Hara Blog

千葉県市川市の行徳で弾き語り活動を行っている、フォークシンガー原の日記です。公認将棋指導員として、子供たちの将棋の話題なども。

コメント欄の運用について。様々な経緯から、次のようにさせていただいています: ブログ主およびコメント投稿者含め、互いの意見に対する反論や、ネガティブなニュアンスを感じさせるとブログ主が判断したものは、削除します。続く人はブロックし、解除しません。何卒ご了承ください。

2015年10月

次回の議題 メモ

風呂につかりながらボーッと先日の飲み会を思い出していて、あっそうかシマッタとひとつ気付いた。
「文化庁の予算の仕組みと可能な使い道を、もっと聞いときゃよかった」
次回の議題にしよう。忘れないようにブログにメモ。

「行徳将棋クラブで時計を何十台とか、買えますよ」
って教えてくれたんだけど、ウチは別にお金も時計もイラナイなぁくらいにしか思わなかった。
しかし待てよ、そんな単位でお金が引けるんだったら・・・

人口の少ない僻地で新たに子供教室を設置してくださる方に、謝礼をお支払いできる仕組みがつくれたらスゴイですね。
「人っ子一人来なくても、盤駒用意して待っててください。定期的に月何度か、それをまずは1年続けてみてくれませんか?来場者の有無に関わらず、1回につき数千円の謝礼をお支払いします」と。
もちろん周辺地区でそれなりの告知をすることが前提ですが。

私自身は止むを得ないと理解しているのですが、「どうして将棋を広めようとしている人からお金をとるんだ?」という指導員からの疑問の声はわりと聞きます(登録料、年会費、資格更新料など、将棋指導員ってけっこう払ってるんです)。
「備品や告知に関わる費用、講師料など支援いたしますので、どうか将棋普及にご協力いただけませんか」
という理想の形が千葉で実現したら、革命的ですね。近隣の県とも協力してゆけるとよいですね。

10月31日(土)の風景

10月31日(土)午前、行徳公民館第2和室にて行徳将棋クラブ活動。

151031教室渋幕中2名、南行徳小1名、新浜小6名、富美浜小1名、塩焼小1名、幸小2名、大野小1名、大和田小1名、浦安東小1名、船橋葛飾小2名、鹿骨東小1名、計19名。


渋幕中メンバーようこそ。
「試験で休み」
というので
「おい、大丈夫なのか?」
と聞いたところ、渋幕中って「試験後の部活休み」というのがあるそうです。先生たちが答案を採点して生徒の状況を把握したりするための時間をちゃんととるわけですね。なるほど強さの秘訣を垣間見ました。


上級の子は初級や中級の子と相手するときも、常に最善手を捜すようにしてください。
下のような感じの局面で上級の子が▲8八歩と指したので「あっ」と思い後で言おうとおもったのですが、一回りしているうちに流れてしまいました。

「オレかな」と思う子いますか?(笑)。ここは決めないといけません。

決め手





▲6五飛で決まってますね。△同金は▲5二金で詰みです。

拍手コメント欄へ

いち読者様
度々のご丁寧なメッセージありがとうございます。もののわへ行かれた際は「いち読者さんが来ましたと原さんにお伝えください」とでも伝言を残しておいてください(笑)。

T様
もちろん参加されていました。万が一お医者様に見つかるといけませんので名前は伏せますが、相変わらず焼酎を水のようにしてコップに注がれて。次回はぜひストッパー役で(笑)よろしくお願いいたします。でもその前に教室開設15周年というのをあの離れの2階でやるそうで、生ギターカラオケ伴奏役で「来てくださいよー」というので「行きます」と言っちゃいました。歌本見ながらみなさんで歌ってください。ホントにやるのかどうか半信半疑なんですけど(笑)。

千葉将棋維新の会

29日の飲み会は有意義なものでした。

メンバーは、県連から前・現会長を含む4名、また中学の教員で学校に将棋部をつくりたいという20代の青年も参加してくれて、私を含め6名でした。突然の呼びかけにも関わらずこんなに集まっていただけるとは驚きでした。

「原さん連盟に文句言うときゃオレたちを巻き込まなきゃぁダメだよ」
と、のっけから嬉しいお叱り(笑)。
「オレたちゃもう、死ぬしかねぇからよ」
不満や悩みを抱えつつ残された時間をこれに突っ込んでいる濃い〜オヤジたちに、将棋界は支えられています。

私の状況認識が誤っていた点をひとつ教わりました。連盟の財政ですが、
「ビジネスがうまくいって底辺なんかやる必要なくなってる」
のではなくむしろ、
「状況はいっそう苦しく、細かいところまで手が回らなくなっている」
ようです。
ありゃま、失礼いたしました。それはキビしいですね。

千葉将棋map右の地図は、指導員名簿とネット検索をもとに千葉県で将棋教室がある場所を書き込んだもの。青が連盟系で赤がそうでないものです。

空白が目立ちますが、諸先輩方がこの空白地帯をなんとかすべく行動されてきたお話も伺うことができました。
驚いたことに米長前会長とも「ここはどうやって攻めようか」というようなお話までされて動いたとのこと。連盟の会長が千葉のそんな細かいところまで見ていたんですね。

例えば香取市や旭市あたり一帯の教育委員会を回ったそうです。ところが、まず子供が少ない。というか感覚的には「居ない」。居ても他の習い事などをやっているので、子供教室を設置したらすぐに集まってくるとう状況からはほど遠かったようです。
銚子では「ここは三方を海に囲まれてるからねぇ」とか、言われてしまったという。

しかしながら、旭市の子がひとり、東金の上野先生の教室へ通っているそうです。以前は銚子の子も居たとのこと。南も相当遠くから来ていると。
スゴイですねぇ〜。距離的には、市川で「将棋をやりたい」と思った子が毎週木更津に通うようなもんです。

と、いうことは、上野先生のような方がもし空白地帯に居れば、一人が二人三人にはならないか?という課題はあります。1を2にするより、ゼロを1にするのが、難しいでしょうね。

