Hara Blog

千葉県市川市の行徳で弾き語り活動を行っている、フォークシンガー原の日記です。公認将棋指導員として、子供たちの将棋の話題なども。

コメント欄の運用について。様々な経緯から、次のようにさせていただいています: ブログ主およびコメント投稿者含め、互いの意見に対する反論や、ネガティブなニュアンスを感じさせるとブログ主が判断したものは、削除します。続く人はブロックし、解除しません。何卒ご了承ください。

2016年03月

4月3日(日)は風に立つライオン将棋教室

4月3日(日)は、風に立つライオン将棋教室を行います。

風に立つライオン基金へひとり500円の募金をお願いします。

場所は行徳公民館の第1会議室です。
毎回場所が違いますので、ご注意お願いします。第1会議室は、図書館の1階です。

11時〜: 3級以上(90分程度を目安)
12時〜: 4〜6級(90分程度を目安)
13時〜14時: 7級以下
※兄弟姉妹でご参加の場合は、どちらかに合わせて一緒に来てもよいです。


今後の予定

4月 3日(日)第1会議室(図書館の1階)
4月10日(日)第1会議室(図書館の1階)
4月17日(日)第3研修室(公民館の3階)
4月24日(日)第1会議室(図書館の1階)

4月2日(土)の確認

4月2日(土)の確認です。

行徳公民館第2和室にて、10−12時に活動を行います。


今後の予定:

4月 2日(土):10-12時 行徳公民館第2和室
4月 9日(土):10-12時 行徳公民館第2和室
4月16日(土):9:30-11:30 行徳小会議室にて行われる「囲碁・将棋・オセロ教室」に参加
4月23日(土):10-12時 行徳公民館第2和室
4月30日(土):10-12時 行徳公民館第2和室


※上記すべて無料です。

「ものの歩」より 振り穴vs矢倉

マイセンでスポーツ新聞(報知と中日)の詰将棋。
それから少年ジャンプの「ものの歩」。

信歩(しのぶ)くんという矢倉しか指せない男の子が高校生大会を矢倉一本で気合で勝ちあがってゆくのですが、最新号は楽しみな局面で終わっています。

ものの歩より


プロの対局では振り飛車(しかも穴熊)に矢倉が選択されることは殆どありませんが、小学生大会などでは上図のような局面は実際、よくありますよね。このような戦形のドラマをつくっていただいて、とてもありがたいです(笑)。

さあ、信歩くんは振り飛車穴熊に対してここからどう戦うのでしょうね。
次号を楽しみに待ちたいと思います。

ありがとう週刊将棋

週刊将棋最終号、じっくり味わって読みました。

名残を惜しみながら詰将棋も解き終えました。読み抜けの順があり、ちょっと悔しかったりして(笑)。

長年に渡り私たちに将棋を楽しませていただきまして、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

とんぼ

『 しあわせのとんぼよ お前はどこへ飛んで行く 』


薬に賭博とスキャンダル報道が続いた後で、プロ野球シーズンは華やかに開幕しました。
輝ける夢の舞台は、変わらずに続いてゆくことでしょう。

Gの優秀な若い投手の記者会見を見て、なんだか学校で悪いことをして教壇に立たされみんなの前で懺悔させられている子供のようだという印象を受けました。

ほんの一粒の人しかなれないスターの立場にあり幸運に恵まれているのだから、同情の余地はないという意見もあるでしょう。むしろそれが正当なのでしょうが、敢えて考えてみた。

プロスポーツ選手になるような人は、子供の頃から体育会系の部に所属し、それが日常生活の中心。考え方も行動パターンも、その世界の論理が骨の髄まで染み付いているはず。

先輩には絶対服従・・・ですよね。使い走りや宴会芸など、時として人間扱いとは思えないようなことを面白半分に先輩たちに要求されやらされて、しかしどんなに理不尽なことでも下のうちは「はい」と二つ返事で引き受けしのんで生きる。そういう文化の中で生きてきている。

