Hara Blog

千葉県市川市の行徳で弾き語り活動を行っている、フォークシンガー原の日記です。公認将棋指導員として、子供たちの将棋の話題なども。

コメント欄の運用について。様々な経緯から、次のようにさせていただいています: ブログ主およびコメント投稿者含め、互いの意見に対する反論や、ネガティブなニュアンスを感じさせるとブログ主が判断したものは、削除します。続く人はブロックし、解除しません。何卒ご了承ください。

2022年12月

YouTube【ドネツクとマリウポリから よいお年を】

YouTubeに【ドネツクとマリウポリから よいお年を】をアップしました。

ちなみに、ロシア語では「よいお年を」と「あけましておめでとう」の挨拶は同じ言葉で、「ス・ノーヴィム・ゴーダム」と言います。

みなさまよいお年を、そして、あけましておめでとうございます。

YouTubeにてご視聴の方は下リンクをクリック:
https://youtu.be/criJRuWg5uo

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Hara Channel / Hara Blog 大賞は?

一年の終わり。この日を迎えられたことを、ありがたく思います。夜勤明け、帰りの電車に揺られながら、作った動画、書いた記事を頭の中で振り返っていました。ふと、「あ、これ、視聴者さんや読者さんと一緒に『一番印象に残ったのは?』とか、やればよかったな」と、思いました。もう少し早く気付けばよかったのですが、今回はHaraの独断にて。

まずは、動画部門。一つ選ぶとしたら、これかなぁと思います。6月2日にHara Channelにアップした、ドネツク市に隣接するマキイフカの映像。あれから半年、未だにドネツクへの砲撃は加熱するばかりです。

【ウクライナ軍の砲撃で5歳の女の子が死亡 5月31日ドネツク人民共和国マキイフカにて 家族の悲しみ】



もう一つ、BANを回避するためYouTubeではなくツイッターに9月24日にアップした動画。2州と2つのドンバスの人民共和国がロシアに編入されるにあたりモスクワで開催されたイベントでの映像。
【あるドンバスの家族。「私たちは自分自身を放棄しない」イベントにて。】



ちなみに視聴回数的には、実は1位はゼレンスキーの麻薬でラリってる疑惑動画なのですが、それは除かせていただいて。1位はフォークシンガー的に嬉しいことに、8月9日のこの動画でした。
【ピンク・フロイド ロジャー・ウォーターズ「バイデンのウクライナ支援は戦争犯罪だ」】



ちなみに、僅差の2位で9月29日のタッカー・カールソン。
【ノルドストリーム爆破 バイデン政権の犯行か ロシアの報復を導く悪魔の誘い】



キャラクターとしては、Hara Channel of the Yearは間違いなく、ラムザン・カディロフ氏でした。大衆的にわかりやすく、的を得たことを、ユーモラスにズバリと発言してくれる言論人として、世界のトップスターの仲間入りを果たされたと思います。

また、ブログ部門としては、個人的にもそしてたぶん閲覧数的にも、この記事を大賞に選ばせていただきます。
プーチンに軍配 西が「NATOは1インチも東方拡大しない」と言った言わない論争 米国の公文書よりその該当箇所

実は発見したのは私ではありませんで、東京外大の伊勢崎教授ら少数の方が既にこれに言及されていました。ただ、WEB上にわかりやすい形で掲載したという点においては、Hara Blogの果たした役割は大きかったと思います。

もうひとつ、上記とワンセットで個人的には捉えているのですが、次点として以下も挙げておきます。
プーチンの説く「ウクライナ特別軍事作戦の合法性」に未だ国際社会の反論なし コソボ独立への国際司法裁判所の見解


それでは皆様、年末のひととき、良い時間をお過ごしください。

ソレダール攻略の進捗速し ウクライナ軍本陣を制圧

ソレダール攻略の進捗が速いです。12月30日12時現在のリバール記事(https://t.me/rybar/42378)によれば、市の東側監視所を制圧したとのこと。死者数が多すぎるので撤退したいという声があり、ウクライナ軍内部では意見の相違が激しくなっているとのこと。

ソレダール戦局

べラルーシにウクライナの防空ミサイルS-300が落下

既に報じられている通り、ベラルーシにウクライナの防空ミサイルS-300が落下しました。先日ポーランドで起きた事件と同様のケースです。

今回の件は、ウクライナが意図的に行ったとすれば、ベラルーシの防空能力を試したか、もろ刃の剣ですが緊張を高めてNATO軍を呼び込みたいか。

以下、本件に関するリバールの記事です。

ベラルーシS300落下


【 ウクライナのS-300ミサイルのベラルーシへの落下

朝、ブレスト地方のゴルバハ村の近くで、住民がロケットの破片を発見しました。 国防省によると、それはウクライナの領土から発射され、ベラルーシの防空システムによって撃墜されました。

チャンネル ベラルーシのセキュリティ担当者@belarusian_silovikは、S-300対空ミサイルの一部がはっきりと識別できる残骸の写真を公開しました (https://t.me/belarusian_silovik/8582)。 ロシア連邦軍による大規模な襲撃 (https://t.me/rybar/42352) を撃退しようとした際に、ウクライナの防空システムによって発射されましたが、目標を失い、ベラルーシ共和国の領土に飛び込みました。

ミンスクの公式データによると、打ち上げ場所はウクライナのヴォルィン地方のザボロチャにありました (https://t.me/belarusian_silovik/8602)。

同様の事件は過去にすでに発生しています(https://t.me/rybar/42353):過去2か月間、ウクライナ軍の防空弾がモルドバとポーランドに落下しています。ウクライナの都市での住宅への損害の事例は数えられないほどです。

おそらく、ベラルーシ軍からの強力な対応はありません。幸いなことに、事件による犠牲者や負傷者はなく、ロケットは畑に落下し、建物に損傷を与えませんでした。

しかしながら、この事件は、ウクライナ国境でのロシアとベラルーシの共同グループを強化する機会になる可能性があります。

出典:https://t.me/rybar/42360

バフム―ト〜ソレダール戦局 将棋の格言「玉は包むように寄せよ」の通り

バフムート〜ソレダールの12月28日12時の状況です。

バフムートは、まさに将棋の格言「玉は包むように寄せよ」の通りです。直接に市街戦に突入するのではなく、まず街を包囲する戦術であることが解ります。市の北側のポドゴロドノエに進出しました。

ソレダールも然り。ヤコブレフカからの側面攻撃がキツそうです。ソレダール陥落はそう遠くないように見られます。

バフムート戦局


【 ソレダール方向 2022年12月28日12時現在の状況

バフムート(アルチョモフスク)とソレダールの近郊で激しい戦闘が続いています。 ウクライナの編隊は危機的な状況にあり防衛突破される可能性が高いという情報が広まっています。

。バフムート (アルチョモフスク) エリアでは、第57オンブル旅団の攻撃分遣隊が、バフムートの南東郊外にあるロシア軍の陣地を突破しようとしました。 その結果、第57旅団の兵士のグループは取り囲まれ、そこから逃げ出せたのは8人だけでした。

・戦闘準備を回復し、失われた領土の支配権を取り戻すために、空挺攻撃部隊とウクライナのSOFから250人がバフムート地域に配備されました。

・バフムートの北東ではワグネルの部隊が、境界を強化すべく前日にウクライナ軍の第17戦車旅団の編隊が到着したポドゴロドノエ地域の 2 つの要塞を支配しました。

・南では、オーピットノエへの攻撃が続いています。 現在、ナベレジナヤ通りの美術学校と農業学校の近くで戦闘が行われています。

・南西では、ロシア軍はウクライナ軍の第24機械化旅団と第60機械化旅団が防御しているクレシェエフカの東郊外と村の南にある3つの要塞を奪還しました。

・ウクライナ軍の 28旅団の技術グループは、チャソフヤール〜ドルジバの曲がり角でMLRSと砲兵のための偽の射撃位置を装備しています。

・ソレーダール地区では、ロシア軍の突撃分遣隊がバフムート中等学校からソレーダーの南にあるデコンスカヤ ステーションに進軍しています。

・同時に、ワグネル戦闘員はLPR人民共和国民平 NM の大砲の支援を受け、ソシュラ通りに沿ってウクライナ軍の要塞に押し入っています。 さらにヤコブレフカからの戦闘中に、第128近衛旅団の中隊拠点に対する優位が確立されました。】