一見空白に見える地域にも、けっこうお年寄りの「同好会」はあるのだそうです。それを書き入れたら地図が埋まるくらいに。
ところが県連から「支部になりませんか?」とお誘いすると「メリットがない」と一刀両断。
また、子供を受け入れる体制をお願いしても、ご年配の方が自分の楽しみのためだけにやっていて、悲しいことに子供が来るのを疎ましがられたりするとのこと。
「そういう人たちにムリをお願いしても仕方ないし、やはり子供は同世代のお友だちがいる子供教室にしてあげないと居付かないよね」
という点は、みなさん一致した意見のようでした。

中学教員の方がいらっしゃったので、部活の話も出ました。
中学で将棋部をつくっても、移動があるのが難しいとのこと。すでにがんばっている先生もいるようですが、移動のたびに新しく立ち上げる苦労を繰り返している。で、もと居た学校の将棋部はしぼんでゆくと。
顧問の先生が移動する際に、去りゆく学校の将棋部が廃れずにすむ方法はないのかな?という課題もありそうです。

最後に松本会長が、
「今日の会の成果をひとつ出したい」
と、館山市のお話をしてくださいました。以前は支部で今は解散してしまったのだけれど、公民館で子供のサークルをやってくださっている方がおられるそうです。
「そこを起点に、南房総〜鴨川〜勝浦あたりの空白地帯になにかきっかけをつかめないか模索してみたい。どうでしょうか」
と言ってくださいました。思いもかけない素晴らしい成果! もちろんうまくゆくか解りませんが、やらないと何も始まらないし、やればなにか展開があるかもしれません。

また、既存の方法とはまったく別のやり方で県連の予算を補充する手立ても検討されているようです。将棋の枠を超えた伝統芸能分野の協力で文化庁から予算を引いてくる方法があるとのこと。
「先立つものがないからなぁ」と投げない老獪さはカッコいいです。

「今日の酒はうまかったなぁ。この会、半年に一回くらいやりませんか」
という副会長さんのご提案で、どうやらまた次回は、桜の咲く頃にやることになりそうです。普及について腹を割って話し合うこのような飲み会は、これまでなかったとのことでした。
次回はもっと前もって告知しますので、もし「あーっ行きたかったっ」という方がいらっしゃいましたらぜひ。

どなたが言われたか、盛り上がったムードの中に、
「千葉将棋維新の会だねぇ〜」
という声が聴こえました。

10月31日(土)の確認

10月31日(土)の確認です。

行徳公民館第2和室にて、10−12時に活動行います。


今後の予定:

10月31日(土):10-12時 行徳公民館第2和室

11月 7日(土):10-12時 行徳公民館第2和室
11月14日(土):10-12時 香取地域ふれあい館
11月21日(土):9:30-11:30 七中にて七中ブロックコミュニティークラブ主催の「囲碁・将棋・オセロ教室」に参加
11月28日(土):10-12時 行徳公民館第2和室

※上記すべて無料です。

あの素晴らしい愛をもう一度

スタジオ練習から帰って管理画面を見たら、おぉ続々コメントありがとうございます。文章の伝わり方って難しいなと痛感します。
行徳将棋クラブをどうこうしようしようとしているわけではないのでご心配なく。

文科杯が象徴的な例なのでこれで説明しているのですが、要するに「ずさんな公共工事」と同じ状態になっている訳です。設計図を引いて基礎工事までやったんだけど、1年放置して時期になると人工を集めて積もった土砂をどかしてみたいなことを毎年繰り返しているわけです。
「この建物は建つんですかね?」って話です。

建物ができなくても、集った職人同士でいい汗を流して働く喜びを得ることはできる訳です。
「建物ができようができまいが、仕事あるんだし、深く考えずにまた来たらいいじゃん」
とみなさん気楽に考えるのかな?と。
「行徳将棋クラブは、そんな仕事ならやらねぇ」
と、私は考えている・・・ってことです。
まだちょっと解りにくいですかね(笑)。


あの素晴らしい愛をさて、フォークシンガーになる季節。
11月1日、妙典祭り。

イベントに浮かれるなとか言っといて、オマエがいちばんイベント野郎じゃねーかって(笑)。

サンデーサティーズの若者が、
「『あの素晴らしい愛をもう一度』をやりましょう」
と言ってきた。
ははぁ、オレにスリーフィンガーを期待しているな。よしきた。

今の若者のアコースティックギターのプレースタイルはロック調の曲をアコースティックに落とすようなテクニックがメインで、主にフラットピックを使用して弾きます。昔のフォークは指で弾くフィンガーピッキングが多かった。なので、オヤジのギター弾きのほうが指弾きは迫力ある音を出せます。スリーフィンガーピッキングは指弾きの早いアルペジオ。昭和のギター小僧たちは必死こいて練習したもんです。

あのとき同じ花を見て 美しいといった二人の
心と心が今はもう通わない
あの素晴らしい愛をもう一度



あ、今回妙典祭りはサンデーサティーズだけです。GSGは出ません。

GSGには別のことをやってもらってます。(え?え?え?)

コメントくださった方へ

まずは、飲む」の記事に素晴らしいコメントをいただきまして、驚きました。深く感謝申し上げます。将棋と他の芸能との比較や現在のポジションについての分析など、このような方がこの駄文をよく読んでくださっていると感激いたしました。

2003年WEB日記と掲示板開設からはじまり、様々の試行錯誤の結果ブログ機能としてのコメントは開放しない方針にさせていただいています。行徳妙典地区に特有の事情もありまして、当地の老舗のブロガーや掲示板運営者の多くは、サイトを閉鎖してしまったか、もしくは私と同じようにコメント機能を閉じてブログを続けています。ご不便おかけしまして申し訳ございません。

ひとつ、誤った印象を与えて後悔しましたのが、私の焦燥が「いつまでたってもお金にならない」という風にとられている可能性がある点でした。

お金は、とりません。お金を稼ぐのは、ほかのことでやります。カッコつけるつもりはありません。単純にそのほうが効率がいいからです。
実は、「お金をとっていただいてもっと将棋を教えてほしい」という声は以前からあるのですが(土曜の2時間だけだとどうしても広く浅い)、私の状況から難しいので、物足りなく申し訳ないと感じています。

