Hara Blog

千葉県市川市の行徳で弾き語り活動を行っている、フォークシンガー原の日記です。公認将棋指導員として、子供たちの将棋の話題なども。

コメント欄の運用について。様々な経緯から、次のようにさせていただいています: ブログ主およびコメント投稿者含め、互いの意見に対する反論や、ネガティブなニュアンスを感じさせるとブログ主が判断したものは、削除します。続く人はブロックし、解除しません。何卒ご了承ください。

2014年04月

5月4日(日)はもののわDay

5月4日(日)はゴールデンウィーク企画・・・というほどでもないのですが、店長さんの了解を得ましたので、「もののわDay」をやってみたいと思います。

何ということはないのですが、昼過ぎくらいから私がダラダラとコーヒー(ビールかも)でも飲んでいますので、将棋指したい子は来てみてください。天気がよければオープンテラスで縁台将棋みたく楽しくやりましょう。

「飲食店に子供だけで行っていいの?」と聞かれるとちょっと苦しいのですが(汗)。一応建前としては保護者の方も来ていただいてお店でひとときくつろいでいただいて・・・いる間に子供さんは将棋でもというイメージでいます。

私が居るのはたぶん2時くらいから。終了時間不明。こういうときこそツイッターを使って実況したらいいんでしょうけど(笑)。私はピッチなので、外ではツイートできないんですゴメンナサイ。
もし夕方以降も続いている場合は私は泥酔状態に陥っていると思われますので、勝ちやすいことでしょう(笑)。

本の紹介 『震災以降』

震災以降本の紹介です。

フリージャーナリストたちによる、震災後の被災者たちの暮らしを追ったレポート集「震災以降」(三一書房)。発売になったばかりとのこと。もののわ副店長のあすなさんやGSGはるみパパさんも寄稿しています。3.11を風化させまいとする有志たちのエネルギーに溢れる作品となっています。


一筋縄ではいかないリアルを淡々と伝える記述がより強く問題の深刻さを伝えます。

高齢の農業従事者たち。その経験とノウハウは、次世代に伝承されるべき貴重なもの。しかし彼らには、震災後のまったく新しい条件下での事業に一から取り組むようなエネルギーはない。政策的なフォローのないまま、刻一刻と時は過ぎ行く。お金に換えることのできない財産が失われ行くのを、我々は目の当たりにしている・・・

家庭問題。震災が原因ではない、元々家族に内在していた歪が、震災後の厳しい環境の中で大きく傷口が開くように露呈してしまうパターンがある。最悪は自殺につながるケースも。しかしその場合、それは震災関連死といえるのかどうか・・・


Amazonのリンクを貼りますので、興味持っていただいた方はぜひお手にとってみてください。


4月26日(土)の風景

4月26日(土)午前、行徳公民館第2和室にて行徳将棋クラブ活動。

法政大1名、七中1名、妙典中1名、行徳小1名、南行徳小1名、新浜小4名、南新浜小1名、塩焼小1名、幸小2名、新篤小1名、北部小1名、美浜北小1名、葛飾小2名、稔台小1名、常磐平第三小1名、葛西第二小1名、未就学3名、計24名。

20140426教室風景


今日は連休初日ということになるのでしょうね。みなさん、どんな楽しい計画があるのでしょうか(笑)。

来週5月3日(土)の場所は、押切自治会館となります。公民館は祝日で休館となっていますので、どうぞご注意ください。

4月26日(土)の確認

4月26日(土)行徳将棋クラブ活動の確認です。

行徳公民館第2和室にて、10-12時に活動行います。

今後の予定:

4月26日(土):10-12時 行徳公民館第2和室

5月 3日(土):10-12時 未定(行徳公民館休館にて)
5月10日(土):10-12時 行徳公民館第2和室
5月17日(土):9:30-11:30 七中にて七中ブロックコミュニティークラブさん主催「囲碁・将棋・オセロ教室」に参加。
5月24(土):10-12時 行徳公民館第2和室
5月31日(土):10-12時 行徳公民館第2和室