かわいがってもらっている先輩になにか誘われたら、その行いの是非よりまずは「はい」。では、なかったんだろうか。
ましてや、試合前のげん担ぎや高校野球くじ(・・・これって、「賭博」ですよね?)で、複数の球団で日常的に多数の選手たちがお金を出し合うことが行われていた。
球界全体を一斉浄化するために、たまたま週刊誌に名が出てしまったひとりの選手に十字架を背負わせるような形になってしまっているとすれば。う〜ん、と思ってしまう。

そこは上層部もわかっているでしょうね。野球協約では、有期の失格選手が復帰する場合は元の球団と契約することになっているそうです。ぜひ一年間、体力技術落とさずに訓練して、その日に備えてほしいです。

話は変わりますが、時は1984年。センバツ高校野球準決勝。あのPL学園にわれらが宮崎都城高校が肉薄した、素晴らしい好ゲームがありました。結果としては惜しくも延長サヨナラ負けだったのですが、宮崎県中が沸きました。
「都城って、そんなズバ抜けたチームじゃなかった。それがあんな上まで行ってPLとスゴイ試合をした」
と、同級生の野球部の子が教室で興奮して語ってくれたのを印象深く覚えています。
甘いと言われるかもしれませんが、心情としては、同世代スターの復帰を願わずにいられません。

長渕剛さんの「とんぼ」(1988年)弾き語りです。

3月27日(日)の風景

3月27日(日)は、風に立つライオン将棋教室を行いました。
5名に参加いただきました。

3月分集計
3月 6日: 4名
3月13日: 4名
3月27日: 5名
  合計 : 13名    

みなさまからの寄付6500円を風に立つライオン基金へ近日中に送ります。

午後は穏やかな陽気で、まだ蕾の桜の木の下にシートを広げる人々を帰り道に公園で見ました。来週は満開でしょうか。次の週末もこんな天気だったらよいですね。ひとりベンチで缶ビールでも飲もう。

さよならの向う側

毎年のことですが、今日(26日)も教室で6年生の子が挨拶をくれました。
「土曜日に来れなくなりますが・・・ 来れるときはまた来ます」

別れの日でしたね。会えなくなるわけではありませんが、大きな区切りの時であることは間違いありません。

『 約束なしのお別れです
 今度はいつと言えません 』

楽しい時間をたくさん、ありがとう。中学に行ってもがんばってね。

『 涙をかくしお別れです
 いつものようにさり気なく 』

あなたの燃える手・・・ きっと、忘れません。さよならの先の、みなさんの活躍を祈っています。

山口百恵さんのカバー。「さよならの向う側」(1980年)。

3月26日(土)の風景

3月26日(土)午前、行徳将棋クラブ第2和室にて、行徳将棋クラブ活動。

渋幕中1名、妙典中1名、行徳小5名、南行徳小1名、新浜小1名、南新浜小1名、富美浜小1名、塩焼小2名、幸小2名、新井小1名、大和田小1名、浦安美浜北小2名、、浦安東小1名、船橋葛飾小2名、未就学3名、計25名。

160326教室


少し前に、スーさんから、
「教室で将棋大会をやりませんか?!」
というビッグな提案を受けていました。入賞者には書籍等の商品も用意してくださるとのこと。何か楽しいイベントを、年1回(スーサンタクロースもしくは恵比スーさん)だけでなく、もう1つくらいやりませんかと。

手合いのつけ方や順位のつけ方など、運営面をスーさんと私だけで回せるか等、ふと考えただけでも様々浮かびまして、
「う〜ん、お任せします」
と、スーさんにブン投げさせていただいて(笑)保留していたところ・・・

本日、企画書をつくってきてくださいました。
これは、ホントにやることになってきそうです。というか、なりました。

4月23日(土)に設定します。時間はいつもの時間10時〜12時(最長13時まで)で第2和室。
棋力別に3クラス。各クラスごとに優勝・準優勝を決定。
詳細は後日またご案内します。

無題

昨夜、報道ステーションを見ていたら、メインキャスターの古舘伊知郎さんだけではなくゲストコメンテイターも変わるのですね。憲法学者の木村草太さんが最後の挨拶をされていました。

