Hara Blog

千葉県市川市の行徳で弾き語り活動を行っている、フォークシンガー原の日記です。公認将棋指導員として、子供たちの将棋の話題なども。

コメント欄の運用について。様々な経緯から、次のようにさせていただいています: ブログ主およびコメント投稿者含め、互いの意見に対する反論や、ネガティブなニュアンスを感じさせるとブログ主が判断したものは、削除します。続く人はブロックし、解除しません。何卒ご了承ください。

2022年08月

政治家マクロン ガス調達交渉で訪問したアルジェリアにて

マクロン


政治家ってスゴイなぁ〜と思うことが多々ありますが、これも感心しました。



まずは上記記事の内容。一部抜粋しますと:

「ガス価格の高騰は電気料金も押し上げている。さらに、フランスでは国内の原発の原子炉56基のうち32基が点検などで停止しており、電気料金の値上がりを加速させている。このため、フランスは周辺国からガスや石炭火力発電による電力の輸入を増加せざるを得ない状況に陥っている。」
「フランスはガス供給不足に備え、天然ガス産出国であるアルジェリアとの関係強化を進めている。マクロン大統領は27日、アルジェリアを訪問し、両国の協力を強化する「アルジェ宣言」に調印した。」

という訳で、下はマクロンがフランスを訪れた際に、アルジェリア国民に囲まれ揉みくちゃになっている場面。言葉は判らないのですが、アルジェリアの人々は
「ここから出ていけ!」
と叫んでいるそうです。それに対してマクロンは笑顔で手を振りグーサインで
「ありがとう」
と答えます。

言葉が解らなければ大人気で声援を受けているように見えなくはないので、とにかくしっかり絵作りをする。さすがです。普通の神経ではできないなぁと、唸りました。

へルソン〜二コラエフ 戦況(8月30日)

へルソン〜二コラエフの、8月30日時点での戦況をお伝えします。

実は北の方角(下の地図の右上)にクリボイ・ログという鉄鋼業の大都市があります(クリボイログ鉱山は旧ソ連最大の鉱山)。前線は二コラエフとクリボイ・ログをつなぐラインの南側に沿っていることから、ロシアの軍事情報サイトではこのセクターの戦況を伝える際に「二コラエフ〜クリボイ・ログ方面」という呼び方をしています。

ウクライナ軍は8月29〜30日に、大きくは4つのセクター(分け方によっては5あるいは6つ)でロシア軍に対し攻撃をかけました。しかし、ウクライナ軍の多大な損失と見合うほどの変化はありません。下の地図ではその4つをそれぞれ拡大して表示していますが、わかりにくい「ロゾボエ」セクターのみカタカナを振りました。見えにくいですが、蛇行した前線に沿ってインガレット川という川が流れています。川を挟んでの攻防となっています。

以下、リバールの記事より(https://t.me/rybar/37955)。

二コラエフークリボイ・ログ


【二コラエフ〜クリボイ・ログ方面の状況(2022年8月30日まで)】

ヘルソンに対するウクライナ軍の攻撃の2日目の終わりまでに、ロシア連邦軍は前線を安定させることに成功し、敵の前進を止めました。

・パサド・ポクロフスコエのセクターでは、ロシア軍はリュボミロフカとチェルノーヴィエ・パディ付近から撤退することになりました。前線は、リュボミロフカの東郊外〜ゼリョーヌィ・ガイ〜ブラガダートノエ〜プラウジーノ〜アレクサンドロフカの線に沿って走っています。

リュボミロフカとチェルノーヴィエ・パディで、10ユニット以上の敵部隊がロシア境界に侵入しました。ロシア連邦軍は砲撃を行い、ウクライナ軍がロシア連邦軍の位置に足場を築くことを許していません。

ペトロフスキーの側では、ロシア連邦軍はミールノエとパサド・ポクロフスコエ付近で前進しようとしましたが、ウクライナ軍の要塞エリアを占領できませんでした。

・前線のスニギレフスキー セクターでは、ロシア軍がブラゴダトノエに対するすべての敵の攻撃を撃退し、キセレフカの南に支配ゾーンを拡大しようと試みました。敵のサポートエリアは火砲で制御され、ロシア軍への攻撃はありません。

・アンドレエフカの近くに変更はありません。ロシア軍は、ウクライナ軍によってインガレットの南河岸に移された装備に対して砲撃を続けています。 ロゾボエとスホイ・スタヴォクは敵の支配下にあります。

・オルギノとヴィソカポーリエでは、ロシアの部隊が戦線を維持していますが、依然として火砲で寸断されています。ウクライナ軍はこれ以上前進できず、ロシア連邦軍は前進する敵グループを完全に破壊することはできません。ウクライナ軍は装備の移転を続けています。

要するに、ウクライナ軍はリュボミロフカ、チェルノーヴィエ・パディを占領し、ロゾボエに足場を築き、スホイ・スタヴォクから予備兵を追い出し、オルギノとヴィソカポーリエでロシア軍の砲火を阻止しました。

ポジションバトルが始まりました。ウクライナ軍はロシア軍が残した戦線に足場を築くことができず、ロシア軍は失われた陣地を部分的に取り戻しました (ポサド ポクロフスキー近くのプラウジーノ、キセレフカ、ブラガダートノエ)。

ロシア連邦軍は、ウクライナの T-64とポーランドのT-72を撃墜し続けています。明日は、オルギノとパサド・ポクロフスコエのセクションの運命が最終的に明らかになるはずです。

「ウクライナ軍へルソン州で反転攻勢」の実態は?