※上記いずれも無料です。

無題

手抜き投稿ですいません。今日も短歌で。

『あんちきしょう 酔いどれ星を 眺むなり コンクリートを 背中に感じて』

これも丁度30歳ころの歌。世間に苛立ってますね〜わたし(笑)。
今日はこんなところで。はい、将棋ばっかやってます・・・

電王戦の報道

マイセンで週間ポストを読んでいたら、「羽生がコンピューターに負ける日」というタイトルの記事が目に留まりました。作家の大崎善生さん著。
週刊誌の記事なので衝撃的なタイトルにしないといけないのかもしれないですが、内容は必ずしも辛いものではなく、羽生三冠のコンピューター観についてのことなども書かれてあります。一部、引用させていただきます:

『羽生善治三冠。
おそらくコンピューターの将棋が強くなればなるほど心の底から嬉しくなる唯一の棋士である。
羽生にとっては強化しつつあるコンピューターは戦う相手ではなく将棋の真理を解明していくまたとない相棒なのである。だからいくらでも強くなってもらいたい。』

このとらえ方はいいなぁと思います。

多くのメディアは「コンピューターが人類を超えるのか」というテーマでスリリングさを演出しており、世間の人々もそれに同化されつつある。タイトルホルダーの登場をけしかけるような流れに持って行こうとしているように見えて、好ましくないです。

もちろん将棋ファンはタイトルホルダーが登場すれば楽しみでしょうが、例えば
「将棋の解明をしてゆく上でのパートナーとしてコンピューターソフトの発展を将棋界は歓迎しており、その進捗度を確認する目的で、模範試合として電王戦を行っている」
というようような意義付けにしてくれないかなぁと思います。商業的価値は下がるかもしれませんが。

短歌

『病床に 伏して赤子の 這ひ回る 枕元には 玩具の調べ』

30代はじめ、上の子供が赤ん坊だったころの歌。

今思えば何ということはないのですが、20代の頃は疲れを知らなかった体にガタがきて、「ダメになったなぁ」と愕然としました。そんな時分に赤ん坊を抱えて、言いようのない不安に襲われた。無邪気な子供が微笑ましくもあり弱い自分が情けなくもあり・・・

次第に、ダメなのに慣れてしまいましたけど(笑)。

将棋教室対抗戦・交流戦

4月20日(日)は、高島平区民ホールで開催された将棋教室対抗戦・交流戦に参加してまいりました。

GSCからの参加者は11名。
名人戦(無差別)5名、竜王杯(小5-6年の初段〜6級)1名、金将(小3-4年の初段〜6級)1名、銀将杯(小3-4年の7級以下)2名、桂馬杯(小1-2年の初段〜6級)1名、香車杯(小1-2年の7級以下)1名。

2勝通過2敗失格の予選を行い、通過者による決勝トーナメントを実施。敗者も交流戦で練習できるという形式でした。GSCは3名が予選通過。

岸野くん名人戦クラスで予選を通過した岸野伊吹くん。

予選の大一番が印象的でした。玉同士が一マスあけてにらみ合う、まさに大将対決。気迫が伝わる熱戦でした。

決勝トーナメントでは、縁のあるぐんまキッズ宮武知也くんと当たってしまいました。さすが強かったです。勉強になりましたね。


野坂くん竜王杯で予選通過の野坂隼史くん。

御徒町と両国の将棋道場通いで力をつけています。今日は見事に成果をあらわしてくれました。手の見えと勝負カンは天性のものがありますので、がんばって素質を実力に育てましょう。


寺本くんそして本日のMVP、香車杯で4位に入賞した寺本福晴くん。

自分なりによく考え工夫した戦法を使って戦っていたのが素晴らしいです。研究することが好きなんですね。引き角棒銀などを、誰から教わったでもなくオリジナル戦法としてやっているのに感心しました。賞品の将棋盤に駒を並べて、色々考えてみてください。また、詰将棋創作も期待しています。

寺本くんの表彰。ゲスト棋士の近藤正和六段から賞品が授与されました。

寺本くん表彰

4月19日(土)の風景 & 明日の連絡

4月19日(日)は、七中ブロックコミュニティークラブさん主催の「囲碁・将棋・オセロ教室」に参加しました。

今日のトーナメントは浦野三兄弟が1・2・3位。文科杯東京都予選が楽しみです。

将棋教室


七中が本日は使用できないため、行徳小学校で行われました。
行徳小は何と創立141年という伝統ある学校。

行徳小学校


校庭ではサッカーの試合が行われていました。
ワールドカップが始まりますので、サッカー少年たちは熱気に溢れていることでしょう。

校庭



明日、将棋教室名人戦・交流戦参加者へ連絡です。
グループ移動希望者は8時40分に行徳駅集合ですが、誰も遅れなければ(笑)以下電車の中野方面先頭車両に乗る予定ですので、「できたら一緒に」という方はご参考まで。
(発車時刻)
西船橋8時33分、妙典8時43分、行徳8時45分、南行徳8時47分、浦安8時48分。