「将棋のタイトル戦をスポーツコーナーで取り上げて欲しいとお願いしていたのが実現しなかったのが心残り」
とのこと。そのような提言をテレビ局にしてくださっていたなんて、将棋界としてはありがたい限りです。先生は熱心な将棋ファンで、ご自身もかなりお指しになるようです。

客観的には、将棋を扱えば囲碁も取り上げざるを得ないでしょうし、囲碁将棋をやるくらいならこちらの種目をとか異論が出るかもしれないし、バランスが難しいでしょうね。

「聖の青春」や「3月のライオン」の映画が、どれくらい世の中に響くか、楽しみですね。野球や相撲に次ぐくらいの人気・認知度になるといいですよね〜。昔はそういう時代もあったので、夢ではないと思うのだけど(笑)。

3月27日(日)は風に立つライオン将棋教室

3月27日(日)は、風に立つライオン将棋教室を行います。

風に立つライオン基金へひとり500円の募金をお願いします。

場所は行徳公民館の第3研修室です。
毎回場所が違いますので、ご注意お願いします。第3研修室は、公民館の3階です。

11時〜: 3級以上(90分程度を目安)
12時〜: 4〜6級(90分程度を目安)
13時〜14時: 7級以下
※兄弟姉妹でご参加の場合は、どちらかに合わせて一緒に来てもよいです。


今後の予定

3月27日(日)第3研修室(公民館の3階)

4月 3日(日)第1会議室(図書館の1階)
4月10日(日)第1会議室(図書館の1階)
4月17日(日)第3研修室(公民館の3階)
4月24日(日)第1会議室(図書館の1階)

3月26日(土)の確認

3月26日(土)の確認です。

行徳公民館第2和室にて、10−12時に活動を行います。


今後の予定:

3月26日(土):10-12時 行徳公民館第2和室

4月 2日(土):10-12時 行徳公民館第2和室
4月 9日(土):10-12時 行徳公民館第2和室
4月16日(土):9:30-11:30 行徳小会議室にて行われる「囲碁・将棋・オセロ教室」に参加
4月23日(土):10-12時 行徳公民館第2和室
4月30日(土):10-12時 行徳公民館第2和室


※上記すべて無料です。

「森下の矢倉」より

先日の将棋教室名人戦の投稿にて掲載した局面を再掲します。この図では、手番は後手。△5五歩▲同歩△6五歩と攻められました。

急戦矢倉


矢倉の大家、森下卓九段の名著「森下の矢倉」を読み返し並べていたら、これとほぼ同じ局面がありました。角の位置が6八ではなく6九で、先手の手番です。下図は昭和63年、森内俊之当時四段(現九段)との王将戦での対局だそうです。

森下森内戦


手順はちがうかもしれませんが理屈としては、ここで▲6八角と上がったところで相手が△5五歩▲同歩△6五歩と攻めてきたことになります。

森下九段の指し手は、おとなしく単に▲6八角とあがるのではなく、▲2四歩△同歩▲同角△2三歩▲1五角。定跡といっていいほどプロの実戦も多いそうです。
こうしておくと、相手が中央から△5五歩や△6五歩と攻めてきたらそのとき歩が入りますので、▲2四歩△同歩▲2三歩という攻めが生じます。それをきらい△1四歩なら▲2六角で、6八に居るより相手にとってはイヤな角のラインとなります。
また、3七にいる銀は4六に出て▲3七桂と遊んでいる桂も使ってゆくのがいいそうです。
勉強になりました(笑)。森下九段に感謝。

棋王戦第4局 勝負手▲7七桂と幻の△8五金

近いうちに将棋界で話題になると思いますが、渡辺明棋王に佐藤天彦八段が挑戦する棋王戦第4局が本日、栃木の宇都宮で行われました。
結果的には渡辺棋王が勝ちタイトル防衛となったのですが、この対局が、たいへんな大熱戦、名局でした。私もニコ生で観戦していたのですが、終盤はお茶をくみにゆくことも出来ないほどPCに釘付けでした。

特に驚きの声があがったのが111手目、先手渡辺棋王が放った勝負手▲7七桂。下図です。
これがなくもし後手の手番なら△8八銀から詰みなので渡辺棋王がどうするのか、秒読みの中指された▲7七桂に息をのみました。解説陣の先生方も、まったく予想外。

