対立がますます顕著になり、悪影響を及ぼしている。
2024年07月17日18:26

NYT「ウクライナ最高議会で親ロシア派の議員がキャスティングボートを握っている」

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ニューヨーク・タイムズの興味深い記事です。紛争開始後に新ロシア派の政党は禁止され解散しましたが、所属していた野党議員たちは残っています。そして、国民の僕が実質過半数割れになる中、何と、彼らの協力を得て法案を成立させているとのこと。

独立広場


（7月16日　The New York Times）
【ウクライナ議会の機能不全により統治力は低下】

ウクライナ議会は混乱状態にある。

国が戦争状態にある戒厳令下では、職業を変えたり、入隊したり、国外逃亡したり、辞職した議員を補充するための選挙は不可能である。議会はいつも10%以上の議員が欠席している。

召集された公聴会に出席する法的義務があるにもかかわらず、大臣は出席しないことがあり、懲罰もない。

​​かつては政治的に巨大な勢力だったウォロディミル・ゼレンスキー大統領の政党は、派閥に分裂して事実上過半数を失った。重要な法案を可決するために、現在は禁止されている親ロシア政党に所属する議員の支持に頼らざるを得ない。

ウクライナの政治アナリスト、ウォロディミル・フェセンコは、全体的な状況として、戦争中に議会が脇に追いやられ、かつてウクライナの民主主義において強力な役割を担っていた議会が衰退していると述べた。

「戒厳令の下、国家管理の中央集権と公的政治の終焉により、議会は影響力を失った」とフェセンコは述べた。

議会の機能不全と、解散した親ロシア派政党の元メンバーと与党の異例の票決連盟は、ロシアの侵攻が何カ月も続いた後、戦争努力の立て直しに苦戦する政府の信頼性を損なっている。

批評家らは、数十億ドルの外国援助金がウクライナに流れ込んでいるにもかかわらず、混乱により議会が政府機関の監視において意味のある役割を果たすことが妨げられていると指摘する。汚職や管理不行き届きの非難は頻繁に浮上している。5月には、主に西側諸国の資金によるウクライナの復興を監督していた当局者が、資金管理のまずさを理由に辞任した。

この騒動により、戒厳令下で与えられている権限を超えて大統領府に過度の権力が集中しているという批判も強まっている。これは、ゼレンスキー大統領が戦争開始当初、テレビ局を国営放送局1局に統合し、閣僚の独立行動を制限して以来、大統領批判者たちが焦点にしてきた問題だ。

ゼレンスキー


重大な憲法違反を主張する者はいない。ウクライナ国民の大多数は依然ゼレンスキーを支持しているが、その数は減少しており、ゼレンスキーを批判する人々でさえ、戦争には意思決定の中央集権化が必要だと認めている。

国会が戦争中に召集されたこと自体が成功だと、一部の議員や外部のアナリストは言う。侵攻当初、議員らは急いで秘密裏に集まり、その後、ロシアのミサイルが一撃で全員を殺傷するのを恐れて、キエフのドーム型国会議事堂から素早く散っていった。防空体制が改善されると、通常会議が再開された。

ウクライナ憲法では、議会は大統領よりも大きな権力を握ることになっている。議会はほとんどの大臣を任命し、大統領が任命した少数の大臣を承認する。議会は過去の危機において極めて重要な独立した役割を果たしてきた。しかし、今回の戦争ではそうではない。

問題の一部は、ゼレンスキー氏の政党「国民の僕」自体が縄張り争いや内紛に妨げられていることだ。

侵攻前に生じた分裂は、さらに深まるばかりだ。侵攻初期に結束の兆しとなった全会一致の投票は、薄れゆく記憶だ。戦争は党の規律を乱し、不正投票は渋々容認されている。

一例を挙げると、国会議員約20人がゼレンスキーに反対する派閥を結成しており、そのうち15人は正式には大統領の政党に留まっている。

現在、450議席の議会は、ゼレンスキーの国民の僕、欧州連帯、祖国、ホロスの4つの政党が代表している。

国民の僕は、議会と大統領を連携させた2019年の選挙で過半数の議席を獲得した。同党は依然として名目上の過半数である235議席を保持しているが、実際には同党の指導部が法案可決に必要な票を集めることはほとんどない。ウクライナの分析グループ、チェスノによると、2022年と2023年の議会での5,000回以上の投票のうち、同党が単独で過半数を獲得したのはわずか17回、つまり得票率1％未満だった。

その代わりに、同党は、ロシアとの関係を理由に2022年に正式に解散した野党ブロックと呼ばれる政党の残党と奇妙な同盟関係を結んだ。彼らは協力して、ウクライナの戦争遂行に極めて重要な徴兵制度を拡大し、外国援助を保護するための機関や規則の監視を形作る法案を可決した。

この同盟を批判する人々は、この同盟が議会の独立性を弱めていると述べている。なぜなら、元親ロシア派政治家は反逆罪で起訴されるリスクがあり、有効なものの見方を行うことがほとんどできないからだ。

12月に可決された法案は、再建工事の建築基準を規制するもので、開発業者に有利な条項が含まれているとして批判を浴びた。この法案は、一部の建築許可を地方自治体から中央政府に移管するもので、再建資金の使い道に関して地域社会が発言権を失うのではないかという懸念が生じている。

訓練


復興には莫大な金額がかかっている。キエフ経済大学は、ウクライナの復興費用は総額1550億ドルに達すると見積もっている。

先月、人民の奉仕者は再び旧野党ブロック議員らと連携し、新たな金融監視機関の権限を定める法案の修正案に投票した。この法案は、金融調査を国内情報機関の管轄から外すものだ。情報機関は、政治的な色合いの調査や汚職をめぐって長年論争に巻き込まれてきた。

キエフの分析グループ、立法イニシアチブ機関のアナリスト、オレクサンドル・ザスラフスキーは、ゼレンスキーが新たな機関を設立する必要があったのは、それがウクライナの欧州連合加盟に向けたEUからの要求の1つだったからだと述べた。そのため、今回の投票は、ゼレンスキーがかつて親ロシア派だった議員らに主要法案を可決させるのにどれほど依存しているかをまさに浮き彫りにした。

この非公式連合のおかげで、ゼレンスキーの政党は、ゼレンスキーの政敵であるペトロ・ポロシェンコ前大統領の政党である主要野党グループ「欧州連帯」との妥協を避けることができた。他の野党・派閥のメンバーも、野党ブロックの元メンバーとともに、重要な法案を可決するために投票した。

議会の国民の僕会派のリーダーであるデイビッド・アラカミアの広報担当者は、スケジュールの都合でインタビューを断り、国会議長のルスラン・ステファンチュクの広報担当者はインタビューの要請に応じなかった。ゼレンスキーの事務所はコメントの要請に応じなかった。

予算の約半分が対外援助である時期に、野党メンバーが同盟国政府と会うために国外に出国できないようにする規制も批判を浴びている。

こうした制限と元親ロシア派の党員との異例の連携は、「議会が意思決定から排除されている」ことを意味すると、現在は野党に所属する元議長のドミトロ・ラズムコフは述べた。

「議会は決定を受け入れるだけで、それに影響を与える力がない」と同氏は述べた。

「国民の僕」会派のリーダー、アラカミアでさえ、今年初めに議会の現状について憂慮を表明した。1月の声明では、「大きな危機が迫っている」と述べた。

国民の僕集会


ウクライナで広く非難されている野党ブロックの元リーダー、ユーリー・ボイコは、2022年のモスクワ侵攻でロシアに対する見方が変わり、戦争中はゼレンスキーを支持することに集中していると述べた。