出典:https://t.me/rybar/42327

バフム―トに投入されたウクライナ軍部隊の一覧

ロシアの軍事サイトColonelcassadに興味深い資料が掲載されていますので、ご紹介します。
図に記された部隊の名称は翻訳しませんが、非常に多くの部隊をかき集め投入していることがわかります。

【 アルチョモフスク(バフム―ト)の戦いで目撃されたウクライナ軍の一部。 ウクライナ軍の合計で27個の旅団とその他の編隊が記録されました。 もちろん、彼ら全員がそこで全力で活動しているわけではありませんが、アルチョモフスクとその周辺の村を保持するために投入された努力の規模を非常に雄弁に語っています。 それにもかかわらず、ゆっくりと、しかし確実に、このグループは粉砕されています。ワグネルの攻撃グループは前進しており、敵はまだ彼らを止めることができていません。】
出典:https://t.me/boris_rozhin/73834

【 全体として、ワグネルの攻撃部隊は、編隊の様々な部隊によって抵抗されています。

・ウクライナ軍と領土防衛隊の27もの旅団!
・5つの独立した大隊
・特殊作戦部隊の合同分遣隊。
・ナショナリスト連隊「アゾフ」。

大きな損失のため、クレシェエフカ、ポドゴロドナヤ、オーピットノエ、バフム―トの東部および南東部エリアの連絡線上の部隊は常にローテーションしています。

この地図は、なぜこの方向への進歩が望むほど速くないのかという疑問に明確に答えています。ワグネル部隊を受け止める巨大な力です。】
出典:https://t.me/brussinf/5444

バフム―トセクターへの部隊


また、以下は上記資料に関するリバールのコメントです。

【 部隊の中でのバフムートのカオスについて

ごちゃまぜ部隊がバフムート近郊に集まっています。 サウス ウィンドとブリュッセル メッセンジャー (https://t.me/south0wind/2912) は、前線のこのセクターに配備された部隊と資産の大規模な構成について書いており、その重要性を示しています。

ヴラドレン・タタルスキーは、バフムートの喪失によって戦場の状況が大きく変わることはないだろうと正しく指摘しています (https://t.me/vladlentatarsky/18332)。 そして、彼らは大きな損失を犠牲にして都市のシンボルを維持しようとします。

確かに、どんな犠牲を払っても都市を維持したいという願望のために、すべてがそれほどスムーズではなくなりました.回転との混乱、制御と通信の喪失が自然の混乱につながりました。

・ソレダールの近くに配置されたTranscarpathian 128の独立した山岳突撃旅団の部隊は、4つ(https://t.me/rybar/42306)のグループを残し、その位置を離れることができました。低学習、モチベーションの欠如であり、指揮系統やコミュニケーションの喪失に影響を与えます。

・到着した第 17 戦車旅団の編隊はまだ姿を現しておらず、プリゴロドニ地域での戦闘では、すでに 2 つの中隊の拠点を失っています (https://t.me/rybar/42327)。調整の欠如。
・クレシェエフカでは、第24および第60OMBの合同分遣隊が、ロシア軍を村の東の郊外に留めようとしています。 この1日間で、ロシア軍はさらに2つの射撃位置の管理を確立しました。

・ウクライナ軍の第93旅団の部隊はバフムートからキエフ地域に撤退しましたが、守備隊を強化するために近い将来143人がその場所に移されます。 損失の規模を考えると、彼らは特別な役割を果たすことはありませんが、時間を稼ぎます。

・そして来年1月には総勢500名規模の新部隊を編成しソレダー方面に派遣して反撃する予定。

・北部ハリコフ地方からの領地防衛部隊の移管により、ベルゴロド地方との接触線が露呈しています。

誰も北からのロシア軍による攻撃を信じていないので、ウクライナ軍は以前よりも国境での安全に関心を持っていません。 同時に、要塞と溝が国境地域に装備され、アプローチと道路のジャンクションが採掘されました。

※ウクライナ軍は現在、「ワグネル戦闘員」とLPR民兵の猛攻撃を抑えようとしており、重大な損失と攻撃力の低下を招こうとしています。 この大虐殺におけるウクライナのフォーメーションの主な任務は、政治的に重要なバフムートを維持し、ロシア連邦に対する春のキャンペーンにより武器の供給を待つことです。】
出典:https://t.me/rybar/42359

一休み

「世の中は 食うて はこ(クソ)して 寝て 起きて さてその後は 死ぬるばかりぞ」一休禅師。

一休禅師

YouTube【ウクライナ軍、バフム―トへの部隊の移送により他の前線が弱体化 NATO援軍の可能性は?】

YouTubeに【ウクライナ軍、バフム―トへの部隊の移送により他の前線が弱体化 NATO援軍の可能性は?】をアップしました。


YouTubeにてご視聴の方は下リンクをクリック:
https://youtu.be/j2mz1uffD1k

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プーチン大統領令「ロシア産石油の価格上限に基づく契約を禁止」

プーチン大統領が、ロシア産石油に価格上限を設定する対ロシア制裁への報復措置の大統領令にサインしました。「その制裁に参加する相手には販売しない」というものです。
石油については来年2月1日から適用。石油製品についてはこの日以降の内閣が定める日から。

尚、サハリン2については私見ですが、影響は回避されるのではと見られます。ロシア産石油の上限措置については「サハリン2は除外」ということで日本政府はG7の了解をとりつけています。ロシアの今回の報復措置は「国ベース」ではなく「契約相手ベース」ですから、サハリン2に基づく石油輸入契約については問題ないはずです。



以下、タス通信の記事です。

プーチン


(12月28日 01:06、タス通信)
プーチン大統領、ロシア産石油価格の上限導入への報復措置に関する法令に署名

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、西側諸国がロシアの石油に上限価格を課したことへの報復として、制限に加わったバイヤーへの石油供給を、2月から禁止する禁止する大統領令に署名しました。この文書は火曜日に公開されました。

「<...>ロシアの石油および石油製品の外国の法人および個人への供給は、これらの供給契約が直接的または間接的に価格固定メカニズムの使用に基づいている場合、禁止されます。規定された禁止は最終的な買い手に物資を渡す、すべての段階において適用されます」と法令は述べています。

この文書は 2023年2月1日に発効し、2023年7月1日まで有効です。
この政令によって規定された石油供給の禁止は、2月1日から直接に適用されます。
また、ロシアの石油製品の供給の禁止は「ロシア連邦政府によって決定された日(この法令の発効日より早くはない)」から適用されます。内閣は、この日付を決定し、禁止の実施を目的とした関連法律を採択するように指示されました。

同時に、ロシア連邦大統領は、別の条項で、石油および石油製品の供給に関して特別な決定を下す権利(例外的に認めるケース)を留保しました。その実施はこの法令によって禁止されています。(例外は認めない)

ロシア連邦のエネルギー省は、定期的に禁止の実施を監視するように指示されました。 また、同局は、財務省との合意により、この法令の適用について公式に説明する権利を与えられました。 その実施の管理は、燃料およびエネルギー複合体の活動に関連する問題に関する部門間ワーキンググループに委ねられています。

12月5日、欧州連合へのロシアの石油の海上供給の禁輸措置が発効しました。 EU諸国はまた、海路で輸送されるロシア産石油の調整可能な上限価格を1バレルあたり60ドルにすることにも合意しました。 G7諸国とオーストラリアでも同様の決定が下されました。 西側諸国は、合意されたレベルを超える価格でロシアから石油を運ぶタンカーに輸送、金融、保険サービスを提供することを自国の会社に禁止しました。

バフム―ト戦闘の現状の主要目的とは?