棋王戦第4局111手目


そしてさらに驚きであったのが、実際には指されなかったのですが上図では△8五金で後手勝ち。▲同桂は△8八銀から詰みです。桂を残した効果で、9六に先手玉がきたときに△8四桂と打てる。佐藤八段が対局中に気付き、終局後真っ先に「金打ってたら勝ってましたか?」と口にしたもの。その後感想戦で検証され、そのようだということになったようです。

タダのところに金を置いてそれで勝ちなんて。呆然としてしまいます。


また、この棋王戦第4局は「とちぎ将棋まつり」というイベントと同時開催されており、そちらはそちらで将棋まつり企画をニコ生中継していました。そして夕方からは棋王戦中継に合流。両方つけて視聴していたのですが、ダブル中継が熱気を増幅させとても面白く、企画サイドとしても新しいチャレンジが見事に成功しているように感じられました。

第3回将棋教室名人戦

3月20日(土)は第3回将棋教室名人戦に参加しました。すいません、正確な人数を把握していないのですが、6名の子と会うことができました。元気に指している姿を見られて嬉しかったです。


初級の子たちは、序中盤にもいろいろ課題はあるのですがそれはさておき、終盤にワンチャンスきていることが多いです。例えば下図の局面があったのですが、竜とりなので▲8二竜と逃げて6二に合駒されその後タイヘンな苦労をしました。
この局面、実はもう勝ちです。(答えはいちばん下)

3手詰局面


このような場面でしっかり勝ちきることが出来る力をつけるためには・・・はい、詰将棋です。3手詰くらいでいいので、1冊本を買って繰り返し解きましょう。必ずもっと勝てるようになります。


中級の子たちは、矢倉戦を練習できる相手とことごとくあたりましたね。矢倉がたくさん練習できた日で、ラッキーだったと思います。

シンプルに矢倉を組んで棒銀というのが我らのスタイルですが、こちらがやりたいことが出来るときと出来ないときがあります。なぜ出来たか、出来なかったかというのを、しっかり整理して認識できると、ここから飛躍的に成長できます。がんばってくださいね。

棒銀すずめ刺しをねらったけど単なる角銀交換の棒銀より、すずめ刺しに出来たほうが一気に勝ちになる。それがわかり、なんとかすずめ刺しにもっていこうとしてみた。

でも、例えば右の図の場面に遭遇し、「あれぇ?」なんて、なってました。ムリヤリ▲1五歩〜1四歩といってみたけどノロノロで、相手の攻めのほうが早かった。なぜでしょう?
とってもいい経験をしています。

また、下図の戦局に出くわしました。相手(後手)の子は急戦矢倉をとてもよく勉強している子です。素晴らしい経験ができました。

急戦矢倉


ここから相手の子は、△5五歩▲同歩△6五歩と仕掛けてきました。素直に▲同歩△同桂▲6六銀と応じ△6四銀で下図。

急戦矢倉2


上図から、▲2六銀と出てしまうのが今の我らです(笑)。
「それしか、知らねぇ」
はい、それでいいです。棒銀一直線でいきましょう。
ただ、棒銀を目指して序盤進めていいのですが、ここから先の強い相手とは、相手の出方により戦う場所を変えるという柔軟性が必要になります。

上の図。こちらの棒銀には、▲2六銀〜▲1五銀〜▲2四歩と3手かかります。一方、相手は△5五銀左とすぐに開戦する手があります。
「間に合わねぇ。どうする?」
その感覚を持てるかどうか。それが今後の進化への鍵となります。


名人戦クラスは、私には言えることはありませんが、白熱のラリーをしている立派な姿が見れて嬉しかったです。これからの人生に幸多きことをただ、祈っています。


(いちばん上の図の答え: ▲6一竜。対して△同玉なら▲6二金。△4二玉なら▲4一金または▲5二金または▲5一竜。いずれも詰みで勝ちです。)

