Hara Blog

千葉県市川市の行徳で弾き語り活動を行っている、フォークシンガー原の日記です。公認将棋指導員として、子供たちの将棋の話題なども。

コメント欄の運用について。様々な経緯から、次のようにさせていただいています: ブログ主およびコメント投稿者含め、互いの意見に対する反論や、ネガティブなニュアンスを感じさせるとブログ主が判断したものは、削除します。続く人はブロックし、解除しません。何卒ご了承ください。

2014年02月

覆す力 〜後期入試ガンバレ!〜

拍手コメント欄から、メッセージありがとうございます。

萱間先生の無事が確認できてよかったです(笑)。

また、書籍のご案内ありがとうございます。森内俊之竜王・名人の「覆(くつがえ)す力」。将棋関連書籍で、今イチバン売れている本らしいですね。
どんな世界にも競争がある以上、みなが良い成績をおさめることはできない。しかし、昨日の自分を前進させることができたなら、それは達成である・・・森内先生らしい、着実な考え方です。他人ではなく、今の自分を覆す。
エピソードとしては、対局の二日目になぜカレーを食べるのかという話題について書いてある項がオモシロかったです(笑)。

覆す力(小学館新書)
森内俊之
小学館
2014-02-21




明日は千葉県では県立高校の後期入学試験ですね。
「覆す力」で、がんばってください!

3月1日(土)の確認

3月1日(土)の確認です。

押切自治会館にて、10〜12時に活動を行います。
場所にご注意ください。行徳公民館ではありません。

今後の予定:

3月 1日(土):10-12時 押切自治会館
3月 8日(土):10-12時 行徳公民館第2和室
3月15日(土):9:30-11:30 七中にて七中ブロックコミュニティークラブさん主催「囲碁・将棋・オセロ教室」に参加(原は不在です)。
3月22日(土):10-12時 行徳公民館第2和室


※上記いずれも無料です。

遺言

私の、ではありません。



話題の新刊。めったにこの類の本は手にとらないのですけどね。買いました。九州出身の同世代スター女流棋士が、今をどう過ごし何を人々に伝えようとしているんだろうかと。

重度の肝硬変でちょっと動くのもタイヘンの様子。そこに至るまでのムチャぶりと、至ってからの病気と付き合いながらの日常を、カラッとした笑いに変えながら、得た教訓を語られています。

巻末のインタビューから一部引用させていただきますと、
『入院していろいろ知ることができたし、(中略) 将棋で指したことのない手を見て、「ほ!?」みたいな。「見たことない手を見たぞ」って感じなの(笑)。』
闘病生活で得た新しい経験を人に話できることを、逆に楽しんでいるといった風です。

また、死に直面して本当に大切なことが何かわかるといったこともあるようで、派手な政策よりも貧乏人や孤独な老人にほんの少しのやさしさを・・・と、政治に訴えています。それが国民を幸福にしてくれると。

全編にわたり、『”食”というのは人間のパワー!』『おいしいもの食べたら元気になる』というのがベースになっています。
これって女子全般にあてはまるんでしょうかね(笑)。もちろん男もウマいもの食うことは好きですが、女性ほどではないような気がします。
昨日の投稿ではないですが、将棋とオイシイ食べ物が結びつくようなイメージ戦略を考えるとアピールできるかもしれませんね。

女子普及に思うこと

土曜の朝、公民館へ車で向かう途中に、よく小学生サッカーチームが集団で歩いているのを目にします。
『楽しそうだな』
友だちどうしでおしゃべりをしながら笑顔で歩く姿を見て、そう思います。
『運動部はこれがいいところだな』
と、うらやましく感じられます。

仲間と一緒に移動したりお弁当を食べたり、そんな時間が楽しいんですよね。競技そのものの魅力はもちろんなのですが、チームの仲間たちと過ごす時間が好きでクラブを続けているという面もかなりの部分あるでしょう。

将棋はといえば、どちらかというと将棋そのものの魅力にのめり込んでいるタイプの子が長く続けてくれているように思います。ただ、男子は本来ゲーム好きなので、のめり込むほどではなくとも、週一で教室に通い時々大会に出るくらいは、楽しんでくれる子が多い。