日本のメディアにとり待ちに待った知らせが大きく報じられています。



南部州、つまりへルソン州の数か所でウクライナ軍の攻撃が行われました。個別に状況がわかればお伝えしたいと思いますが、さしあたり全体的に。下はカディロフ氏がテレグラムに掲載した絵です:

ゼレンスキー「へルソンは残さず獲ったか?」
軍司令官「ヘルだけです」

へルソン状況報告

へルソンの頭文字「X」は「ハー」と読みますが、古くは「ヘル」と発音されました。「Xです」つまり「ダメです」と。もしくは、英語の「Hell」に引っ掛けて「地獄ばかりです」ともとれそうです。

以下タス通信より、ロシア国防省の発表です。

(8月30日19:04 タス通信)
ロシア国防省、南部で攻撃を試みたウクライナ軍の損失について語る

その日のウクライナ軍の損失は、ウクライナのヴォロディミール・ゼレンスキー大統領の命令によりニコラエフ〜クリヴォイ・ログその他の方向への攻撃を試みて、12000人以上の兵士に達しましたた。ロシア国防省の公式代表イゴール・コナシェンコフ中将によって火曜日にジャーナリストに発表されました。

彼によると、ニコラエフ〜クリヴォイ・ログその他の方向でのウクライナ軍の攻撃の敗北の結果、敵は大規模な損失を被りました。コナシェンコフ氏は、「ロシア軍の効果的な行動により、戦車48台、歩兵戦闘車46台、その他の装甲戦闘車37台、重機関銃を搭載したピックアップトラック8台、ウクライナ軍人1,200人以上を1日で破壊した」と述べました。

ロシア国防省の公式代表が明らかにしたように、ロシア軍は、敵の攻撃を撃退しながら、ウクライナ西部からの作戦に参加するために配備されたウクライナ軍の第128山岳突撃旅団の部隊を打ち負かしました。 「この旅団の5人の軍人が武器を置いて降伏した」と彼は付け加えました。

「ゴルバチョフは世界を変えたいという夢・誠実さ・願いにより記憶される」クレムリンの元腹心

ゴルバチョフの死去にあたり各界より矢継ぎ早にコメントが出されていますが、象徴的に感じるものをタス通信からお伝えします。激動の時代に協定締結の実務担当としてゴルバチョフに仕えたウラジーミル・シェフチェンコ氏の言葉です。

夢、誠実さ、願い・・・プーチンからすれば「甘かった」ということになりますが、そのプーチン氏も今は深い哀悼の意を表明しています(記事の下にツイッターから埋め込み)。

ゴルバチョフ後年

(8月31日05:54 タス通信)
協定締結の元責任者:ゴルバチョフは、世界を変えたいという彼の夢で記憶されると信ず

ソ連の初代大統領ミハイル・ゴルバチョフは、冷戦を終わらせるために多くのことを行いました。彼は世界を変えるという彼の夢、誠実さ、そして願いによって記憶されていると、元クレムリン議定書のチーフであるウラジーミル・シェフチェンコはタス通信に語りましたた。

「(ゴルバチョフは)、彼の夢、誠実さ、世界を変えたいという願いで記憶されていました。彼は当時の最も優秀な政治家の 1 人であり、いわゆる冷戦の終結に大きく貢献しました。 」とシェフチェンコは、初代ソ連大統領の死去のニュースについてコメントしました。

「(ソビエト)連邦は破壊されたのだと言われますが、破壊されたのではなく崩壊したのであり、それはゴルバチョフのせいだけではありません。私たちは分析し、考える必要があります」とクレムリンの協定締結に関する元最高責任者は付け加えましたました。

シェフチェンコによると、彼にとってゴルバチョフとの日々の仕事は鮮明な思い出でした。 「出張、ジュネーブへの最初の訪問の準備、レーガンとの会談の準備、これらはすべて明るい出来事でした」と彼は説明しました。

シェフチェンコは、ゴルバチョフが重病であったと述べました。「そのような状況であり、言わば、神は彼を独り占めし苦しみは終わりました。もちろん、私たちは皆神の下を歩いています。何もすることはできません。人は死が訪れる日からどこにも行くことはできないのです」彼は付け加えました。

8月30日、ゴルバチョフが92歳で亡くなったことが明らかになりました。 1985年以来、ウラジミール・シェフチェンコはトップレベルの代表団の業務を補佐する部門で働いてきました。ロシア連邦大統領の議定書室を率い、その後、ロシア国家元首の顧問としてさらに11年間勤務しました。

ミハイル・ゴルバチョフ死去

ゴルバチョフ


ミハイル・ゴルバチョフ氏の死去が報じられています。RIAノーボスチの記事より。


(2022年8月30日23:20 RIAノーボスチ)
【ミハイル・ゴルバチョフ死去】

ソ連の初代大統領ミハイル・ゴルバチョフが、長い闘病生活の末92歳で亡くなったと、中央臨床病院が報告しました。

ゴルバチョフは、1931年3月2日、スタヴロポリ地方のプリヴォルノエ村で生まれました。 1955年に、彼は M.V.ロマノソフ記念モスクワ国立大学の法学部を卒業しました。

大学卒業後、配属によりスタヴロポリ地方検察庁に派遣され、すぐにコムソモールの仕事に異動しました。 1961年、彼はコムソモールのスタヴロポリ地域委員会の最初の書記になりました。

1962年からゴルバチョフは党の仕事をしています。 1970年から1978 年まで、彼はソ連共産党スタヴロポリ地域委員会の一等書記官を務めました。
彼は1971年から1991年まで、ソ連共産党中央委員会のメンバーでした。 1980年から1991年まで、彼はソ連共産党中央委員会の政治局のメンバーでした。

1985年、ソ連共産党中央委員会の臨時総会で、彼は共産党中央委員会の書記長に選出され、1988年10月1日からは最高ソビエト連邦最高幹部会の議長も務めました。このようにして、国家と党の最高位を兼任しました。

1990年、第3回臨時ソ連人民代表大会で、ゴルバチョフはソ連の最初で最後の大統領に選出されました。
1991年、ソ連の終結に関する合意に署名した後、彼は大統領を辞任しました。