将棋にお金を使ってくれるための「ビジネスモデルを確立できる人が、棋界でも必要」の点、きっとそうなのだろうと思います。遠くから見守りたいと思います。

フォークシンガーにロック魂、笑いをありがとうございます。どうぞお気になさらず。フォークシンガーを出してくださって嬉しかったです(笑)。

天野貴元さん ご冥福を祈ります

奨励会に入るのは人生のすべてを将棋に賭けることで、たいへんなリスクを負う。奨励会試験に受かったとしても、プロになれなければ大切な10代20代の時間がもったいない。よほど図抜けた素質がなければ奨励会など目指すべきでない・・・

そう認識されていたのは、それほど昔ではないでしょう。つい最近までそうでした。
そして退会された元奨励会員は将棋から離れてゆくことが多かったように思います。

ところがこの数年、元奨の方々がアマ将棋界を大いに活性化し、生き生きと活躍されるようになりました。アマ棋界のリーダー的人材を育てる場として奨励会が機能している現実がある。

正直、私自身、昔は奨励会を夢見る子たちを「早めにあきらめさせるのも私の仕事なのかな」と考えていました。今は、チャレンジしたらいいじゃないかと思っています。その過程で得るものは大きいし(壮絶な世界のことを軽々しく言うのは失礼ですが)、どんな結果になっても人生はまだまだそこから・・・元奨の方々の活躍が、そんな勇気をくれます。

変わりゆく時代の潮流の中に、ひとりの大きな存在がありました。元奨の素晴らしい棋士たちとトップアマとの化学反応をプロデュースした。また何より、ご自身の将棋への純粋な想いが人々を惹きつけました。

天野貴元さんのご冥福をお祈りいたします。

まずは、飲む

今週29日木曜日に千葉駅近辺で千葉の将棋関係者数名で飲み会を計画しています。中々に濃い〜メンバーですが、「ひとこと言いたい」という方がいらっしゃいましたらぜひ。ご連絡いただけたら時間・場所お教えします。
「ブログ見てんだけどさぁ、オマエの言ってることは違う。資格なんて関係ねーんだよ」
みたいなご意見もあるかもしれませんし、色々あると思います。

当方連絡先は、連盟HPの指導員リストにありますし右下の拍手コメント欄からでも。すいません、迷惑メールが非常に多く、無言電話もちょくちょくいただきますので、当サイト上には記載していません。

「原さん熱い」というお言葉も早速いただいたりしているのですが、そうではないんです。むしろ逆かもしれない。やらなくていいならやらない。いつまでも騒いでいるのもバカみたいだなってところです。

ひとつワカリやすい例を挙げると、文科杯(小中学校団体戦)。

米長前会長が生前、「30年後にはみなさん、全ての学校が参加する時代をつくりましょう。そして喜びを分かち合いましょう」と普及サミットで支部長や指導員たちを前に熱を入れて語っていた訳です。

全国津々浦々に将棋を浸透させる手段として、米長氏は「学校」を考えていました。音楽や図工のように「将棋を学校教育に取り入れてもらうこと」を「悲願」と述べていた。
対して指導員側は、外部の人間が学校に入ってゆくことがいかに難しいかを意見した。できたとしても週一のクラブ活動の一種目に採用してもらう程度。むしろ地域の将棋教室の拡充が現実的という感覚でいたと思います。

方法論は統一されぬままだったのですが、少なくとも強力なエネルギーがあった。いつか何か良い施策が見つかって、裾野拡大が次のステージに進む時が来るのではないか。我々はその一端を担っているのだと希望を持たせてはくれた。

米長前会長亡き後、原動力が失われ、我々がどこへ向かおうとしているのかわからなくなった。苦労して呼びかけてチームを編成して・・・それを毎年繰り返すことにどこか空しさを感じる。中学部門・小学部門両方で千葉県代表チームを送り出した喜びさえもその疑問を打ち消すことができない。

文科杯だけでなく、全般的に。心の中にそんな風が吹いている。
一方では「普及」という言葉が安っぽく使われ、どうやら将棋関連イベントはどこも盛況で人は来るらしい。それはよいことには違いないけれど。

「上のほうはブームで浮かれてやがらぁね。原さん、ここはじっとだよ」そんな話でも聞ければなと思います。大会は軽く告知くらいにして、イベントとも一線を画して。むしろ地域のフリーペーパーにこまめに案内を出したりするほうに労力を割いて、行徳・浦安の内側に目を向けて丁寧にやっていくのが筋がいいのかもしれない。

全ての学校の子に、継続的な将棋の場を。ムチャは解っている。ただ、そこへ向かおうというあの目標は・・・今じゃ誰もそんなこと考えなくなったんだろうか? それが知りたいです。

つられて

先週金曜日のこと。
若いカップルが行徳駅前で立ち話をしていた。
「ねぇ、おろすの?おろさないの?」
女性が男性に聞いている。

人に聴こえる声でヤバイ会話をしてるなぁ〜、と、思ったら・・・

銀行に入っていきました。

なるほど、週末を前に。
オレも少しおろしとこうかなとつられて中へ入りました。

はじまった?

24日朝、公民館教室の前に市川市民大会のチラシをコンビニでコピーしていたところ、いつの間にか駐車場の券をどこかへやってしまった。
「困ったなぁ〜」と探したが、ない。

仕方なく、守衛さんにもう一度出してもらうべく駐車場へ走って引き返す。
と、アレ?コンビニで買ったお茶はどこ?

またコンビニに戻って・・・

ヤバイっすねぇ〜。(ボケが)はじまっちまったかなぁ。

いつもは10分か15分前に来て準備するのですが、昨日はギリギリで、部屋が開くのを待っていた子も多くすいませんでした。

10月24日(土)の風景 市川市民大会に申し込みを

10月24日(土)午前、行徳公民館第2和室にて行徳将棋クラブ活動。

七中1名、行徳小1名、新浜小4名、南新浜小1名、塩焼小3名、幸小2名、大和田小1名、浦安東小1名、浦安美浜北小2名、船橋葛飾小4名、計20名。

151024教室


市川市民大会にぜひ申し込みをお願いします。他市の子でも市川市の将棋クラブに通っていれば参加受け付けてくれるはずです。
また、行徳地区の方は保護者の方が当日都合つかなければ私が行徳駅からつれてゆきますので、本人さえ他の予定がないのであればぜひ参加させてください。


