Hara Blog

千葉県市川市の行徳で弾き語り活動を行っている、フォークシンガー原の日記です。公認将棋指導員として、子供たちの将棋の話題なども。

コメント欄の運用について。様々な経緯から、次のようにさせていただいています: ブログ主およびコメント投稿者含め、互いの意見に対する反論や、ネガティブなニュアンスを感じさせるとブログ主が判断したものは、削除します。続く人はブロックし、解除しません。何卒ご了承ください。

2022年10月

YouTube【(訂正有)黒海艦隊に無人艇による攻撃 ロシア穀物協定離脱 再びウクライナ電力インフラへ報復攻撃】

YouTubeに【(訂正有)黒海艦隊に無人艇による攻撃 ロシア穀物協定離脱 再びウクライナ電力インフラへ報復攻撃】をアップしました。

(訂正)穀物協定に基づき8〜10月にウクライナから輸出された穀物の総量は610万トンではなく930万トンです。


YouTubeにてご視聴の方は下リンクをクリック:
https://youtu.be/96PR7Vw5XTg

埋め込み:

(ライブ補足)ドネツク市郊外の拠点からウクライナ軍撤退か

10月30日ライブの戦局解説でお話したドネツクですが、ルデンコ記者が新しい情報をアップしています。事実ならば、ドネツク市の市民への脅威を緩和へと向かわせる戦果です。

「非公式情報によると、敵はオーピィトノエ村から退却しました。
私たちの部隊は、この最も困難な方向に向かって戦い続けています。
敵はこの戦線を8年間にわたって強化してきました。 そして、私たちの戦闘員が現在行っていることは、まさにヒロイズムです。」
https://t.me/RtrDonetsk/11400
ドネツク戦局

(ライブ補足)ウクライナ軍/NATO傭兵部隊を孤立させる手段

10月30日のライブにご参加くださった皆様、アーカイブでご視聴いただいた皆様、どうもありがとうございます。最期に触れた電力インフラへの打撃について、少し補足します。

「ロシアは負けない」という軍事専門家の主張の背景には、「まだ使用されていない強力な武器や、まだ採用されていない有力な作戦の存在」があります。

その「作戦」について。一つは、最近ようやく少しずつ進められているウクライナの電力インフラへの攻撃。軍事専門家たちは特に、750kV変電所(高圧線で遠くの地域へ電気を送るための変電所)への攻撃をかなり以前から提案していました。兵器/兵員の輸送・使用・兵員の生活に大いに影響を与えます。

もう一つの有力な「作戦」。ウクライナには中央から東側に蛇行し北から南へ大きな「ドニエプル川」が流れています。この川にかかる橋をことごとく巡航ミサイルで破壊する。実際、ウクライナ軍はへルソンでロシア軍の補給を断つために一発2000万円もするハイマース砲弾を惜しげもなく降らせました。なぜロシアはやらないのか?というのが軍事専門家たちの主張。もしロシア軍がこれを実行すれば、ハリコフやドンバス、ザポリージャなど東部に展開しているウクライナ軍とNATO傭兵軍団は、いわば全体が孤立します。「ロシア圧勝が見えている」ではないかと。「なぜですか!なぜやらないのですか!?」。

しかし、電力設備にせよ橋にせよ、一気に叩いてしまうと一般のウクライナ国民の生活が途端に壊れます。「食料も燃料も入って来ないし電気もない」では、生きてゆけない。ですからプーチンは中々やらない訳ですが、現場からすれば「そのためにロシア兵やロシアおよび親ロシアの人々の命が奪われているじゃないか」。

これはもう、最高司令官がどんな「人物」かに掛かっています。痛みをグッとこらえて、「考えあってのことだろう。この人について行こう」と思える人物かどうか。プーチンでなければ持たない局面です。
ただし、キエフ政権がいよいよ看過できない手段を用いた場合には実行に移すでしょう。

ドニエプル川

YouTube【10月30日ライブ・各戦局の状況・ショイグはオースチンと何を話したのか? キューバ危機の再来・カホフスカヤ水力発電所ダム破壊ならウクライナ全土をブラックアウトに】

YouTubeに
【10月30日ライブ
・各戦局の状況
・ショイグはオースチンと何を話したのか? キューバ危機の再来
・カホフスカヤ水力発電所ダム破壊ならウクライナ全土をブラックアウトに】
アーカイブがアップされました。


YouTubeにてご視聴の方は下リンクをクリック:
https://youtu.be/4xV6KarDLak

埋め込み:

統一地方選の焦点になるか? ワクチン後遺症 相談窓口の設置

来年の4月には、いよいよ4年に一度の統一地方選があります。県会議員や市議会議員を目指されている方や関係者にとっては、半年前はもう直前。寒い中で活動がんばっている立候補予定者や支援者の皆様、お疲れ様です。

ひとつ、政策面で、ぜひ出来る限り多くの候補者さんに取り上げてほしいテーマがあります。「ワクチン後遺症」の件。本人や家族、遺族は「ワクチンに違いない」と信じているが、国も病院も自治体の機関も、どこも親身になって真剣には助けてくれない。そう感じている人々がたぶん、相当数いらっしゃいます。

下は名古屋CBCの番組ですが、名古屋市で「ワクチン後遺症相談窓口」を今年3月に開設したところ、これまでに半年間で1568件の相談が寄せられたそうです。名古屋市は人口約230万人ですので、人口1万人あたり6〜7名が、何らかの後遺症を患っている可能性があります。病院から国へ全件報告が行っている訳ではないので、その全容はまだ誰も把握していない。把握し、検証する必要があります。国がトップダウンでやってくれる見込みは薄いので(自分の責任を洗い出すことになる)、ぜひ自治体から動いてほしいです。

ワクチン「誰かを守るため」は間違いだったことの訂正・謝罪が必要

ワクチン守るため


もう一点、新型コロナ政策について。

今月中旬、日本の大手メディアはだんまりですが、欧州議会でファイザー社がワクチンについて「他者への感染を予防するかの治験はしていない」ことを認め、世界中が大騒ぎになりました。ワクチンパスポートは無意味だった、騙されたと。

昨年、ワクチン接種を推進するために、日本人の心理的な泣き所「周囲の人を守るため」といううたい文句で、政府や自治体の広報CMが様々つくられました。

ワクチンが本人に効くか効かないか、副反応が有るか無いかの議論はさておき。
少なくとも「誰かを守るため」は根拠がなくミスリードであったことを、政府や自治体は国民に謝罪し訂正すべきです。

下は政府広報オンラインTwitterより。「あなたとあなたの大切な人を守るためにも ワクチン接種をご検討ください」・・・素直にとれば、近くの人にうつさない効果もあると当然思います。念のためですが、内田篤人選手はオファーを受け台本通り語っただけでしょう。罪はないと思います。
その下は東京都。これも完全にアウトです。



【将棋】佐藤天彦九段マスク着用せず反則負けの件

将棋関係の読者さんは今はすっかり居なくなったと思いますが、本件については新型コロナ政策に関係しますので、書いておきます。下は28日に起きた出来事。朝日新聞より



朝日新聞記事より引用:
【東京都渋谷区の将棋会館で28日に指された第81期将棋名人戦・A級順位戦(朝日新聞社、毎日新聞社主催)の4回戦で永瀬拓矢王座(30)戦に臨んだ佐藤天彦九段(34)が、対局中にマスクを着用しない違反行為により反則負けとなった。
 日本将棋連盟は、新型コロナウイルスの流行を受け、今年の2月1日から実施した臨時対局規定で、健康上やむを得ない理由がありあらかじめ届け出て認められた場合を除いて、「対局中は、一時的な場合を除き、マスク(原則として不織布)を着用しなければならない」と定めていた。
 佐藤九段は午前10時に始まった永瀬王座との対局でマスクを着用していたが、夜間の終盤戦で長時間にわたってマスクを外した。30分ほど経った時点で、永瀬王座が「反則ではないか」と関係者に指摘。連絡を受けた日本将棋連盟の鈴木大介常務理事(48)が佐藤康光会長(53)と協議し、佐藤九段の反則負けを決定した。】