YouTube【小さなプリンセスの死 アリーナに捧ぐ】

YouTubeに【小さなプリンセスの死 アリーナに捧ぐ】をアップしました。

ドンバスでクラスター爆弾により亡くなった5歳の少女の物語に日本語字幕をつけたものです。


YouTubeにてご視聴の方は下リンクをクリック:
https://youtu.be/h33GMtGxmxA

埋め込み:

IAEA代表団、ザポリージャ原子力発電所へ向け出発

IAEAチームが、ザポリージャ原子力発電所へ向け出発しました。今週到着するとのこと。タス通信の記事と、グロッシー事務局長のツイートです。

IAEA代表団

(8月29日13:23 タス通信)
IAEA事務局長、IAEAチームは今週ザポリージャ原子力発電所に到着する

IAEA 事務局長ラファエル・グロッシーは、ザポリージャ原子力発電所に派遣するIAEAチームが編成され、今週そこに到着すると述べました。

「IAEAの支援チームは、すでにザポリージャ原子力発電所(ZNPP)に向かっています。私は、今週後半にZNPPに到着するこのチームを率いることを誇りに思います」と、彼は月曜日に彼のツイッターに書きました。グロッシー氏はまた、「ウクライナおよびヨーロッパ最大の核施設の安全を守る必要がある」と付け加えました。

IAEA本体のTwitterページでは、ZNPPでミッション参加者が実行する業務のリストを示しています。特に、発電所に与えられた物理的損傷を評価し、セキュリティ システムの操作性と施設の保護を解決することが挙げられています。 グロッシーが率いる専門家たちは、原子力発電所の職員の労働条件を評価し、原子力発電所の安全を確保するための緊急の措置を講じる必要もあります。

エネルゴダール市にあるザポリージャ原子力発電所は、ロシア軍の管理下にあります。ロシア国防省によると、ウクライナの治安部隊は最近、特に無人機、重砲、複数のロケット発射システムを使用して、発電所の敷地に対していくつかの攻撃を行いました。ほとんどの攻撃は防空システムで防がれていますが、砲弾はインフラストラクチャと核廃棄物保管エリアに命中し、放射能漏れの脅威をもたらしています。

IAEAはこれに先立ち、この原子力施設の安全性に対するリスクのため、ザポリージャ原発に緊急にチームを送る必要があると述べました。ロシア外務省公式代表マリア・ザハロワは日曜日のロシア-1テレビチャンネルの番組「ウラジーミル・ソロヴィヨフとの日曜日の夕べ」で、査察について強調して話し、「この訪問を行うためにあらゆることをした」のはモスクワであると述べました。

ゼレンスキーはウクライナ国民から支持されているのか?

ウクライナ人の反応


もうひとつ、ライブからこぼれたネタを。

ウクライナの「レギチムヌィ(英語のlegitimate/合法な・正当な)」という情報サイトをご紹介しましたが、HIMARSに関することの他にもう一つ、興味深い記事が目に留まりました。「果たしてウクライナ政権のメディア戦略は国内で成功しているのか?」について。https://t.me/legitimniy/13289

【 大統領府の技術者たちは、政治チャンネルや野党メディアに対して公然たる戦いを繰り広げていますが、彼らの主なメディア プロジェクトは視聴者を失いつつあり、若者はまったく影響を受けていません。
 戦争の発生後に運用を開始し、主要テレビ チャンネルの放送に取って代わったテレビ局「共同ニュース」の主な視聴者は、60歳以上のウクライナ人です。高齢者の61%が、戦争に関する重要な情報源として「共同ニュース」を挙げました。ウクライナの「若者」については、87%がSNSやメッセンジャーから情報をとっています。世論調査によると、共同ニュースの不幸はそれだけではありません。興味深い傾向があります。ウクライナ人の教育が高ければ高いほど、共同ニュースへの信頼が低くなります。初等教育を受けた者は59%が、中等教育を受けた者は63%が、高等教育を受けた者は52%が共同ニュースを信頼しています。
 同時に、International Republican Instituteと格付けグループの調査結果によると、若者 (18〜35歳) は「テレビ」よりもテレグラム チャンネルを好みます (61%対35%)。これは驚くべきことではありません。共同ニュースが大統領府への素晴らしい賛辞となっていることを考えると、ますます多くのウクライナ人が、この国の客観的な情勢について知るために別の情報源を好むようになっています。】

このテレグラムチャンネルは、純粋にウクライナのものではなく、ウクライナ国内の情報戦のためにロシアが設置しているものかもしれません。とはいえ、内容についてはデタラメとは言えないかもしれません。

下の埋め込み動画は、8月13日のカディロフ氏のテレグラムから。とあるウクライナ国内の建物のエレベーター内にゼレンスキーの肖像画を額に入れて設置してみたところ、人々がどのように反応したか。
すみません、肝心なところが全部ピーで正確に訳せませんが、最初のペアの男性は「こりゃ写真に撮ってプーチンに送らなきゃ。親愛なるウクライナの皆さん、今年はクソでした。来年はもっと悪いでしょう」と言っているようです。2番目の男性2人の言葉はわかりませんが、パンチで殴るそぶりを見せています。次の2人の女性は、後から入って来るほうが「触るんじゃないよ」と言っています。その後の人々は、わかりやすいですね。

カディロフ氏「ゼレンスキーに対するウクライナの人々の反応です。ちなみに、これは社会学機関にお金を払って発表されたゼレンスキーへの92%のサポートの素晴らしい図です」
https://t.me/rkadyro95/2037

ロシアの小話 笑いのツボについて

8月28日YouTubeライブにご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

毎回、準備していたけれど時間が足りずこぼれる話があります。昨日のそのようなネタをご紹介したいと思います。

ロシア人は「アネクドート」という社会風刺の小話、ブラックジョークを好みます。日本人にも解りやすく笑えるものもあれば、「ん?」と首をかしげてしまうものもあります。意味が解らなかったり、解っても笑えなかったり。