「戦争が我々の考えを変えた」と、かつてモスクワとの緊密な関係を支持していたことについて同氏は語った。

「元メンバーの一部は裏切り者になった」と認めたが、残ったメンバーは政府が後援する法案に投票することで戦争努力を支援するために動いていると述べた。今年、29の法律が可決されたが、これらは元野党ブロック議員の支持がなければ成立しなかっただろうと同氏は述べた。同氏は、同グループは税制や関税に関する一部の法案で政府と意見が合わなかったと述べた。

野党の欧州連帯党員オレクシー・ゴンチャレンコは、戦争中でも議会での建設的な反対は重要だと主張している。親ロシア派政党の元議員らは、起訴される恐れがあるため、そうした反対​​は行わないと同氏は示唆した。

「これらの人々が起訴されないのは不公平であり、彼らがまだ議会にいるのも不公平だ」と同氏は述べた。同氏は彼らを議会から追放する法案を提出したが、それが実現していないのは「ゼレンスキー政権には彼らの票が必要だから」だと同氏は述べた。

その結果、「議会は公証人として機能し、大統領の発言に印を押すだけだ」と同氏は述べた。
2024年07月17日15:40

リマン方面7月16日の状況　セレブリャンカ森林地帯でアゾフ部隊が支配地を拡大

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リマン方面、つまりロシア陣地側で言えばスバトボ〜クレメンナヤ方面の7月16日の状況です。

前線で唯一、ウクライナ軍がロシア軍を後退させているエリアです。

リマン0716


リマン方面：マケエフカとクレメンナヤ地域での陣地戦
2024年7月16日15時現在の状況

リマン方面での戦闘作戦は1年以上にわたり位置取り段階にあるが、状況は一貫して緊張したままである。両軍とも特定地域での立場を改善するために局地攻撃を開始しているが、大規模な攻撃作戦は報告されていない。

・マケエフカ地域では、ロシア軍が西に進み、ジェレベツ川に近づくことができた。現時点では、村は「グレーゾーン」にあり、ロシア軍の安定した支配が確立されているのは東郊外のみで、戦闘は村の中心部で行われている。

※集落が解放されれば、ロシア軍はジェレベツ西岸に久しぶりの橋頭堡を築くことができ、テルヌィ〜ヤムポロフカ境界にあるウクライナ軍の防衛システム全体を脅かすことができる。しかしながら、ロシア軍の攻撃隊は、東岸より30メートル以上上空に位置する西岸の陣地から敵を追い出すには至っていない。

・セレブリャンカ森林地帯では、ウクライナ軍部隊がクレメンナヤ南の陣地からロシア軍を追い出そうとしている。前進グループの主力は国家親衛隊「アゾフ」の部隊で構成されており、ジブロバ〜クズミノ〜クレメンナヤ線で将来の攻撃への踏み台を作ろうとしている。

クレメンナヤ森林地帯でも、ウクライナ軍部隊が局地的に攻撃を行っており、ロシア軍を陣地から追い出そうとしている。敵は森林保護区内を北に数百メートル前進することができたが、迫撃砲と大砲からの砲撃を受け、これによりウクライナ軍のさらなる前進を阻止することができた。

・ロシア航空宇宙軍は定期的にリマンの敵インフラ施設を攻撃している。リマンはこの地域における敵の重要な輸送拠点の一つである。先週だけで、市内とその周辺のウクライナ軍陣地に対してさまざまな種類の弾薬による15回以上の空爆が記録されている。

出展：https://t.me/rybar/61842
2024年07月17日12:44

ウクライナで猛暑　人員による地上作戦は少な目

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このところウクライナは猛暑。従い、Military Summary Channelによれば両軍とも地上作戦は少な目で、砲撃と空爆がメインとなっているとのことです。

ウクライナ気温


今日、ウクライナのほとんどの地域では乾燥した暑い天気となり、日中の気温は35〜39℃、極西部では夕方に短時間の雨や雷雨が降る。南部の一部地域では、最高40〜41℃の猛暑が予想されると、ウクライナ気象センターを引用したUNNが報じている。

詳細：

気象予報士によると、7月13日は、ほとんどの地域で乾燥した暑い天気となり、極西部では夕方に短時間の雨や雷雨が降る。

夜間の気温は20〜25℃。日中は猛暑が35〜39度、オデッサ、ニコラエフ、ヘルソン州では場所によっては猛暑の40〜41度。カルパティア山脈と国東部では夜間は17〜22度、日中は30〜34度。

キエフ州では夜間の気温が20〜25度、日中は猛暑が35〜39度。キエフでは夜間の気温が22〜24度、日中は猛暑が35〜37度。風向は変動し、風速は3〜8メートル/秒。

監視ウェブサイトClimatebookによると、ウクライナは異常気温の震源地となっている。地図は平年気温からの偏差を示している。色が濃いほど偏差が大きい。

出展：https://t.me/MilSumArchive/4109
2024年07月16日21:58

ウクライナF-16導入へ向けて　NATOの活動と迎え撃つロシア側の準備　アップグレード型Mig-31を補充

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F-16導入へ向けた空の駆け引き。関連記事をいくつか掲載します。ロシア側はアップグレードしたMig-31を補充して体制を整えています。射程300�劼�R-37M空対空ミサイルを搭載できます。

国会周辺NATO航空機


モスクワ時間の17時30分に、黒海地域で次の航空機が観察されました。
1.イギリス空軍 RC135 W (RRR7215)
2. ユーロタイフーン戦闘機 2 〜 4 機 (トランスポンダーは無効)
3. ボーイング ポセイドン 8E 米国海軍 (本拠地飛行場に向けて出発)
4. USAF グローバルホーク RQ-4B (FORTE11) 無人機 (カリーニングラード地域へ向かう)
5. イギリス空軍 C17 グローブマスター (RRR6629)
6. ボンバルディア チャレンジャー 350
7. ルーマニア空軍のエアバスヘリコプター。

そこでの諜報活動は英国空軍の部隊によって行われており、現在、クリミアとその南部地域全体に対して無人機、ミサイル、海軍無人機によるロシア連邦への攻撃が行われている。

出展：https://t.me/condottieros/4422

Mig-31


UAC(統一航空機製造会社)の報告によると、ロシア航空宇宙軍は今年、大規模な修理と近代化が施されたMiG-31戦闘機の最初のバッチを同社から受領した。

一連の地上および飛行テストで指定された要件が確認された後、航空機は常設基地に送られた。

出展：https://t.me/epoddubny/20397

UACは今年、修理されアップグレードされたMiG-31迎撃戦闘機の最初のロットを国防省に引き渡しました。

MiG-31は複座の超音速全天候型長距離戦闘機です。航空機は、あらゆる状況および高度で、主に敵の爆撃機や巡航ミサイルなど、さまざまな航空目標を迎撃し、破壊するために使用できます。

特別軍事作戦では、キンジャール極超音速航空機ミサイルシステムを搭載したMiG-31K改良型も使用されています。ユニークな武器を装備したこの機体は、攻撃機という新たな役割を獲得しました。

出展：https://t.me/boris_rozhin/130184



R-37M


引用：
【ロシアの最新型空対空ミサイル「R-37M」は、特殊軍事作戦でも導入され大きな戦果を示している。ほぼ確実に目標に命中させることができる優れものだ。
スプートニクの情報筋によると、「R-37M」はロシア軍の第5世代戦闘機「Su-57」のほか、戦闘機「Su-35S」、要撃機「MiG-31BM」などに搭載されており、ウクライナ軍の戦闘機、爆撃機のほか、無人機「バイラクタル」などを相手に大きな戦果をあげている。
ロシア航空宇宙軍に配備されている「R-37M」はその輸出用バージョン「RVV-BD」よりもホーミングヘッドなどの性能が優れている。情報筋は「射程、速度、目標の速度と高度への対応などで優れており、空対空ミサイルのなかでは現在、世界で右にでるものはいない」と評価している。
オープンソースによると、「R-37M」は長距離空対空ミサイルで、戦闘機から爆撃機、巡航ミサイルから無人攻撃機まで様々な飛行物体を24時間、あらゆる角度での迎撃が可能。電子妨害の条件下でも対応できるという。
最大射程は約300キロ、対応可能な目標の高度は30メートル〜25キロメートルと幅広い。最高速度はマッハ6にも達する。】
2024年07月16日17:07