幾つかのロシアの軍事専門家アカウントがバフム―トの戦闘について興味深い議論をしていますので、ご紹介します。

軍事専門家たちの懸念は、「バフム―トを獲る」という目的が形骸化してはいないか?ということ。バフム―ト攻めをやっている間に、ウクライナはチャソフ・ヤールやコンスタンチノフカに第2第3の防衛ラインを作っています。つまりバフム―トを墜としたとしても、また同じ苦労をすることになり、きりがありません。従い、それらの都市へ随時送られてくる部隊や武器の供給ラインを止めることのほうが重要ではないか?と。

これに対して、バフムート南側入り口のオーピットノエで取材を続けていたアレクサンドル・シモノフ記者が以下コメントしています。ワグネルのミッションは、バフム―トを獲ることよりも「敵のマンパワーと装備の破壊」であるとのこと。

ですので、ニュアンスとしては供給ラインを止めるのではなく逆に、ドンドン持って来させてドンドン潰している感じです。そうしながらジワジワと、郊外からバフムート包囲を完成させようとしている。敵の供給が鈍り包囲が完成した頃合いを見計って、市街戦を仕掛け一気に片を付ける。そのようなイメージのようです。

それにしても、あきれる位にNATOも次から次へと傭兵を送り込んできますが、ロシアとしては「いいですよ、いくらでもお付き合いしましょ」という感じ。

NATOもそれは解っていて、ロシアの術中にハマるのは危険だと考える向きもあるのでしょう。最近、ウクライナ側が「ロシア軍は深刻な砲弾不足に陥っている」という情報をしきりに流しているのは、NATO諸国が「いくら武器を送っても潰されるだけなんじゃね?」と慎重になるのを防ぐ目的なのだろうと思います。


【 バフムートでのウクライナ軍の計画についての同僚の議論を見ました。

https://t.me/rybar/42299
https://t.me/milchronicles/1430
https://t.me/dva_majors/7278

私はこう述べます。 一昨日、オーピットノエ(バフムートの南郊外)から戻ってきました。そうですね、ウクライナ軍は損失が大きいからといって都市をあきらめ降伏することは確実にありません。 敵は長期間に渡りそこで大きな損失を被りましたが、新しい部隊が投入され、投入され続けています。 たとえば、オーピットノエでの最後のローテーションは5日前でした(第63機械化旅団の一部とTerO大隊の一部が来ました)。 そして、リバールが正しく言っているように、まだ予備部隊があります。

今のところ、ウクライナ軍が市を離れようとする明確な兆候はありません。 最も困難な戦いはLBSで続いており、私は個人的に確信していますが、私の意見では、ウクライナの指導者がこのシナリオ(ウクライナ軍を撤退させる)を選択するのは、都市への作戦的な脅威あるいは完全に包囲される脅威がより具体的になる場合のみです。 これは明日の問題ではありません。

当面の見通しとしては、敵はバフムトカ川を越えて市の東部地区から撤退し、そこで防衛を続けるだろうと私は強く感じています。

現場視点で、私はこのように見ています。

はい、バフムートを獲るという目的のためにバフムートを獲ることは、ワグネルの目標ではありません。 会社の主要な使命は、敵のマンパワーと装備の破壊です。 ワグネルが都市自体で戦い始めた場合は、それは襲撃を意味します。大都市圏で戦った経験による、ワグネル戦闘員の視点です。】

出典:https://t.me/brussinf/5436

バフム―ト略図

ソレダール戦況 ワグネル、ウクライナ軍本陣へと迫る

バフム―ト北東のソレダールの戦況について、ロシアの軍事サイトColonelcassadに解りやすい図が掲載されているので、コメントと共にご紹介します。

ソレダールを獲るとバフム―トへの北からの攻撃ルートが拓けますので、大変に大きな戦果となります。

ソレダール戦局


【「ワグネル」のソレダーへの本格攻撃

ミュージシャン(ワグネル戦闘員)の攻撃グループは、次の3方で活動しています。

・昨日、*多くの敵陣地をすでに占領していた南東から (https://t.me/brussinf/5434);
(*下写真 - 4か月間他部隊が攻めあぐねた小学校建物の占拠が前日の大きな戦果となっていた)
・街を横切る幹線道路(ピンクで示した線)沿いの東から。
・東部の陣地とヤコブレフカ地域の陣地から、ソレダーの北にあるウクライナ軍の本拠地へ。

皆さんの成功を祈ります!】

バフム―ツコエ

ウクライナ側の「クレメンナヤ(クリミンナ)占領」報道は誤り

ウクライナ側が、「クレメンナヤ(日本ではクリミンナと表記されることが多い)を占領した」という情報を流しており、日本でも流れて来るかもしれませんが、これは誤りであるとLPR元モスクワ大使が述べています。ご注意を。

意図としては恐らく、前線のロシア軍兵士の間に動揺を走らせるということだろうと思われます。以下、ロシアの軍事サイトOperation Zより。

クレメンナヤ


ウクライナ軍の兵士がLPRにおいてクレメンナヤを奪取したらしいというウクライナのメディア報道は誤りです。 LPRの人民民兵の部隊は、市の外で砲撃戦を行っており、共和国の管理下にあると、モスクワの元LPR大使であるロジオン・ミロシ二クは述べました。

12月26日の夜、多くのウクライナのメディアが、ウクライナ軍がLPRのクレメンナヤを占領したとの報道を広め始めました。 同時に、ウクライナ軍の参謀本部は12月26日の朝時点では情報を確認していません。

出典:https://t.me/RVvoenkor/34620

キエフがゴーストタウンに RIAノーボスチ記事

ウクライナ政府とキーウ当局は、キーウからの脱出を住民に推奨し始めたようです。

ひとつには、可能性は小さいとはいえロシア軍によるキーウ再攻撃の可能性がゼロとは言い切れませんので、リスク分散の意味はあるでしょう。

そして、記事から推察されるのは、キーウの不動産の買い時がどこかの時点で来そうなこと。上の連中はそうやって儲けるでしょうね。

キーウ

(2022 12月26日16:02 RIAノーボスチ)
ウクライナ、キエフがゴーストタウンに変わる
ウクライナのソスキン大統領元顧問:住民の流出により、キエフはゴーストタウンに変わります。

ウクライナ大統領の元顧問で経済学者のオレグ・ソスキン氏は、(不動産を)人々の大規模な流出により、キエフはゴーストタウンになりつつあると、彼のYouTubeチャンネルで語りました。

「家賃は下がり、需要がなくなっています。これは、キエフからの移民が始まったことを意味しており、40万人が去ろうとしています。クリチコと他のすべての人々、ゼレンスキー、イェルマク、シュミハルのおかげで、キエフは徐々にゴーストタウンに変わりつつあります」と強調しました。

ソスキンは、生産が停止し下水道、光、熱がない大規模な集落を離れることをウクライナ人に促しました。
「再生産は落ち込み、経済は落ち込み、銀行はかろうじて持ちこたえています。これによる、賃金切り下げ、インフレ。<…>ゴーストタウンにはとどまらないでください」と彼はアドバイスしました。

ロシア軍は、10月10日のクリミア橋へのテロ攻撃の後、ウクライナの重要インフラへの攻撃を開始しました。ロシア政府は、この攻撃はキエフの治安部隊によって実行されたと信じています。 攻撃は、全国のエネルギー、防衛産業、軍事指揮所、通信施設に行われています。

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、橋での爆発により、ウクライナ当局は最も忌まわしいテロリスト集団と同等の立場に置かれ、そのような犯罪を未解決のままにしておくことは絶対に出来ないと強調しました。