下はマリア・ザハロワのテレグラムからですが、どうでしょう、笑えますか?
https://t.me/MariaVladimirovnaZakharova/3551
【ゼレンスキーのオフィスの責任者イェルマークは、「戦争の終結後、ウクライナは単に欧州連合の一員になるだけでなく、ヨーロッパの新しい安全保障システム構築の軸になるべきだ」と述べた。
 人々は軸をポールと混同しました。】
・・・・・

「軸」は、機能して動いているものの中心。
「ポール」は目印として立っているもの。例えば野球の外野スタンドでフェアとファウルの境界に立っています。つまり「ここまでがヨーロッパですよ」という辺境の目印にウクライナがなるという訳ですね。

イメージがパッと浮かぶかどうか、まずはそれがひとつ。そして、浮かんだとして、笑いのツボに入るかどうかは・・・どうでしょう?
個人的には、「ああ、ロシアのジョークっぽいな」という感じ方として面白かったです。

いっぽうカディロフ氏。少し前になるのですが、英国のボリス・ジョンソンを「櫛(くし)に拒否される男」と文章の中で何気に表現していて、これは上手いなと思いました。公人として規律正しく生活することが出来ない人となりも含め連想させます。カディロフのほうが一般大衆的にはわかりやすいですね。

ボリス・ジョンソン

YouTube【8月28日ライブ・HIMARSの60%以上は喪失・セルビア/コソボ一触即発1914年以来・ザポリージャ原発をIAEAが来週視察へ・ロシア人へのシェンゲンビザ発給停止?EU外相会合】

YouTubeに
【8月28日ライブ
・HIMARSの60%以上は喪失
・セルビア/コソボ一触即発1914年以来
・ザポリージャ原発をIAEAが来週視察へ
・ロシア人へのシェンゲンビザ発給停止?
・ダリア・ドゥギナ殺害犯死亡報道の真偽
・自国ファースト主義とファシズムの違いは?】
をアップしました。

YouTubeにてにてご視聴の方は下リンクをクリック:
https://youtu.be/Jjm9_b2QyKE

埋め込み:

ダリア・ドゥギナを爆殺したウクライナ工作員女性 死亡か?

すみません、ライブ直前にニュースが飛び込んできたので、速報のみ。



ヴォフク死亡

23時よりライブ 「自国ファースト主義とファシズムの違いは?」

この後23時より23時半まで、予定通りYouTubeライブを行います。

最初にお題を設定しておくととチャット書き込みしやすいかもしれないと考えまして、事前にみなさまへの問いかけをしてみたいと思います。



以下は、メリーランド州ロックビルでの先日のバイデンのスピーチからで、ロイター記事からの抜粋・要約です:

【バイデン米大統領は25日、11月の中間選挙に向けた遊説を開始した。トランプ前大統領のスローガン「MAGA(米国を再び偉大に)」に触れ「MAGAの過激な政策課題」は「一部がファシズム」のようになっていると指摘し共和党の方向性を強く批判した。
バイデン氏は「今や大げさな話でなく、文字通り民主主義を再び救うために投票する必要がある」と主張。「トランプと極端なMAGA共和党は、怒り、暴力、憎悪、分裂に満ちた後退という選択をした」と述べ、共和党は「民意の受け入れを拒否している」と警告した。】

グローバリスト勢力は、自国ファースト主義を独裁・分断・暴力・ファシズムに重ねてイメージづくりしようとしているようです。

さて、「自国ファースト主義」と「ファシズム」の違いはどこにあるのでしょうか?
今後へ向けて、この反論ロジックをしっかり構築しておくことは重要でしょう。
30分間のどのタイミングでもよいので、書き込みいただけましたら読み上げたいと思います。ご意見お待ちしています。

ウクライナ

セルビア/コソボ問題 身分証明書は解決

先に投降した記事の2つの課題について、ID(身分証明書)のほうは合意できたようです。

しかしこれ、セルビアで破壊工作を企むコソボの人間がいたとしても検問なく入って来れるということですね。でも敢えてそのリスクをとるということでしょう。

以下タス通信の記事と、記事が引用しているEU上級代表のツイートです。

ボレル

(8月28日02:33 タス通信)
セルビアとコソボ 入国書類で合意に達する

ジョセップ・ボレルEU外務・安全保障政策担当上級代表は土曜日、セルビアとコソボが、境界の往来に関する問題を解決したと述べました。

「EUが促進する対話の一環として、セルビアはコソボID(身分証明書)保有者の出入国書類を廃止することに同意し、コソボもセルビアID保有者にそれらを導入しないことに同意した」と、ボレルはツイートしました。EU 外交政策サービスの責任者は、自称コソボのアルビン・クルティ首相からこれに関して保証を受けていると述べました。

ボレルはまた、問題の解決について両当事者に祝意を表しました。

(そのツイートを下に埋め込みます)

IAEA代表団 ザポリージャ原発を訪問へ メンバーに米英は含まれず

IAEAがザポリージャ原発を来週訪問することが決まりました。ひとまず前進です。早ければ来週出発ということのようです。

報じたのはニューヨークタイムズですが、有料記事のようですので、それを引用したタス通信の記事より。

グロッシー

(8月28日01:00 タス通信)
NYT:IAEA 、ザポリージャ原子力発電所訪問の代表団を編成

国際原子力機関 (IAEA) は、ザポリージャ原子力発電所に向けて来週出発する予定で業務を組織した、とニューヨーク・タイムズが土曜日に報じました。

同誌によると、ミッションはIAEA事務局長のラファエル・グロッシーが率い、主に中立国からの13人の専門家が発電所に同行します。同誌は、ミッション参加者のリストに米国と英国の代表者がいないことを指摘しています。

エネルゴダール市にあるザポリージャ原子力発電所は、ロシア軍の管理下にあります。ロシア国防省によると、このところウクライナ軍は、特に無人機、重砲、複数の発射ロケットシステムを使用し、発電所エリアに度々攻撃を行っています。ほとんどの場合、攻撃は防空システムで防御されていますが、砲弾はインフラストラクチャと核廃棄物保管エリアに命中し、放射能漏れの脅威をもたらしています。