アマチュアの大会、子供大会にもかなり影響すると思います。日本将棋連盟系の大会だと「特に定めのない場合は日本将棋連盟の規定に沿うべきだ」ということになりかねません。

将棋は「頭脳スポーツ」で、身体を動かすスポーツと同じように脳を高速回転させます。脳に酸素を送ってあげる必要があり、個人差があるところでしょうが、マスクが息苦しく将棋に集中できないことも出て来るでしょう。

日本将棋連盟の対局規定は下のリンク:



上のサイトでは将棋そのもののルールしか公開されていませんが、その他の対局に関する細則は別に設けられていて、例えば対局に遅刻した場合は「1時間で負け。1時間以内でも、遅刻した時間の3倍が持ち時間から引かれる」などの規則があります。

さて、上のサイトの第8条の1「1. 対局中に反則を犯した対局者は即負けとなる」・・・マスクを30分間はずしたことが「反則」になるかどうか。

個人的な見解ですが、しっかり決められていない状態のように見えます。私自身は、ここで言う「反則」とは「将棋そのもののルールに違反」と理解しています。それとは別の「対局時の行為」に関する部分・・・遅刻やスマホをポケットに入れたまま対局場に足を踏み入れてしまった場合などは、別途細則が設けられている。

「対局時の行為」に関する細則まで含めて「ルール」と見なし、救済規定(例えば遅刻の場合は時間のペナルティは課されるが1時間までは即負けにはならない)がない場合は即負けにするのかどうか。はっきりとは存じ上げませんが、そこは明確には決められていないのでは?

個人的には、「反則負け」は「将棋そのもののルール」に違反した場合と考えます。「対局時の行為」については、罰則規定で対応する。最も厳しい罰則が、その対局を「負け」とすること。

従って今回のケースでは、「明確な罰則規定がないので、佐藤九段に注意を与え、対局は続行」が自然だったように、私には感じられます。罰する規定がない。

難しい問題です。「一時的な場合」とは具体的に何分間なのか。しかしそれを規定してしまうと、マスクを外した瞬間からの時間を誰が計るのか?という問題が生じます。規定するのが難しいと思う。対局中にスゴク気分が悪くなってしまっても外せないのか?という問題もあります。逆に対局相手からすると、体調が悪い人に目の前でマスクを外されるのは嫌でしょう。

当ブログの読者さんは政府のコロナ政策にアンチな方々が多いでしょうから
「将棋界が率先してノーマスクやってよー!」
と思われることでしょうが。将棋界は新聞社やテレビ局にお世話になって棋戦が成立していますから、率先してとは中々できない事情はあります。

社会全体としては、そろそろノーマスクを推進すべきと考えます。従い、この件が足を引っ張ってしまうことを懸念します。マスクをしないことがいい悪いではなく、あくまで将棋対局上の規則の狭間で発生した問題と理解したいと思います。

DSC03945

プーチン演説「第二次大戦後最も危険な10年間を前に、西側の支配は消えつつある」

10月27日木曜日に行われた、国際討論クラブ「バルダイ」におけるプーチンの演説と質疑への回答をタス通信がまとめたものを以下掲載します。

プーチン3

(10月28日0:53 タス通信)
「第二次世界大戦以来、最も重要な 10 年間が待っている」プーチン、バルダイにて

第二次世界大戦以来、最も重要で危険な10年間の前に、世界における西洋の支配の時代は過去へと消えつつあります。木曜日、国際討論クラブ「バルダイ」の本会議で、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が述ました。

ロシアは西側のエリートに反対せず、新しい多極世界で覇権を主張するふりもせず、真の統合を伴う西側の「新植民地」グローバリゼーションに反対し、「人間文明の交響曲を構築する」ことを求めました。討論参加者の質問に答えて、プーチン大統領は、ロシアの首都を移転したり、国有化する必要はないと述べ、核戦争について冗談を言い、ドイツ人を凍らせたという逸話を語りました。

タス通信は、大統領の演説の主要な論説と、質問に対する彼の主要な回答を集めました。

西側の政治について

西側は人類の資源のすべてを要求しており、提案する「ルールに基づく秩序」は、ルールがまったくなくても生きていけるように設計されています。西側は単独で人類を統治することはできませんが、必死にそうしようとしています。「世界の大多数の人々は、もはや我慢することを望んでいません」
.
西側はそのゲームで世界への権力を賭けました。しかし、「このゲームは確実に危険で、血まみれで、汚れています」:「国や民族の主権、独創性、独自性を否定し、他国の利益を何にも優先しません」。

西洋は覚えておかなければなりません-。「風を蒔く者は、旋風を刈り取るだろう」ことを。西側と多極世界の新しいセンターは、共通の未来について対等な会話を始めなければならず、「早ければ早いほど良い」です。

リベラリズムの危機について

現代の自由主義は、認識を超えて不条理なところまで変化し、別の見方が破壊的であると宣言され、あらゆる批判が「クレムリンの陰謀」と見なされ、「ある種の底に沈んだナンセンス」と見なされます。

世界のネオリベラル モデルである「アメリカン スタイル」は、「体系的な危機ではなく、教義上の危機でさえある」ことを経験しています。

西側諸国の絶対に自分たちが確かだという自信は危険です。なぜなら、彼らが「キャンセル」と言うことからもわかるように、「最も間違いのない人が嫌いなものを単に破壊したい」という願望の一歩手前まできているからです。しかし、歴史はすべてを現わしており、何らかの理由で自分の裁量で世界の文化を処分する権利があると判断した人々を「キャンセル」しています。

世界文明の基盤は伝統的な価値観を持つ伝統的な社会であり、それは新自由主義的なものとは異なり、すべての国で独自のものです。西側には「何十ものジェンダーとゲイパレード」を行う権利がありますが、それらを他の人に浸透させようとするべきではありません。

ロシアと西側について

ロシアは、かつて「調和して生きる」ことを申し出ましたが、その答えとして「ノー」を受け取りました。アメリカ恐怖症、英国恐怖症、フランス恐怖症は、ロシア恐怖症と同じ人種差別の兆候です。しかし、「少なくとも2つの西側諸国」が存在します。最も豊かな文化を持つ伝統的な西側と、攻撃的で新植民地主義的な西側であり、モスクワはその命令を決して受け入れません。

「地政学的地図を一掃する」こと、ロシアを破壊することは、これまでも、そしてこれからも決して不可能です。

「ロシアは西側のエリートに挑戦しているわけではありません。ロシアは単に存在し、自由に発展する権利を擁護しています。同時に、私たち自身がある種の新しい覇権国になるつもりはありません。」

モスクワはまた、「西側とは異なり、他人の裏庭に干渉しない」という価値観を押し付けるつもりもありません。

今この瞬間の意味について

世界は、「第二次世界大戦以来、最も危険で重要な10年」を前に、歴史的な転換点に立っています。今この瞬間の意味は、すべての国が独自に独特の発展の道を選択する機会を持っているということです。