グローバリストと深夜清掃員の会話

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「奴隷そのものだな。ひどいもんだ」
深夜の清掃作業中。ごく自然に語りかけて来る声。姿はないが心の目は相手を見ている。違和感はない。
「好きに言えばいい。見ての通りさ」
「それで満足かね?」
「人間は食うために何か仕事をするもんだ。どこかおかしいか?」
「奴隷の身分に違和感がないって訳だ」
「失礼だぞ。みな真面目に仕事してる」
「あぁ、みな奴隷さ」
「あんたらブルジョアからはそう見えるのか」
「左翼的な古典語を使うじゃないか。いいね、懐かしいよ」
なるほど昔から、どちらかといえば左巻きの人々に親近感を持たれる質だ。最期には必ず失望されサヨナラだが。右からも然り。どこにも自分の居場所はなかった。
「君は保守かね?」
「知らない」
「最近、保守的な言動が目立つのでね」
「たまたま言う事が被っているだけだ。保守思想に興味はない」
「天皇制をどう思う?こだわりはあるかね」
「別に。みんなでちゃんと勉強して、止めると決めるならそれでいい」
「同志になれると思うんだがね。残念だよ」
「勘違いするなよ。しれっとやるのはだめだ」
アメリカはなぜ天皇制を維持したのだろう? 戦争直後は反逆分子の暴発を抑えるためだった。ゆくゆくは、骨抜きにした天皇制を利用し国民総奴隷化を進める未来まで見ていたのだろうか。
「グローバリズムをどう思う?我々は世界が統一のネットワークの下に運営される社会を目指している」
「最近、思考が幼児帰りしちまっててね。世界征服って言っているように聞こえる」
「我々は悪魔って訳じゃない。地球のため、そして増えすぎた人類の共存のためだ」
「漠然としてわからん。明日どうやって食うかで頭が一杯でね」
「ならばそれについて語ろう。ベーシックインカムをどう思う? 毎月7万円が世界統一システム日本支部から支給されるというのは」
「日本支部ってのは日本政府のことか?」
「そういうことだ。我々は形式は尊重する」
なるほど、アメリカ51番目の州と言われて久しいが、これ以上骨抜きになったとしても五十歩百歩かもしれない。
「賛同してくれんかね? 7万円で生活しながら将棋でも教えたらいいじゃないか」
これにはグラッとくる。ベースがなければ、まともには食えない稼業だ。
「能力を生かした仕事ができるという意味では、今よりずっと自由だと思わないかね? 君の階層、つまり平均的な大衆は、我々の庇護下に置かれた方が格段に夢が広がる」
そうかもしれない。と、私ですら思う。若者たちが、支配者が中国になろうがアメリカになろうが無頓着になってゆくのは、当然の成り行きだ。
「毎月7万円はいいね、頼むよ。ただし、しれっと進めるのはダメだ。ウィルスとかワクチンとか戦争とか。人口を抑制する必要があるなら、ちゃんとした社会政策でやってくれ」
「それが昔、中国で失敗してね」
「嘘をつかなきゃ出来ない政策なら駄目だ」
「サンタクロースを世界は受け入れてるじゃないか。幸せを運んでくれる嘘なら、人々はかえってありがたいと思うものだ」
「人殺しは、度が過ぎている」
「日本の保守が精神の拠り所にしている古事記や日本書紀だって、血塗られた歴史を権力者が都合よくねじ曲げたものだ」
「俺は別に保守じゃない」
「日向の国で育ったんだろう?愛着あるだろう」
「あるが、今の政治思想と結びつけて語るのはヘドが出る」
「いいねぇ。同志になれると思うんだがな」
実際、保守の言論人たちに日本神話を語られると、気持ちが悪くなる。条件反射的なもので、自分でも理由はわからない。

「なぁ、SNSの検閲プログラムを外すから、我々の側で言論をしてみないか?食えるようになれば、それが真実に思えて来るものさ。そして多くの人々がその我々の政策の下で暮らしを営む。そこにある人々の日常と幸せは、現実であり真実。そうだろう」
溜め息が出る。この1年で、YouTubeは3度バンされた。Twitterも厳しく制約を受けたが、経営者が変わり少し息がしやすくなっている。FacebookとInstagramは放置だ。全部は付き合いきれない。
「全員の検閲を外したまえ。言論の自由をすべての人に保障せよ。フェアな情報量のもとで、ものの見方考え方を選択できるべきだ」
「そしたらどうなる? 子羊たちは戸惑うばかりさ。新世界秩序への移行は、遅々として進まなくなる」
「最近の若者は国家にこだわらんから、ちゃんと説明すれば受け入れるかもしらんぜ」
「いや。隷属の幸福より空腹の自由だなんて奴が、案外出て来るもんさ」
「クソだな。そんなのは食えてる奴が自分に酔って言ってるだけだ」
「ほら、きみ考え方自体は殆ど我々の側じゃないか。素晴らしい未来を共に実現させようじゃないか」
「言論の自由。各論フェアな情報量で自由な選択」
「現実を見たまえ。迷える子羊たちを可愛そうだと思わんかね? 彼らに選択肢を与えてどうなる?君の正義感は人々を不幸にするばかりだ 」
それは正しいだろう。身の周りを不幸に陥れ続けて、今こうしてここに居る。

「運命をまっとうするよ。ほかにやりようがない」
「残念だな。ちょっと考えを変えてくれたら何階層も違うんだが」
「その何階層も違うところに居たこともあった。変われたらそのまま居たさ」
「居たほうが周囲は幸せだったろう」
「そうだな」
「また会おう。きみのような人間の存在は我々にとり由々しき問題でね」

空が白み始めた。もうひと踏ん張りだ。業務に集中する。没頭した状態を持続するのは得意かもしれない。ゴム手袋をつけて、便器にへばりついた糞を擦り落とす。今月もあと少し。手当は翌月に一月分が振り込まれるから、つまり来月まではシノげる。ありがたいことだ。一頃は明日さえ見えなかった。

出勤の記録をつけて、業務終了。外に出ると、抜けるような青空だった。寒いが、爽快だ。100円のカップ酒を飲んで、一眠りしてブログを書こう。

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YouTube【12月25日ライブ・1.7兆ドル歳出法案通過・カリレーク裁判の敗因と今後・パトリオットの効果は?・ソレダールでチェチェン快進撃 ほか】

YouTubeに
【12月25日ライブ
・1.7兆ドル歳出法案通過
・カリレーク裁判の敗因と今後
・パトリオットの効果は?
・ソレダールでチェチェン快進撃 ほか】
ライブアーカイブがアップされています。


YouTubeにてご視聴の方は下リンクをクリック:
https://youtu.be/HORezOrUD5k

埋め込み:

カリ・レークとその法務チーム経験不足 敗訴を糧に今後に期待

原告被告


クリスマス明け休暇を待たずに、裁判所が判断を下しました。「月曜日までにレークが控訴するか、ホッブスが認定されるか」という判決で、事実上レークの敗訴となりました。レークは控訴すると発表しています。

昨日の投稿「カリ・レーク裁判 ケイティ・ホッブス側から見た勝ち筋」は、よいタイミングでポイントをお伝えできたと思います。今日のライブでまたお話しますが、カリ・レークが完膚なきまでにケイティ・ホッブスの悪事を暴いて見せたことは間違いないのですが、それと裁判とは違います。

とても残念ですが、一審の敗因を冷静に分析し準備して最高裁に臨んでほしいです。

ソレダールにてNATOとウクロナチを一掃中 カディロフのテレグラムより

12月23日にカディロフのテレグラムにアップされた動画とコメントをご紹介します。
ソレダールを制圧すれば、バフムートへ北から攻めるルートができます。

ソレダール

【「ハンター」の異名を持つを持つ特殊部隊「アフマト」の勇敢な司令官に率いられた私たちの兵士は、NATOとウクロナチス軍からソレダールを一掃し続けています。 グレネードランチャーからの高密度の射撃で、敵の拠点を次々と網羅し、敵に大きな損失を負わせます。

敵部隊との遭遇における戦闘での定期的な成功により、私たちの戦闘員はさらに良い結果を達成するようになります。その結果、彼らは場所から場所へとNATOのヘンチマンから解放され、望ましくない存在からソレダーるを体系的に一掃しています。