5手詰

サクッと5手詰。ひと目ではい詰んだとイキましょう(笑)。

5手詰





解答:
▲1二香△同玉▲2四桂△1一玉▲1二香まで5手詰。



20日教室対抗名人戦・交流戦の参加者ががんばりましょう。
グループ移動希望者は8時40分行徳駅集合でお願いします。

4月19日(土)の確認

4月19日(土)行徳将棋クラブ活動の確認です。

行徳小学校にてコミュニティークラブさん主催の「囲碁・将棋・オセロ教室」に参加します。9:30から11:30です。
上履き持参してください。

※七中ではありませんのでくれぐれもご注意ください。


今後の予定:

4月19日(土):9:30-11:30 行徳小にて七中ブロックコミュニティークラブさん主催「囲碁・将棋・オセロ教室」に参加。(七中が使えないので場所は行徳小となります)
4月26日(土):10-12時 行徳公民館第2和室

5月 3日(土):10-12時 未定(行徳公民館休館にて)
5月10日(土):10-12時 行徳公民館第2和室
5月17日(土):9:30-11:30 七中にて七中ブロックコミュニティークラブさん主催「囲碁・将棋・オセロ教室」に参加。
5月24(土):10-12時 行徳公民館第2和室
5月31日(土):10-12時 行徳公民館第2和室


※上記いずれも無料です。

ウクライナ 不安定の長期化

BBCのサイトを見ていたら、親ロシア派に寝返ったとされるウクライナ軍の兵士曰く、「4日間も食べ物がなく、ここへ来てようやく市民にいただいた」とのこと。「自分の国の市民に銃を向けるなんて命令には従わないよ」と。

ロシア側の報道ではありませんので、実際そんな感じなんでしょうね。腹ペコのまま命令でやっては来たけれど、食事をくれて「うゎぁ、ありがとう!」って仲良くなっちゃったという。下手をすると、政府にお金がなくて配給とか給料の支払いがロクにできていないのかもしれません。

と、いうことは暫定政権は軍を掌握できていないですね。頼みの欧米も、武力に関しては手伝う気はない。金融的に奴隷にし、アグロビジネスなどオイシイところだけもってゆくことでしょう。
憲法や新しい体制つくりに関しては、ロシアという大蛇に睨まれた蛙のような状態でこれからやってゆくことになる。

次の大統領は散々な目にあうでしょうね。国民の夢を裏切るようなことばかりをやらなければならない。不安定な状況は、そう簡単にはおさまらないように見えます。

20日将棋教室名人戦の引率

今週末、4月20日(日)将棋教室名人戦・交流戦に参加する方へ。

保護者同伴のみなさんは、基本的に個別に高島平区民ホールへ移動してください。

保護者同伴が無理な方は、私が引率しますので8時40分に行徳駅に来てください。原の引率を希望する方は、事前にご連絡ください。
また保護者同伴でも、教室のお友だちと一緒がよければご一緒いただくこと大歓迎です。

8時45分行徳発の中野行きに乗る予定です。大手町で都営三田線に乗り換え、9時46分に高島平に到着予定です。

よろしくお願いします。がんばりましょう。

第3回電王戦第5局

第3回電王戦第5局、ponanza vs 屋敷伸之九段。

終盤のほんとうに最後のほうまで均衡が保たれ、主将対決にふさわしい見ごたえある対局でした。やはり僅差の終盤はコンピューター側に分がありましたが、大熱戦に拍手を送りたいです。

個人的な感想ですが、ponanzaは5つのソフトの中でもっとも得たいが知れない印象を受けました。
「人間には見えにくいけど、あるいは見えても指しにくいけど、なるほどいい手かもしれない」
というなら、良いものを見たという満足感をもって受け入れやすい。実際4局目まで、そういう場面がいくつかあったと思います。
しかし、「なにこれ?」というような手が起点となって戦局が形成され最終的に有利に導かれるのを見ると、ただ唖然とするばかり。