セルビア/コソボ問題 ザハロワが米国務省を一言斬り

ヨーロッパの火薬庫、バルカン半島セルビア/コソボで緊張が続いています。

8月2日の動画およびブログ記事【ウクライナ紛争が飛び火 コソボ領内のセルビア人居住者へ抑圧 悪夢再びか】をご参照ください。コソボが領内のセルビア人に導入しようとしている措置は2つ:
1.車のナンバーをコソボ発行のものに付け替えること(セルビアナンバーは認めない)。
2.セルビア発行の身分証明書は認めない。領内のセルビア人には移民パスポートを発行。
これに対し、コソボ北部に住むセルビア人住民は激しく抵抗しています。

7月末に一触即発となり、いったんおさめはしましたが、上記2つの措置の導入を一か月先送りしただけで問題解決はしていませんでした。その一か月が過ぎようとしており、再び緊張が走っています。

先ごろ、米国の国務次官補が「コソボがセルビアであることを忘れましょう」と発言し、これが象徴的なフレーズとして賛否を呼んでいます。以下、状況を伝えるタス通信の記事と、ロシア外務省マリア・ザハロワのテレグラム投稿。

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(8月27日04:48 タス通信)
米国務省、コソボがセルビアであることを忘れるように忠告

ガブリエル・エスコバル欧州・ユーラシア問題担当国務次官補はセルビア人に、コソボがセルビアであることを忘れるよう忠告した。金曜日にN1チャンネルとのインタビューで、彼はこれを述べました.

「私は(会談に)出席し、コソボとセルビアの間の紛争を解決するプロセスが、ユーロ・アトランティック・コミュニティにとって非常に重要であるという合図を送りました。こう申し上げたい:今後については、楽観的な土壌がありますと。私たちが今話し合っていることは、実際には全体的な交渉プラットフォーム内の小さな問題だと思います。コソボがセルビアであるという物語を忘れ、コソボとセルビアはヨーロッパであるという物語へ向かいましょう」と外交官は語りました。

エスコバルとEU西バルカン特別代表ミロスラフ・ライチャクは、ベオグラードで2回の会談を行いました。1 回目は木曜日の夜、2 回目は金曜の夜ですが、失敗に終わりました。これに先立ち、ライチャクとエスコバルは、承認されていないコソボの当局と、コソボ・メトヒヤ(KiM)のセルビア人の代表と会談を行いました。

7月31日の夕方、承認されていない警察がセルビアとの行政ラインの検問所を閉鎖した後、コスメットの状況は急激にエスカレートし、8月1日からその地域に住むセルビア人に移住カードを導入することを意図し、彼らの車の再登録を要求しました。コソボ北部のセルビア人は、幹線道路を封鎖してデモを行いました。

国際的な努力の結果、プリシュティナ(コソボ)は移民カードの導入とセルビアのナンバープレートの禁止を9月1日まで延期する決定を下しました。


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ロシア外務省マリア・ザハロワ 8月27日テレグラム投稿:

【米国務省は、コソボがセルビアであることを忘れる時が来たと述べました。
 決して忘れない。】

マリア・ザハロワ

「我が息子ハンター(My Son Hunter)」トレイラー日本語訳

前の記事のYouTube動画の中でご案内している、「My Son Hunter」のトレイラーと日本語訳です。



00:03〜
(女性):何が起こっているのか教えてあげる。

00:05〜
(ハンター):君は僕を知っているのかい?
(女性):VIPだと聞いたわ。政府とつながりが強い。

00:13〜
(バイデン):ラップトップをピックアップするのを忘れるなんて何てバカなんだ!
(ハンター):修理店でなんだ。

(バイデン):お前はバイデン家の人間だ。

(バイデン):あいつはすべてを自分が創り上げたかのようにふるまう。もし人生が・・・
       私はそれを台無しにしてしまった。

00:23〜
(バイデン):私の選挙を台無しにする可能性のある、そのラップトップにあるすべてを知りたいのだ。

00:27〜
(ハンター):友人のみなさん、時間になりました。
(ハンター):襲撃だ!

00:39〜
(ハンター):僕は観客にさらされてるんだ。

(女性):どうしたらあなたを助けられる?
(ハンター):僕は助けるに値しないよ。

00:44〜
(ハンター):ああ、すごくゴメン。
(女性):私はもっと悪い経験をしたわ。

0047〜
(バイデン):たくさんのおまじないを私は知ってるからね。
(ハンター):ありがとう、お父さん。
       もっと意味を理解できればいいんだけど。
(バイデン):私はコーリーを覚えているが、悪い奴だった。冗談じゃない。
(ハンター):お父さん、僕らは苦しみについて話している。
(バイデン):そうじゃない。

01:01〜
(女性):バイデン家にはポジティブなものしか見つけられないわ。

(男性): オバマ政権の外交政策の要は誰だい?
(男たち):ジョー・バイデン

01:11〜
(バイデン):マックス、君は十億ドルが必要なようだね。

(女性):ですから次の明確な質問は・・・

(バイデン):ハンターはどこだ?