今日は高橋聖矢くんが来てくれて、大会シーズン前に後輩たちを鍛えてくれてありがたかったです。久しぶりに詰み局面図もつくってきてくれました。「詰将棋」と言うと詰将棋作家の方から細かいところ見られるかもしれませんので、おおらかに「詰み局面」ということにしましょう。

詰み局面






参考詰み手順: ▲2四角成△1四桂▲3三馬△2二飛合▲1二香△同玉▲2四桂△同歩▲2三角△1三玉▲1二飛△同飛▲同角成△同玉▲1一飛まで。

将棋指導員補佐制度

スラムダンクは今の小学生たちも読んでいるみたいですね。教室で、
「あきらめたらそこで終わりですよ」
「安西先生かよっ」
みたいな会話を聞きます(笑)。

おぉ、いいじゃないか。若けぇ連中のそういう会話を聞くと、年寄りも元気が出るぜぃ。ちなみに私の好きなスラムダンクキャラは大阪豊玉高校の北野(前)監督。

さて、将棋コーチ。「将棋指導員補佐」への移行時に止めてしまった方が多いでょうが、嘆いても仕方がない。現行制度下で、どんなことが出来そうか考えてみる。

「将棋指導員補佐」・・・この制度を、立派なものとしてもっとプロモーションすればいい訳だ。例えば名刺をつくったとすると・・・

○○将棋教室
 山田 太郎
 日本将棋連盟 将棋指導員補佐』

いいじゃん。普通の保護者が見る肩書きの部分って、「日本将棋連盟」じゃないかな、最後に「補佐」が引っ付いていようがいまいが関係ないとも見えてくる。

さて、問題の「単独での開講」ですが、連盟の規定では
「将棋普及指導員補佐が単独で活動を行う場合は、将棋普及指導員の承認を得て、本連盟に活動許可申請を届け出ることとする。」
となっています。

実態としてどうなのか、日本将棋連盟の普及免状課に電話して聞いてみました。

雰囲気としては、中々審査が通らないということはなさそうです。「木更津の指導員が推薦して館山の人に補佐になってもらって館山で開講してもらうことは?」との質問にも、もちろん審査はあるが可能とのこと。

登録料は3年間で5000円。毎年ではありません。年間に換算すると1700円程度。まぁ、目をつぶってくださいとお願いできるレベル。

特別な研修はないとのこと。この点は逆に将棋コーチの時よりいいですね。申請は年中受け付けており、登録証の発行時期が1月、4月、7月、10月の年4回。

気になるのが、既定に
「将棋普及指導員補佐は、登録期間内での将棋普及指導員取得を目指すこととする」
とある点。
「コツコツやっているんだけど3年たっても6年たっても三段(指導員の基準)になれないというような人は?」
との質問には、
「一生懸命やっていただいている方に、あなたは見込みがないから更新しませんなんてことはないです」
と笑って答えていただきました。心配なさそう。


まずは第一歩。例えば千葉県内で教室を運営している将棋指導員の横のつながりをつくっておいて、
「あなたも子供教室をやってみませんか?必要なら日本将棋連盟公認資格の取得に協力します」
と呼びかける。希望する人が現れたら最寄りの指導員が会って、信頼できる人なら推薦する。
という形で、仕組みだけでもつくっておいたらどうか?

と、思うんですけど、どうでしょうね。
相談させていただけそうな指導員の先生方に連絡とらせていただきます。よろしくお願いします。

パイル「パークシティLaLa横浜」の謎

大学では3年までに単位を大方とり終えて、4年のときには杭打ちの施工管理のアルバイトをずっとやっていました。現場から現場へ、気の荒い職人さんたちとよくやってたと思います。

せいぜい低層マンションだったので難しい工法はなかったですが、次の現場が詰まっているんで少しでも工期が延びるとタイヘン。とにかく期間内に仕事をやり終えるというのが最大の課題でした。
色々なアクシデントが起こります。近隣からの苦情・・・騒音や揺れ等。またとんでもない岩に当たってドリルが中に入っていかなかったり。普通にやってたら工期どおりに終わらないのをナントカするのが仕事といってよかったかもしれません。大きい会社の人はそういったもみくちゃになる所に居たがらないので、面倒な部分まで含めて我々下請けにお任せ。当時はそうでした。今はワカリマセン。

旭化成建材が問題になっていますが、その下に下請けの杭打ち業者がゼッタイ居るはずなんです。
ポイントは、旭化成建材の社員が、全ての杭について最後まで監督していたのかどうかだと思います。「居たんか?」ってことですね、要するに。業者に任してたんじゃないかと。

任されるとたぶん杭打ち業者は、とにかく期間内に杭を入れ終えるということを優先してしまうと思う。
で、たぶん元請の担当者は、「杭を入れ終えたと業者が言っているんだから支持層に届いたんだろう」ということで、「改ざん」というより「そこに支持層があったように報告書を作ってしまった」のではないか? 意図的に悪意を持ってやったのではないと自分では認識している。

報道では、現場担当者へのヒアリングでは「紛失によるデータの転用は認めたものの、杭未達の事実を隠蔽する意図は否定したという」とあります。
あくまで個人的な推測ですが、上記のような感じではなかっただろうかと。つまりデータは、紛失というより録ってないかもしれない。

こういった問題が起こると世間的には責任の所在とか会社組織の欠陥のほうに目が向きがちですが、現場の事情はどの会社でも同じなので、ひとつの会社の管理体制の問題だけで終わらせるのはアブナイ。


余談ですが、タイトルは懐かしい刑事コロンボの「パイルD-3の謎」を真似たもの。殺人犯が死体をビルの基礎工事中のパイル(杭)の中に埋め込もうと計画するストーリーで、子供の頃に見て今でも覚えているほどの名作でした。

10月24日(土)の確認

10月24日(土)の確認です。

行徳公民館第2和室にて、10−12時に活動行います。


今後の予定:

10月24日(土):10-12時 行徳公民館第2和室
10月31日(土):10-12時 行徳公民館第2和室

11月 7日(土):10-12時 行徳公民館第2和室
11月14日(土):10-12時 香取地域ふれあい館
11月21日(土):9:30-11:30 七中にて七中ブロックコミュニティークラブ主催の「囲碁・将棋・オセロ教室」に参加
11月28日(土):10-12時 行徳公民館第2和室