女子はそのあたりが難しいです。将棋そのものの魅力だけでは、なかなか何年間も引っ張ることができない。最近は大人の女性は練習会の後に女子会なども楽しんでいらっしゃるようで、とてもよい流れだと思います。けど、小学生は教室の後に「ちょっとお茶しない?」って訳にもいかないですよね〜。なので、何時から何時までびっしり稽古、終わったらはいさよなら、寄り道しないで帰りましょう、みたいなことだけを繰り返しては、たいていの子はそのうち興味が薄れてくる。女流棋士や大会での活躍を目指すようなハードボイルドな子だけが残る感じになってしまう。

「行徳将棋クラブは女子に特に力を入れていますね」
とよく言われますが、そんなことはないんです。ただ、気持ちを向けてもらうのに工夫が必要なので、色々考えて動いてみてというのをブログに書いているうちに、そんな印象を与えるようになっているのだろうと思います。
GSGはとてもよいチームだと思います。楽しんでもらえるように工夫して、「GSGに入りたい」と言ってもらえるようなグループになるといいなぁと思います。

LPSA(日本女子プロ将棋協会)の新体制が発表になっていますね。中倉宏美新代表は、昨年キッヅ団体戦のパンフを持ってあちらこちらの大会に足を運ばれていた姿が印象的です。女性と子供への普及を引き続き力強く推進してくれることと期待します。市川子供教室の大庭美樹先生が執行理事というのも心強いです。秋の市川市民大会と女子アマ王位戦東関東大会が、いっそう楽しみになりました。GSC/GSGもできる限りの協力をしたいと思います。石橋元代表が団体を離れることになってしまったのはとても残念です。恐らくは、女性と子供への普及という点に置いては、袂を分かつ理由はまったくなかったであろうと推測します。20代後半から30歳という多感な時期にビジネス社会の不条理の中で体を張る巡り合わせであった激しく悲しい物語は、多くの人々の心に深く刻まれたことでしょう。生み育てた団体にも、ご自身の将来にも、茨の道の先に明るい未来があることを心から祈っています。

3月1日(土)は押切自治会館

予定表で、行徳公民館が休館のため未定としていた3月1日(土)の活動ですが、押切自治会館にて行います(10−12時)。
週末は曇りがちで気温は低そうですね。板張りの床なので、足が冷たいかもしれません。厚手の靴下を履いてくるか、二枚重ねできるよう予備を持ってきたほうがよいと思います。

「昔は暖房なんてなかったんだ。場所があるだけでもありがたいじゃないか」
とか言うような、昔の人はエラかった的な話をする大人にはなりたくないと思ったのはいつのことだろう(笑)。
はい、そんなことは言いません。寒いけど、ガマンしてがんばりましょう。

逃れ将棋

23日(日)御徒町道場終了後に行徳駅前の山下書店を覗いてみたら、森信雄七段の「逃れ将棋」が目に入った。内容は、「詰め将棋」の逆で、詰みを逃れる受け・・・逃げ方や合い駒を問う問題集。確かに、1手差の終盤にぎりぎりの受けが必要とされることは多いので、とてもいい訓練になると思います。

それにしても、ベストセラー文庫が平積みにされているコーナーに目立つように置いてある。ということは、書店が最も期待している新刊と理解されます。

先日のスーさん作品集もそうですが、従来の「詰め将棋ルール」から離れ、別の視点で役に立つものができないだろうかという考え方は、ちょっとしたブームになりつつあるのかもしれません。何かフツフツとしたものを感じました。加えて、そういった考え方が出てくること自体、詰め将棋文化(といっていいものかわかりませんが)が成熟したものになっていることを示しているのだろうと、改めて感じました。