(ハンター):いくらかのお金をもらったことを覚えている。でも、何の対価か覚えていない。

01:20〜
(男たち):「父は私のビジネスについては決して話さないと言います」だとさ。以上。
(バイデン):何てことだ。

01:26〜
(女性):そこで何が起こっているのでしょう? ジョーがそこに居ます。

(ハンター):抱き合うんだ。

01:34〜
(女性):あなたはすべてを持っていたわ、ハンター。そしてそれを捨てたのよ。
(女性):あなたはラップトップが、あなたと一緒にいるすべての人を倒すことを願っているんだわ。

01:39 (ハンターの叫び声)
01:40 (字幕で「それは値する」(ハンターには利用価値がある))

01:43〜
(バイデン):中国は私たちの敵ではありません。彼らは悪い人たちではありませんよ、みなさん。

(ハンター):私は父が大好きで、彼を誇りに思ってもらいたいだけです。
(ハンター):私がすべての取引を持ち込む人間です。 私がその人です。

02:20
(バイデン):息子よ。

01:48〜 (字幕)「センセーショナルで、衝撃的な、信じられない、スキャンダラスで、腐敗した、検閲される、ショッキングな、大物のストーリーの、目撃者たれ」

YouTube【8月28日日ライブ告知 映画「My Son Hunter(我が息子ハンター)」近日公開】

YouTubeに【8月28日日ライブ告知 映画「My Son Hunter(我が息子ハンター)」近日公開】をアップしました。


YouTubeにてにてご視聴の方は下リンクをクリック:
https://youtu.be/8w8PvTmuB30

埋め込み:

YouTube【ゼレンスキー「ウクライナ史上最も困難な冬」リヴィウ市長「薪を買ってください」】

YouTubeに【ゼレンスキー「ウクライナ史上最も困難な冬」リヴィウ市長「薪を買ってください」】をアップしました。


YouTubeにてご視聴の方は下リンクをクリック:
https://youtu.be/nttMYx-LX0o

埋め込み:

プーチンのロシア軍増員の大統領令について 早とちりは禁物

プーチン大統領がロシア軍の兵士を13万7千人増員する大統領令に署名したという報道に、軍事専門家たちが「ロシアが苦戦している」というニュアンスでコメントをしています。


(TBS記事より引用)
【ロシアによるウクライナ侵攻が続き、兵力不足が指摘されるなか、プーチン大統領はロシア軍人の13万7000人増員を命じる大統領令に署名しました。
 ロシア通信によりますと、プーチン大統領は25日、ロシア軍の総定員をおよそ190万人から204万人に増やすよう命じる大統領令に署名しました。来年1月1日に発効するということです。】

でも、早とちりは禁物。

今回、最前線では民間会社の傭兵が活躍しています。おそらく契約の際には、どのエリアでどの正規軍部隊についてどんな任務を行うかという取り決めを細かくしているんだと思います。軍司令部としてはその契約からはみ出した使い方はできないので、自由度が狭い。これを解消するのが一点。それと、がんばって成果を上げてくれているので、彼らの身分を保証してあげようというのがもう一点。

先日カディロフが、チェチェン部隊の一部をロシア軍に組み込むとテレグラムに投稿していました。これのことだろうと思います。

以下、リバールの記事です(https://t.me/rybar/37726)。

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おそらく、ロシア軍のスタッフ数が137,000人増加したのは、戦っているボランティアの分遣隊と編隊のステータスを定める必要があるためです。ドンバスで戦っている民間警備会社、傭兵、コサック分遣隊、民族大隊の一部が、連邦プログラムの下で採用されました。

9月には、ドンバスで現在戦闘に従事しているボランティア部隊から新しい部隊を編成する必要があります。これにより、部隊と下請けという枠組みが解放され、他の地域に移動できるようになります。

そしてどうやら、ボランティアに利益と保証を提供するという基本的な決定が下されたようです。

同時に、137,000人の「新しく採用された軍人」という数字は最後通告ではありません(ウクライナを潰すぞということではない)。また、俄かに137,000人のボランティアが募集されたことを意味するものでもありません。一部の分遣隊を論理的に既存の軍事ユニットとロシア軍の編成に統合すれば、その数と戦闘部隊を構成することができます。

大統領令

ザポリージャ原発 ウクライナがロシア支配地域への送電線を攻撃

ザポリージャ原発ですが、今度はロシア支配地域へ向かう送電線が攻撃に遭っています。ウクライナは「これは我々の電力だ」と言わんばかりです。
ただウクライナ側からすると、同国の電力の4分の1を生産する発電所ですから、命綱をロシアに握られているに等しいということになります。冬になると立場が弱くなってしまうので、その前に暴れてきているという状況です。リバールの記事より(https://t.me/rybar/37728)。

送電線


今日、再びウクライナ軍がザポリージャ原発の区域に発砲しましたが、今回はヘルソンへの電力供給を遮断し、ザポリージャ州の一部も電力網から切断されました。 .

彼らがどのようにそれを行ったか?

・明らかにウクライナ軍は原子力発電所を攻撃する準備をしており、事前に発電所からカホフカ貯水池を通ってザポロジエに至る送電線をオフにしていました。したがって、ヘルソンとメリトポリに向かう送電線への攻撃の後も、ウクライナが支配する地域は通電不能にはなりませんでした。

・発電所では、ネットワークのリレー保護が作動し、ヘルソンとザポリージャ州の消費者が電気から切り離されました。 ザポリージャ原発自体では、オペレーティングユニットの緊急保護がオンになりました。

・スタッフが送電線をバックアップ用に再接続し、エネルゴダールへの電力供給を回復しました。他の地域でも作業が進行中です。

今回起こったことは、現在のエネルギーシステムがカホフカ貯水池の対岸からの攻撃に対して非常に脆弱であることを証明しています。

今後同様の事象を回避するには、次の2つのシナリオを実現することです。

🔻 砲兵隊を打ち負かす。河岸北側の制圧、続いてニコポルとマルガネットの攻撃と占領。

🔻対称的な反応で原子力発電所を攻撃したいという欲求を撃退する。(原発を攻撃するとウクライナが大きなデメリットを被る何らかの方策を構築する)
たとえば、ウクライナ軍が支配する地域の重要なインフラ施設に対するより正確で強力な攻撃。ウクライナの司令部が「ザポリージャ原子力発電所を砲撃するコストは、予想される効果の何倍にもなる」ということをよく学ぶために。

ウクライナ軍、西側から供給される武器弾薬のための倉庫を新たにオデッサエリアに準備

ウクライナ軍がオデッサ近くで、農場の倉庫を改装して西側から供給される武器弾薬倉庫として使う準備をしているというリバールの記事です(https://t.me/rybar/32357)。