※上記すべて無料です。

さだまさしと吉田拓郎

興味ない人はスルーしてください。
ちょっと気になり、少し前から書いておきたいと思っていました。

ちゃんぽん食べたか」の記事がわりと検索で上位にヒットするようで、その後も何回か触れたので、さだまさしさんファンの方にちょこちょこお越しいただいているような感じがします。

ところが色々記事を見ると当ブログ主は吉田拓郎びいきであることが解るはずなので、「なにこの市川市民?」ですよね(笑)。そこで弁明。

「吉田拓郎はさだまさしが嫌い」というのは、やや誤解をもって理解されています。

例えば拓郎さんが食べ物に関してどういう感覚をしているかというと、お酒好きの辛党でして、クリームたっぷりの甘そうなケーキなんて見ると「うぇっ」となるそうです。普通は辛党でもケーキを見て「うぇっ」とまではならないものですが。
味覚に関してそうなので、本職の音楽については多分、もっと敏感にそう。「好き嫌い」というと印象悪いですが、要するに「合う合わない」が激しい。

拓郎さん曰く、さださんの「あのストリングス(弦楽器)の質感が、生理的に合わない」とのこと。
好きな人にはクラシカルで深みのある音楽でしょうが、彼にとっては何かヌメ〜ッとしたものに絡まれているような感触があるんだろうと思います。

一方で、はっきりと「才能は認めている」と言っています。「雨やどり」を聴いたときに、「あっコイツ才能ある」と思ったそうです。
文学的な名曲よりこの曲に才能を見ていることも、拓郎さんが大いにさださんを評価している証。どんなに素晴らしい作品を生み出せてもそれを伝える大衆性がないと成功できませんが、さださんにはそれがある。

つまり、こういうことです。
「スイーツというジャンルがあって、ケーキを幸せに食べている人々が居る。それをつくる腕のいいパテシエが居る。それは認める。でも、すまん、オレには食えねえ」

不幸なことに拓郎さんとは関係なく、さだまさし作品の方法論について徹底的に、これは違う、エンターテインメントはこうじゃないと否定的に批評する風潮が80年代から90年代にかけてありました。「拓郎のさだ嫌いはそれとは違う。認めるが合わないと言っているだけだ」という冷静な区分けがなされず、さださんファンにとっては単純に「さださんを悪く言う有名人筆頭格のひとり」ということになってしまいました。

最近は拓郎さんを「神」と仰ぐアルフィーの方々もさださんと親しく交流されていますし、生理的なものは仕方がないとして認識については、ご本人と周辺の方々どうしは誤解が解けているのだろうと思います。


ちなみに私は、お酒飲みますが甘いものも食べます(笑)。

将棋難民問題

新たに九州研修会ができるのは、九州の強豪少年少女たちには明るいニュースですね。いやぁ、うらやましいです。この時代だったらなぁと。でも、宮崎は依然としてキビしいか(笑)。日本海側は鹿児島−福岡間の新幹線が通ったのであっという間ですが・・・宮崎は昔から「陸の孤島」と言われていて、ずいぶん良くなったとはいえ相変わらずハンデあります。

一方で、昨日の記事とも関連しますが、やはり日本将棋連盟では「強い子を上へ」という業務が優先されてしまうのかなぁとも、思う。
イベントの来場者数等は好調で何となく底辺の普及もうまくいっているような形に見かけなってしまっているかもしれないが、特に子供、そしてあらゆる世代の将棋難民問題は依然、改善されていない。


話しは変わりますが、週刊将棋が休刊になるという発表がありました。さびしいですね〜。月曜朝にキオスクでこれを買う楽しみを原動力に一週間のスタートをきっていたので、残念です。たくさん勉強させていただきましたし、子供たちの大会での成績も掲載していただき、私も教室の親子もたくさん喜びと幸せをいただきました。感謝いたします。3月最終号まで、引き続き楽しませていただきたいと思います。

将棋コーチ

公益法人改革が将棋界にもたらした変化は、「普及」に重点が置かれるようになったこと。その後、普及のあり方や子供への教え方について様々の方法論が提唱され、それぞれの試みが現在進行中と見ています。

しかし断言していい。親御さんたちのニーズはもっといたってシンプル。
「どこへ行ったら教えてくれるの?」
「どこか近くに通えるところはないの?」
入門イベントのチラシを見つけて、参加してみた。それは楽しかった。でもその後は?

継続的に子供の将棋の相手をしてくれる人と場をもっと草の根的に全国で増やせないかという工夫は、どの団体からも見えてこない。
事情はよくわかります。それを収益にすることは難しい。企業イベントや委託事業等に重点がいくのは必然。でも・・・「ホントはこれを普及とは呼べない」というハングリーさを、携わっている方々には持ち続けてほしいと願います。

ひとつ、これに力を入れれば理想に近づけるのではないかと期待していた制度がありました。それは、日本将棋連盟の「将棋コーチ」。
簡単な研修で級位者でも取得でき、お金もあまりかからなかったと記憶しています。「日本将棋連盟将棋コーチ」は肩書きとしても地域で紹介しやすいものだったことでしょう。これを取得して誇りをもってがんばっていらっしゃった方は全国的にも多いと思います。

2年ちょっと前でしょうか、「普及指導員補佐」という面白みのない名称に変更されることが決定されてしまった。公認指導員を補佐する役割に名実ともに限定されてしまい、落胆した将棋コーチの方は多いことでしょう。

その理由に、私個人としては正直驚きました。なんだ、つまらんと。
この肩書きを使って営業をする人が居るとか、支部や普及指導員とトラブルになるケースがあるとか。

問題提起した支部や普及指導員の指摘は確かに正しい。本来「将棋コーチ」は普及指導員を補佐する役割で、普及指導員をさしおいて教室運営を進めたり、支部の呼びかけにまったく応じなかったり、単独で有料の将棋教室をやってしまったり、そういう人が出てくることを想定していなかった。

しかし、と、思う。それほど「オレがやったる」的なエネルギーを持った人々が「将棋コーチ」という制度に惹き寄せられていたのであれば、と。

そのバイタリティを削ぐのでなく、生かす方向での制度設計を検討できなかっただろうかというのは、何とも悔やまれてなりません。
止むを得なかったかもしれません。既存の制度と人を守らなければなりませんし、普及指導員は保証人や推薦人などのハードルを設けていますのである程度安心できる人ですが将棋コーチはやや緩いため、コントロールできる人を上に置いてリスク軽減する必要がある。