新しい秩序は法と権利に基づき、自由かつ公正でなければなりません。世界貿易は個別の企業ではなく多数派に利益をもたらすべきであり、技術開発は不平等を拡大するのではなく縮小するべきです。

国際準備金のように西側が信用を失墜させたものを取り替えるために、新しい独立した国際金融プラットフォームも必要です。「最初に、それはドルとユーロ圏のインフレのためにそれらの価値を切り下げ、次に完全に - ツァップスクラッチ - 金と外貨準備をポケットに入れました。」

多極化は現実的であり、実際、現在は「非常に限定されている」政治的および経済的主体性を「同じヨーロッパにとって」回復する唯一のチャンスです。

核の脅威について

「核兵器が存在する限り、その使用の危険性は常にあります」。ロシアがどのような状況下でそれを使用できると考えるかは、そのドクトリンで詳しく説明されています。

ロシアは、核兵器の使用の可能性について最初に言及したわけではなく、西側の指導者の発言に対して「ほのめかした」だけでした。ロシアは、西側諸国が意図的にロシアを脅迫していると信じています。例えば、すでに元英国首相であるリズ・トラスの「少し頭がおかしくなった少女」発言に一度でも反応した人は誰もいませんでした。

ロシアがウクライナに核攻撃を仕掛けることは軍事的にも政治的にも意味がなく、「今日の核の脅威に関する大騒ぎ」の目的は、ロシアの同盟国、友好国、中立国に圧力をかけることです。

ロシアは、IAEA が「汚い爆弾」についての報告を確認するための代表団を送るという計画を支持しており、キエフがその痕跡を隠蔽するために最善を尽くしているため、「できるだけ早く、できるだけ広くそれを行うべき」です。

ウクライナでの作戦について

モスクワが特別軍事作戦を開始していなかったら、ロシアにとって状況は悪化し、将来の損失はさらに大きくなっていたでしょう。ウクライナの敵を過小評価することについて話す価値はありません。

作戦の主な目的は、ドンバスを助けることです。ロシアは、単に共和国の独立を単純しただけではいられませんでした。「彼らだけでは生き残れない、それは明らかな事実です」。

ロシア人とウクライナ人は同じ民族であり部分的に別々の国になってしまったため、ウクライナでの出来事は部分的に内戦と解釈することができます。 「ウクライナの国家としての地位、主権、領土保全の真の真摯な保証人は、今日のウクライナを作ったロシアだけかもしれません」。

モスクワは以前と同じようにキエフとの交渉の準備ができており、交渉を続けないことを決めたのは彼でした。ワシントンは、問題を平和的に解決する必要性について彼にシグナルを送るべきです。

ロシアの状況について

ウクライナでの出来事は、ロシアが偉大な国であることを示しており、制裁の下で、ロシア自身を含め誰もが考えていたよりも強いことが判明しました。経済制裁によって引き起こされた困難のピークはすでに過ぎ去っており、過去1年間、当局者の誰も自分たちの仕事に失望していません。

特別軍事作戦により、モスクワは主に人的損失を被りますが、「莫大な利益」もあります。「今起こっていることは、間違いなく、最終的にロシアとその未来に利益をもたらすものです。」

ロシアでは外部の脅威と戦う必要性についてほぼ完全なコンセンサスが形成されており、「完全に西側志向の人々」が社会に占めるのは小さな部分です。

インド、中国との関係

ロシアは中国を親しい友人として扱っており、指導者間にも同様の友情が育まれています。 (しかし、2月にプーチン大統領は中国の習近平国家主席に軍事作戦について事前に知らせませんでした。)

インドとの関係において、ロシアは「困難な問題」を抱えたことは一度もありません。 ニューデリーが肥料供給の増加を求め、それは7倍以上増加しました。

シンプルな欧州人への呼びかけについて

「より高い賃金のために戦ってください。ロシアがあなたの敵であるとか、相手あるとすら信じてはいけません。ロシアはあなたの友人です」。

YouTube【10月30日(日)ライブ告知 プーチン演説「最も危険な10年を前に」歴史的な転換点】

YouTubeに【10月30日(日)ライブ告知 プーチン演説「最も危険な10年を前に」歴史的な転換点】をアップしました。


YouTubeにてご視聴の方は下リンクをクリック:
https://youtu.be/I6JKx1VwwaI

埋め込み:

「アメリカの新たな世界支配体制の構築が進行中」ロスネフチCEO

ロスネフチというのは、ロシアの国営石油会社です。CEOのイーゴリ・セーチン氏がズバリ言ってくれていますので、ご紹介します。

セーチン

(10月27日 16時05分 タス通信)
セーチン、ノルドストリームの妨害行為は、ロシアに対する圧力の集大成である

ロスネフチの最高経営責任者であるイーゴリ・セーチンは、ロシアに対する制裁圧力が最終的にノルドストリームとノルドストリーム2パイプラインの妨害行為につながったと考えています。彼は、XV ヴェローナ ユーラシア経済フォーラムで報告を行いながら、これを述べました。

「最高潮に達した制裁圧力がヨーロッパのガス輸送システムであるノルド・ストリームに起こった。引き起こされたのがこの妨害行為であった」と彼は言いましたた。

セーチン氏によると、世界で起こっている地殻変動の主な理由は、パンデミックでも、ウクライナの危機でも、エネルギーや経済の問題でもありません。彼は、世界の残りの部分の規則を勝手に決められる世界的な規制当局をつくるプロセスが進行中であることを強調しました。
「アメリカ合衆国は、いかなる犠牲を払っても覇権を維持するために戦うことを余儀なくされており、この戦いを放棄するわけにはいかない。なぜなら、覇権(金融、軍事、政治、経済)を失うことは、彼らにとって国としての、つまり経済と政治体制の、再生産の不可能性を意味するからである」と、セーチン氏は説明しました。

ロシアの男女バレーボールチーム、パリ五輪の予選参加者リストから除外

男女ともに強豪のロシア代表バレーボールチームですが、パリ五輪の予選に参加できないことが判明しました。ロシアの居ない五輪のバレーボール大会は想像しがたいものがあります。五輪の魅力が薄れていくかもしれませんね。

2024年時点でのFIVB

タス通信の記事です。

ロシア女子代表

(10月27日13時21分 タス通信)
ロシアのバレーボールチーム、オリンピック出場資格リストに含まれず

ロシアの女子バレーボール チームと男子バレーボール チームは、2024 年のパリ オリンピックの予選の参加者リストに含まれていませんでした。木曜日に国際オリンピック委員会(IOC)のプレスサービスによって発表されました。

資格のある参加者のリストは、現在の世界ランキングに基づいて、国際バレーボール連盟 (FIVB) によって編集されます。合計24チームが男子と女子の予選でプレーします。リストには、開催国としてパリ​​でのオリンピックでプレーする権利を取得しているフランスの女子チームと男子チームも含まれていませんでした。ロシア代表チームは、国際トーナメントへの出場停止のため含まれていませんでした。

全部で 3 つのオリンピック予選トーナメントがあり、それぞれに 8 チームが参加し、FIVBレーティングに従って選ばれます。各予選トーナメントの上位2チームがオリンピックに出場します。オリンピックの残りの出場枠は、2024年6月時点の FIVB ランキングを使用して割り当てられます。同時に、選択は地理的な原則に従って行われます。まず、オリンピックトーナメントに出場できなかった大陸のチームは、予選に参加するための出場権を取得する必要があります。

2月28日、IOCはウクライナ情勢を理由にロシアとベラルーシの選手の出場を認めないことを勧告した。 3月1日、FIVB は IOC の要請に従い、ロシアとベラルーシのチームとクラブを国際大会から除外しました。