具体的には例えば下図。後手ponanzaが△1六香と打ったところ。人間の常識ならまず選択肢にはない手。

第3回電王戦第5局


(渡辺二冠)「この手がいい手だとしたら、相当強いというかキツイですよ」
(矢内女流五段)「ホントに将棋の常識が覆されてしまいそうな一着ですよね」
解説陣の間でも、そんな会話がなされていました。

上図から▲2八角△1八香成▲3九角△2九成香・・・と進み、この成香が実によく仕事をする展開となりました。驚くばかりです。また後手陣の8二の地点を睨んでいた角のラインが消えたことにより、後手玉の脅威が和らいだのも大きかったかもしれません。後の▲9三歩成の威力が相当緩和されました。


今回は、終局後に再び全対局者・・・5つのソフトの開発者と5名の棋士が集まっての会見があり、そして翌日には地上波TBS番組「情熱大陸」でも出場棋士を追った番組放送があり、それぞれ興味深いものでした。

会見の席で、菅井五段が
「コンピューターに対してだけの必勝法というのはもうちょっとがんばれば探せていたのかもしれないが、それにあまり意味を感じなかったのでそれも敗因のひとつ」
と述べたのに、感じるところがありました。
棋士は自分自身の将棋を磨くために対局に向かうのであり、ゲームソフトの攻略マニュアルを作るがごとき作業に膨大なエネルギーと時間を必要とするならば、プロ棋士側にとりこのイベントの意味は何なのかという疑問は出てくるかもしれないですね。

一方、唯一勝利した豊島七段ですが、「情熱大陸」の中でYSSと練習将棋を指しているそのコンピューター画面の戦形が相振り飛車になっていたのに驚かされました。普段は採用する比率が少ない戦形を含めて、好き嫌いにかかわらず少しでもリードできる序盤を探求したのでしょう。
鈴木八段が「相振り飛車は勝ちやすい」ということを言っていたのを思い出します。隠れた研究課題なのかもしれません。

と、いうことは、今後同じような形で電王戦が実現するならば、人間側のタイプは「オールラウンダーであって、ソフトの傾向を把握し、良い流れになりやすい戦形をこだわりなく採用できる人」が適任ということに、一時的にはなるのかもしれません。
「一時的には」というのは、弱点が見つかればソフト側の修正がなされるでしょうから。次第に完成度も高くなってゆくことでしょう。

ただ、イベント・ショーとしては、小田原城という舞台で森下九段の矢倉を一日堪能できて喜んだファンも多いことでしょうし。素晴らしい演出がされた大舞台でそれぞれのプロ棋士の得意戦法を堪能できるという醍醐味は捨てがたいですね。

色々と考えさせられました。

4月13日(日)の風景

4月13日(日)は、男子3名女子3名で両国将棋センターへ行きました。

アットホームな雰囲気の過ごしやすい場所で、良い練習ができたと思います。
個人的な見方で恐縮ですが、昇級のプレッシャーやライバル関係など、精神的に負担のかかる要素が苦手な子にはこちらのセンターは合うかもしれません。ストレスなく伸び伸び指せるように見えます。


肥桶途中から女子3名は両国駅前の東京江戸博物館へ。社会科の勉強になりました(笑)。

「それ肥桶っていうんだけど、ナニ入れて運ぶかわかる?」
「わかんない」
「うんちとおしっこ」
「え!」
江戸の街は農民が市民の糞尿を肥料に買ってくれていたので、究極のリサイクルタウンだったんですね。

自転車こちらは新しい時代。ダルマ自転車に試乗。
後ろは「朝野新聞社」。政府批判を繰り広げた反骨精神旺盛な新聞だったそうです。この建物は銀座四丁目、現在の和光の場所にあったとのこと。勢いあったんですね。

日本橋の上でパチリ。

大江戸博物館

4月12日(土)の風景

4月12日(土)午前、行徳公民館第2和室にて、行徳将棋クラブ活動。

福栄中2名、妙典中1名、明海中1名、行徳小1名、南行徳小3名、新浜小5名、南新浜小1名、塩焼小1名、新井小1名、幸小2名、新篤小1名、日の出南小1名、北部小1名、葛飾小3名、葛西第二小1名、下鎌田東小3名、未就学2名、計30名。