「普及指導員の補佐」ではなく「県連の管轄下」というのはどうだったでしょう・・・あきらめ悪いですね(笑)。
つまり、県内でどの地域が手薄というのはその土地の人がいちばんよく解っていますので、指導員が居ない地区には級位者でも熱心な人が居れば将棋コーチになってもらって開講してもらうとか。
お金とってやれるならやってもらったらいいじゃないですか。級位者なんだけどとても人徳があって先生として尊敬されるような人がどんどん出てきたら、それこそ草の根普及の可能性広がります。

残念です。

行徳一周

週に2回5kmほどのジョギングをしているのですが、今日は天気もいいしちょっと長い距離をやってみようかと思い立った。
地図を広げて・・・ええいメンドクサイ、行徳一周でどうだと下の地図の赤〜青〜黄色〜緑〜茶色のコースで計画を立てました。たぶんこれで、13kmくらい。

行徳一周


新行徳総合病院近く、A地点から湾岸線を船橋方面へ赤のラインを足ならしでウォーキング。B地点に到着。市川大橋。川には釣り人たち。これは玄人のオジサンたちですね。この時期のハゼはキスと見紛うほどのサイズもあり得ます。

釣り人市川大橋


さあ放水路堤防を、B地点からC地点まで2kmちょい。走りま〜す。

江戸川放水路堤防


途中、所々で足を止めてカメラをパチリ。たくさんの釣り船が出ていて川岸もファミリーの釣り人でにぎわっています。また土手は行徳民おなじみのバーベキュー場。

釣り人たちハゼ

バーベキュー釣り船


C地点到着。旧行徳橋を背に、旧行徳街道をパチリ。ここは江戸時代に交通の要所だったこともあり、CからDのの旧街道沿いにはたくさんのお寺や神社があります。黄色のラインは4kmほどでしょうか。ここは寄り道しながらゆっくりいきます。

旧行徳街道


途中、街道と並行する江戸川沿いのジョギングコースへ。常夜灯公園はこの辺りに住む家族の憩いの場所。売店があるのはいいですね。軽食でもとりながら日向ぼっこできます。
江戸時代にはこの常夜灯の灯りはとてもありがたいものだったことでしょう。貴重な灯台でした。

常夜灯公園常夜灯


日枝神社南行徳小近くの日枝神社。神輿は行徳が誇る文化です。

そろそろ七五三を早めにというご家庭もあるかもしれませんね。乳母車を見てそう思いました。

東京市川線D地点に到着。そしてそこから南に少し下ったところにおなじみハンバーグレストランびっくりドンキー。

さあ、緑のラインも4kmくらいでしょうね。ここは寄り道するようなところもないのでノンストップ。

E地点に到着。ふぅと一息。東京湾を望むと、たくさんの水鳥たちが羽根を休めています。

東京湾


茶色のラインは何もないので、予定を変更して紫のラインへ。野鳥の楽園へと向かいます。

野鳥観察舎には、鳥の写真愛好家のカメラマンたち。その横には不遇な鳥たちの野生復帰準備小屋。この辺りは野鳥が多いので、何らかの事故で傷を負った鳥や巣から落ちた雛たちが市民によりたくさん持ち込まれます。特に春先からの産卵・子育てシーズンはここの職員さんも落ち雛の世話で大忙しのようです。

野鳥観察舎野鳥

野鳥の楽園


戻ってまいりました。最終地点の行徳運河。アジやカサゴの釣り船の発着場です。アサリ漁の猟師さんたちの船もあります。

行徳運河


さすがにけっこう足に負担がきました(笑)。明日どれくらいくるか少し心配ですが、まぁ大丈夫でしょう。

それにしても行徳って、こうして見ると田舎の漁師町みたい。でも、浦安から行徳にかけては本来はそうだったのでしょう。

18日(日)江東区民まつり 青空将棋教室

紹介が遅くなりスイマセン。

今日はもう終わってしまいましたが明日18日(日)、東西線木場駅の木場公園にて行われている第33回江東区民まつりの中で、深川棋友会さんの主催で「青空将棋教室」が行われています。

午前の部受付10:00〜、午後の部受付13:10〜。それぞれプロ棋士、女流棋士や奨励会三段の方に受付先着順で指導対局を受けられるそうです。また例年ですと、深川棋友会の有段者の方々が子供の相手をしてくださることもあるようです。

サイトはこちら
明日は今日より天気がよさそうですので、予定のないご家族の方は行徳から近いですので、親子でぜひ。

10月17日(土)の風景

1517七中10月17日(土)は、七中「囲碁・将棋・オセロ教室」に参加しました。

トーナメント参加者は15名。今日も熱戦続きでした。

ひとつ、「角交換に5筋は突くな」という格言を覚えておきましょう。解ると思いますので図では示しませんが特に居飛車の子が△3九角を打たれて馬をつくられジワジワ活用されて差がついた対局がいくつか見られました。

ゼッタイ突いてはダメということはないのですが角を交換しているか交換になりそうな場合は、この筋があるというのが必ずピンとくるようにしたいですね。


教室に通っていない子の保護者の方から、11月8日(日)の市川市民大会に出ても大丈夫か質問を受けました。おぉぉ!私は事務局の人間ではないのですが、大歓迎のはずです!