日産、6年以内の株式買戻しオプション付きでロシア資産をロシア企業に売却

日露間は、この状況下でも民間レベルでは良い意味でしぶとい措置がとられていると感じます。日産はロシア資産をロシア連邦の外郭団体企業に売却しますが、6年以内に株式を買い戻す権利を行使することができます。また、日産がサービス体制を技術的にちゃんとサポートすることを条件に、ロシアは日産車を並行輸入リストから外す(並行輸入を禁止して正規品を守ってくれる)。

いい暫定措置だと思います。下はタス通信の記事。

NissanRussia

(10月27日15:48 タス通信)
日産、車の整備をしながら並行輸入から除外へ

産業貿易省は、ロシア連邦でのブランド車のアフターサービスが適切なレベルで行われていることを条件に、並行輸入のリストから日産を除外する可能性を検討しています。ロシア連邦産業貿易省のプレス サービスでタス通信に報告されました。

「日産の並行輸入からの除外については、日産ブランド車のアフターサービス体制が万全であることが確認でき次第、実施する準備ができている」としています。

これに先立ち、日産の執行委員会は、「Nissan Manufacturing Rus」のロシア資産を、ロシア産業貿易省傘下の「FSUE NAMI」を窓口しロシア連邦へ売却することを承認しました。この取引には、「Nissan Manufacturing Rus」の株式を買い戻すオプションが含まれており、これは今後6年間以内に行使される可能性があります。 Avtovazは、日産車のアフターサービスとスペアパーツの供給を行います。

モルドバにロシアが干渉しているとして米国が制裁を発表

26日にアップした動画に関連して。米国は、モルドバで行われているサンドゥ大統領への抗議活動はバックにロシアが居ると非難。個人と法人への制裁を発表しました。

奇妙です。モルドバへ干渉している国があるとして、米国が、それを批判する声明を発表する位なら理解できますが、なぜ具体的な制裁まで課すのでしょうか?

以下、タス通信の記事です。

ジャスミン

(10月26日23時26分 タス通信)
米国、ジャスミンに制裁を課す

米国は水曜日、ロシアがモルドバでの汚職に関与したとして、9人の個人と12の団体に制裁を科しました。米国財務省が水曜日に発行した書面による声明で述べられています。

「今日、米国財務省の外国資産管理局(制限措置の分野での執行を担当 )は ロシア連邦政府の絶え間ない影響力のある悪意のあるキャンペーンとモルドバでの組織的な汚職に対抗するため、9人の個人と12 の法人に制裁を課す措置を講じました。現在制裁を受けている個人や団体の中には、モルドバの政治的および経済的制度を乗っ取り、腐敗させることで悪名高いオリガルヒや、米国、モルドバそしてウクライナを含む同盟国およびパートナーを操作するために、ロシアの世界的影響力キャンペーンの手先として活動している人々がいます」と文書は述べています。

とりわけ、歌手のジャスミンとオリガルヒでモルドバ民主党の元党首であるウラジミール・プラホトニュクがブラックリストに載せられました。

(10/26動画のテキスト)【モルドバ有事にルーマニアとウクライナ(背後に米国)が参戦か 想定される事態とは】

先ほどアップした動画のテキストを掲載します。

モルドバ デモ


今回の動画では、10月23日のライブで時間が足りずにあまり触れられなかったモルドバで起きていることについてお伝えします。事態は緊迫の度合いを増しています。

ノボロシア日本を含め西側で報道が少ない理由は、多くのヨーロッパ諸国がモルドバと同じ問題を抱えていること(自国の反政府運動が加速する)。しかし一方で、軍事関係者の間ではモルドバが注目を集め始めています。
1つには、オデッサに隣接するこの地域は冬も比較的暖かく、特に黒海沿岸は最も寒い時期でも一日中氷点下という日は少ないため、へルソンと並びこの地域でも軍事活動が活発化するのではないかという予測。
2つ目も、地理的な位置に関連して。モルドバには沿ドニエストル共和国という独立を宣言している親ロシア地域があり、約1500名のロシア軍が駐留しています。軍事衝突が起きれば隣接するオデッサのウクライナ軍が動くかもしれず、ついにオデッサ州が戦闘エリアになる展開が想定されます。

まず、首都キシニョフ(キシナウ)で行われている抗議活動について起きていることを整理します。光熱費や食料の高騰など経済悪化に抗議し、デモ参加者はマイア・サンドゥ大統領辞任と早期の総選挙実施を求めています。モルドバのインフレ率はヨーロッパで最も高く34%。ガス価格は歴史的な高値となっています。

テント撤去10月10日、特殊部隊がステファン・セル・マーレ大通りのキシナウ中心部にあるテント・キャンプを破壊しました。デモを解散させるのに特殊部隊が使用されたのはモルドバ史上初めてのことです。そこから10月16日までの出来事は、10月18日にアップした動画でお伝えしました。

10月23日日曜日、数千人もの抗議者がキシナウの街頭に繰り出し、早期選挙とロシアとの貿易の再開そしてマイア・サンドゥ大統領の辞任を求めました。

警察は、過去1か月間ほぼ毎日集会が行われていたモルドバの国会議事堂と大統領官邸へのデモ参加者のアクセスを封鎖しました。

モルドバ デモモルドバの検察総局の建物の近くに新しいテント キャンプが設置されました。警察は数名を拘留しましたが、デモは許可を得て実施されており、拘束の理由は「大音量の音楽」や「路上で煙草を吸っていたこと」などでした。


サンドゥマイア・サンドゥ大統領はフェアに出かけ、キャンドルと干しリンゴを購入し笑顔でテレビに登場しています。国民と真剣に向き合う様子が見られません。

10月24日、国会議事堂と大統領官邸の近くに、再びテントキャンプが設置されました。抗議者たちは、マイア・サンドゥが辞任するまでそこにとどまると誓っています。もはや寒さや警察の警棒を恐れていません。

このような状況ですが、実は「サンドゥ大統領が 2023年2月までに(米国で中間選挙後に議会が入れ替わるまでに?)沿ドニエストルで戦闘を開始するつもりであるという情報が、ネット上で増えてきています。

10110月23日のHara Blogで、米国のCBSニュースが、ルーマニアに80年ぶりに米国のエリート部隊「第101空挺師団」が配置されたと報じ隣国モルドバでの有事が示唆されていることをお伝えしました。空挺部隊の配置はその後公式には確認されていない点は要注意です。また、モルドバ有事の際に米国が介入できるのかという疑問があります。

ディンク国防相ところが先ごろ、ルーマニアできな臭い出来事がありました。「ウクライナのロシアとの話し合いが、この地域における平和のための唯一の方法である」と10月初旬に発言したディンク国防大臣が辞任に追い込まれたことです。クラウス・イオハニス大統領は彼を叱責、ルーマニア救国議会党はニコラエ・チュカ首相にディンクを解任するよう要請。ディンク国防相は本会議に召喚され、「ロシアのプロパガンダの助長」について説明を求められました。彼は、自ら辞任を選択しました。

ディンク国防相は3月にも「ルーマニアはロシアがモルドバを攻撃しても軍事援助を提供しない。我が国は防衛と安全保障においてモルドバに直接の義務を負っていない」と発言していました。その主張を持つ国防省の大臣が、圧力を受け辞任しました。