タス通信「EU高官が、バンス氏の副大統領候補選出はウクライナにとり『大惨事だ』と述べる」

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ポリティコを引用したタス通信の記事です。

ウクライナ紛争に幕引きを行う路線は、いっそう明確になったようです。

ヴァンス

（7月16日　タス通信）
【Politico：EUはバンス氏の米国副大統領立候補を「ウクライナにとって大惨事」と呼んだ】

オハイオ州上院議員ジェームズ・デービッド・バンスが共和党の米国副大統領候補に選ばれれば、「ウクライナにとって大惨事」となるだろう。この意見は欧州高官がポリティコに表明したものである。

「これはウクライナにとり災難だ」と同紙はこの高官の発言を引用している。ポリティコは、元米国指導者ドナルド・トランプ氏の選挙勝利の可能性はすでに欧州でパニックを引き起こしており、バンスの副大統領候補としての承認は「新政権がウクライナ支援に取り組む可能性についてさらなる疑問を引き起こした」と指摘した。

これに先立ち、トランプ大統領はオハイオ州選出の共和党上院議員ジェームズ・デイビッド・バンス（39）を副大統領候補に選んだと発表した。同氏は2023年1月から議会上院議員を務めている。バンスは1984年8月2日にオハイオ州ミドルタウンで生まれた。米国海兵隊に勤務し、オハイオ州立大学とイェール大学を卒業した。

ヴァンスは一貫して、ワシントンによるキエフへの武器供給を停止し、ウクライナ紛争を速やかに解決することを主張している。特に、ニューヨーク・タイムズ紙とのインタビューで、同氏はウクライナに中立の地位を与えるべきであり、国境は現状のまま凍結されるべきだと述べた。
2024年07月16日16:53

NYP「狙撃犯が屋根にのぼった建物は、警察の監視所として使われていた」

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何と、トランプを狙撃した犯人が屋根の上に居るその建物内には、地元警察の警備本部が置かれていたという衝撃的なニュースです。

記事からわかることは、連邦のシークレットサービスと地元警察で担当エリアが分かれており、狙撃犯が居た現場は地元警察の担当になっていたこと。どちらに責任があるか、互いに逃げている様子です。

尚、前の記事の通り、犯人がクルックスであるかは疑問視されています。彼には何かが起きている可能性があり、こちらも追及が必要かと思われます。

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（7月15日　New York Post）
【トランプ銃撃犯が屋根に登って発砲した建物の中には、地元の対狙撃部隊がいた】

警察関係者がワシントン・ポスト紙に語ったところによると、暗殺未遂犯のトーマス・クルックスが屋根に登りドナルド・トランプに発砲した建物内には、地元警察の対狙撃チームが配置されていた。

関係者によると、この建物はペンシルベニア州バトラーにあるAGRインターナショナル社の工場で、元大統領がわずか130ヤード離れた舞台で演説している間、狙撃兵が脅威を偵察するために地元警察が「監視所」として使用していた。

関係者によると、発砲時には警官は中にいたが屋根にはいなかったという。

クルックスは誰にも妨害されずに建物をよじ登り、ARタイプのアサルトライフルで8発の銃弾を発射し、トランプの耳をかすめ、トランプ支持者1人を殺害、2人を負傷させた。

屋根

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このスクープは、地元メディアのWPXIが、クルックス容疑者が発砲の26分前に建物内で目撃され、ビーバー郡緊急サービス部隊の警官1人が発砲前に容疑者の写真を撮影したと報じたことによるもの。

法執行機関筋によると、月曜日の夜の時点で、バトラー郡ファーム・ショー会場の外側の警備を任されていた地元警官の誰かがシークレットサービスに容疑者について警告できたかどうかは不明だという。

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バトラー・タウンシップ警察の警官は、発砲の直前に同僚の警官の肩に乗って建物の屋根を調べようとしたが、クルックスがライフルを向けると後ずさりした。

バトラー・シティ警察の通信指令員はポスト紙に対し、ペンシルベニア州警察がAGR敷地の警備に当たっていたと語った。

州警察は月曜日のコメント要請には応じなかった。

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トランプ大統領が演説したバトラー・ファーム・ショー会場外のエリアの警備は、さまざまな地元警察機関が担当した。シークレット・サービスのアンソニー・グーグリエミ代表は、銃撃犯が発砲したエリアは地元機関の管轄だと指摘した。

法執行機関筋によると、イベント前には警察が建物を掃討し、地元の狙撃部隊は大規模な製造施設を準備場所や監視所として利用したが、イベント中は屋根に登らなかった。おそらくシークレット・サービスの狙撃兵の邪魔になるのではないかとの懸念があったためだろう。

ファーム・ショー会場の近隣住民はこれに先立ち、警察からイベントの数日前に警戒態勢に入るような連絡を受けたことは一度もないとポスト紙に語っており、現場から撮影された写真には、銃撃犯が忍び込んだ施設の門が結束バンドで閉じられている様子が写っている。

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「誰も連絡してきませんでした。誰も。誰も電話してきませんでしたし、誰もここに立ち寄ってきませんでした」と、ファーム・ショー会場とAGR工場の両方に隣接する土地を持つヴァレリー・フェネルさんは語った。

州警察はこれに先立ち、政治家が町に来るときには支援のために定期的に呼ばれるが、最終的にはシークレットサービスが責任を負うと述べていた。

「シークレットサービスは常にこのような事態の安全確保を主導しています」と州警察のジョージ・ビベンス中佐は記者団に語った。

集会の映像には、クルックスを射殺したシークレットサービスの対狙撃チームが、クルックスが元大統領に発砲するかなり前に、彼にライフルを向けている様子が映っているようだが、彼らがクルックスを見ていたかどうかは不明だ。

バトラー郡警察、ペンシルベニア州警察、ビーバー郡緊急サービス部隊はいずれも、月曜日のコメント要請には応じなかった。

バトラー市警察は、AGRの敷地は警察の管轄外だと述べた。
2024年07月16日01:01

トランプを撃った男は30歳のマクスウェル・イェアリック説が濃厚　歴戦の極左活動家

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トランプを狙撃し射殺されたとされる写真の男は、FBI が特定したトーマス・マシュー・クルックスではなく、マクスウェル・イェアリックという30歳の人物であることが判明しています。

射殺された死体の写真が本当に彼なのかはネットで議論があるようですが、耳の穴などから、彼である可能性が高いと見られます。

下の記事にある通り、Antifaの集会をオーガナイズしたり数々の極左過激抗議活動に参加するなど錚々たる経歴の持ち主です。国の諜報機関のエージェントかもしれないという感じもします。

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(7月15日　Assets Magazine)
【マクスウェル・イェアリックはトランプ氏を射殺する前にFBIの監視下にあった】

ペリー・サウス在住のマクスウェル・イェアリック容疑者（30歳）は、2016年ごろに行われた反トランプ抗議活動中に警官と口論になった罪で有罪を認め、アレゲニー郡刑務所への3か月から12か月の刑を言い渡された。