まだ部活が始まっていないので、中学1年生も参加してくれています。ありがとう。

電王戦中継さすがスーさん。電王戦中継バッチリです。ニコ生中継と盤面。

横歩取りになっていますね。今これを書いている段階で(13時過ぎ)、ゲストの遠山雄亮五段が「一本道の変化はコンピューターが苦手」と解説しています。いらない手をいちいち読むからで、人間はそれを省いて一本道の後の局面をじっくり考えることができるとのこと。ナルホドです。

ゆずちゃん入門者向けの「はじめてのしょうぎセット」を使ってみました。(紹介サイト

GSG最年少、藤原ゆずちゃん(3才)。

今日は、歩と玉と金の動かし方を練習しました。

「歩はどこに行けるでしょう?」
と質問すると、ひとつ前にするり。
「王様は?」
と聞くと、玉を指で押さえてぐるっと一回り。お見事!パチパチパチ。
駒の動き方を一日ひとつでも覚えたらたいしたものです(笑)。

はじめてのしょうぎセット駒には動ける方向に点が打ってあり、入門者にもわかりやすくなっています。しかもデザインがよくわざとらしくないのがよいところ。

ひとつ発見した課題は、小さい子が駒の種類を見分けるときに、駒の「大きさ」も重要な判断材料になっているようです。駒の大きさが似通っていると、幼児は字が読めないだけに慣れるのにちょっと一手間かかる感じがしました。

将棋教室名人戦の確認

GSCの皆様へ、ご連絡です。

4月20日(日)の将棋教室名人戦に参加する方に、本日(11日)夕方から夜にかけ電話もしくはメールにて参加クラス確認のご連絡をいたしました。

「あれっ? 電話もメールもきてないよ」
という方、および
「やっぱ出よう」
という方は、13日(日)までに原へご連絡ください。

4月12日(土)の確認

4月12日(土)行徳将棋クラブ活動の確認です。

行徳公民館第2和室にて10−12時に活動を行います。


今後の予定:

4月12日(土):10-12時 行徳公民館第2和室
4月19日(土):9:30-11:30 行徳小にて七中ブロックコミュニティークラブさん主催「囲碁・将棋・オセロ教室」に参加。(七中が使えないので場所は行徳小となります)
4月26日(土):10-12時 行徳公民館第2和室

5月 3日(土):10-12時 未定(行徳公民館休館にて)
5月10日(土):10-12時 行徳公民館第2和室
5月17日(土):9:30-11:30 七中にて七中ブロックコミュニティークラブさん主催「囲碁・将棋・オセロ教室」に参加。
5月24(土):10-12時 行徳公民館第2和室
5月31日(土):10-12時 行徳公民館第2和室


※上記いずれも無料です。

記録係

更新が滞っていて、スイマセン。何をしているかというと・・・はい、将棋です(笑)。社団戦のシーズンが迫っているので。今年は3部なので、かなりビビってます(汗)。

さて、世の中は今日は小保方さん会見一色でした。

報道で言われているようなことを繰り返すつもりはありませんが、科学者の「実験ノート」というのが、このようなケースで重要証拠として採用されるという点が印象に残りました。普通の人でも「日記」をコンスタントにつけている人は、何か事件に巻き込まれた際に裁判で証拠として採用されますものね。

「実験ノート」は第三者が見ても明快になっていなければならないそうで、取り違えた画像の元データが「このときのこういう実験のこの画像です」というそのページがどのようであるかが焦点なのでしょう。不明確だと証拠能力がなく、その実験と結果が事実であるとは判定できないということみたい。後で本人が補足説明しても客観的データとしては不十分なんですね。シビアな世界です。

理研が論文を取り下げるという理由ですが、「問題になっている画像の箇所の実験と結果が、調査の結果として、いつどのように行われたものか確認できない」というなら柔らかいですが、「結果の画像を捏造した」まで断定してひとりの研究者の人生を奪うような形にすることはないんではないかと思うんだけどなぁ。甘いですかねぇ・・・
また、理研は今後一定期間にわたり、STAP現象の実験と確認を実験ノートをきちんとつけながら検証してゆく・・・つまり第三者に見せられる形での「事実」をつくってゆく作業に入るわけですが、もういちど小保方さんにやらせてあげたらいいんではないかと思うんだけど。