「家族やお友だちとしか指したことがなく、何か大会特有のルールとか挨拶とか、そういうのを知らないとダメなのではないか?」
漠然とそういった不安があると思いますが、市民大会について言えば本来はまさにそういった人々に出てきてほしいのではないでしょうか。最近は教室や道場に通う子たちが中心になってしまい入りにくいかもしれませんが、ぜひ勇気を出してほしいです。

二歩や王手放置などの反則は確かに家族やお友だちと指すときより厳しくなりますが、それもいい経験です。いちばん気をつけたほうがいいのは、「いちど駒から手を離したら指し直しができない」こと。「あ、やっぱ別の手にしよう」とか、「あ、成るの忘れてた」とか、原則できません。ですので、今から「指したら変えない」「変えないでいいように考えて決めてから指す」ように普段から練習しておくとよいと思います。

ペンフレンドはバンクーバー

今年はBSで再放送をしていたので「あまちゃん」2ndブームでしたね。

一昨年のLPSA女子アマ団体戦時のときに詞だけ掲載していたGSGオリジナル曲「ペンフレンドはバンクーバー」、気まぐれに弾き語ってみました。GSGのみなさん、発表の機会があるかワカリマセンが(笑)歌って楽しんでくれたらうれしいです。

アメ横女学園「暦の上ではディセンバー」のカップリングとしてドラマではタイトルのみ登場した曲ですが、'78年にヒットした「カナダからの手紙」の主人公の女性が、時を経てその頃の自分へ宛てた手紙・・・という設定で作ってみたもの。




ペンフレンドはバンクーバー

二人の愛を確かめたくて
わがままばかりで旅に出た
色づく街をさまよいながら
失うこわさに震えてた

私の声が届くでしょうか
いま目に映る夕日のように
たとえ心は移ろいゆくとも
その美しさは永遠のものよ

ペンフレンドはバンクーバー
愛しい友はあの日の私
街の灯りに照らされて
ペンフレンドはバンクーバー

桂馬みたいと笑い飛ばして
彼はキスしてくれるのかな?
恋のゆくえは言えないけれど
いまの私はとても幸せ

生きる希望を失くした時も
輝くことをあきらめないで
夢の形は移ろいゆくとも
光はけして消え去らないよ

ペンフレンドはバンクーバー
愛しい友はあの日の私
時空を超えたエアメール
ペンフレンドはバンクーバー

ペンフレンドはバンクーバー
愛しい友はあの日の私
街の灯りに照らされて
ペンフレンドはバンクーバー

(詞・曲:原伸一)

10月17日(土)の確認

10月17日(土)の確認です。

七中にて七中ブロックコミュニティークラブさん主催の「囲碁・将棋・オセロ教室」に参加します。
七中は行徳公民館の隣です。グランド側の中央の入口を入り階段上がってすぐの部屋です。

上履きを持参してください。


今後の予定:

10月17日(土):9:30-11:30 七中にて七中ブロックコミュニティークラブ主催の「囲碁・将棋・オセロ教室」に参加
10月24日(土):10-12時 行徳公民館第2和室
10月31日(土):10-12時 行徳公民館第2和室

11月 7日(土):10-12時 行徳公民館第2和室
11月14日(土):10-12時 香取地域ふれあい館
11月21日(土):9:30-11:30 七中にて七中ブロックコミュニティークラブ主催の「囲碁・将棋・オセロ教室」に参加
11月28日(土):10-12時 行徳公民館第2和室

※上記すべて無料です。

休日

最近アルペジオの曲を丁寧に仕上げるということをやらなくなってしまったもので、今日は久しぶりに1曲と向かい合おうと決めた。

雨やどり「ちゃんぽん食べたか」も話題になったし、市川の偉大なアーティストをフォローすべく、さだまさしさんの楽譜をめくる。よしこれにしよう。「雨やどり」。
TAB譜のとおりに1音1音拾って爪弾く。気づけば何時間か経っているこのバカさは死ぬまで直らないか?

5〜7月に市内で行われていた「さだまさしミュージアム」には、全国各地からたくさんファンが訪れたそうです。我々にとっては何でもない日常の風景ですが、みなさん「ああ、ここがさださんのあのエピソードの場所・・・」という感じで、心ときめかせながら市川の町を散策してゆかれたご様子。ファンにとっては特別な場所のようです。

GSGの女子大会向け作戦 駒組編

シリーズ化してしまいましたが(笑)、これで最後だと思います。

「組んでから、どう進めていいかわからない」
という方が、特に女性では多いと思いますので、参考になる部分があればと思いました。

下の図は四間飛車の基本図。ここまで手数は13手。
レディース大会の初級〜中級クラスでは、とりあえずここまでは目をつぶって進めるという方がとても多いです。

四間飛車基本図


GSG端攻めは、四間飛車でやっている子もいるのですが、いちばん進めやすいのは「5筋位取り中飛車」からです。13手進めて、上の図と合わせてみます。こうなります(先後逆表示)。

13手経過図


中飛車側が▲5六銀と立ったときですが、やはり次に▲6五銀と出られて▲5四歩から攻められるのが気になるようです。△6四歩と銀出を防いでくる方が多いです。そして、これを突いたからには△6三金と上がります。
中飛車側も2手進めてみます。下図。

15手経過図


もう、それっぽいですね。上図から△7四歩〜△7三桂とわざわざ端を薄くしてくることもあるくらいで(その場合は▲8五桂はイラナイ)、▲9七香〜▲9八飛で準備完了です。

この作戦のメリットは、「どうやったらいいのかわからない」ということがないこと。
相手が何もやってこなければ淡々と端攻めを実行するだけですし、こちらが仕掛ける前に仕掛けてこられたらそれに対応し、失敗したらどうすればよかったか反省して経験を積んでいく。「これだけおぼえて、さぁ楽しんでいこう」とやりやすいです。

尚、繰り返しますがレディース大会の初級〜中級向け。特に小学生大会などでは中々こんなに悠長に駒組みできないです。

GSGの女子大会向け作戦 ロケット編

スーさんが
「プロ棋士にご指導いただける機会があるときに子供たちの様子を見ていると、どうもありがたみをわかっていない気がする」
とボヤいて、私が笑いながら頷くというのが酒の席のお決まりのやりとり。

ショウギナデシコのときもせっかくプロ棋士が回って来てくれているのに、3人対局が終わるとじっとしてませんので(笑)。

GSGがどっかへ遊びに行っちゃった後も、対戦した相手チームの方々がGSG端攻めの対処を熱心に相談されていました。
「相振り飛車の場合は、玉側の端歩を突くと9五の地点でアタリが早くなるので、突かないほうがイイ」
と教えられていて、
「そっかぁ!」
と、伝授いただいた解決策に喜びの声を上げられていました。
それを、『あいたぁ〜』と思いながら見ていたという・・・