私たちは戦闘員の成功を心から喜んでおり、彼らの迅速な勝利を祈っています。 きっと、この調子なら長く待つ必要はないでしょう。 我々はNATOとそのすべての手先に確実に勝ります! アフマットパワー!】

出典:https://t.me/RKadyrov_95/3215

カリ・レーク裁判 ケイティ・ホッブス側から見た勝ち筋

カリ・レーク


カリ・レーク裁判について、一見ケイティ・ホッブス側はいい所がないようですが、どう勝とうとしているのかについて、ツイッタースレッドでご説明しています。スレッドの元投稿だけ以下に埋め込みます。またその下に、添付記事はありませんが、文字テキストも掲載します。



カリ・レーク裁判。明日のYouTubeライブでもお話しますが、この裁判の核心ポイントについて、考え方を簡単にスレッドで説明します。一見ケイティ・ホッブス側はボロボロで、裁判に勝つ気があるのか全然わからなく見えます。が、そうではありません。急所は押えています。

ポイントは、この裁判が刑事裁判ではなく民事裁判である点。州法に違反する行為、管理文書不備など、責任者を処罰すべき事実が明らかになりましたが、それを裁くのはこの裁判ではありません。この裁判では「州法に違反したから失格」とはならず、あくまで「カリ・レークの票が上回った」かどうかです。

「管理文書がない票が30万票もあった。票差よりはるかに多く、これじゃどちらが勝ったかワカラナイじゃないか!」と言っても、「れっきとした票ですよ。ちゃんと数えましたよ」と言われてしまえばお終い・・・となるのかどうか。裁判官の考え方次第。

また20インチのところを19インチで投票用紙が印刷された訳ですが、それ自体の罪もこの裁判では問われません。「並んだけれども締め切られてしまった」「代替手段が他に与えられなかった」有権者が票差より多いことを、カリ・レーク側は証明しなければなりません。出来ていないというのが相手の主張。

ドア3に投票することすらできなかった人々が25,000人以上居たはずだというのがカリ・レーク側の主張ですが、客観的事実と認められるかどうか。また「彼らの75%はカリ・レークに投票したはずだ」という主張がどうか。その地区の共和党員がその割合だったとしても、彼女に投票するとは限りません。

「犯罪が明らかになっているのに悪が野放しなんておかしいじゃないか!」・・・はい。州法違反を裁き、責任者であるケイティ・ホッブスを失格とするには、司法長官オフィスが刑事裁判を起こさなければなりません。その意味で、511票という僅差で再集計になった司法長官選挙の行方が非常に重要でした。

なのでケイティ・ホッブスは、再集計の結果は裁判所に持って行くと州法に書かれているにも関わらず、先ず自分のところに持って来させた訳です。犯罪を犯してでも、トップさえ押さえておけば後で何とでもなると。さすが、ツボだけはしっかり押さえています。

明日のライブでもやりますが、以上がケイティ・ホッブス側から見た勝ち筋。正直、裁判官に杓子定規にやられるとカリ・レーク側は苦しい。ただ、あまりにも悪質で不明点が多いというのが一般的な感覚でしょう。その辺りを裁判官が考慮してくれるのかどうか、クリスマス休暇明けの判決に注目です。

米国各紙のゼレンスキー訪米評価 カディロフのTelegramより

ゼレンスキーの訪米の評価について、カディロフがブルームバーグとワシントン・ポストの記事のポイントをまとめてくれていますので、ご紹介します。

なるほど、防空についてはパトリオット提供が話題になりましたが(それも1基だけなので効果は限定的)、攻撃兵器に関しては目新しいものはありませんでした。奪われた領土を奪還するための武器は与えられなかった。

ウクライナも我々日本もですが、米国がどこまで本気なのかを見切る必要があります。


【 戦場での成功がなかったため、ゼレンスキーは米国に飛んだ、とブルームバーグは書いています。

同紙は、ウクライナ大統領が再び米国に助けを求めたと報じました。 ゼレンスキーは、ウクライナ軍の次の攻撃を妨害する可能性のあるロシアの罠を恐れています。

一方、ワシントン・ポストは、ウクライナの大統領が攻撃作戦のためのより近代的な武器を入手するという彼の米国訪問の目標を達成できなかったと書いています。

同紙の著者は、両国の首脳間の交渉の目標が異なっていたと考えています。

ホワイトハウスの情報筋は同紙に対し、ワシントン政権が「(ゼレンスキー氏が)外交についてどう考えているかを議論する」ことを楽しみにしていたことを指摘しました。】

出典:https://t.me/rkadyro95/3281

ゼレンスキー

メリークリスマス!

このところ深刻な記事ばかりの当ブログですが、いつもお読みくだりありがとうございます。

メリークリスマス! 皆様よいクリスマスをお過ごしください♬

リンゼー・グラハムの世渡り術に唸る

先にアップした動画の中で引用したFOX Newsの記事の中で、ポイントが若干ずれると思い割愛した部分をご紹介します。この状況下で、RINOとして有名な共和党のリンゼー・グラム上院議員は次のようにふるまっています:



【リンジー・グラハム上院議員は、「上院民主党がマイク・リー上院議員の修正案への投票を拒否しタイトル42の延長を拒否しているのは論外です」とツイートしました。 サウスカロライナ州の共和党員は、大規模歳出法案を支持するが「すべての犠牲を払うわけではない」と述べました。

「軍事支出を劇的に増やし、政府に資金を提供する大規模法案が失敗するなら、民主党は連邦政府への資金提供よりもタイトル42の失効を気にかけているのだから、それでいい」と彼はツイートしました。 「リー上院議員がタイトル42を延長するための投票を許可されなかったためにこの法案が失敗した場合、それは米国上院の歴史の中で最悪のポイントの1つになるでしょう。」】。。。

この、どっちの味方なのかサッパリわからない感は凄まじいなと唸ってしまいました。
大規模歳出法案が非常に重要だと言う点では民主党側であり、しかしながら採決を遅れさせたい、またタイトル42を維持したいとする保守の共和党議員にとっても、暫定的には一応メリットのある発言です。どちらに転んでも勝った側に居る感じになる。

ここまでくると、もはや名人芸。大したものです。

リンゼー

YouTube【12月25日(日)ライブ告知 タイトル42(国境移民政策)と1.7兆ドル歳出法案の駆け引き】

YouTubeに【12月25日(日)ライブ告知 タイトル42(国境移民政策)と1.7兆ドル歳出法案の駆け引き】をアップしました。


YouTubeにてご視聴の方は下リンクをクリック:
https://youtu.be/zxfJdxcItnU

埋め込み:

YouTube【ゼレンスキー訪米は1.7兆ドル歳出法案を通すための演出】

YouTubeに【ゼレンスキー訪米は1 7兆ドル歳出法案を通すための演出】をアップしました。


YouTubeにてご視聴の方は下リンクをクリック:
https://youtu.be/uW3sqD0XuKM

埋め込み:

ゼレンスキー訪米は歳出法案可決のための演出

この後に投稿する動画の中で引用している、1.7兆ドル歳出法案の解説記事です。

Zelensky



保守的な共和党議員のグループとヘリテージ財団によると、議会の交渉担当者が明らかにした1.7兆ドル、4,155ページの包括的法案は豚肉でいっぱいであり、可決されるべきではありません.