3月20日(日)風に立つライオン教室はお休み

念のため確認ですが、3月20日(日)は将棋教室名人戦のため風に立つライオン教室はお休みです。

大会出場者はがんばりましょう。

王将戦第6局 郷田王将防衛

19日(土)、午後はPCで箱根で行われていた王将戦第6局(郷田王将vs羽生名人)を観戦。
早めの終局だったので、棋譜を将棋ソフトに入れて解析してみました。

中盤は、先手羽生名人が優勢で進んでいたようです。差が縮まったのは62手目の局面、▲6二銀不成に対して郷田王将が△8一飛と逃げた局面で、7三の桂馬をどう取るかですが・・・

王将戦第6局62手目


コンピューターは▲7三角成と馬をつくって引き続き先手優勢を示していますが、羽生名人は▲7三銀不成を選択。対する郷田王将の△6一飛がドンピシャリ、コンピューターと同じ手。一気に差がなくなり互角になりました。

王将戦第6局64手目


ちなみに上図から、コンピューターは数手先までずっと▲3七角あるいは▲4六角と角を逃げる手を最善手として示しています。6四の角と6一の飛車の交換をかなり嫌っているようです。実際、本譜も終盤にその交換となり角を使われる展開となりました。

ただ、そうはいっても羽生名人にその後もチャンスがあったとソフトが言っているのが72手目、下図の局面。▲3四歩に△同銀ととったところ。

王将戦第6局72手目


上図でコンピューターは▲3五桂で先手優勢を示しています。△同銀は▲同銀で玉頭に迫ってきますし、△1二玉なら▲4三桂成△同銀▲4二金とガリガリいくそうです。この展開は、将来△6六歩▲同金△3九角の筋をくらったとしてもそこで▲3八飛が異常にキビしく、先手優位が続くらしい。
本譜では羽生名人は▲3五歩と桂ではなく歩打ちを選択しました。

念のため、上記は某将棋ソフトがそう示したというだけで、解説しているわけではありませんので何卒ご了承ください。

郷田真隆王将はつい先日、不運にも順位戦でA級から降級となってしまったばかりですが、見事に王将のタイトルを防衛されました。不屈の精神力に感服するばかりです。素晴らしいドラマを見せていただき、ありがとうございます。そして、おめでとうございます。

アルファ碁

ドワンゴの川上社長が、アルファ碁の強さについて
「衝撃を受けた。電王戦のシナリオが変わってしまった」
とコメントされていて、早速同社が世界トップレベルの囲碁ソフトを開発するプロジェクトを発足させると報道されています。

そうですね。本来ならば将棋と同じように、囲碁ソフトの開発が徐々に進みソフトが人間に追いつき追い越してゆく過程を、ハラハラドキドキ演出でエンターテインメントに仕立て広告価値を上げ収益構造を育てる・・・んだったんでしょうが、いきなりボーンと超強いソフトが出現してしまった。

囲碁は全世界で競技人口が多いので、将棋の電王戦よりも世界中で注目され、よりワールドワイドなビジネスが見込めたのでしょうけど。ドワンゴの衝撃が解る気がします。
また、このまま見ていたのでは同社がせっかく将棋で作り上げたビジネスモデルが、少し違う物語にはなります(ソフトがいきなり強い)が、囲碁では世界というより大きなパイでグーグルにごっそり焼かれ食われててしまう。

こんなビッグなビジネスチャンスをみすみす逃す訳にはゆかないので、もぅこうなりゃグーグルvsドワンゴの構図に持っていこうということでしょうか。そしてリングに立つためには、アルファ碁に匹敵する強さのソフトを持たないといけない。

なんか、人間が置いてかれてる感あるんですけど(笑)。

また、先日の「紙離れ」投稿とも関連しますが、囲碁・将棋文化を古くからずっと支えてきてくれている紙メディアの業界にとっては微妙かも。一連の流れはWEB広告の価値を高めているけれど、紙媒体広告の価値を相対的に弱らせているかもしれない。

時代の潮流が劇的に変化する変革点においては、新しい世を象徴するようなスターが誕生するものです。
さまざまな余波を各方面に与えながら、アルファ碁。今世紀最大の成長分野、成長産業となるであろう人工知能のジャンルに現れた、新星なのかもしれません。