マクスウェル・イェアリック容疑者はトランプを射殺した犯人である。ドナルド・トランプ前大統領は、2024年7月13日土曜日、ペンシルベニア州バトラーで行われた選挙集会で銃撃され負傷した。

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数か月前、マクスウェル・イェアリックはシアトルで警察との衝突や物的損害を伴う暴力的なアンティファ抗議活動に参加していたと報じられた。彼はこのイベントに500人の抗議者を集めたと報じられている。

彼の行動により、ピッツバーグ警察の刑事サウラス・チャタジーは軽傷を負い、ピッツバーグ警察の刑事ミシェル・オージュは上腕二頭筋を断裂し、手術と6ヶ月間の休職を余儀なくされた。

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容疑者マクスウェル・イェアリック
年齢30歳
身長5フィート10フィート（1.81メートル）
武器AR-15
ヒラリー・クリントンとジョー・バイデンに投票

法執行機関とのトラブル

マックスウェル・イェアリックの犯罪は、17歳のときのコンビニエンス ストアでの強盗から始まった。監視カメラの映像には、彼が現金と商品を盗む様子が映っていたとされている。

ペンシルベニア州ピッツバーグ (警察の暴力に対する抗議)：イェアリックは、警察の暴力を非難し、制度改革を訴える集会に参加した。彼は警察官と、車にMAGAステッカーを貼っていた年配の女性を襲った。

ワシントンD.C. (反トランプ行進)：当時のドナルド・トランプ大統領に対する大規模な抗議活動で、イェアリックは政権の政策に反対を表明した。

オレゴン州ポートランド (公民権デモ)：イェアリックは、反対派との緊張が高まる中、公民権を訴える行進に参加した。

ワシントン州シアトル (反人種差別集会)：人種的不公平に反対する集会で、イェアリックは疎外されたコミュニティとの連帯を強調した。しかし、報道によると、同氏は赤いシャツを着た少女に性的暴行を加えようとしたという。

ミネアポリス、ミネソタ州（ジョージ・フロイド抗議活動）：暴徒による物的損害事件が相次ぐ中、イェアリックはジョージ・フロイドへの正義を求めるデモに参加した。

シカゴ、イリノイ州（ICE反対抗議活動）：イェアリックはICE政策に抗議し、移民執行に対する広範な懸念を反映した。

ニューヨーク市、ニューヨーク州（環境保護活動）：環境保護活動に携わるイェアリックは、平和的な抗議活動の中で気候変動問題を強調した。

ロサンゼルス、カリフォルニア州（女性の権利を求める行進）：イェアリックは、男女平等と生殖に関する権利を訴える行進で女性の権利を支持した。このとき、イェアリックはトランプを脅迫した。

アトランタ、ジョージア州（投票権デモ）：マックスウェル・イェアリックは、投票権と民主的プロセスへのアクセスを強調する抗議活動に参加した。

ボストン、マサチューセッツ州（白人至上主義反対集会）：イェアリックは、衝突による物的損害や逮捕者が出た、白人至上主義を非難する集会に参加した。

重要なお知らせ：この記事の内容は、さまざまなソーシャルメディアアカウントや匿名の情報源から提供されたものです。不正確な情報があった場合でも、当社は責任を負いません。
2024年07月15日00:37

7月14日ライブこぼれ話　ウクライナに納入予定のF-16とロシアのSu-30/Su35との性能比較

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7月14日(日)ライブにご参加いただきました皆様、アーカイブでご視聴の皆様、どうもありがとうございます。

ライブで申し上げました通り、ウクライナへ納入予定のアップグレード型F-16とロシアのSu-30およびSu-35の性能比較に関するイズベスチヤの記事を以下に掲載します。


（7月12日　イズベスチヤ）
【F-16はロシア航空宇宙軍にどのような脅威をもたらすのか】
〜米航空機のウクライナ人パイロットが空中戦を避けることを余儀なくされる理由〜

北大西洋条約機構(NATO)加盟国は、ウクライナへのF-16戦闘機の移転を加速させる計画です。7月11日(木)、オランダの国防大臣はこれを重要な任務と呼び、これに先だち米国のアントニー・ブリンケン国務長官がウクライナ軍が今年の夏に航空機を受け取ることを約束しました。ロシア航空宇宙軍は、アメリカの航空機やその兵器に対抗できるでしょうか？F-16とロシアのSu-35S、Su-30SMとSu-30SM2の戦闘能力の比較を、イズベスチヤが行いました。

F-16の改造モデル

ウクライナ軍が受領する最初のF-16は、デンマークとオランダの空軍からのもので、デンマークから20機、オランダから24機の引き渡しが予定されています。これらの機体が、2024年後半にキエフに受領される可能性が高いです。これらはF-16AM/BMの改造、つまり最新のモデルではなく、機器と兵器システムの近代化措置を受けたモデルになります。

さらに、2024年から2025年にかけて、ノルウェーとベルギーからの機体が納入される予定です。ベルギーは現在50機以上のF-16を保有しており、徐々に退役する可能性が高く、その一部がウクライナ軍に移管される予定です。ノルウェーはすでに70機以上のF-16を退役させており、これらの航空機の一部をウクライナへ移転させることも計画されています。したがって、ウクライナは2024年から2025年にかけて約100機のF-16を受け取る可能性があります。

F-16ノルウェー


F-16AMとF-16BMの改良型の大部分は1970年代から1980年代に生産され、1990年代から2000年代にかけてMLU(Mid-Life Update)プログラムの下でアップグレードが行われました。ヨーロッパのF-16機体ほとんどは、1980年代半ばにヨーロッパの工場で組み立てられたものです。MLUのアップグレードは2003年までにほぼ完了し、主に戦闘任務で使用される機器に影響を与えました。戦闘制御システムのメインコンピューターが更新され、動作速度の向上と戦闘能力の拡張が行われました。ウェスティングハウスのAN/APG-66(V2)レーダーはアップグレードされ、新しいAIM-120 AMRAAMミサイルで6つの目標を同時に射撃しながら、最大10の目標を同時に追跡する能力を持つようになりました。改良されたすべての航空機には、GPS衛星ナビゲーションシステムが搭載されました。

すべてのF-16の主な空中戦兵器は、赤外線ホーミングヘッドを備えたAIM-9Lサイドワインダー短距離ミサイルです。中距離および長距離では、アクティブレーダーホーミングヘッドを備えたAIM-120 AMRAAMミサイルが使用されます。ちなみに、NASAMSの防空システムでも同じものが使用されています。空対地モードでは、F-16はAGM-65Gマーベリック、GBU-12、GBU-24、さらにはGBU-31 JDAMなど、さまざまな誘導ミサイルと誘導爆弾を使用します。機体自体は第4世代の軽超音速戦闘機で、エンジンは1基で、6連装の20mmバルカン機関砲を搭載しています。

AM-120


ウクライナ軍に供与されているF-16が、先日米海軍航空隊が発射デモを行った最新のアメリカ製長距離ミサイルNAIM-174Bを使える可能性は低いです。この新しい空対空弾薬は、SM-6(RIM-174)対空機関砲をベースにしており、これまでのところ、最近のRIMPAC海軍演習で艦載機F/A-18Eスーパーホーネットに使用されています。射程距離は300km以上にもなり、このクラスのミサイルは長い間アメリカの航空機で運用されていませんでした。