リゾートから近く、攻められた時に「民間人への虐殺だ!」と非難しやすい。また農業用倉庫ということで、「オデッサからの穀物輸出を邪魔しようとしている!」というレトリックも使えそうです。

ウ軍武器弾薬庫


ノーバヤ・ドフィノフカからそう遠くないところに、ウクライナ軍は、西側から惜しみなく供給された武器と弾薬を保管するための新たな予備倉庫を装備しています。

防空陣地エリアがこの集落にあり、オデッサ州の中心地への東からの攻撃をカバーしていることを5月にお伝えしました。

改造された農業倉庫は、トレンディなシャンタンバラ リトリート & リゾートからわずか350メートルのところにあります。

ウクライナが、「ロシア連邦軍が意図的にリゾートや休暇スポットを攻撃している」というようなことを書くときには、この投稿を思い出してください。

ロシア国連大使 安保理で熱弁

ロシアにとりかなり具体的な材料がそろった国連安保理で、ロシア国連大使のワシリー・ネベンジャ氏が熱弁をふるっています。以下、そのダイジェストです:

ネベンジャ

(ダリア・ドゥーギナさんの殺害について)
彼女のプロフェッショナルな活動のために、ジャーナリストである彼女はずっと以前からウクライナの民族主義者の目に留まっていました。これは悪名高いサイト「Peacemaker」からの彼女の写真です。これについては何度も話しました。彼らは公然と彼女の殺害を誇示しています。

(ザポリージャ原発について)
.最近、アントニオ・グテーレス氏がウクライナを訪問しました。私たちは彼の訪問に一定の希望を抱いていました。キエフに駅への砲撃をやめるよう、ついに彼が強く要求することを望んでいました。「軍事行動はザポリージャ原子力発電所を迂回するべきだ」という呼びかけだけではなく。
ディカルロさんに、事務総長がゼレンスキーに発電所への砲撃をやめると約束させることができたかどうか尋ねたいと思います。国連事務局は、ウクライナによる発電所への砲撃が続いているという事実について、どのような評価を下していただけるのでしょうか。この状況について IAEA が表明した深い懸念に照らして。

ローズマリー・ディカルロ

(ローズマリー・ディカルロ国連副事務総長:「事務総長が明らかにしたように、ザポリージャ原子力発電所で発電された電力はウクライナに属します。」)

ワシリー・ネベンジャ

ザポリージャ原子力発電所の電力はウクライナのものだという言葉を耳にしました。 注意を喚起したい。西側で凍結されたロシアの金融資産に関しても、シリアの一部を不法に占領しているアメリカ当局によって盗まれたシリアの石油に関しても、国連事務局からそのような言葉を聞いたことはありません。聞いたことがない。

(対人小型地雷「花びら」について。「バタフライ」「ペダル」とも呼ばれる)
「花びら」地雷は、キエフ政権のサディスティックで野蛮な性質の生々しい証拠です。国の東部と南東部の人々に対する真の態度の象徴です。人々はこれを見て理解しています。

キエフは知性をめぐる戦いに敗れつつあり、その西側のスポンサーはウクライナでロシアとの代理戦争を最後のウクライナ人まで行うつもりだが、ネオナチ、極端なナショナリズム、反ロシア主義には目をつぶっています。「ロシアの侵略」というお経をたくさん聞いてきました。過去 200 年間、ヨーロッパの安全保障の問題を西側が語るときには、いつもロシアの行動への言及ばかりです。

ドネツク市のショッピングセンターがウクライナ軍の砲撃により大火災

ガラクティカ

店内


ドネツク市の「ガラクティカ」ショッピングセンターがウクライナ軍による砲撃を受け、大火災が発生しています。下にRIAノーボスチの動画クリップを埋め込みますが、今のところロシアの大手メディアでまとまった記事を出しているところが無いので、ネットで拾った情報を断片的に箇条書きします:

・ドネツクの「ガラクティカ」ショッピングセンターにウクライナ軍が発射した砲弾が2発直撃した後、大きな火災が発生し、建物のほぼ全域に広がった。

・建物では、同時に3つの火災が発生した。つまり、少なくとも数発の着弾があったことを意味している。また、間違いなくこの建物を狙ったのだということ。

・発生時間は10:00。ショッピングセンターの開店時間を狙ったものと見られる。

・火災規模は確定ではないが1000平方メートル規模に及ぶと見られる。強い風が消火活動を困難にした。

・幸いにして死亡者はいない模様。

YouTube【東部戦線は膠着状態なのか? 蘇る「冬将軍」作戦】

YouTubeに【東部戦線は膠着状態なのか? 蘇る「冬将軍」作戦】をアップしました。


YouTubeにてご視聴の方は下リンクをクリック:
https://youtu.be/52Igqruh7o4

埋め込み::


タス通信 Twitterアカウント凍結か?

Tass


タス通信のツイッターアカウントですが、8月22日にトップ固定されたツイートに:
「このツイートはTwitterルールに違反しています。詳細はこちら
というリマークがつき、以降の投稿が途絶えています。

そのツイートが下ですが、内容は「2月24日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、ドンバス共和国の指導者からの要請に応えて、特別軍事作戦を実施することを決定しました。8月22日の主な出来事ー」として記事へのリンクを貼っているだけのもの。これ自体は特に問題があるようには見えません。突然規制がかかったのはなぜでしょうか?