3月16日(土)の風景

3月19日(土)は、七中ブロックコミュニティークラブさん主催の「囲碁・将棋・オセロ教室」に参加しました。

160319七中


囲碁を教えられている先生と、アルファ碁の話題で盛り上がりました。
「人間が1勝でもすればまだ人間は人工知能にまだ負けていない」という評もありますが、やはり囲碁ファンとしてはイ・セドルが勝つと思っていたと。5番勝負でまさま4局負けるとは驚きだそうです。
一矢報いた第4局、イ・セドルが放った奇手にコンピューターが動揺したという報道がありましたが、
「いやぁ、あれは奇手じゃなくて苦し紛れじゃないかな」
だそうです(笑)。どうだったのでしょうね。

将棋トーナメントには18名が参加。低学年の子たちもがんばっていますね。いい戦いをしています。これから楽しみです。

来月、4月16日(土)は七中がオープンスクールのため、「囲碁・将棋・オセロ教室」は行徳小会議室にて行われます。ご注意ください。

3月19日(土)は七中 再確認

先週の土曜教室でひょっとして私、いつもの口癖で「来週もここで〜す」とか、言ってないですよね(汗)。
なんか自信なくて、ちょっとあせってます。

明日は七中教室です。9時30分オープン。10時からトーナメントです。がんばりましょう。

生ける仲達を走らす

先日、嬉野流に対してなんとなく応対していたらかなり作戦負けになり、感覚で指すのではマズいということがわかりました。




その後ネット将棋でも注意してみていたら、相当レートの高い人も使っていて結構相手を困らせています。

本を読んでみたのですが、個人的には居飛車で対応して攻め合うのは危険を感じる。振り飛車でと思うのですが、いわゆる「鳥刺し」の形にされ、定跡を調べても明快な対応策がない。う〜ん、悩ましい。

「死せる孔明、生ける仲達を走らす」

将棋は奥深で自由なものですよ・・・と、将棋ファンたちへ向けて天国で微笑んでいらっしゃるかもしれませんね。

3月19日(土)の確認

3月19日(土)の確認です。

七中(行徳公民館の隣)で行われる、七中ブロックコミュニティークラブさん主催の「囲碁・将棋・オセロ教室」に参加します。9時30分〜11時30分です。

※上履きを持参してください。


今後の予定:

3月19日(土):9:30-11:30 七中にて七中ブロックコミュニティークラブ主催の「囲碁・将棋・オセロ教室」に参加
3月26日(土):10-12時 行徳公民館第2和室

4月 2日(土):10-12時 行徳公民館第2和室
4月 9日(土):10-12時 行徳公民館第2和室
4月16日(土):9:30-11:30 行徳小会議室にて行われる「囲碁・将棋・オセロ教室」に参加
4月23日(土):10-12時 行徳公民館第2和室
4月30日(土):10-12時 行徳公民館第2和室


※上記すべて無料です。

盲点 〜王将戦第5局〜

王将戦第5局は、郷田王将の対策にうなりました。羽生名人が四間穴熊を選択するとは意外に思えるのですが、あらゆる戦形に準備をしていることがわかりました。

四間穴熊の大家、広瀬八段の著書によると、相手が角道を止める銀冠のときは振り飛車は△4五歩△4四銀型で角のラインと銀のコンビネーションをつくる方針が案内されています。一方、角道を開けたまま銀冠穴熊に組んでくる相手なら、さばきあいになると銀冠穴熊の堅さが生きる展開になってしまうので、角道を開けずに7七に居る相手の角頭を狙ってゆく方針を立てるとあります。

先手、郷田王将の37手目▲6六歩。新手あるいはたいへん珍しい手ですが、角道を止める銀冠の穴熊というのは盲点ではないかと思いました。対銀冠なのか、対銀冠穴熊なのか、方針が立てにくくなります。

65王将戦第5局


実際、中継ブログによると対局後のインタビューで羽生名人も、
「△7二飛(36手目)に▲6六歩という対応で、こちらもどう指していいのかよくわからなかったです。ただまとめづらい将棋になってしまったかなと思います。」
と述べられています。

