オレホフ地区と並び毎日のように同じ図面が出て来て興味のない方には退屈かもしれませんが、ウクライナ軍はこの2つのエリアにこの先1か月で全力を投入しようとしており、これを受け潰すことに成功した時がウクライナ軍の終わりの始まり・・・戦局の転換点となります。重要局面に差し掛かっています。
さて、ウクライナ軍は、ウロジャイノエの先へ向かうためには下図の四角で囲った戦略的高地を獲る必要があるという結論に至ったようです。しかし、それをやっている間に10月泥濘期を迎えてしまいそうではあります。
ブレミエフカ地区2023年8月31日14時現在の状況
ブレミエフカ地区では砲撃戦が続いています。ロシア軍は活発な対砲撃戦を行っています。戦士DVサイトによると、3台の車両装備がさまざまな地域で破壊され、2台の敵の榴弾砲も破壊されました。
▼しかし、スタロマイオルスクの西と南西の郊外には、ウクライナ国軍の第23機械化旅団と第128旅団の部隊が集中しています。第128旅団の120mm迫撃砲搭乗員が西側の上陸地点でロシア軍の陣地に大規模な砲撃を行っています。
また、ウクライナ軍編隊は第31機械化旅団を増援するため、動員された80名をプリユトノエ方面のバルカ・グルーシェバヤ地域に移送しました。第31旅団の部隊も村の北東の陣地を占め、攻撃に備えています。
▼ウクライナ軍の動きから判断すると、敵は有利な位置にあるため、砲兵の準備を整えた後、プリユトノエの北東とスタロマイオルスクの西にあるロシア軍の拠点を攻撃する計画です。
プリユトノエとスタロマイオルスクの間の陣地は戦術的に有利な高さに位置しており、そこからスタロマイオルスクとウロジャイノエにある現在のウクライナ軍の戦線をカバー(砲撃)しています。 ウクライナ軍は、南に移動するにはこの橋頭堡を占領する必要があるため、この地域での努力は驚くべきことではありません。
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