こうしてみると、将棋の棋戦の「記録係」って、とても重要ですね。改めて感じます。
タイトル戦だと立会人が居てマスコミも多くのお客さんたちも見ている状況ですが、そこに至るまでの多くの対局においては、対局者と記録係しかいないですものね。記録係がつけた棋譜が証拠書類となるわけですから、とても大切な役割です。

第3回電王戦第4局

第3回電王戦第4局、ツツカナvs森下卓九段は期待どおりの矢倉戦となりました。森下九段の矢倉をこのような素晴らしい舞台演出で堪能できて多くの将棋ファンが喜んだことと思います。

対局後のインタビューでツツカナ開発者の一丸貴則さんが「お互いの指し手がすごくきれいで爽やかな気持ちになれた」と答えていましたが、私も同じ印象を持ちました。人間が敗れた云々はあまり話題にならないだろうと思います。良い将棋を見られて楽しかったし勉強になりました。

評価値が動いたポイントについて、一丸さんは「強いて言えば80手目の△5八歩成のあたり」と言われていました。
森下九段は90手目▲8五桂に△8六銀と出られたところを悔いていました。△8八銀とばかり思っていたとのこと。一視聴者としては、できることなら時間を巻き戻してそこから見たい(笑)。

もうひとつ、放送では話題になっていなかったのですが視聴者側から見ていて、下図▲6五銀とツツカナが出てきた手に対して△9九香成(102手目)としたところで、ポナンザの評価値がまた少し先手側に動いたように見えました。現地中継で佐藤康光九段がこの場面で「森下九段の棋風からして△3一角ではないか」と解説していました。ここからの将棋も、△3一角としてそこから見たいです。

第3回電王戦第4局


森下九段のツツカナへの印象として、
「粘ってがんばられたときにそれを跳ね返して寄せまでもっていくのが容易ではない」
「読みで勝負するのは厳しい」
というコメントがありました。勝負という点では、やはり本局のように終盤までほぼ互角で進行するような戦いになると、どうしても精度の面でコンピューター側に分があるのかもしれません。記者会見の席で、「人間とコンピューターが戦うルールをつくるべき。人間側も盤駒を使って戦うのが公平ではないか」と提案されていました。なるほど、一理あると思いました。

4月5日(土)の風景

4月5日(土)午前、行徳公民館第2和室にて行徳将棋クラブ活動。

行徳小1名、南行徳小2名、新浜小2名、塩焼小2名、新井小1名、幸小2名、葛飾小2名、下鎌田東小2名、日の出南小1名、未就学3名、計18名。


新しい子が二人、来てくれました。新年度だなぁと、実感します。
今年は6年生が受験などの子が多く、普段の教室はグッと平均年齢が下がりそうな予感。そうなると教室は賑やか。さてどうしようかと、考えどころ。5年くらい前に戻った感じで、また新しくこれから始めるという意識が必要かもしれません。

写真は公民館駐車場側の公園。この日和であることが事前にわかっていれば、今日は花見将棋といきたいところでしたね(笑)。

花見


下は我が家の近く。南部公園横の遊歩道で毎年やっている桜まつり。

桜まつり

ボブ・ディラン 『廃墟の街』

週刊朝日の表紙に泉谷しげるさんと浦沢直樹さんのボブ・ディラン対談の見出しを見つけ、もしやと手にとって中を見たら・・・やはり。GSGはるみパパさんのコーナーですね。楽しく読ませていただきました。
ボブ・ディラン、現在来日中ですね。71歳とは思えぬパワーでツアーを敢行しています。

これはスルーできないので(笑)、私も何か書きます。
対談で話題になっていた、音楽雑誌「ローリング・ストーン」誌の「グレイテスト・ソング500」で第1位に選ばれた『ライク・ア・ローリング・ストーン』。
泉谷さんは「他人の悪口を言っているだけ」なんて、言ってますね(笑)。

これを時代を超えた名曲たらしめているのは、この曲がおさめられれいるアルバムの存在も大きいと思います。それは、ロック史上最高峰に挙げられる名盤『追憶のハイウェイ61』(1965年)。
『ライク・ア・ローリング・ストーン』がオープニングを飾りますが、アルバムのエンディング曲『廃墟の街』がコアのファンを唸らせる、示唆に富んだ名曲。歌詞は10番まであり、次から次へと謎めいた風景が描かれ、キーワード「廃墟の街」で括られます。