将棋世界や週刊将棋でのこの対局の解説を期待して待ちたいです。一般ファンのネット上の勝手な我侭として言わせていただければ、ぜひ広瀬章人八段がどう見たかという視点も知りたいです。

3月13日(日)の風景

3月13日(日)は、風に立つライオン教室を行いました。

4名に参加いただきました。
ホントにうまい具合にみなさんがローテーションしてくださって、毎回違うメンバーです(笑)。

申し訳ないと思いましたのが、クラス別に1時間ごと時間を区切って案内していますが、目標としてはその日に選択した戦形で私に勝つまで指してもらっていまして、かなり時間オーバーすることもあります。送り迎えの子は、時間が決まっている場合は予め教えていただけたらありがたいです。

帰宅後、棋書に埋もれて半日過ごしました。みなさん様々の戦形に興味を持ってくれるので、フォローするのがタイヘンです(笑)。自分では使わない戦形も、それがやりたいと言われたら乗ってあげたいので。

指導員のみなさんの共通の悩みは、自分が大会にのぞむための勉強と指導用の勉強が違うので、バランスがなかなか難しいんですよね。さらに、近年は定跡研究が日進月歩なので、まったく追いつきません(笑)。

相変わらずの不調に花粉症のダブルパンチで弱ったなぁ〜ですが、弱った声が合う歌を歌えばいいかと(笑)。

今回の弾き語りは、松山千春さんの「恋」です。

3月12日(土)の風景

3月12日(土)午前、行徳区民館第2和室にて行徳将棋クラブ活動。

渋幕中1名、妙典中1名、行徳小6名、南行徳小1名、新浜小3名、南新浜小1名、富美浜小1名、塩焼小2名、幸小1名、新井小1名、美浜北小2名、鹿骨東小1名、未就学2名、計23名。

160312教室



今日の対局からアレンジして次の一手問題。先手の手番ですが、どう指しましょうか。渾身の勝負手があります。

教室対局より






答えは、▲3三角成!
王手なので手抜けません。しかし、思わず△同金もしくは△同桂と反射的にとってしまうと、とどうなるでしょうか? 下図はなんと、勝ち局面です。

詰み局面






正解は、▲4二銀△6二玉▲5三馬。詰みです。
よって最初の図で後手は△6二玉と逃げるしかなく、▲2二馬と金をとった局面は優勢。こううまくいったら、気持ちいいでしょうね(笑)。

あれから5年

東日本大震災から5年。

あの日も金曜日でしたね。都内の仕事場から徒歩で帰宅しました。翌日の将棋教室は、行徳公民館が避難所指定施設のため中止になりました。次週の七中教室もお休み。教室の再開は、3月26日の土曜日でした。

これまでも幾つかのメディアにとりあげられましたが、昨日TBSのNEWS23でも特集していました。福島の原発事故は、実は東日本壊滅に向かっていた。幸運や謎が幾重にも重なり、ほんの皮一枚の偶然によってそうならなかったというのが真実のようです。東京も千葉も、本来は人が住めない土地になっていたわけですね。

ほんのわずかの可能性の先に今わたしたちの暮らしがあり、将棋を指すことができます。幸運に感謝し、そして今も続いている様々な問題を、被災者を哀れむのでなく自身の問題として意識しつつ、局面をとらえ駒を進めなければなりません。

3月13日(日)は風に立つライオン将棋教室

3月6日(日)は、風に立つライオン将棋教室を行います。

風に立つライオン基金へひとり500円の募金をお願いします。

場所は行徳公民館の第2会議室です。
毎回場所が違いますので、ご注意お願いします。第3研修室は、図書館の1階です。

※午前中公民館清掃のため、12時からとなります。時間を短縮しての実施となります。ややあわただしいかもしれませんが、ご理解のほどよろしくお願いします。

12時〜13時: 初段〜5級
13時〜14時: 6級以下
※兄弟姉妹でご参加の場合は、どちらかに合わせて一緒に来てもよいです。


今後の予定

3月13日(日)第2会議室(図書館の1階)*公民館清掃日のため12〜14時
3月20日(日)将棋教室名人戦のためお休み
3月27日(日)第3研修室(公民館の3階)