では、「モルドバ有事」とは、どのようなケースが想定されるのでしょうか?
出回っている情報として、「モルダフスカヤ火力発電所へのテロ」があります。

モルダフスカヤ火力発電所周辺図現在、モルドバ国内の大半の電力を生産しているモルダフスカヤ火力発電所は、親ロシア地域である自称「沿ド二エストル共和国」の南端に近い位置にあります。実はモルドバ国内だけでなく、ウクライナやルーマニアにも電力を輸出しています。ウクライナのオデッサ地方では、ロシアによる電力インフラ攻撃の後、このモルダフスカヤ火力発電所の重要性が増しています。軍や装備を輸送する鉄道も、モルダフスカヤ火力発電所に依存しています。

ここへ「何者かによるテロ攻撃」が行われた場合、モルドバのサンドゥ大統領が「ロシアの仕業に違いない。国家のエネルギー安全保障の危機である」として、発電所の安全確保を名目に沿ド二エストルの境界を越えて治安維持部隊を派遣する事態が想定されます。すると、駐留しているロシア軍は応戦せざるを得ません。ロシアとモルドバの間で戦闘が始まります。

さらに、「モルダフスカヤ発電所の危機は我が国のエネルギー危機でもある」として、ウクライナとルーマニアが参戦する。両国のバックには米国が居る。そのような構図はあり得ます。

本件、冒頭で述べた通り西側では情報が少ないので、この動画で使用したテキストをHara Blogにも掲載します。ヨーロッパ諸国の縮図がここにあります。じっくり読み返したい方はご利用ください。



参考資料:
https://t.me/rybar/40537
https://t.me/rybar/40539
https://t.me/rybar/40541
https://t.me/rybar/40542
https://t.me/rybar/40547
https://t.me/rybar/40588

YouTube【モルドバ有事にルーマニアとウクライナ(背後に米国)が参戦か 想定される事態とは】

YouTubeに【モルドバ有事にルーマニアとウクライナ(背後に米国)が参戦か 想定される事態とは】をアップしました。


YouTubeにてご視聴の方は下リンクをクリック:
https://youtu.be/KkRmXBrT3HY

埋め込み:

ダーティー・ボム(汚い爆弾)計画と過去のシリアの事例

2017年3月にシリア政府が化学兵器(サリン)を使用したとして非難されたことがありました。



西側とキエフ政権がこの時と同じ情報戦の手法を使うことを計画しているという、カディロフのテレグラム投稿です。下の画像は、上段がシリアの事例、下段が「シリアを基にウクライナでこのようなことを計画している」という予想図です。

シリアの事例とウクライナ


「キエフは、ロシアによる核兵器使用についての異常な操作の下で「汚い爆弾」の爆発を「偽装」することを計画しています。

これがどのように組織されるか。ロシア国防省は次のように述べています。

1.大気中の放射性同位元素の存在が、ヨーロッパに設置された国際監視システムのセンサーによって記録され、その後、ロシア連邦が戦術核兵器を使用していると非難されます。

2.放射性爆発装置の爆発は、最大数千平方メートルの領域の放射能汚染につながります。

3.挑発の後、ウクライナは地元住民を脅迫し、ヨーロッパ全体に難民の流れを増やし、ロシア連邦を核テロリストとして暴露することを期待しています。

!ホワイト・ヘルメットが政府軍による化学兵器の使用に関するプロパガンダ・ビデオを撮影したとき、同様の情報戦技術がシリアの西側諸国によってすでに使用されています。」

ワシントンポスト 共和党の勝利でウクライナ支援が縮小になることに警鐘

ワシントンポストが、とても良い?😊記事を書いてくれていますので、日本語訳を掲載します。長文ですが、写真の下あたりからだけでもお読みいただけたらと思います。



(10月24日 ワシントンポスト)
【中間選挙は、アメリカとウクライナの民主主義に関する国民投票です】

世論調査は、経済と犯罪が中間選挙の有権者にとって最も重要な問題の1つであることを示唆しています。 多くの有権者が要点を見失っていると思います。 これらの選挙は、実際には、アメリカとウクライナでの民主主義の継続を支持するかどうかに関する国民投票です。

これらの問題は、ほとんどの人が認識しているよりも密接に関連しています。なぜなら、ドナルド・トランプの国内での強力な統治を支持しているMAGA候補者のほとんどが、海外の民主主義の運命に無関心であるか、敵対的であるからです。 オハイオ州の共和党上院議員候補であるJ.D.ヴァンスは、この傾向を実証しています。彼は、2020年の選挙は「盗まれた」ものであり、「ウクライナに何らかの形で何が起こるかはあまり気にしません」と述べています。

それは、ヴァンスと他のMAGA候補者が選挙日の2週間前にリードしていることを、さらに気がかりにさせます。 ウラジミール・プーチンは、彼の世代のKGBエージェントが米国に言及したように、「主要な敵」における最近の政治的な出来事の報告を読むとき、彼の顔に独善的な笑みを浮かべているに違いありません。

ワシントンポストの分析によると、「今年11月に下院、上院、および重要な全国の要職のために投票された共和党候補者の過半数 — 全部で291人 — が、前回の大統領選挙の結果を否定または疑問視しています。別の言い方をすれば、これは共和党の主要な候補者の過半数が、たとえあなたの側が負けても選挙の結果を受け入れるという民主主義の基本的な前提を拒否していることを意味します。 しかし、最近のニューヨーク タイムズとシエナ カレッジの世論調査では、有権者の 39% (共和党員の 71%) が、2020 年の選挙結果を拒否する候補者を支持することにオープンであると述べています。 これらの候補者が勝てば、野心的な権威主義者が私たちの民主主義を支配する可能性があることを意味します。

非常に多くの選挙否定論者が激戦州で知事や州務長官の候補者として非常に強力に出馬しているのを見るのは特に心配で。.彼らの恐ろしい信条は、ネバダ州の州務長官に共和党から指名されたジム・マーチャント氏が次のように述べています。 2024年に再び大統領になる予定です。」

州レベルの選挙反対派は、議会の選挙反対派から多くの支持を受けるでしょう。 2024年にバイデンの勝利を証明するために投票するMAGAのメンバーを想像するのは難しいです.バイデン政権に嫌がらせをし、妨害するために彼らが可能な限りのことをしていることを想像するのは簡単です.政治的動機による調査の開始から債務不履行の強制まで.そして、オレンジ色の皇帝が再び権力を握った場合、彼は私たちの民主主義をオルバナイズ、つまり安楽死させようとするに違いありません。

非常に多くの選挙否定論者が激戦州で知事や州務長官の候補者として非常に強力に出馬しているのを見ることはとても心配です.彼らの恐ろしい信条は、共和党がネバダ州の州長官に指名したジム・マーチャントによって次のように表明されています。
「全国の州務長官候補の私の連合が選出されたら、私たちは国全体を修正するつもりであり、トランプ大統領は2024年に再び大統領になるでしょう。」

州議会の選挙否定派は、国会の選挙反対派から多くの支持を受けるでしょう。 2024年にバイデンの勝利を証明するために投票するMAGAのメンバーを想像するのは難しい。バイデン政権に嫌がらせをし妨害するために、政治的動機による調査の開始から債務不履行の強制まで、彼らが可能な限りのことをしていることを想像するのは簡単です。そして、オレンジ色の皇帝が再び権力を握った場合、彼は私たちの民主主義をオルバナイズ、つまり安楽死させようとするに違いありません。

ケビン・マッカーシー


墜落は、はるばるウクライナにまで及ぶ可能性があります。ウクライナでは民主主義が窮地に立たされており、ロシアの侵略を撃退するために米国の支援が必要です。先週、次期下院議長となる可能性の高いケビン・マッカーシー下院院内総務 (共和党、カリフォルニア州) は、こう述べました。「人々は景気後退に陥っており、ウクライナに白紙の小切手を書くことはないと思います。彼らはそれをしません。」