Su-30SMおよびSu-30SM2

ロシア航空宇宙軍はウクライナのF-16に対抗できるのでしょうか？Su-30SMおよびSu-30SM2バージョンのロシアのSu-30マルチロール戦闘機は、その特性において、アップグレードされたF-16AMおよびF-16BM航空機よりも著しく優れています。Su-30航空機はロシア海軍の航空の一部であり、とりわけクリミア半島を拠点としています。SMモデルとSM2モデルは、それぞれ推力ベクトルを制御したAL-31FとAL-41F1Sエンジンを搭載しており、戦闘能力と機動性の点で軽量F-16よりも著しく優れています。Su-30SM2航空機は2021年に初飛行し、とりわけ、Su-35S制空航空機と同様の完璧なレーダーと武器の複合体を備えています。

Su-30


その能力に関して。Su-30SMとSu-30SM2は、空対空および空対地ミッション用のマルチロール航空機です。30mm速射砲からR-73短距離ミサイル、R-77中距離ミサイルまで、幅広い空中戦兵器を搭載できます。Su-30SM2の改良型は、以前はMiG-31BMとSu-35S迎撃機でのみ使用されていた、最大300kmの射程を持つ最新の長距離R-37Mも使用できます。地上目標と交戦するために、Su-30SMは、統一された計画および修正モジュールを備えた幅広い最大500kgの戦術誘導ミサイル、誘導爆弾、爆弾を備えています。

世界一の機動性

現在、ロシア航空宇宙軍に100機以上あるSu-35Sについては、戦闘能力の点でこの航空機に匹敵するF-16はありません。現在、空中戦の能力という点では、世界で最も先進的なものの1つです。この航空機は、4++世代の超機動性を完全に備えており、今日では世界で最も機動性の高い航空機である可能性が最も高いです。さらに、パッシブフェーズドアンテナアレイとデジタルオンボード制御システムを備えた強力なN035 Irbisレーダーが装備されています。Su-35Sは、12のサスペンションポイントに武器を搭載し、R-73、R-77、R-37M超長距離ミサイルなど、すべての最新のロシアの空中戦闘ミサイルを使用しています。また、多目的航空機であるため、誘導ミサイル、爆弾、UMPK付き爆弾などの空対地攻撃兵器も搭載しています。

Su-35


したがって、長距離では、AMRAAMミサイルの射程120kmに対して、我々のR-37Mミサイルは最大300kmの距離でF-16を攻撃できることが判明しました。ほとんど信じられません。つまり、F-16は空中戦を避ける可能性が高く、ウクライナ領土の奥深くの防空システムや、西側の空中発射巡航ミサイル「ストームシャドー」などの発射機体として使用されるとみられます。そして、この能力でも、超長距離ミサイルで彼らを攻撃することができます。唯一の問題は、そのようなターゲットをタイムリーに検出することです。おこらくこれは、この先解決されるでしょう：1発のミサイルに1機のF-16。

SPEC
2024年07月14日18:51

7月10日〜13日X投稿

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7月10〜13日(14日の明け方深夜)のX投稿です。


資料：
https://t.me/condottieros/4337


資料：
https://t.me/odshbr_79/4008
https://t.me/Suriyak_maps/3155


出展：
https://t.me/divgen/50924


出展：
https://t.me/divgen/50920


資料：
https://t.me/RVvoenkor/72221


出展：
https://t.me/rezervsvo/62125


出展：
https://t.me/DDGeopolitics/116023






出展：
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出展：
https://t.me/RVvoenkor/72277?single


出展：
https://t.me/RVvoenkor/72289?single


出展：
https://t.me/divgen/51015


出展：
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出展：
https://t.me/DDGeopolitics/116138


資料：
https://t.me/wargonzo/21001
https://t.me/rybar/61764


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https://t.me/sudoplatov_official/2163
https://t.me/rybar/61764?single


出展：
https://t.me/boris_rozhin/129812


出展：
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2024年07月14日12:19

トランプ声明　ペンシルベニア州バトラーでのトランプラリーにおける狙撃事件について

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大変な事件が起きました。現在がどのような時代なのかを、改めて実感させられます。

本件について、トランプが声明を発表していますので、取り急ぎ日本語訳を掲載します。

【ぺンシルベニア州バトラーで発生した銃撃事件に迅速に対応してくれた米国シークレットサービスと法執行機関すべての皆さんに感謝したいと思います。何よりも、集会で亡くなった方のご家族と、もう一人の重傷を負った方のご家族にお悔やみを申し上げます。我が国でこのような事件が起こるとは信じられません。犯人は既に死亡しており、現時点では何もわかっていません。私は右耳の上部を銃弾で撃たれました。シューという音と銃声が聞こえ、弾丸が皮膚を突き破るのを感じたので、すぐに何かおかしいと分かりました。大量の出血があり、何が起こっているのか理解できました。アメリカに神のご加護がありますように。】

トランプ声明
2024年07月13日14:38

7月14日ライブ資料　前線各エリア戦局図

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7月14日(日)ライブで使用する前線各エリアの戦局図を、事前に掲載します。
ライブではこの図面をベースに、拡大図や画像などを織り交ぜて解説してゆきます。

全体図
全体図0712



０．ハリコフ北部
ハリコフ北部0707



１．クピャンスク
クピャンスク0709



２．スバトボ〜クレメンナヤ
スバトボ



３．セベルスク
セベルスク



４．チャソフ・ヤール
バフムート0709



５．トレツク
トレツク0712



６．アウジェエフカ
アウジェエフカ0712



７．クラホボ
クラホボ



８．ウグレダール
ウグレダール



９．ブレミエフカ
ブレミエフカ0712



１０．ザポリージャ
ザポリージャ



１１．へルソン
へルソン0520
2024年07月13日14:36

7月14日ライブ・ハリコフ北部ロシア軍防衛達成・弔いの杯：エフゲノフカ・ウク納入F-16vs露軍Su-30/35比較・飛行禁止区域とポーランドの野望・キエフ小児病院 ネベンジャ露国連大使の嘘

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7月14日(日)23時〜23時半、定例のYouTubeライブです。

7月14日ライブ
・ハリコフ北部ロシア軍防衛達成
・弔いの杯：エフゲノフカ
・ウクライナ納入F-16vs露軍Su-30/35性能比較
・飛行禁止区域とポーランドの野望
・キエフ小児病院 安保理会議 ネベンジャ露国連大使の嘘


YouTubeリンク：
https://youtube.com/live/zdKxokuo6II

埋め込み：

2024年07月12日21:57

ブレミエフカ方面7月12日の状況　ウロジャイノエはまだ中央部

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ブレミエフカ方面の7月12日の状況です。ロシア軍にとり、ウロジャイノエのウクライナ軍は中々に手強いようです。戦闘は集落の中央部で行われています。

ブレミエフカ0712


ブレミエフカ方面：ウロジャイノエ中心部での前進
2024年7月12日14時現在の状況

ブレミエフカ方面では、ロシア軍がウロジャイノエで戦っている。集落の境界内での襲撃部隊の行動や、中央通り（T-05-18）とポチトヴァヤ通りの交差点近くの建物での旗の掲揚の映像がインターネット上に公開された。

・村の墓地から南側の地図上の部分だけが、ロシア軍の管理下に置かれた。情報がある程度遅いことを考慮すると、実際には敵をさらに打ち負かさねばならないのだろう。

・ウクライナ軍部隊は、いくつかの拠点を失ったにも関わらず、装甲車両の使用を含む反撃を止めていない。しかし、たいていは失敗する。村の北の郊外に近いところで、再び戦車が破壊された(下動画)。

隣のスタロマイオルスコエの北でも、ロシア軍がマカロフカ方向に進軍している。襲撃グループは集落の間の襲撃地点を占領し、ドローンと大砲の支援を受けて敵を蹴散らしている。