冒頭、1番の歌詞。ハラ流の解釈で(以下すべて)わかりやすく意訳します:

『首吊りの絵はがきを売る奴ら
 パスポートを茶色に塗る奴ら
 美容院は水夫で溢れている
 街にはサーカスの連中
 盲目の総督がやって来たが
 奴らに恍惚に落とされた
 片手は綱渡り芸人とつながれ
 片手は自分のパンツの中
 機動隊は落ち着かない
 どこへ行ったらいいのか
 婦人と私は今宵 それを見ている
 廃墟の街から 』

危険なゲームの中で、判断力を失った指導者に行き場をゆだねられた人々の様子を、「私」は「廃墟の街」から見ています。

続いて2番:

『シンデレラは尻軽女
 「人を知るには人が必要ね」と笑い
 ベティ・デイビスのように両手を後ろのポケットに入れる
 ロメオがやってきて愚痴をこぼす
 「僕だけの君だと思っていたのに」
 誰かが言う「オマエのくるところじゃねぇ。行っちまいな」
 そして救急車が立ち去った後に残るのは
 シンデレラが掃いている音だけ
 廃墟の街を  』

この「廃墟の街」とは何なのか・・・半世紀にわたり多くの評論家たちが説いたことでしょう。この機会をお借りしまして(笑)、ハラも果敢に読み解いてみたいと思います。

5番は、聴き手の時間感覚を狂わせる:

『アインシュタインはロビンフッドに変装し
 記憶をトランクに詰め込んでいる
 嫉妬深い修道僧の友人といっしょに
 この道を1時間前に過ぎていった
 タバコをたかるときに
 まったくもって恐ろしく見えた
 そして彼は立ち去った
 排水管のにおいをかぎながら
 アルファベットを唱えながら
 そんな彼を見たいとは思わないだろうけど
 彼はずっと昔、電子バイオリン弾きで有名だったんだ
 廃墟の街で  』

ひゃ〜、カンベンしてぇ〜!
電子バイオリン弾きは・・・明快な理論を説くことが出来る人のたとえでしょうか。そんなアインシュタインが、血相を変えて自分の過去を封印しなければならないようになってしまったということか・・・
彼が立ち去ることになった廃墟の街って何だろう?

おっ、8番にヒントらしきものが:

『真夜中になり エージェントと超人たちの一団がやってきた
 自分たちがすることを見抜いている人々すべてを狩り
 工場送りにして心臓を打撃する機械を肩から装着する
 保険会社の連中は灯油を城から運び出す
 彼らは見張っている 誰も逃げ出さないように
 廃墟の街へと  』 

保険会社が行かれちゃ困る場所といえば、「死後の世界」?なんて短絡的な答えではないはずなんだけど、だんだん近づいてきたかな。
まてよ、スパイと超人たちが「やってきた」のは、どこなのか。それは、「廃墟の街」じゃないかな。つまり、超人(無垢の人々を操ろうとする者らしい)とその代理人によって捕まった人々(超人の正体を知っている)は、廃墟の街にいたのでしょう。

10番、エンディング:

『昨日、君からの手紙を受け取ったよ
 そのときにドアノブが壊れちゃった
 いかがお過ごし?なんて君は聞いて
 何か冗談のつもりかい
 君が言うすべての人々のことを
 私は知っているさ 彼らはとても不自由だ
 彼らの顔を並べ替えなくては
 そして彼らすべてに別の名前を与えなくては
 忙しくてよく読めやしないから
 もういっさい私に手紙は出さないでくれ
 ただしあそこから出すのなら別だけど
 廃墟の街から  』

重要なブロックですね。
「私」は、「彼ら」を誰かからわからなくするための作業に追われています。そして、忙しくて君にかまってられないと。ただし、「廃墟の街からの話なら相手をするよ」と言っています。「彼ら」というのも、きっと「廃墟の街」の人々なのではないかと思います。

これらから導き出されるのは、

たとえば戦争が終わり焼け野原となって、はじめてあの戦争が何だったかよく見えるように・・・
たとえばバブルがはじけて宴の後となって、はじめてあの景気が何だったかよく見えるように・・・
たとえば死の淵にたち余命わずかとなって、はじめて本当に大切なことが何かよく見えるように・・・