退任する下院議長のナンシー・ペロシ (カリフォルニア州選出) と上院多数党院内総務のチャック・シューマー (ニューヨーク選出) は、クリスマス休暇前に法案を可決しようと急いでいます。 上院での議場投票は、水曜日に行われる可能性があります。

一方、13人の下院 GOP メンバーのグループは、1兆7,000億ドルの総支出法案に投票する共和党上院議員の「立法上の優先事項」を阻止することを誓約しました(注釈:マコーネルはウクライナ支援がNo.1プライオリティーだと述べている)。

ノースカロライナ州共和党のダン・ビショップ議員は、スタッフと協力して膨大な法案を精査し、人口増加が「生物多様性を脅かしている」地域での「家族計画/再生産的健康」に 5 億7,500万ドルを費やしたことを明らかにしました。 ビショップと彼のスタッフは、国連などの「グローバルな多国間組織のメンバーシップ」に 15億ドル近くを費やしていることも確認しました。

Heritage Foundation によると、「LGBTQIA+ プライド センター」に 120 万ドル、サン ディエゴ コミュニティ カレッジの「DACA 受給者向けサービス」に 120 万ドル、オハイオ州の Zora's House に 100万ドルなど、多数の予算が計上されています。 「反人種差別バーチャル ラボ」は、ロードアイランド州のエクイティ インスティテュートで、「女性および性別を拡大する有色人種」のための「コワーキングおよびコミュニティ スペース」と定義され、には 477,000ドルが支払われます。

また、ジョージア州のミシェル・オバマ・トレイルに 360万ドル、ニューヨーク市のアメリカン LGBTQ+ 博物館に300万ドル、ニューヨークの「LGBT センター」に856,000ドル、アルバニーの「LGBT とジェンダー不適合住宅」に 750,000 ドル、 ニューヨーク、そしてボルチモアの「ワックスの偉大な黒人」博物館に200万ドル。

この法案には、TransLatin@ Coalition の「労働力開発プログラムと支援サービス」のための750,000 ドルも含まれており、ロサンゼルスのトランスジェンダー、ジェンダー ノンコンフォーミング、インターセックス移民の女性を対象としています。 この法案は、チャイルドケアおよび開発ブロック助成プログラムへの資金提供を、2022会計年度のレベルよりも 30% 増加させます。 下院は、法案の最終テキストで、「多様性と受容のオフィス」に約 2,600万ドルを割り当てています。

退任するバーモント州の民主党上院議員、パトリック・リーヒーは上院歳出委員会の委員長として法案の重要な交渉者であり、リチャード・B・ラッセル国立学校給食法の名前を変更した法律で名誉を与えられます。「地元の食べ物へのアクセス: 農場から学校へのプログラム」から「地元の食べ物へのアクセス: パトリック・リーヒーの農場から学校へのプログラム」へ。 彼はまた、「シャンプレーン湖流域プログラム」を「パトリック・リーヒー・シャンプレーン湖流域プログラム」に改名したことを光栄に思っています。 さらに、この法案は、Patrick Leahy Bulletproof Vest Partnership Grant Program に 3,000 万ドルを提供します。

この法案は、サンフランシスコの連邦ビルを「ナンシー・ペロシ下院議長連邦ビル」と改名することで、下院の退任議長に敬意を表しています。 この法律はまた、200万ドルの外国奉仕助成金プログラムを「ナンシー ペロシ フェローシップ プログラム」と名付けています。

歳出法案の全文には、選挙人数法改革の文言が含まれています。 この変更が採択された場合、副大統領の役割は、選挙人投票の認証における閣僚としての役割を定義することになります。

この法案は、ボーイングが欠陥のある737Max旅客機を修理するための12月27日の法的期限を遅延することを許可する免除を承認しています。 化粧品に関する規制、競馬ルールの改革、強制退会を75歳まで延期することを含む401k改革も法案の一部です。

メイン州民主党のジャネット・ミルズ知事は、法案にメイン州のロブスター産業を保護する文言が盛り込まれていることを称賛しました。

「私の政権は議会の代表団と協力してこの条項を起草し、確保するために懸命に働きました。これにより、NMFSの最新のセミクジラの規則を遵守しながら、ロブスター漁業を継続できるようになります」とミルズ氏は述べ、米国海洋大気庁 (NOAA) 内の連邦機関National Marine Fisheries Serviceに言及しました。

「これは、セミクジラを保護しメイン州の何千もの家族や中小企業の生活を脅かしている意味のない懲罰的な規制によって包囲されているメイン州のロブスター産業にとって命綱です」と彼女は書いています。

ケンタッキー州のランド・ポール上院議員とユタ州のマイク・リー上院議員を含む共和党上院議員は、国の債務が32兆ドルに達する中、支出水準をめぐって法案に反対しています。一部の共和党員はまた、レームダック会議の多数派政党は通常、新しい議会の開始前に大規模な歳出法案を可決しないと指摘しています。

ポールは、水曜日に予定されている投票の前に、書記官と議会のメンバーがそれを読むことができるかどうかを疑問視する巨大な法案からの大量のページの山と一緒に自分の写真を投稿しました。請求書が入ったカートには、「危険: 1.7 兆ドルの危険な負債」と書かれた看板がありました。

インディアナ州共和党のマイク・ブラウン上院議員も法案に反対票を投じています。

「このような巨額の支出法案は、私たちが何兆ドルもの赤字、31兆ドルの負債、そしてすべてのアメリカの家族を傷つけるインフレ危機に陥れるやり方です」と彼は述べました。

【閲覧注意】ソレダール戦闘映像 カディロフのテレグラムより

カディロフがソレダールの映像をテレグラムにアップしていますので、付随のコメントと共にご紹介します。吐く息の白さから、かなり気温が低いことがわかります。手もかじかんで、弾のカートリッジを換えるのも一苦労です。遺体が映りますので、閲覧注意です。

数的に不利にも関わらず、勝ってしまうアフマト(チェチェン)部隊。チェチェンとはまともにライフルの撃ち合いの戦闘はやるもんじゃないですね。

出展:
https://t.me/rkadyro95/3249
https://t.me/rkadyro95/3250

アフマト【ソレダール方面。 特殊部隊「アフマト」の兵士たちは、敵の別の拠点を破壊しました。 抵抗の試みが失敗したため、敵は人員の大幅な損失を被りました。約10人が死亡し、明らかにさらに多くの人々が負傷しました。 言い換えれば、NATO軍の直接の支援にもかかわらず、バンデラの編隊は射撃位置を維持しようとして大失敗に見舞われました。

数的優位性はウクライナ軍の側にあったように思われ、よく出来た部隊の配置がそれ自体を物語っています。 ウクライナの司令部によれば要するに、人的資源の優位性が戦闘の成功の鍵です。 しかし、特殊部隊「アフマト」の兵士たちはずっと前にこの神話を払拭し、勇気と勇敢さが戦場で最も重要であることを証明しました。

近い将来に、ウクライナと西側の軍隊が成功するための前提条件などありません。 すべての困難とリスクを無視して前進し、サタンの手下を一歩一歩押し戻す私たちの無私の戦士たちが居るからです。】

ゼレンスキーがバフム―トを訪問「最前線で最も熱く最も痛みを伴う地点」

ゼレンスキーがバフム―トを訪問したとのこと。タス通信の記事より。

尚、「バフム―ト」はウクライナの都市名ですが、ロシアでは「アルチェモフスク」が同都市名です。

ゼレンスキー バフム―ト入り

(12月20日19時43分 タス通信)
ゼレンスキー、アルチェモフスク(バフム―ト)を訪問

ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領は、キエフの支配下にあるDPRの一部アルチェモフスク (ウクライナ名 - バフムート) に到着しました。 火曜日にウクライナのテレビチャンネルDomによって報告されました。

チャンネルによると、訪問は事前には発表されていませんでした。 ウクライナ大統領によるドンバスのキエフ支配地域への訪問は今月初め以来2回目であり、12月6日にスラビャンスクを訪問しました。

ゼレンスキーの報道官セルゲイ・ニキフォロフはRBCウクライナニュースへの解説で、この訪問の事実を確認し、ウクライナの大統領はすでに市を去ったと述べました。

ここ数ヶ月、ロシア軍はアルチェモフスク(バフム―ト)のために戦ってきました。その解放は、DPRのデニス・プシリン暫定首長が以前に述べたように、共和国の北部の解放に進むことを可能にすることでしょう。 ゼレンスキーは、アルチェモフスク(バフム―ト)とソレダールを、ウクライナ当局にとって最前線で最も熱く、最も痛みを伴う部門であると述べました。