「ロケットぉ!」
とか、言ってきますんで、気をつけていただければと。

下図。後手側が△9四歩を省略していますが、こっちも▲9七香を省略して直接飛車を回り「ロケット飛車」の形にするんです。

GSG端攻め2


上図から、▲9三桂成とイキナリ飛び込んできます。
以下、一例を示すと△同香▲9四歩△同香▲同飛△9三歩▲同飛成!△同桂▲同角成△8一玉▲9二歩(下図)。

GSG端攻め3


上の図では△8二桂と受けるしかありませんが、初〜中級者には短い時間で対処することが難しいようで、けっこうすんなり▲9一歩成△同玉▲9二馬で勝ちになります。

「いちばん上の図で、▲9三桂成のときにとらずに△7一玉と逃げるのは?」
その場合は色々考えられますが▲9四歩と突いておいて、ちょっと乱暴ですが▲8二成桂△同玉▲9三歩成で上の順に合流させるのが子供向けにはわかりやすいかなと思います。

10月10日(土)の風景

10月10日(土)午前、香取地域ふれあい館にげ行徳将棋クラブ活動。

行徳小1名、南行徳小1名、新浜小4名、南新浜小1名、富美浜小3名、幸小2名、新篤小1名、大野小1名、浦安美浜北小2名、船橋葛飾小1名、鹿骨東小1名、未就学1名、計19名。


最近入ったばかりの子どうしの対局は、大差に見えても両者ともに勝ちがあることが多いです。最後まであきらめないで勝てる手はないかさがしましょう。

たとえば下の図。持ち駒は金しかなく、実戦は苦し紛れに▲9二竜と最後の王手をして△8二銀から逃げられました。
でも、よ〜く考えて。あら?あらら?

5手詰




そう、▲7一金△6二玉▲6一金△7二玉▲7一竜で詰み。勝ってたんですね〜。少し前に打った香車がよく利いていて、実はこれスゴクいい手でした。
こういうのを、たくさんやりましょう。だんだん身についてきます。

7手詰ハンドブック

ショウギナデシコのトークショーで藤井九段が、
「最近、浦野さんが出している7手詰を解くのが楽しくて」
と話されているのを聞いて、
『あっ、オレ買ったんだった』
と思い出した。机の脇にドカドカと色んな棋書が積んでありすっかり埋もれていた。

7手詰ハンドブック〈2〉
浦野 真彦
浅川書房
2015-05-16



早速カバンに入れて持ち歩き電車の中で解くようにしています(笑)。
社団戦の会場で浦野八段から直々に購入したもので、サイン入り。

七手詰ハンドブック

10月10日(土)の確認

10月10日(土)の確認です。

香取地域ふれあい館にて10〜12時に活動行います。
場所にご注意ください。行徳公民館ではありません。香取地域ふれあい館の場所はこちら。行徳駅から線路沿いに南行徳駅方面にまっすぐ約500mです。

専用駐車場がありませんので、いつもお車で来られている方にはご迷惑をおかけします。何卒ご理解のほどよろしくお願いします。


今後の予定:

10月10日(土):10-12時 香取地域ふれあい館
10月17日(土):9:30-11:30 七中にて七中ブロックコミュニティークラブ主催の「囲碁・将棋・オセロ教室」に参加
10月24日(土):10-12時 行徳公民館第2和室
10月31日(土):10-12時 行徳公民館第2和室

11月 7日(土):10-12時 行徳公民館第2和室
11月14日(土):10-12時 香取地域ふれあい館
11月21日(土):9:30-11:30 七中にて七中ブロックコミュニティークラブ主催の「囲碁・将棋・オセロ教室」に参加
11月28日(土):10-12時 行徳公民館第2和室

※上記すべて無料です。

GSGの女子大会向け作戦

一昨年からの女子アマ団体戦やショウギナデシコで、GSGが中位クラスで好成績をおさめさせていただきました。

ありがたいことなのですが、実力に比してイイ思いをし過ぎた気がしますので、ここらでひとつタネを明かします。

GSGは地元の子たちで、有力将棋教室の子のように普段からわざわざ電車に乗ってまで将棋を指しに行くほどではありません。メンバーの数名は、年に1回か2回、団体戦の時だけ直前リハビリをして大会に出ています。普及の観点から、それでもいいので細く長く続けてもらっていますが、大会を楽しんでもらうためにもある程度勝たせたいと思いました。

少し前にTVで「弱いままで勝つ」へっぽこ高校野球部のドラマがありましたが、まさにそれ。
「強くならなくていい。でも、勝とう。弱いままで、勝とう」と。

女性大会の傾向として、
1.振り飛車が多い。相振り飛車になる確率が高い。
2.序盤は穏やかに駒組みが進む。早々に仕掛けられることは少ない。

そこで、下図の駒組みを覚えてもらいました。
相手の駒組みを気にかけず「とりあえず美濃囲いまでいこう」と漫然と駒組みすると、GSGは左辺をいつの間にかこの形にしています。

GSG駒組み


対局後に、「小学生の攻めはヤッパ強いわぁ」と嘆かれる声を度々耳にしたのですが、そうではありませんで、上の図はもぅ、駒の動かし方さえ知っていれば▲9五歩からいくだけです。

この端攻めの成功率は驚くほど高く、星を稼がせていただきました。
ぜひ通われている教室の先生と、対策をされてください。GSGも、11月の女子アマ団体戦では上図の作戦に頼らないで戦えるよう練習したいと思います。


話は変わりますが、ナデシコ参加者だけ閲覧できるWEB写真館が設置されていまして、その中でGSGの子のとても良い表情の写真がありましたので、撮影者のあめつぐさんと保護者の許可を得まして、公開させていただきます。

150_large


GSGの綾ちゃんです。盤上の飛車の位置が怪しげですね(笑)。エヘッ♪
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千葉県市川市の行徳将棋クラブを運営している原伸一です。ブログの更新情報をお届けしてゆきます。2020年11月米大統領選より関連情報の収集・発信に注力しています。
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GSG5(行徳将棋ガールズ)
GSG(Gyotoku Shogi Girls)は、行徳将棋クラブの女子のこと。音楽も大好きで、2013年女子アマ団体戦で歌を歌ってベストパフォーマンス賞をいただきました。
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ハラ

フォークシンガー原
(原 伸一)

1967年生。千葉県市川市の南部、行徳・妙典でアコースティックライブの主催等の活動を行っています。また、将棋教室を開いています。

将棋教室の情報は以下サイトにて。

http://gyotoku.livedoor.biz
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