彼のコメントは、上院少数党院内総務のミッチ・マコーネル (R-Ky.) やマイク・ペンス前副大統領など、他の有力な共和党員からの批判を集めました。しかし、非常に多くのMAGA過激派が下院に座っているため、マッカーシーは彼らよりも極右に注意を払っています。

ピュー・リサーチ・センターの調査によると、米国がウクライナに援助を送りすぎていると考える共和党員の割合は、3月の9%から先月の32%に急増しました。この国で最も影響力のある右翼の声を出しているタッカー・カールソンとドナルド・トランプの2人がウクライナに敵対的でありロシアに同情的であることを考えると、これは驚くべきことではありません。

マッカーシーがその気なら、下院で民主党とタカ派の共和党が連立を組んでウクライナへの援助を拡大することもできるでしょう。しかし、トランプと彼のMAGAの手先の怒りを招く危険を冒さなければなりません。ゼリーの背骨を持っているマッカーシーが、このような原則的なことをするとは想像しがたいです。彼が議長職を失うか、ウクライナを失うかの選択に直面した場合、彼がどちらを選ぶかはお分かりでしょう。

バイデン政権は、新議会が開かれる前にウクライナへの大規模な支援パッケージを通過させようとすることで、共和党の支援停止を回避しようとすることができます。 2023年までキエフを見るにはこれで十分かもしれませんが、2024 年以降はどうでしょうか。プーチンは攻撃を止める気配を見せておらず、ワシントンが動揺するのを見て勇気づけられるだけでしょう。

アメリカとウクライナで民主主義を支持するなら、11 月 8 日に民主党に投票する必要があります。
しかし現在の傾向が続けば共和党は、多くの州の要職と一緒に、少なくとも下院を、そしておそらく上院も、とる可能性が高いです。これは、国内外の民主主義が死ぬことです。

補足 プランBの場合は2024年大統領選に出馬可能

個人的にはプランBの可能性は低いと見ていますが、念のため。大統領は「2回を超えて選出されない」と憲法に定められていますが(なので普通は2期8年)、プランBでトランプさんが大統領になる場合、選挙で選出されるのではないため、2024年に大統領選に出馬することはできます。

ご参考まで。

ドナルド・トランプ下院議長はあるのか?

Trump


いよいよ米中間選挙が2週間後に迫りました。ロシア/ウクライナ情勢においても、180°転換とまではいかないとしても大いに影響を及ぼすと思われます。個人的にも、とても期待しています。

2021年初めあたりから継続してHara BlogとHara Channelをご覧いただいている方は少ないかもしれませんが、その頃話題になったプランBについて改めて書いておきます。

当時Hara Blog / Hara Channelを熱心にご覧いただいていたのは「トランプ復活」を願う人々がかなり多い状況でした。ご説明したのは、トランプ復帰の道筋は3通りあること:
プランA:選挙不正が明らかになり選挙結果が取り消される。
プランB:中間選挙でトランプさんが下院議長になり、大統領と副大統領を弾劾で追い落とす。下院議長が大統領継承権のNo.2なので、その場合トランプさんが大統領になる。
プランC:2024年の大統領選に当選する。

前の投稿(タッカー・カールソンによるスティーブ・バノンへのインタビュー)で、さすがタッカー、さりげなく共和党のマット・ゲイツ下院議員の名前を出しています。同議員は「トランプさんを下院議長にしようじゃないか」という案の急先鋒です。

ちなみに共和党が勝利した場合、普通にいけば現在の共和党下院リーダーのケビン・マッカーシー議員が下院議長ということになります。が、下院議長は必ずしも下院議員でなくてもよいらしい。

冷静に見れば、大勝すれば無理をしなくても十分に、最大の功績者であるトランプさんは共和党内に絶大な発言権を持つようになるはずですから、そのまま2024年に向けてキャンペーンに注力するのがよいと考えるのが妥当です。

また、実際にポストを握るまでやってしまうと「トランプは何という権力の亡者なんだ」という風にメディアはイメージをつくってくるでしょうから、それに抗うのに余分にエネルギーを使うことになります。

ですから、プランBはトランプさんは自分からは言い出さないはずです。よほど全国民的に「トランプさん、あなたに権限を持ってもらわないと困ります。このままではあと2年も持ちません!」という圧力が高まらなければ、そうはならないだろうというのが私の個人的な見解です。

タッカー・カールソン 判決後のスティーブ・バノンへのインタビュー

タッカーとバノン


ワシントンの米連邦地裁は21日、2021年1月6日に起きた米議会議事堂襲撃事件を調査する下院特別委員会の召喚に応じなかったとして、トランプ前米大統領の顧問でホワイトハウスの首席戦略官を務めたスティーブ・バノン被告に対し、禁錮4か月と6500ドル(約96万円)の罰金を言い渡しました。

下は判決の直後にタッカー・カールソンがスティーブ・バノン氏に行ったインタビューです。タッカーは抵抗しない共和党議員に怒っていますが、バノン氏は「自分のことは自分でやる。共和党議員は11月8日に勝ってくれ」と。このお二人の共演は見ごたえのあるシーンでもありますので、以下に概略日本語訳にて内容をご紹介します。



スティーブ バノンは1月6日とは何の関係もありませんでした。
彼はそこにいなかった。何の犯罪も犯していません。
それでも1月6日委員会は彼を何とか破壊しようとすることを止めませんでした。
今日、スティーブ バノンは委員会の求刑により4か月の刑を言い渡されました。
マット・ゲイツ下院議員が指摘したのは、スティーブ・バノンを起訴した司法省の職員はマシュー・グレイブという民主党員でした。彼は2020年はジョー・バイデンの2020年キャンペーンで国内政策委員会やその他の民主党のキャンペーンにに居ました。
私たちが見ているのは明らかに、法の支配の腐敗です。
国会がロエスト・ローナーやエリック・ホルダーを追求したのは知られていますが、彼らは刑務所で一日も過ごしませんでした。行くことはないでしょう。彼らは忠実な民主党員ですから。
バノン、ご出演ありがとございます。判決後の最初のインタビューです。

タッカー:あなたはマット・ゲイツに同意しますか? これは党派的だったでしょうか?

バノン:100%そうです。司法省とメリック・ガーランドは極端に民主党寄りになりました。11月8日に我々が勝った後に、この問題は民主党とこの政権に跳ね返ると思いますよ、タッカー。私はガーランドが来年国会で弾劾されると信じています。

タッカー:私も本当にそう願います。刑務所での4か月は大したことではないと言う人は、刑務所に入れられたことがない。それは大事です。どう反応するつもりですか? 控訴する予定でしょうか?