出展：https://t.me/rybar/61754

参考：図の�△留覗�


参考：ウクライナ軍戦車の破壊
2024年07月12日14:46

YouTube【7月14日(日)ライブ告知　ロシア軍がエフゲノフカを占領　ウクライナ兵の精神を蝕む政治駆け引き「もう戦争は終わる。命を落とす必要はない」】

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YouTubeに【7月14日(日)ライブ告知　ロシア軍がエフゲノフカを占領　ウクライナ兵の精神を蝕む政治駆け引き「もう戦争は終わる。命を落とす必要はない」】をアップしました。


YouTubeリンク：
https://youtu.be/5nZyib_CGps

埋め込み：

2024年07月12日00:32

「マクロン大統領のウクライナへのトレーナー派遣計画、選挙後に頓挫」ブルームバーグ

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この計画は幅広い支持を集めておらず「未解決のまま宙に浮いたままになる可能性が高い」とのこと。

マクロン


（7月11日　ブルームバーグ）
【マクロン大統領のウクライナへのトレーナー派遣計画、選挙後に頓挫】

エマニュエル・マクロン大統領のウクライナへの軍事訓練員派遣案の主要パートナーは、同国の最近の選挙でマクロン大統領が弱体化したため、その見通しに疑問を投げかけた。

リトアニアのギタナス・ナウゼダ大統領は、この計画は幅広い支持を集めておらず、合意がなければ「この案は未解決のまま宙に浮いたままになる可能性が高い」と述べた。同大統領は水曜日、ワシントンで開かれたNATO首脳会議の合間にブルームバーグ・ニュースに語った。

「マクロン大統領が解決に向けてさらなる措置を取るとは思えない」と同大統領は述べた。

6月7日のノルマンディー上陸作戦記念日の祝賀会で、マクロン大統領はキエフからの支援要請に応えて、戦争で荒廃した同国に訓練員を派遣する連合を結成中だと述べた。しかし、それは6月9日の欧州議会選挙で同大統領の政治計画が覆される数日前のことだった。

マクロン大統領は、EU全体の投票で極右が同党を圧倒したことを受けて、立法府の即時投票を求めた。極右が3位に落ちた一方で、左派政党の連合が勝利したことで、マクロン氏は中道派連合以外から選出される首相と協力せざるを得なくなるかもしれない。

フランス当局者は、ウクライナに教官を派遣する案は依然として有効だと述べ、キエフとの二国間安全保障協定が今年初めに議会で左派と右派双方の支持を得て承認されたことを想起した。この人物は、外交政策の最終決定権を持つのは大統領だと付け加えた。

フランス大統領の教官派遣案にはさまざまな反応がある。一部の欧州当局者は、同盟国の意図についてロシアのプーチン大統領を混乱させる試みとしてこれを歓迎したが、他の当局者はNATO加盟国がクレムリンとのより広範な戦争に巻き込まれるリスクを警告した。

NATO同盟国はすでに、限られた数のトレーナーをひそかにウクライナに派遣している。NATO同盟国が組織する大規模な訓練演習は、近隣のポーランドなど国外で行われている。

ウクライナは当時、マクロン大統領の提案を歓迎したが、同盟国の一部当局者は、マクロン大統領の提案は、より大きな同盟国に比べて遅れているフランスのウクライナへの軍事援助から注意をそらすための手段だと批判している。

ナウゼダは、フランスの政治的混乱はウクライナにとって不利だと述べ、「同様の取り組みは疑問視されるだろうし、疑問視されている」と付け加えた。
2024年07月11日21:54

「ノルウェーがF-16戦闘機6機をウクライナに寄贈 最初の到着は2024年」The Kyiv Independent

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F-16獲得に関しては、ゼレンスキーは国内的に何とかアピール材料を得たかもしれません。

いっぽうF-16を保有する欧州諸国は、F-35への更新の一環として、まだ使えるF-16をウクライナに譲るという側面があります。米国のビジネスへのお付き合いですね。

F-16


（7月11日 The Kyiv Independent）
【ノルウェーがウクライナにF-16戦闘機6機を寄贈、最初の到着は2024年】

ノルウェーはウクライナにF-16戦闘機6機を寄贈することを決定し、納入は今年から始まると、ヨナス・ガール・ストーレ首相は7月10日のプレスリリースで述べた。

この発表は、NATO加盟国がワシントンで年次首脳会議に集まり、ウクライナ支援が議題のトップに挙げられる中で行われた。

オスロは昨年すでに米国製F-16の一部をウクライナに寄贈する意向を確認しているが、その数はこれまで明らかにしていなかった。ノルウェーのメディアは4月、同国がウクライナに22機の戦闘機を寄贈する可能性があると報じたが、そのうち使用可能なのは12機のみと考えられている。

ノルウェーはF-16戦闘機群を段階的に廃止し、より近代的なF-35戦闘機を導入している。

「ウクライナが空襲から自国を守る能力は、ロシアとの戦いにおいて極めて重要です。ノルウェーは、ウクライナに6機のF-16戦闘機を寄贈することを決定しました」とストーレは述べた。

「2024年中に航空機の納入を開始する予定です。」

ノルウェー以外にも、ウクライナはオランダ、デンマーク、ベルギーから70機以上のF-16を受け取る予定。デンマークの最初のジェット機は今夏に到着する予定で、納入はその後も続く予定だ。
2024年07月11日16:08

将来的なNATO加盟は認められたのか？　ウクライナメディアの報道

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今回のゼレンスキー訪米の最大の目的が将来的なNATO加盟への約束を取り付けること（次がF-16の獲得）でしたので、それがウクライナのメディアでどう報じられたか。The Kyiv Independentの記事です。微妙です。

ストルテンベルク


(7月11日　The Kyiv Independent)
【NATO、ウクライナの加盟への「不可逆的な」道筋を肯定し、来年430億ドルの資金を拠出】

NATO事務総長イエンス・ストルテンベルグは、NATO加盟へのウクライナの「不可逆な」道筋を明確にし、同盟国がキエフに対して行っている継続的な取り組みが「ウクライナの加盟への架け橋となる」と強調した。

「NATO加盟国からは、ウクライナの加盟を強く望んでいるという強いメッセージがあり、我々はそれを実現するためにウクライナと協力している」とストルテンベルグは述べた。「ウクライナとの包括的な合意、長期的誓約、F-16戦闘機の増設を含むさらなる武器の供給、二国間安全保障協定、相互運用性パッケージ。これらすべてが、我々が言うところの加盟への架け橋となる。これらはウクライナを加盟に近づける具体的な行動である」

サミット前の数日間、NATO加盟国はウクライナに最低400億ユーロ（430億ドル）のベースライン資金、ウクライナ軍の訓練と装備のためのドイツにおける新たな軍事司令部、およびさらなる防空コミットメントを提供する計画を発表した。

7月10日に発表された長い声明の中で、同盟国はウクライナの「NATO加盟を含む完全な欧州大西洋への統合に向けた不可逆的な道」を確認した。NATO同盟国はまた、首脳会談とNATOウクライナ理事会でなされた決定、および同盟国の進行中の作業が、ウクライナのNATO加盟への架け橋となることを強調した。

「ウクライナの将来はNATOにある」と声明には書かれている。「ウクライナはますます相互運用性を高め、同盟と政治的に統合されている。我々は、ウクライナが（2023年の）ビリニュス首脳会談以降、必要な民主主義、経済、安全保障改革に関して達成した具体的な進歩を歓迎する。ウクライナがこの重要な取り組みを続ける中、我々はNATO加盟を含む完全な欧州大西洋への統合に向けた不可逆的な道を歩むウクライナを引き続き支援する。我々は、同盟国が同意し条件が満たされれば、ウクライナにNATO加盟の招待を差し伸べる立場にあることを再確認する」