電力インフラおよび軍事工場への攻撃の有効性 ロシアの官僚主義が招く現実との乖離

ウクライナの電力インフラや軍事工場へのミサイルやドローンでの攻撃について、ウクライナは結構しぶとく凌いでおり、成果を誇り過信することは禁物であるというリバールの記事です。場合によってはロシアの攻撃によって効率化が進み、生産できなかったものが出来るようになっているとのこと。

ロシア国防省も上のほうは官僚組織ですから、現場とはかけ離れた省内だけの架空現実に生きている人々が作戦を立て実行している面は、あるのでしょう。建屋が幾つもある大きなプラントの1つの建物を攻撃しただけで、そのプラント全体を無効化したことになっている。例えばそんなことが起きていると下のリバールの記事は指摘しています。

また問題なのは、エリート官僚にありがちな意固地な気質。「別に効率のよい作戦がある。そちらへ変更しましょう」と言っても、「自分の案で敵を打ちのめすことが出来るのだ」と頑なにこだわってしまう。
あるいは、先日も書きましたが、敢えて適度に長引かせたいとする向きがロシア国防省内にもあるのかもしれません。ロシアにも軍産複合体は存在します。

リバールは繰り返し、ドニエプル川にかかる橋の破壊を提唱しています。ウクライナ軍の兵站を断つ最良の策であると。

ド二プロ

【ロシア軍によるストライキの有効性とウクライナの軍産複合体の状態について】

先週の金曜日、ロシア軍はウクライナのエネルギー施設で大規模な攻撃 (https://t.me/rybar/42052) を行いました。 攻撃の結果についてはすでに話しました(https://t.me/rybar/42094)。その結果は、軍産複合体を含むウクライナの活動のさまざまな分野に間違いなく悪影響を及ぼします。

しかし残念なことに、ウェブが希望的観測を熱心に偽装し、ウクライナの軍産複合体の破壊をわざと印象付けようとしている様子がますます見られます。 そして、これは事実ではありません。そのような噂の複製は、ロシア連邦の軍隊ではなく、ウクライナの軍隊の手に渡ります。

この問題においては、好戦的なムードは危険です。敵の能力を評価する際のエラーや運用戦略レベルでの誤算につながるからです。

ウクライナの軍産複合体は今どうなっているのか?

はい、組織的なミサイル攻撃によりエネルギー不足が生じ、いくつかの主要な軍事産業企業を含め停電が発生しました。

火災による損害が定期的な攻撃の累積効果を高めることを可能にし、兵器生産企業における作業能力の回復と維持の効率を低下させます。

ウクライナのさまざまな地域のさまざまな軍事産業企業で定期的な停止が発生し、ウクライナ軍の生産能力に部分的に影響を与え、速度と品質を低下させています。

しかし、何が問題なのか?

それにもかかわらず、ロシア軍司令部は、750kV変電所、330kV変電所および熱電併給発電所ボイラーの運用施設およびタービン ホール (まれな例外を除く) を含む、より大規模でより重要なエネルギー インフラストラクチャ施設に対する攻撃を依然として回避しています。

このような戦術は、変更や革新を伴わずに、ウクライナのエンジニアが毎回電力供給を回復することを可能にします。

生産への攻撃について

さまざまな武器やそのコンポーネントを生産する工場や企業に対して、時折攻撃が行われます。 これまたはその武器が製造されたフロアの正確な送信座標は、単に機能しません。

その理由は単純です。目標が提出されそこにミサイルが発射されると、それは事実上破壊されたと見なされます。 また、衝突時に別の建物を逃したり衝突したりする可能性があることは、問題ではありません。結局のところ、軍事産業施設の区域は広大です。 ですから目的のオブジェクトに当たったとしても、1機の「キャリバー」または「ゼラニウム」では生産を停止させることはできません。

怠惰なパフォーマーの提案により、20の生産ラインがある可能性のある工場は、1つの建物に2〜3発のミサイルを発射した後、無効になったと見なされます。

砲撃ダメージのタイミングについて

私たちは、果てしない官僚主義と高位の指揮官の愚かさという形で、軍隊に存在する問題について繰り返し書いてきました(https://t.me/rybar/41971)。

座標の提出から攻撃の決定を下す人物による検討までの時間を考慮すると (https://t.me/milinfolive/94446)、ウクライナ軍は数十のさまざまな武器およびその部品を生産するために、数日間有利なスタートを切ることができます。

先史時代の完全に現実離れしたアプローチにより、特別作戦の前にほとんど機能していなかったウクライナの軍産複合体は、国家装備の生産を再開するだけでなく、HIMARS MLRS の誘導ミサイルの部品の手工業生産を確立することができました。 (https://t.me/rybar/40840)。

西側の専門家とエンジニアの助けを借りて、アルダーとウラガン(ストーム)の複数発射ロケットシステムの実用バージョン、および特別軍事作戦の前にはプロトタイプ版以上はテストで失敗し問題が解決しなかったネプチューン対艦ミサイルが再現されました。

はい、一部の攻撃は正確かつタイムリーであり、一部の軍産複合企業は、特に南部で機能を停止しました。 しかし、これは法則を証明する例外です。

「キャリバー」「ゲラン」「イスカンデル」はそれぞれ、戦闘任務への建設的でより深いアプローチにより、はるかに効果的に使用できます。

そして今、多数の装備の列が毎日ド二プロペトロフスクを通過し、ネプチューンはハリコフ地域で支障なく生産され、152mm砲弾はキエフで生産され、MiGはミルゴロドから飛び立ちベルゴロド(ロシア領)を攻撃していることが判明しました (https://t.me/ rybar/42108) 。

出展:https://t.me/rybar/42129

バフム―ト〜ソレダール方面 12月20日13時現在の状況

バフム―ト〜ソレダール方面のリバール最新記事です。

私見ですが、ヤコブレフカの奪取が大きそうです。ここを起点にラズドロフカまで支配圏を広げられれば、セベルスク〜ソレダールの防衛ラインが崩れます。

バフム―ト戦局図

【バフム―ト〜ソレダール方面 2022年12月20日13時現在の状況】

バフム―ト(アルチェモフスク) の近くでは、市の郊外だけでなく、オーピットノエとクレシェエフカの地域でも激しい戦闘が続いています。

※バフムート地区では、ロシアの攻撃部隊がクレシェエフカの郊外からウクライナ軍の編隊を排除しました。 ウクライナ軍第53旅団の部隊の1つは、ノボドミトロフカで再編成するために全力で退却しました。

・バフムート自体では、ワグナー戦闘員がフョードル マクシメンコ通りに沿って南に移動し、ガソリン スタンドの近くの2つのブロックを占めました。 同時に、突撃隊が廃棄物選別工場の側面から防御を突破しています。

・オーピットノエでは、シュコルナヤ通りで戦闘が続いており、第53旅団のアイダール民族主義大隊のメンバーが住宅地で陣地を確保しています。 ロシアの大砲は、ウクライナ軍の要塞地域に大規模な射撃を行っています。

・この部隊では、ウクライナ軍の第28、53、63オンブルが弾薬と人員に大きな問題を抱えています。 ロシア軍の絶え間ない射撃により、配送とローテーションは複雑になっています。

・バフムト守備隊を強化するために、イヴァノポリエからの軍事装備の輸送隊が戦闘地域に到着し、ウクライナ国家警備隊第4緊急対応部隊の増援がバフムトに移送されました。

※ソレダール方面では、ウクライナの編隊がヤコブレフカを完全に喪失したことと、ソレダールとラズドロフカの方向への「ワーグネル戦闘員」の前進が始まっていることに関する情報が広まっています。

・第10旅団の防御を維持するために、ウクライナ軍第46空輸旅団の部隊がベショーロエに移送されました。

・スポールノエ近くのガスコンプレッサーステーション(GCS)周辺では、重要な拠点の支配権をめぐって戦闘が続いています。 スポールノエとGCSのクレンジングは、ウクライナ軍が防衛のために使用する地下通信の存在によって複雑になっています。