バノン:裁判官は上訴する多くの領域をレイアウトしました。私は素晴らしい法務チームを持っています。 彼らは現在、控訴に取り組んでいます。我々は、権限の分離と執行特権、および1月6日委員会の構造について上訴します。控訴するものがたくさんあり、彼らは控訴プロセスを通じて動いてくれます。私の刑は控訴プロセスを保留にしています。あなたの番組で初めて言いました。一日の終わりに、私はこの違法な体制によって刑務所に行かなければなりません。私は裁判官に敬意を表します。私はそれを行う準備ができていますが、私たちは長い控訴プロセスを持っています。

タッカー:しかしながら、これは私たちのシステムについて広範に何を物語っていると思いますか?あなたは、あなたがドナルド・トランプに政治的にアドバイスしたから刑務所に送られると言っています。そんなことが起きるのは、自由の国とは思えません。

バノン:今は自由ではありません。FBIが、中絶センターの前で祈る個人をまとめたり、親の権利のために教育委員会に行く親を国内テロリストとして指定したりします。司法省はまったく完全に制御不能。FBIも制御不能です。私は強く信じています。FBIの予算を減らす中で適切化を行うべきだと。そこはねずみの巣です。唯一の道は、トップから始めること。完全な調査を行い、レイを弾劾し(クリストファー・レイ連邦捜査局長官)、メリック・ガーランドを弾劾します。メリックガーランドは南の国境の件で弾劾できると思いますし、両親の権利のムーブメントでやろうとしたことで弾劾できると思います。メリック・ガーランドは新しい国会によって来年、弾劾されると私は考えます。

タッカー:私たちのシステムが法の支配の中で党派的になった理由の 1 つは、誰もそれに反対しないからです。選挙で選ばれた共和党員の、あなたに起こったことへの対応に満足していますか? どう思われますでしょうか。

バノン:それは大丈夫です。選出された共和党員、彼らが今しなければならないことは、11月8日に焦点を当てることです。タッカー、勝利に代わるものはありません。私たちには、教育委員会からの国家政治機関としての民主党を粉砕する絶好の機会があります。 州議会と州の司法長官と州務長官をとること、下院を40〜50議席奪うこと、それから上院を4〜5議席奪うこと。選出された役人は今、できる限りの方法を用いて勝つことに集中する必要があります。私は自分のことは、弁護士と一緒に自分で行うことができます。私は共和党議員に後押ししてもらう必要はありません。共和党議員にやってほしいのは、新しい国会に入ることです。そして司法省のねずみの巣を一掃しFBIのねずみの巣を一掃してください。

タッカー:もしあなたがロエスト・ローナーやエリック・ホルダーだったなら。あなたとは異なり私の見方ではどちらも実際に国家に対する犯罪を行っていますが、両方とも侮辱罪で訴追されませんでした。彼らは恥ずかしくないのかとは思いませんか? 彼らはダブルスタンダードを理解しているのでしょうか? あなたのコメントをぜひいただきたいのです。真剣に、人間として。

バノン:いいえ、ご存じの通り、町はとても党派的です。彼らは党派的な人々です。エリック・ホルダーについて言えば、ホルダーはオバマの手斧です。ですから、そうは思いません。ところで、これは橋渡しが不可能なギャップです。片側にはMAGAの共和党員たち、もう一方には過激な民主党員たち。これは法の支配ではありません。バナナ共和国のようなものです。妥協することはできません。勝利に代えられるものはありません。私たちは8日に大きく勝たなければならない。そして新しい議会は真の法の支配を実行しなければなりません。法の支配のあり方とは、真剣な調査から始めること。政治的でない真剣な調査です、タッカー。そしてそれらの調査の後に、弾劾を始め、国土安全保障省のマヨルカスとガーランド司法長官に爆弾を投げます。それがどこで終わるのか誰にもわかりません。

タッカー:そうです、それがどこで終わるかわからない。その通りです。スティーブ・バノン、幸運を祈ります。私は心配していましたが、あなたは心配しているようには見えません。あなたは勇敢な人です。あなたに敬意を表します。

バノン:ありがとう、タッカー。

YouTube【10月23日ライブ・竜王戦とウクライナ情勢報道の類似性・各戦局情報・ザポリージャ州スパイ活動に10代の少年たち・ロシア軍へルソン撤退のニュースをどう見るか】

YouTubeに【10月23日ライブ・竜王戦とウクライナ情勢報道の類似性・各戦局情報・ザポリージャ州スパイ活動に10代の少年たち・ロシア軍へルソン撤退のニュースをどう見るか】をアップしました。


YouTubeにてご視聴の方は下リンクをクリック:
https://youtu.be/mdQyjSH0yR4

埋め込み:

プーチン、習近平に祝電 イズベスチヤより

プーチン大統領が、再選を果たした習近平に祝電を送っています。イズベスチヤの記事です。

Putin

(2022年10月23日10:13 イズべスチヤ)
プーチン大統領は、習近平氏が中国共産党書記長に再選されたことに祝福

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は中国の習近平国家主席へ、中国共産党書記長への3度目の選出を果たしたことに祝電を送りました。 10月23日の電報がクレムリンのウェブサイトに掲載されました。

ロシアの指導者は、建設的な対話を継続し、中国との包括的なパートナーシップを発展させるために緊密に協力することを喜んでいると述べました。

「中国共産党の20周年記念大会の結果は、あなたの高い政治的権威と、あなたが率いる党の団結を完全に確認しました。 大会の決定は、中国が直面している大規模な社会経済的課題への対応が成功裏に実施されることと、国際舞台における中国の地位の強化に貢献すると確信しています」とプーチン大統領は語りました。

ロシア大統領はまた、同僚の新たな成功、健康と繁栄を祈りました。

中国共産党中央委員会(CCCPC)は日曜日、習近平を総書記に再選しました。この決定は、第20回党中央委員会の最初の全体会議の結果に従って行われました。新しい政治局と常任委員会も選出されました。

中国の指導者が演説で指摘したように、中国は近代的な社会主義国家の全面的な建設という新たな道を歩み始めています。彼は、国が社会主義の道を歩み続けなければならないと強調しました。同時に、主な目標は「近代化された社会主義国家」を構築することです。

ガスプロム モルドバへのガス供給を30%削減 モルダフスカヤ火力発電所の対応

想定されるモルドバ有事には、これが絡みます。23日のライブにてご説明しますが、先に記事をアップしておきます。

モルダフスカヤ火力発電所

(10月21日19:13 タス通信)
沿ドニエストルにて語られる。モルダフスカヤ火力発電所は国のニーズを満たすことができないだろう

沿ドニエストル共和国にあるモルダフスカヤ火力発電所は、ガス不足のため、モルドバの電力需要を満たすことができません。これは、承認されていない共和国のセルゲイ・オボロニク経済開発大臣によって金曜日に発表されました。

「私たちは現在、経済の緊急事態を宣言しています。もちろん、完全な供給を確保することはできません。優先順位が決定されています。まず第一に、国民の消費向けです」と彼はラジオ1で、モルドバのエネルギー会社に対する契約上の義務の履行に関する質問に答えました。大臣は、モルダフスカヤ火力発電所とモルドバの会社エネルゴコムとの間の契約が署名されたときに、ロシアからのガス供給の計画された削減は想定されていなかったと説明しました。

現在、モルダフスカヤ火力発電所は、モルドバ右岸(ド二エストル川の西側つまり沿ドニエストル共和国ではないモルドバ領域)の電力需要の最大70%を供給しています。10月には、モルドバへのロシアのガス供給が 30% 削減されました。ガスプロムは、ウクライナの会社Naftogazがトランジットを完全に提供することを拒否したことで、削減すると説明しました。

ルーマニアに80年振りに米国第101空挺師団が配置 モルドバ有事を想定

23日ライブの資料です。ロシアの軍事情報誌「軍事審査」より。丁寧に読んでいる時間がないと思いますので、先にアップしておきます。

スクリーミングイーグル

ルーマニアに米国第 101 空挺師団が配備された理由は、ウクライナではなく、モルドバである可能性がある

「エリート」の第101米国空挺師団が、ルーマニアの領土を含む東ヨーロッパの国々に移されました。 80年ぶりにヨーロッパの戦域に4700羽(4700名)の「スクリーミング イーグル」または「チョーキング チキン」(米101空挺師団の通称)が配置されました。 これはアメリカのテレビ会社CBSニュースによって一般国民に報告され、いくつかの詳細が示されました。

