Hara Blog

千葉県市川市の行徳で弾き語り活動を行っている、フォークシンガー原の日記です。公認将棋指導員として、子供たちの将棋の話題なども。

コメント欄の運用について。様々な経緯から、次のようにさせていただいています: ブログ主およびコメント投稿者含め、互いの意見に対する反論や、ネガティブなニュアンスを感じさせるとブログ主が判断したものは、削除します。続く人はブロックし、解除しません。何卒ご了承ください。

2014年02月

限界

行徳駅前4時くらいから都内は大粒の雪でした。

夜には行徳で雪景色が撮影できるかなと楽しみだったのですが、止んでしまいましたね(笑)。

寒さは続くようなので、引き続き健康管理にはご注意ください。特に千葉の中3のみなさん、公立高校の前期受験が来週ですね。体調にくれぐれも気をつけて、がんばってください。


さて早速、メンタルトレーニングの本を読んで勉強しています。
参りました。私がまず反省しなければならないことがけっこうある。
「相手が強いから仕方ないよ」とか「受験や部活で時間が少ないから」とか、これ理由にしちゃいけないんだな。週に2回、それも1時間しか練習時間がとれない進学校のラグビー部が花園(全国大会)に進んだ例も紹介されています。

「限界は、自分の頭の中にあるだけだ」
いい言葉ですね。

メンタル

いくつ勝ったとか技術的にどうこうとかいうことよりも、もっと考えさせられたことが昨日の小学生名人戦ではありました。そういったことは別に人生に大きな影響を与えるほどのものではない。しかし、追い込まれた状況下で持てる力を出すことができる精神構造になっているかどうかというのは・・・きっと大いに影響する。

例えば代表クラスで予選突破あるいはA〜Cクラスで入賞を目標とするならば、1敗した段階で「もう、ひとつも負けられない」というプレッシャーに襲われます。そこで実力を発揮できるかどうか。これはもう、将棋の技術的な問題ではなく、メンタルです。そこが、どうだっただろうかと。

自分が勝つイメージしかないような良い意味で厚かましい子か、あるいは感情の起伏があまりなく淡々と盤上の戦いに集中できる子・・・そういった子は結果が出やすいですが、普通はなかなかそうはいかない。

メンタル面が、もしかすると将棋そのものより重要なんじゃないかとすら、思った日でした。

保護者の方でどなたか、メンタルトレーニングにお詳しい方いらっしゃいませんか?
何か将棋教室に取り入れやすいような訓練がありませんかね。私も、何か本でも読んで勉強してみよう。


みんなで滝にでも打たれに行く?
どこかいい滝があれば教えてください(笑)。
浦安総合体育館の市民プールの奥のほうにありますね。(←それがオチかいっ!)

小学生名人戦千葉県予選2014

ブログネタ
将棋 に参加中!
2月2日(日)、千葉県青少年女性会館にて行われた、小学生名人戦千葉県予選に参加しました。

小学生名人戦2014


GSC(行徳将棋クラブ)の子供さんたちの活躍ぶりを報告します。


名人戦クラス:

2勝抜け2敗失格の予選に残った者で決勝トーナメントを行う形式でした。

GSCからは4名が参加。岸野伊吹くん(浦安舞浜小5年)と先山倫太郎くん(浦安東小5年)が見事、予選を突破。岸野くんは決勝Tでもひとつ勝ち、ベスト8でした。最終局後の岸野くんの悔しそうな、そして先山くんのうーんそうかという表情が印象的でした。詰めろをかけたが「自玉が詰んでたんだな」・・・二人とも、そんな終局だったようです。
時間が短いので、自玉と相手玉の状況を完全に把握することは難しいですね。詰んでいてもおかしくないという嗅覚をいっそう磨くことに加えて、読み切れないときにどうもっていくかというような勝負術も必要になってくるでしょう。ここからはタイヘンです。毎日訓練できたらよいのですが・・・

新6年生(現5年生)は受験や部活で将棋中心ではない子が多いため、時間の制約がある中でどれくらいできるか・・・というのが今年のこのクラスのテーマになるだろうと思いました。


Aクラス:

日野貴文くん準優勝GSCからは2名が参加し、見事、日野貴文くん(行徳小3年)が準優勝に輝きました。

一昨年、倉敷王将戦で低学年の千葉県代表になって以降、困難な道のりが続きました。大会の参加クラスが上がり、そうそう華々しい成果を簡単にあげられるはずはありません。「低学年にしては立派だよ。自信もって」といくら励ましても、本人は苦しそうでした。


「これだけは先生といっぱい練習したぞという戦法をひとつだけつくろうか」
そう話し合ったのが、昨年の夏のこと。以来、序盤の確立に取り組みました。動体視力の良さが持ち味なので、作戦負けにさえならなければ勝つチャンスがあります。早速なの花大会で成果が得られ、その時はポイントで表彰はされませんでしたが、今回は運にも恵まれ嬉しい結果となりました。