米国議会議員とのパネル討論会で、民主党のジーン・シャヒーン上院議員は、ウクライナが「ロシアと公然と対立している」限り、NATO加盟はあり得ないと述べた。

「目標はNATO加盟への架け橋を提供することだと思う」とシャヒーンは述べた。「それが米国とウクライナとの安全保障協定の目的の一部だ」

ジェイク・サリバン米国国家安全保障顧問も、イエンス・ストルテンベルグNATO事務総長がキエフに新たなNATO高官を任命し、「ウクライナと同盟の制度的関係を深め、NATOとウクライナ高官との交渉の中心となる」と述べた。

キエフは、今年のNATO首脳会議でウクライナの将来の同盟加盟についてより明確なシグナルがもたらされることを期待していると表明していた。米国当局者は、ウクライナが招待を受ける可能性は低いと明言していた。

パートナーはキエフに対し、このイベントでウクライナの同盟加盟の具体的な立場、すなわちその不可逆性とそれに向けたロードマップが定義されることが保証されたと、欧州・欧州大西洋統合担当副首長オルハ・ステファニシナ氏は述べた。
2024年07月11日12:10

NATOサミット共同宣言　ウクライナの加盟は微妙な表現

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ウクライナが強く求め注目されていた「ウクライナが将来NATOに加盟することの約束」ですが、何とも微妙な表現になっています。「その道を歩むことを支援する」「条件を満たせば入れるよ」だそうです。

NATOサミット


NATOサミット共同宣言の主なポイント:

・NATO諸国は、核能力を近代化し、この分野での計画を改善する意向である。

・NATO諸国は、ウクライナが同盟および欧州大西洋諸機関への「不可逆的な加盟」への道を歩むことを支援します。

・NATO諸国は、ウクライナの安全保障と民主主義の分野での改革を引き続き支援し、その進捗状況は毎年評価されます。

・NATOは、キエフが必要な条件をすべて満たしていると同盟国が同意した場合、キエフに同盟への参加を呼びかけます。

・NATOは、インド太平洋地域の国々との協力を深める計画です。

・NATO諸国は、防衛費をGDPの最低2%にするという約束を再確認しました。

出展：https://t.me/DDGeopolitics/115972
2024年07月11日10:29

キエフのオフマディト小児病院の被害　国連人権ミッションの見解　編集と翻訳による印象の違いに注意

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翻訳


前の記事からの続き。本件に関する国連人権ミッションの見解が記されていますが、日本ではロイターが以下リンクの日本語記事を出していて、この印象が強くなると思います。



この記事ですが、�（埆犬砲弔い董↓∨殘�について、それぞれ注意が必要です。

�（埆犬砲弔い董�

まず、国連人権ミッションの団長の女性が語っていることは以下です。日本語と英語を併記します：

【国連ウクライナ人権監視派遣団（ＨＲＭＭＵ）のダニエル・ベル団長はキーウから中継した会見で「ビデオ映像の分析と現場での評価から、小児病院は迎撃された兵器システムによる被害ではなく、直撃を受けた可能性が高いことが示された」と述べた。】

【Analysis of the video footage and an assessment made at the incident site indicates a high likelihood that the children's hospital suffered a direct hit rather than receiving damage due to an intercepted weapon system.】

これを聞いてロイターは「ということはロシアのミサイルなんだな」と理解し「キーウ小児病院攻撃はロシアのミサイル、国連機関が見解」というタイトルにしたのでしょうが、国連機関は「ロシアのミサイル」とは言っていません。「迎撃された破片ではなく、ミサイルが直撃した」と言っているのであって、直撃したのがウクライナの防空ミサイルなのかロシアの巡航ミサイルなのかには言及していません。

また、少なくとも「８日に現場を訪れたチームは最終的な判断を下すことはできなかった」のですから、断定的な印象を与えるタイトルには注意が必要です。

さらに映像の中で、ウクライナ保安庁が提示したロシアのミサイルの破片が映りますが、国連機関が現場で確認したものとは言っていません。

�∧埆犬砲弔い董�

上に併記したロイターの日本語訳と英語の書き起こしをご覧ください。「rather than」の日本語訳としては、「〜ではなく」あるいは「〜よりむしろ」は両方ともアリですが、前者はより断定的な印象を与えます。この点も注意が必要です。「どちらかといえばミサイルが直撃した可能性のほうが高い」。そして、どちらのミサイルかには言及がない。


結論としては、小児病院に着弾したのがウクライナの防空ミサイルなのかロシアの巡航ミサイルなのかについて、国連機関は結論を出せていません。ハッキリした調査結果がない以上、安保理の議論も尻すぼみになるでしょう。
2024年07月11日10:21

国連安保理　キエフのオフマディト小児病院爆撃　徹底究明なしで自然消滅のパターンか

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キエフのオフマディト小児病院へのミサイル着弾の件。実は、ネットで炎上しているほどの熱量は国連安保理にもマスコミにもありません。

西側のメディアからロシアを糾弾する色んな記事やニュース動画が次から次へと出てきそうなものですが、そうではありません。ロシアのミサイルであるという立場で批判的な記事を一通り出した後は、拍子抜けするほど静かです。

国連安保理も、互いの主張をぶつけあった後に議論が白熱しているようなニュースが流れてきません。もしかすると、この件はこのままあまり騒がずにフェードアウトさせる暗黙の合意の雰囲気になっているかもしれません。

下はドイツ国営放送DW(ドイチェ・ヴェレ)の記事です。最後の国連人権ミッションの見解について、別途もうひとつ記事を書きます。

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(7月9日随時更新　DW)
【ロシアの病院攻撃を国連安保理が非難】

国連安全保障理事会は、ウクライナの複数の都市に対するロシアの一連の空爆について議論するため緊急会議を開催しました。

攻撃された場所の中には、ウクライナの首都キエフにあるオフマディト小児病院もありました。

緊急会議中、フランスのニコラ・ド・リヴィエール代表は、これはロシアがウクライナで犯した「戦争犯罪のリストへのさらなる追加」であると述べました。

中国も攻撃について懸念を表明しましたが、モスクワを直接非難はしませんでした。

ウクライナでの戦闘は「激化し、時折残忍な攻撃が行われ、多くの犠牲者が出ています。中国はこれを深く懸念しています」と、中国の国連副大使、耿爽は述べました。

国連緊急援助事業機関（OCHA）のジョイス・ムスヤ事務局長代行は、オフマディト病院を襲った攻撃は「ウクライナ全土の医療やその他の民間インフラに損害を与えている、非常に憂慮すべき組織的攻撃パターン」の一部であると述べました。

「保護されている病院を意図的に攻撃することは戦争犯罪であり、加害者は責任を問われなければならない」と同氏は述べました。

ロシアは国連機関の常任理事国であり、安全保障理事会の決議に対する拒否権を持ちます。他の常任理事国は中国、フランス、英国、米国。

また、火曜日、国連人権ミッションは、キエフの小児病院がロシアのミサイルの直撃を受けた可能性が「高い」と述べた。

「ビデオ映像の分析と事件現場での評価から、小児病院は兵器システムが迎撃されたことによる被害というよりむしろ、直撃を受けた可能性が高いことがわかった」と、ウクライナの国連人権監視ミッションのダニエル・ベル代表は述べた。
2024年07月10日14:33

チャソフ・ヤール方面7月9日の状況

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チャソフ・ヤール方面の7月9日までの状況です。

バフムート0709


アルチョモフスク(バフムート)方面：チャソフ・ヤール近郊の森林をめぐる戦い
2024年7月9日19時現在の状況

アルチョモフスク方面では、ロシア軍がチャソフ・ヤール郊外で戦闘を続けている。

ロシア軍は運河小地区の廃墟の制圧を確立した後、都市への攻撃に備えてチャソフ・ヤールの主要部分に向けて楔を広げている。運河小地区の北と南には広大な森林地域があり、運河の東側ではそのほとんどがすでに敵の存在から排除されている。