雑念や欲望、環境、教え込まれたもの、そういった自分を縛るものすべてが取り払われた「無」の境地・・・そこは物事がとてもよく見える立ち位置。つまり為政者たちにとり都合の悪い場所、「廃墟の街」。


『ライク・ア・ローリング・ストーン』は、高い地位に居る人間を引きずり下ろしてコケにする歌。痛快で大衆にわかりやすいですが、確かに泉谷さんの言うように、これ単体では詞の内容は薄い。サウンドとか(と一言では言えないんだけど)、尺とか(当時5分超えはありえねー)、色んな意味で革命的であったという歴史的意味において「なんとかの戦い」的なポジションを得ている楽曲ではあるのだが。

『追憶のハイウェイ61』の中で・・・つまりそれまでのディランの軌跡の中では、『ライク・ア・ローリング・ストーン』は「為政者の好きにはさせないよ。世の中のカラクリを暴いてゆくよ」という彼の立ち位置を明確にした華々しいオープニング曲。
そして『廃墟の街』こそが、そんな『ライク・ア・ローリング・ストーン』に深みを与える重要な楽曲です。


なんちゃって。
私の知る限り、上記のような説を展開した学者や音楽評論家は居ません。私の勝手な思い込みですので、たぶん違うでしょう(笑)。長文に最後までお付き合いいただいた方にはスイマセン。少しでもオモシロかったなら幸いです。

4月5日(土)の確認

4月5日(土)行徳将棋クラブ活動の確認です。

行徳公民館第2和室にて10−12時に活動を行います。


今後の予定:

4月 5日(土):10-12時 行徳公民館第2和室
4月12日(土):10-12時 行徳公民館第2和室
4月19日(土):9:30-11:30 行徳小にて七中ブロックコミュニティークラブさん主催「囲碁・将棋・オセロ教室」に参加。(七中が使えないので場所は行徳小となります)
4月26日(土):10-12時 行徳公民館第2和室


※上記いずれも無料です。

読売の夕刊に

読売夕刊仕事の帰りにマイセンに寄ったら、マスターが驚いた表情で読売新聞の夕刊を広げて聞いてきました。女流棋士の世界に華々しく新しいスターが出てきたのかと。

わっ、すごっ。POP STYLEのコーナーで香川愛生女流王将が大きく紹介されています。写真の撮り方がオモシロいですね(笑)。道場の端から大盤を見下ろすように室内をバックに。よく思いついたものです。

なるほどこれを見ると、「スゴイ人なの?何が起こっているの?」と一般の人は思うことでしょう。
里見三冠の体調不良のこともあり、新たなヒロインをメディアが欲しているということなのかな?と思いました。

将棋ファンとしては、誰に重点を置いたらよいのかわからずマスコミの人たちが困るくらいに、どんどん新しい才能が出てきて賑やかな棋界になってほしいと期待しています。きっとそうなることでしょう。

夜桜

夜になると少し肌寒いですが、今週は花見に丁度いい時期でしょうね。行徳でも、あちらこちらで見られます。

写真は行徳駅前公園です。

行徳駅前公園の夜桜
Twitterアカウント
千葉県市川市の行徳将棋クラブを運営している原伸一です。ブログの更新情報をお届けしてゆきます。2020年11月米大統領選より関連情報の収集・発信に注力しています。
ライブスケジュール
毎週日曜日23時〜23時半 YouTubeライブ。
最新コメント
最新記事
Archives
GSG5(行徳将棋ガールズ)
GSG(Gyotoku Shogi Girls)は、行徳将棋クラブの女子のこと。音楽も大好きで、2013年女子アマ団体戦で歌を歌ってベストパフォーマンス賞をいただきました。
人気将棋ブログ
読者登録
LINE読者登録QRコード
楽天市場
Profile
ハラ

フォークシンガー原
(原 伸一)

1967年生。千葉県市川市の南部、行徳・妙典でアコースティックライブの主催等の活動を行っています。また、将棋教室を開いています。

将棋教室の情報は以下サイトにて。

http://gyotoku.livedoor.biz
メッセージ

名前
メール
本文
行徳将棋クラブ

行徳将棋クラブ

記事検索
  • ライブドアブログ