報告書は、大西洋を横断する移動の理由は演習であると指摘しています。 米軍によるこの戦術編成の展開は、必要に応じてアメリカ人がウクライナに「行くことができる」という合図をロシアに送るはずです。 師団司令官はテレビチャンネルに、NATOの東側を守るために来たと語りましたたが、ニュアンスがあります。

「NATOへの軍事的エスカレーションまたは攻撃が発生した場合、彼らはウクライナの国境を越えることができ、そのような事態の展開に完全に備えることができます」司令官は語りました。

チャンネルによると、演習はウクライナ国境から数キロ離れた場所で行われます。さらに、フォート・キャンベルから到着した軍人は、ルーマニア、ブルガリア、ハンガリー、スロバキアの基地に配置されます。フォート キャンベルは、クリスチャン郡 (米国ケンタッキー州) にあるアメリカの基地です。基地は、米軍のこれらの部隊の恒久的な場所です:第101空挺師団、第160特殊部隊航空連隊、米陸軍の第5特殊作戦部隊グループ、第502憲兵大隊、第531軍病院。

同時にCBSニュースは、ルーマニアとウクライナのちょうど中間に位置するモルドバで進行中の激動の政情の経過を紹介しました。さらに、西側のメディアは「ルーマニアのモルドバ」について定期的に言及し始めました。これは、いわば、事態の発展の可能性を示唆しています。この点で、米国の第 101空挺師団がルーマニアに配備された理由は、NATOの保護とウクライナへのさらなる進出ではなく、モルドバと隣接する沿ドニエストルの状況である可能性が高いです。問題は、モルドバには通常の意味での軍隊がないということです。しかし、ルーマニアにはそれがあり、非常に強力です。アメリカの支援を受けて、ルーマニアは西から沿ドニエストルを攻撃するためにモルドバに「入る」ことができ、ウクライナ軍は東から彼らを助け、ウクライナから攻撃します。


スクリーミングイーグル※参考資料:第101米国空挺師団(通称スクリーミング イーグル)のエンブレム。

ウクライナ 年間の国家予算を使い果たす

そのうち公務員給与も米欧に要求しだすかもしれませんね。
タス通信より。

ラダ

(10月21日21:41 タス通信)
ウクライナ最高議会、ウクライナが年間予算を使い果たしたと報告

今年のウクライナの予算はすでに使い果たされています。金曜日にテレグラムチャンネルでウクライナ最高議会のヤロスラフ・ジェレズニャク副官によって発表されました。

「政府の支出について少し。2月24日から10月15日まで、私たちは予算から1.4349兆グリブナを費やしました。戦争のわずか230日間で、私たちはすでに(ほぼ)年間で計画していたよりも多くを費やしました年」と彼は書きました。

ジェレズニャクはまた、この期間の予算の最大額が給与に費やされたことにも言及しました。42.2%、6,050億グリブナです。特に、4,585億ぐりブナが軍人給与に費やされました。

ウクライナでは、2022年の予算支出が1.4994兆グリブナ、歳入が 1.3239兆グリブナに設定されていました。

フォン・デア・ライエン欧州委員会委員長、ロシア制裁拒否国へ特使派遣を検討

ロシア制裁への参加を嫌がる中東やアフリカ諸国などを想定しているのでしょう。「そうはさせませんよ」と交渉するために特使を派遣することを検討しているそうです。タス通信より。

ライエン

(10月21日22:30 タス通信)
EU、対ロシア制裁逃れへの対応を担当する特使を任命する可能性

欧州連合は、ロシアに対する協調制裁を逃れようとすることを防ぐ役目を負った特使を任命することができます。ブリュッセルでのEUサミット後の記者会見で、欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長が金曜日に述べました。

「私たちの経験ではこれが非常に有用であるため、制裁特使を任命する考えがあります」と彼女は言いました。

彼女によると、そのようなEU特使は、ブリュッセルの立場を明確にし、ロシア連邦に対する制裁を逃れようとすることを容認しないことを示すために、たとえばEUのメンバーではない第三国に派遣されるでしょう。

ミリー&オースティン「グローバルな利益のための国際秩序を守るための戦い」

ミリー


Twitterからのシェアにて:

「この戦いは単なるウクライナの利益ではありません。守られるべきグローバルな利益におけるものです。大臣は国際秩序に基づいたルールを指摘しました。我々の目的、与えられた使命は、私たちの主権国家のために軍を組織することです。それは80年前、第二次世界大戦後に確率した国際秩序を支持することです。」

マーク・ミリー統合参謀本部議長のこの動画が、「つまり、ウクライナが負けたら、第二次世界大戦後80年前に確立された『国際世界秩序』が崩壊する。 西側、アメリカ、覇権国のみに利益をもたらすルールに基づく国際秩序が」というコメントつきで拡散されています。だから止められないんだねと。

バフム―トに関して イーロン・マスクとメドベージェフのやりとり

先ほどアップした動画の補足資料として。さすがイーロン・マスク、戦局全体のツボを押さえています。

10月20日から21日にかけて、ロシア安全保障会議副議長で元大統領のメドベージェフ氏とイーロンマスクとの間で、ツイッター上で次のようなやりとりがありました。

メドベージェフ:「バイバイ、リズ・トラス。レタスおめでとう」
(イギリスで、トラスと野菜のレタスはどちらが長持ちするかというおふざけの企画が行われていました)
イーロンマスク:「その煽り方、イイねェ〜」「ところで、バフム―トどうなってるの?」
メドベージェフ:「戦勝記念日にモスクワで会いましょう!」

という訳で、イーロン・マスクはバフム―トで西側の多大なる肩入れにも関わらずウクライナ軍が激しく消耗していることを知っているんだけど、ロシアの政治家に友好的ですらある。そんなイーロンにメドベージェフが「我々が勝ちます。一緒に祝いましょう!」と答えている。そのようなやりとりです。

悪ノリの陽気な二人に対して、返信欄はブーイングの嵐となっています。

メドベージェフとイーロン




YouTube【10月23日(日)ライブ告知 ウクライナ軍バフムート戦闘へ人命無視の部隊投入】

YouTubeに【10月23日(日)ライブ告知 ウクライナ軍バフムート戦闘へ人名無視の部隊投入】をアップしました。


YouTubeにてご視聴の方は下リンクをクリック:
https://youtu.be/0H2rR9pUlAo

埋め込み:

未来のおとぎ話

カディロフのテレグラムより。

「そう、この星は滅びました。でも、ほんの少しの間、ロシアを弱めることができました。」

この星
Twitterアカウント
千葉県市川市の行徳将棋クラブを運営している原伸一です。ブログの更新情報をお届けしてゆきます。2020年11月米大統領選より関連情報の収集・発信に注力しています。
ライブスケジュール
毎週日曜日23時〜23時半 YouTubeライブ。
最新コメント
最新記事
Archives
GSG5(行徳将棋ガールズ)
GSG(Gyotoku Shogi Girls)は、行徳将棋クラブの女子のこと。音楽も大好きで、2013年女子アマ団体戦で歌を歌ってベストパフォーマンス賞をいただきました。
人気将棋ブログ
読者登録
LINE読者登録QRコード
楽天市場
Profile
ハラ

フォークシンガー原
(原 伸一)

1967年生。千葉県市川市の南部、行徳・妙典でアコースティックライブの主催等の活動を行っています。また、将棋教室を開いています。

将棋教室の情報は以下サイトにて。

http://gyotoku.livedoor.biz
メッセージ

名前
メール
本文
行徳将棋クラブ

行徳将棋クラブ

記事検索
  • ライブドアブログ