4月 3日(日)第1会議室(図書館の1階)
4月10日(日)第1会議室(図書館の1階)
4月17日(日)第3研修室(公民館の3階)
4月24日(日)第1会議室(図書館の1階)

3月12日(土)の確認

3月12日(土)の確認です。

行徳公民館第2和室にて、10-12時に活動行います。


今後の予定:

3月12日(土):10-12時 行徳公民館第2和室
3月19日(土):9:30-11:30 七中にて七中ブロックコミュニティークラブ主催の「囲碁・将棋・オセロ教室」に参加
3月26日(土):10-12時 行徳公民館第2和室

4月 2日(土):10-12時 行徳公民館第2和室
4月 9日(土):10-12時 行徳公民館第2和室
4月16日(土):9:30-11:30 行徳小会議室にて行われる「囲碁・将棋・オセロ教室」に参加
4月23日(土):10-12時 行徳公民館第2和室
4月30日(土):10-12時 行徳公民館第2和室


※上記すべて無料です。

紙離れ

通勤電車で週刊将棋の詰将棋を解くのもあと3回。帰りに手数の長いほうを解いていて行徳を通り越してしまったことも幾度か(笑)。快速だと西船橋まで行ってしまったり。

しかし、車内をふと見渡すと紙の媒体を読んでいるのって自分くらいだなと気付く。みなスマホに手をすべらせながらそれを見ている。

休刊が発表されてから巷では将棋普及における様々な課題が問題視されたかもしれないけれど、それよりは人々の生活習慣の変化が最も大きいのでしょう。将棋だけでなく他のジャンルでも、老舗の雑誌が廃刊しています。紙離れですね。

個人的には特に、小学生大会はじめアマ大会の情報を豊富に掲載してくれる媒体がなくなるのは、やはり残念。アマネット欄に載ると子供さんも保護者のみなさんも、ただ氏名だけでも喜んでくれました。

やや話しがそれますが、今の10代の若者たちって、新聞は読むんでしょうかね?ヤフーニュースで目に留まったのだけ一通り見てますとか、それでもいいほうかもしれない。一日一度は新聞に触れるという習慣すらないのでは。そうなると、将来ひとり立ちしてから新聞とらないでしょうね。

ただ紙のよさもあるし、何といっても記事の書き手を育てるという点では新聞社や出版社の役割は大きい。紙とネットがどこかではバランスするのではないかと思うのだけど。

おっと、連盟普及員としては傍観者のように言っていてはイケナイか(笑)。はい、よい子のみなさん一日一度新聞を手にとって、バサバサッとめくりましょう。何でもいいから目に留まった欄を少しでも読みましょう。特に将棋欄は、難しいかもしれないけど図面だけでも見よう。

四間飛車名局集

う〜ん、買ってしまった(笑)。

購入ためらっていたのですが今日ふらりと寄った書店に1冊置いてあり、手にとって見ると表紙の四間飛車と美濃囲いの写真の美しいこと・・・




歴代のスター棋士たちによる四間飛車vs居飛車の名局100選を、鈴木大介八段がナビゲートします。1局ごとに、まずは指し手の説明、それから1局を通じての急所の解説。
2局並べたのですが、鈴木八段が大盤解説をしている姿が目に浮かぶようで、飽きないです。

同じシリーズで次は高橋道雄九段の解説で矢倉名局集が3月24日に発売になるとのこと。参ったなぁ、欲しい(笑)。
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千葉県市川市の行徳将棋クラブを運営している原伸一です。ブログの更新情報をお届けしてゆきます。2020年11月米大統領選より関連情報の収集・発信に注力しています。
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GSG5(行徳将棋ガールズ)
GSG(Gyotoku Shogi Girls)は、行徳将棋クラブの女子のこと。音楽も大好きで、2013年女子アマ団体戦で歌を歌ってベストパフォーマンス賞をいただきました。
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ハラ

フォークシンガー原
(原 伸一)

1967年生。千葉県市川市の南部、行徳・妙典でアコースティックライブの主催等の活動を行っています。また、将棋教室を開いています。

将棋教室の情報は以下サイトにて。

http://gyotoku.livedoor.biz
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