プーチンからお悔やみ アレクサンドル・ドゥ―ギン/ダリア父娘へ

モスクワで爆殺されたダリア・ドゥ―ギナさんと、父親のアレクサンドル・ドゥ―ギン氏へ。プーチン大統領からのお悔やみの言葉です(https://t.me/MedvedevVesti/10980)。

プーチンお悔やみ

「親愛なるアレクサンダー・ゲリェビッチとナタリア・ヴィクトロヴナへ。あなたがたに降りかかった最も困難で取り返しのつかない喪失に、心からのお悔やみと支えの言葉をお受けとりください。
卑劣で残忍な犯罪により、ダリア・ドゥーギナの人生は短くなりました。ダリア・ドゥーギナは、真のロシアの心を持った明るく才能のある人物であり、親切で愛情深く思いやりがあり、開放的です。

ジャーナリスト、科学者、哲学者、従軍記者として、彼女は正直に祖国の人々に仕え、ロシアの愛国者であることの意味を行動で証明しました。ダリア・ドゥーギナの思い出は、親戚や友人、彼女の志を同じくする人々や仲間によって永遠に受け継がれます。この悲しい時に、あなたに力と勇気を。」

ザポリージャの火力発電所へウクライナ軍の砲撃 住民に死亡者

ZTPPタクシー運転手

8月22日の報告によると、ザポリージャ州エネルゴダール市の、原発ではなく火力発電所への砲撃がありタクシー運転手が亡くなっています。

どのような意図でしょうか。プーチンーマクロン会談以降いったん原発については協議中であるため、別の施設を攻撃してプレッシャーをかけているのか。そして「電力をよこせ」というメッセージなのか。

上の写真を見ると、車全体に細かい傷が見られます。信管が爆発して金属片が飛び散るタイプの砲弾が使われたようです。

以下、リバールの記事(https://t.me/rybar/37553)。その下に、上のスクリーンショットを含む映像を埋め込みます。


【地元の情報筋は、ウクライナ軍がエネルゴダールの火力発電所の区域を砲撃したと報告しました。

暫定情報によると、タクシーを運転していた少なくとも1人の地元住民が死亡した。

これに先立ち、ウクライナの編隊は、カホフカ貯水池の右岸にあるニコポルの側からザポリージャ原子力発電所の領土を繰り返し攻撃しました。】

ロシア保安局 ダリアさん(思想家アレクサンドル・ドゥーギン氏の娘)殺害をウクライナ特殊工作員による犯行と特定

ドゥーギン父娘


昨日のライブで話しましたロシアの思想家アレクサンドル・ドゥーギン氏の娘さんが爆殺された件ですが、ロシア国内の反プーチン勢力から犯行声明が出たと日本では(たぶん西側全般で)報道されています。


(引用)
【ロシアのプーチン大統領の側近、アレクサンドル・ドゥーギン氏の娘・ダリア氏が乗った車が、モスクワで爆発し死亡した事件で、ロシア国内の反プーチン勢力・国民共和国軍(NRA)が、犯行声明を出した。
犯行声明で、NRAは「プーチン大統領が民族戦争を起こし、ロシア兵を無意味な死へと追いやった軍事犯罪者だ」と批判した。】

いっぽう、ロシア連邦保安局は、ウクライナ当局による犯行であると特定したとのことです。以下、軍時ジャーナリストのアレクサンドル・コーツ氏のテレグラムからです(https://t.me/sashakots/35067)。つい先ほど、タス通信からも同様の記事が出ました。

【ロシア連邦保安局はダリア・ドゥーギナの殺害を解明したと、同局の広報センターが報告しました。
 「犯行はウクライナの特殊サービスによって準備され実行されたことが立証されました。加害者は1979年生まれのウクライナ国籍のヴォフク・ナターリア・パヴロヴナです」とリリースは述べています。
 ダリア・ドゥーギナの殺害を組織し、彼女の日常生活に関する情報を入手するために、ヴォフクと娘のソフィア・シャバンは、故人が住んでいたモスクワのアパートに部屋を借りました。
 「殺害当日、ヴォフクとシャバンは伝統文学と音楽の祭典に出席しており、ドゥーギナは名誉ゲストとして出席していました。
2022年8月21日、ドゥギナが運転していたトヨタ ランドクルーザー プラドの計画された爆発の後、ヴォフクと彼女の娘はプスコフ地方を通ってエストニアに向かいました」と報告書は述べています。】


父親の気持ちとしては、自分だけが生きて娘が逝ってしまうというのは・・・最悪ですね。痛々しいです。



(追記)
犯人の一人(シャバン)が報道陣に公開されています。暫定データによれば、元アゾフに所属とのこと。

YouTube【8月21日ライブ・「プーチンの頭脳」へのテロと最悪の結末・米国産化学兵器でロシア兵が重症・ザポリージャ原発 絡み合う各陣営の思惑・ロシア人ビザ発給停止提唱に反旗】

YouTubeに
【8月21日ライブ
・「プーチンの頭脳」思想家へのテロと最悪の結末
・米国産ボツリヌス毒素化学兵器でロシア兵が重症
・ザポリージャ原発 複雑に絡み合う各陣営の思惑
・「ロシア人を締め出せ」ビザ発給停止提唱に反旗】
をアップしました。


YouTubeにてご視聴の方は下リンクをクリック:
https://youtu.be/Bl5KXLsTTqU

埋め込み:

23時よりライブ 化学兵器使用・ロシア領内への地雷撒布・原発問題etc

この後、23時より23時半まで予定通りライブ配信を行います。
今日もテーマは盛りだくさんで、時間内にどれだけ紹介できることやら? ご参加お待ちしています。

絵は、国連をノックするイエス。ハリー・アンダーソンという芸術家の1962年の作品です。

国連をノックするイエス
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千葉県市川市の行徳将棋クラブを運営している原伸一です。ブログの更新情報をお届けしてゆきます。2020年11月米大統領選より関連情報の収集・発信に注力しています。
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毎週日曜日23時〜23時半 YouTubeライブ。
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GSG(Gyotoku Shogi Girls)は、行徳将棋クラブの女子のこと。音楽も大好きで、2013年女子アマ団体戦で歌を歌ってベストパフォーマンス賞をいただきました。
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フォークシンガー原
(原 伸一)

1967年生。千葉県市川市の南部、行徳・妙典でアコースティックライブの主催等の活動を行っています。また、将棋教室を開いています。

将棋教室の情報は以下サイトにて。

http://gyotoku.livedoor.biz
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