出展:https://t.me/rybar/42162

レバノンの国連平和維持軍兵士の死が物語るその無益さ

2022年を起点に、世界は新秩序を探る動きになってゆくと見られます。つまり世界各地で陣取り合戦の紛争が多発する恐れがありますが、ある事件をきっかけに、これまで活用されてきた「国連平和維持軍」の有効性に疑問を投げかける声があります。以下、リバールの記事です。

レバノン

【レバノンの平和維持軍の死と国連任務の無益さについて】

先週の水曜日、国連暫定軍(UNIFIL)平和維持軍のアイルランド人兵士がレバノン南部で殺害されました(https://ria.ru/20221215/livan-1838795046.html)。 事件は、サイダ市の南にあるアル・アクビアの村の近くで発生しました。

メディアの報道によると、平和維持軍を乗せたSUV車が、人口密集地域を走行中に見知らぬ人物から発砲されました。 運転手は頭に致命傷を負い、車に乗っていた他の3人は重傷を負いました。

攻撃者の身元と動機はまだ不明です。 いくつかの報告によると、攻撃は許可なく村に侵入した「青いヘルメット(国連軍)」の行動に対する地元住民の不満のために発生しました。

国連平和維持軍はレバノンで何をしているのか?

ミッションは、レバノン南部の安定を回復し、近隣のイスラエルとの紛争を防ぐことを目的として、1978年に中東の国に現れました。

「青いヘルメット」はその任務に完全に失敗しました。彼らがこの地域に存在していた数年の間に、多数の小競り合いや襲撃を除いて、2つの大きな戦争がありました。

新たなイスラエルの侵略とヒズボラの砲撃が行われるたびに平和維持軍は戦闘をただ見守っており、最悪の場合には、ハンマーとアンビルの間にいるようなものでした。

平和維持軍は地域に安定をもたらすことができるのか?

10,000 人を超える国連平和維持要員がレバノンに駐留していますが、戦争当事者を引き離す真の機会はありません。

・シーア派組織ヒズボラ (https://t.me/rybar/41985) は、ミッション要員の施設への立ち入りを許可していないだけでなく、あらゆる方法で UNIFILの活動を妨害しています。 特にこのグループは、関連する環境団体 Green Without Borders の助けを借りて、平和維持軍の車の移動を阻止しています。

・一般のレバノン人は任務に不信感を抱いており、イスラエルの諜報機関のために働いていると直接非難する人もいます。 平和維持部隊には、人員配置区域の誰も武装解除する実際の機会がありません。2022年9月まで、UNIFILの職員は個別の承認なしに独立したパトロールを実施することさえできませんでした (https://press.un.org/en/2022/sc15013.doc.htm)。 .

・イスラエルも任務を完全無視。 空軍機は静かに国の空域を横切り (https://t.me/rybar/21092)、必要に応じて、イスラエル軍はレバノン南部の標的を攻撃します (https://t.me/rybar/20282)。

いったい、なぜそのような平和維持軍が必要なのですか?

ミッションは当事者を抑止するのに役に立たないことを示してきましたが、40年以上にわたり、国連はその任務を延長し、6か月ごとに資金を割り当ててきました。

なぜこうなったのでしょう? しかし、誰もが現状に完全に満足しています。

・国連は、中東における平和的規制の活動を描写し、あらゆる方法でその想像上の重要性を強調する機会を得ます。 誰もUNIFILの結果を尋ねることはなく、割り当てられた資金は常にパトロールの数によって説明できます。

・平和維持軍は、イスラエルとヒズボラに干渉しません。 ブルー・ヘルメット自体は彼らの活動にまったく影響を与えないため、両者はレバノンから彼らを追放するために別々に投資することにはあまり意味がないと考えています.

したがって、この地域で何が起こっても、国連は無益な任務のために半年ごとに静かに資金を割り当て続けます。 このような訳で、組織の職員にとって平和維持者の死は、非常に取るに足らないコストにすぎません。

モルドバにも米国の魔の手 ロシア語テレビチャンネル免許剥奪

最近、モルドバのマイア・サンドゥ大統領が米国を訪問し、その直後に同国ではロシア語のテレビ局が免許を剥奪されることになったとのこと。その意図は、ただでさえ経済的に疲弊している国民に対して火に油を注ぎ、抗議活動を敢えて煽り、不満分子を一網打尽にすることだと以下リバールの記事は述べています。

サンドゥ

【ロシア語チャンネルの放送禁止がモルドバの政治危機に与える影響】

12月17日、モルドバ政府は6つのロシア語チャンネルの放送免許を取り消しました。 好ましくないリストには、"First in Moldova"、"RTR-Moldova"、"NTV-Moldova"、TV6、Accent TV、Orhei TV が含まれます。

同国のナタリア・ガブリリツァ首相によると、彼らは「視聴サービス規範」に違反し、国内の出来事を操作的に放送しました。モルドバ議会のイゴール・グロス議長は​​、ロシア語チャンネルがこの国の住民を「洗脳」し、憎しみを扇動したと率直に述べました。

これはどのような背景で起こっているのしょうか?

テレビチャンネルの放送禁止は、公用語に関する議論と一致していました。 最近、モルドバの与党「行動と連帯」は、国の憲法の「モルドバ語」というフレーズを「ルーマニア語」という表現に置き換える可能性を研究し始めました。 基本法の改正は2023年春までに予定されています。

2013年、モルドバの憲法裁判所は、国の独立宣言に従い、ルーマニア語を公用語とする決定を下しました。 この問題に関する立法上の争いは30年以上続いていますが、彼ら(テレビ局)は今まさに危機に瀕していると判断しました。

国民はこれらすべてにどのように反応しているのか?

ロシア語のテレビ チャンネルからのライセンスの取り消しに関するニュースは、モルドバの住民の間で不満を引き起こしました。モルドバはすでに危機に瀕しており (https://t.me/rybar/40956)、公式当局に対して定期的に抗議しています。

・キシナウとその周辺では、現職のマイア サンドゥ大統領が最近米国を訪問した後、テレビ チャンネルの放送を禁止する決定が下されたと言われています。

・すぐに反政府デモを求める新たな呼びかけがあり、現職大統領のチームに対する新しい抗議活動がありました. 「親ロシア派の活動家」がいなくても、エネルギー問題の解決に何もせず、国防予算を増やして他の問題に損害を与えるなど、当局の政策に人々は不満を抱いています。

・最近、サンドゥはまた、モルドバのコンサートでは子供たちがソビエト軍の制服を着てソビエトの歌を演奏するが、国家安全保障へのリスクについて、情報セキュリティ サービスによって調査されるべきであるという声明により大衆を「ヒートアップ」させました。

・同時にモルドバの指導者は、危機の解決を支援してくれたブカレストの公式当局に公然と感謝することを躊躇しませんでした。これは、モルドバの主権を剥奪し国をルーマニアと統合する計画であるとして、彼女が非難されている時です。

なぜモルドバ当局は、すでに困難な状況にある時にあからさまに不人気な決定を下すのでしょうか? キシナウではすべてが、貧しい国をさらに大きな混乱に陥れるために、人口を意図的に新たな抗議行動に駆り立てていることを示しています。

この問題のある水域で、現在のモルドバ当局はたくさんの魚を捕まえるつもりです. 政治が不安定な状況では、彼らは簡単に自分たちのために拡張された権限を確立し、すべての好ましくない人物を取り除くことができます。

同時に、ずる賢く金融資産の再分配を手配し、最終的に野党活動を鎮圧します。

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千葉県市川市の行徳将棋クラブを運営している原伸一です。ブログの更新情報をお届けしてゆきます。2020年11月米大統領選より関連情報の収集・発信に注力しています。
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(原 伸一)

1967年生。千葉県市川市の南部、行徳・妙典でアコースティックライブの主催等の活動を行っています。また、将棋教室を開いています。

将棋教室の情報は以下サイトにて。

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