次からは代表クラスへの参加となりますので喜びもつかの間、再び試練が待ち受けますが、高学年になり精神的にも成長してくれることでしょう。今日はおめでとう。そして、GSCに表彰をもたらしてくれて、ありがとうございます。


Bクラス:

5名が参加。日曜日の御徒町に参加してくれている子ががんばってくれたのですが、3勝2敗であと一歩でしいた。
負けた1局は昼食休憩まで長引いていたので近くで見れたのですが、勝っている将棋をうっかりで落とし残念。もう一局も同じような感じだったそうです。
ポカしたときに「あーん」と気が抜けたように嘆く声が特徴的で、それを聞くとひざがカクッとなります(笑)。今日は2回、カクカクッといかせていただきました(笑)。

でも、ずいぶん安定してきて成果が見られ、嬉しかったです。また、GSG(女子)2名もそれぞれ1つずつ白星ととってくれて立派でした。上出来でした。


Cクラス:

5名が参加。最近GSCに来てくれるようになったばかりの低学年の子が、チャレンジで参加して3つも勝ってくれてびっくり。
公民館教室で、憮然とした顔でお母さんに
「また負けた」
と報告しているので、
「ここでやっている子たちは学校のお友だちとは違って型を勉強しているから、かなわなくて当然なんだ。キミも少しずつやっていこう」
と声をかけてあげたところ・・・ゼンゼン納得していない様子。おっ、なかなか骨があるなと思い、相手が居飛車のときの矢倉の囲い方だけ練習してもらいました。それでこんなに勝つなんて。きっと負けた2局は相手が振り飛車だったのでしょう(実はGSCの振り飛車の子とあたっていた)。これで勉強にはりあいが出てきましたね(笑)。

また、昨年末のU-18でご紹介した新浜小学校低学年の「晴れ晴れコンビ」も3勝2敗の好成績でした。文科杯へ向け、幸先よいスタートです。楽しみですね。


各クラス、またそれぞれの子にテーマが見つかり、有意義な日でした。
実は当然のことながら、上記に記したような好結果が得られた子たち以上に、そうではなかった子たちについて色々と考えることが多いのも事実です。また明日から、一緒にもがき苦しみながら進んでゆきましょう。

運営してくださった千葉県連と事務局の皆さま、子供たちに素晴らしい一日を、本当にどうもありがとうございました。

2月1日(土)の風景

2月1日(土)午前、行徳公民館第2和室にて行徳将棋クラブ活動。

行徳小1名、南行徳小1名、新浜小6名、南新浜小2名、富美浜小1名、塩焼小2名、幸小2名、新篤小1名、葛飾小3名、稔台小1名、常磐平第三小1名、東小1名、葛西第二小1名、下鎌田東小2名、未就学3、名計28名。

20140201教室風景


小学生名人戦へ向け、調整。棋力の釣り合う子どうしで対局してもらって、それを見て回りました。
ひとつの対局の感想戦につき合いながらちょこちょこ目を上げて他の対局を見ていると、
「あっ、そこっ。後で振りかえりやってあげないと」
というのが結構あるのですが、ちょっと目を離すと次の対局が始まっちゃったりしていて、そのままになってしまうことも。

下図、「あっ、ボクだっ!」と覚えている子居ますか(笑)。
これくらいの詰みを逃すようだと、名人戦クラスはなかなか勝てないです。野球に例えると、ホームランできるボールはせいぜい1試合に1球。それをとらえることができるかどうか。

詰み局面




まずは▲8一馬△同玉▲7二金。
△9一玉なら▲8一金△9二玉▲8二金。
△9二玉なら▲8一銀△9一玉▲8二金△同馬▲9二金(あるいは銀)。


では、千葉組は明日、東京組は来週、がんばりましょう!

棋譜並べがクセになる

棋譜並べがクセになる、魔法の刺繍布盤・・・誇大広告で訴えられるか(笑)。

いやしかし、スイスイ滑って気持ちいいです。布の柔らかい感触が木とはまた違った味わいがある。特にプラ駒との相性がバツグン。

棋譜並べ


制作は刺繍布番のE-刺繍工房さん。


ちなみに写真に写っている本はちょっと古いものですが「森下の矢倉」(MYCOM)。堅苦しくなく、恋愛ネタや様々なエピソードを織り交ぜながら解説されており、読み物としても面白い。こちらも、棋譜並べを楽しくしてくれる本です。
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千葉県市川市の行徳将棋クラブを運営している原伸一です。ブログの更新情報をお届けしてゆきます。2020年11月米大統領選より関連情報の収集・発信に注力しています。
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毎週日曜日23時〜23時半 YouTubeライブ。
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GSG5(行徳将棋ガールズ)
GSG(Gyotoku Shogi Girls)は、行徳将棋クラブの女子のこと。音楽も大好きで、2013年女子アマ団体戦で歌を歌ってベストパフォーマンス賞をいただきました。
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フォークシンガー原
(原 伸一)

1967年生。千葉県市川市の南部、行徳・妙典でアコースティックライブの主催等の活動を行っています。また、将棋教室を開いています。

将棋教室の情報は以下サイトにて。

http://gyotoku.livedoor.biz
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