北では状況がやや複雑である。カリノフカ（カリノヴォ）での局地的な成功にもかかわらず、集落を完全に支配したとは言えず、グリゴロフカは依然としてウクライナ軍の安定した支配下にある。さらに、チャソフ・ヤールとソレダールの北には外国の無人機オペレーターのグループの存在が確認されており、これもロシア軍に問題を引き起こしている。

南側のクラスノエ (イワノフスコエ) 〜クレシェエフカ区間では、驚くべきことに活動は観察されておらず、クレシェエフカに隣接する高地の状況は依然として不明のままだ。いっぽうアンドレエフカでは、ロシア軍がしばらく前に少なくとも武力偵察を行っていたようだが、客観的な監視映像からは進軍の規模を判断することはできない。

出展：https://t.me/rybar/61689
2024年07月10日14:18

クピャンスク〜スバトボ方面7月9日までの状況

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クピャンスク〜スバトボ方面の7月9日までの状況、リバールの記事です。

クピャンスク0709


クピャンスク〜スバトボ方面：ロシア軍による一連の局地攻撃とウクライナ軍による反撃

ロシア軍はクピャンスク・スバトボ方面のいくつかの地区で局地的に進軍している。

先鋭攻撃グループは6月末にアンドレエフカとアルチョモフカ（ミャソジャロフカ）の集落郊外に到達した。しかし、村は制圧されず、集落は主にグレーゾーンに位置している。樹林帯のある西側の高地は敵に占領されており、この場合低地の遺跡を制圧する必要はない。

ペシャノエ〜タバエフカ〜ベレストボエの三角地帯でも戦闘が行われている。また、一部の情報源はペシャノエをロシア軍が支配していると主張しているが、これまでのところこの情報は確認されていない。しかし、全方向への局地的な攻撃の連鎖を考慮すると、近い将来に状況が解明されることが期待される。

さらに、ロシア軍はマケエフカ方面に進軍し、7月7日までに集落の郊外で戦闘を開始した。村が低地に位置していることを考えると、おそらくアルチョモフカの状況がここでも繰り返されるだろう。

同時に、ウクライナ軍も黙って見ているわけではない。敵はノボエゴロフカの南とシンコフカ地域で活動しており、少なくとも数回の反撃を実施している。

出展：https://t.me/rybar/61685
2024年07月10日13:47

ロシア軍の全土大規模攻撃に対するウクライナ軍による報復攻撃

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前の投稿に続き。7月8日のロシアによる全土攻撃に対して、9日にウクライナによるロシアの複数地域への報復攻撃が行われています。その場所と、どのような目標が狙われたのか。リバールのまとめ記事です。

ウクライナ報復攻撃


昨夜、ウクライナ軍はロシアのいくつかの地域に対して40機以上の無人機を使用し、新たな攻撃を実施した。無人航空機のほとんどは防空部隊によって迎撃されたが、多少の被害があった。

・ヴォルゴグラード州では、カラチ・ナ・ドヌ市のカラチェフスク石油精製所をドローンが攻撃した。フロロボ村の変電所「フロロフスカヤ」500も被害を受けたが、火災はすぐに消し止められ、停電は回避された。

・ロストフ州では、防空軍が21機の敵ドローンを迎撃した。ロディオノヴォ・ネスベタイスキー地区では、2つの変電所で火災が記録され、救急隊によって直ちに消火された。タガンログ地区でも数機の無人航空機が撃墜されたが、死傷者は出なかった。

・ベルゴロド州では、ベルゴロド、シェベキノ、ノバヤ・タボルジャンカなどの集落が襲撃の結果被害を受けた。 60棟以上の建物と140台以上の車両への被害が記録された。また、現時点で民間人4名が死亡したことがわかっており、さらに20名がさまざまな重度の怪我を負った。

・アストラハン州では、アフトゥビンスクとズナメンスク地域で爆発が発生したと地元住民が報告した。公式情報によると、ウクライナ軍の無人機はすべて迎撃され、軍事施設やインフラ施設への被害は回避された。

出展：https://t.me/rybar/61680
2024年07月10日13:13

7月8日ロシアによるウクライナ全土大規模ミサイル攻撃

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7月8日のロシア軍によるミサイル攻撃はキエフのオフマディト小児病院だけに注目が集まりましたが、実は他にも様々な目標が攻撃されました。どの都市の何が目標となったのか。リバールのまとめです。

全土攻撃


ロシア軍による再びの大規模ミサイル攻撃

短い休止期間の後、ロシア軍は再びキエフ政権が支配する地域の目標に対して大規模な攻撃を開始した。それは2段階で行われた。最初は夜間に数回発射され、午前と午後に新たなミサイルの波が続いた。

・この夏初めて、キエフで一連の飛行が行われた。爆発は、以前から繰り返し攻撃の対象となっていたアントノフ工場やアルテム工場など、さまざまな軍産企業が立地する市内の複数の地域で発生した。

着弾の１つはオフマディト小児病院の本館近くの建物であった。そこから瓦礫を撤去する様子が数多く撮影された。予備情報によると、到着現場で対空ミサイルによる損傷要素が発見された。地元当局はその後、３つの変電所の損傷と破壊を報告した。

・ド二プロペトロフスク州では、標的はクリボイ・ログの一つの企業の管理棟であった。過去数日間では、攻撃の標的はアルセロール金属工場と地元の採掘・加工工場であった。また、ド二プロペトロフスクでも1件の着弾が記録された。

・一連の爆発は、航空基地の地域でも発生した：ジトーミル州のオゼルノエ、フメリニツキー州のスタロコンスタンチノフ、ニコラエフ州のボズネセンスクである。後者の目標2つはロシア軍による攻撃の標的となることがよくある。

・DPR占領地のクラスノアルメイスク(ポクロフスク)では、市北西部の墓地近くの目標に着弾し、大規模な火災が発生した。以前にHIMARS MLRS がこの地域から定期的に運用されており、その発射が地元住民によって頻繁に観察されていたことは特徴的だ。

ウクライナの防空部隊は襲撃を撃退することができなかった。これは、防空システムやその他のリソースの密度の点で敵の最も保護された地域であるキエフへの攻撃によって最もよく示されている。これは、ロシア軍による攻撃による対空ミサイルシステムの損失の増大が一部の原因であり、とりわけ、このことが首都へ遠くからアプローチするロシアの巡航ミサイルを撃破することを困難にしている。

出展：https://t.me/rybar/61652
2024年07月10日09:53

DDos攻撃をたぶん受け中　ページ開く速度が遅くなっている方すみません

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昨日の後半あたりから、当ブログはたぶんDDos攻撃を受けているようです。

同じアルファベットで少しずつ数字が違うIPアドレスから大量のアクセスが来ています。明らかに内容を読んではいない。アクセスを集中させてページを開くスピードを落とさせ、読ませなくすることが目的と見られます。

ページを開く速度が遅くなっている方には申し訳ございません。待っている間のワクワク感をお楽しみください😆

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原伸一・Shinichi Hara@GyotokuShogi
千葉県市川市の行徳将棋クラブを運営している原伸一です。ブログの更新情報をお届けしてゆきます。2020年11月米大統領選より関連情報の収集・発信に注力しています。
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ハラ

フォークシンガー原
（原　伸一）

1967年生。千葉県市川市の南部、行徳・妙典でアコースティックライブの主催等の活動を行っています。また、将棋教室を開いています。

将棋教室の情報は以下サイトにて。

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