逃れ将棋
森 信雄
実業之日本社
2014-01-18

文科杯のことなど 〜狂喜のマイセンライブ〜

最近のマイセンライブは正気の沙汰ではない。狂気が狂気を呼んでいる。

「お知り合いがいらっしゃってますよ」
マイセンに入ると、マスターから一声。客席を覗くと、なんと「えんだい」の萱間先生。

「ライブ行ってみようかな」
「いやぁ、遠いですし」
「どんなのやってるの?」
「昔の歌を、本広げてみんなで歌ったり」
「いいね〜 そこ、酒は置いてあるの?」
「え、ええ、ひととおり。飲めます」
「イッちゃう、すぐイッちゃう」
「い、いゃ、どうぞお気遣いなく、ごムリなさらず」
「ライブやるとき教えてよ」
「・・・・・」
という会話を交わしたのはけっこう前。当然、教えません。事情がワカル方はお察しいただけると思います。最後の私の絶句が何を意味するか。

青くなっているマスター。
躊躇しながら、何杯目かわからない焼酎のグラスを運ぶ。
「フォーッ!」
好きな曲が演奏されると大喜びで、指揮者のように拍子をとりながらノリノリに大きな体を揺らす。グラスを突き出し、初めて会う周囲の見知らぬお客さんにカンパイを求めている。相当イイ感じで、アブナイ。

ライブ終了後にご挨拶したところ、両手をふりかぶって一所懸命に、切れ切れの言葉で何か私に伝えようとしていらっしゃいました。
『5月25日』『大会』『とれた』『小学生』『会場』『中学生』『6月1日』『出して』『中学』・・・

私の推測ですが、恐らく、「今年の文部科学大臣杯は、小学の部が5月25日、中学の部が6月1日で会場がとれた。今年はぜひ中学の部も出てほしい」ということではないかと思います。まだわかりませんが、GSCのみなさん、一応そのラインを見据えて準備していただけたらと思います。特に福栄中は、ベストメンバーが組めたら千葉県代表にふさわしい全国を戦えるチームになります。剣道部、野球部、バレー部・・・キツイでしょうが、ぜひご検討お願いします。

てゆうか、無事に帰れたでしょうか・・・
出演者・スタッフ一同、手を振りゆさゆさと揺れる後姿を呆然と見送りました。
船橋の将棋関係者の方、安否確認をどうかよろしくお願いします・・・

2月22日(土)の風景 〜将棋のビッグバン〜

2月22日(土)午前、行徳公民館第2和室にて行徳将棋クラブ活動。

行徳小1名、南行徳小1名、新浜小2名、南新浜小3名、塩焼小2名、幸小2名、新篤小1名、東小1名、葛飾小2名、葛西第二小1名、下鎌田東小2名、未就学3名、計21名。


スーさん1手詰スーさんの実務能力がスゴイです。
なんと、作ってきてくれちゃいました。自作の1手詰め冊子。

こういった作業を苦手とするズボラな私はもぅ、尊敬してしまいます。

ふせんが付いているのは、ねこまどの北尾まどか先生にチェックしてもらったのだそうです。おぉぉ、「監修:北尾まどか」。えらいことになってます(笑)。


まず何よりも良いのが、問題の図面。5x5マスがいいなぁと、私も思っていたところです。9x9よりぐっと見やすく、入門レベルの子やお母さんにワカリヤスイ。
問題図のページをめくると、裏側に解答があります。

スーさん1手詰問題スーさん1手詰解答


問題は、「親子で楽しむ」にはちょっと、ムズカシすぎるでしょうね。スーさん曰く、
「実戦では持ち駒が余らずにピタッと詰むことはないので、使わないかもしれない駒もあったほうが練習になると思いました」
とのこと。例えば上図の問1は、「▲1三歩は打ち不詰め」という将棋のルールも勉強できるようになっています。
私の意図しているもの(親子のコミュニケーション)とは異なりますが、実戦に強くなるための練習としては、とても素晴らしい問題集です。スーさんなりに、従来の本に感じた疑問を表現してきてくれたもので、アツいものを感じます。

この冊子は単純に1手詰集としてつくってきてくれたものなので1ページに2題載せていますが、「親子で楽しむ1手詰」の場合は1ページ1問でしょうね。問題は大きな図で。めくると上側に小さい図で解答図、下側にどのようにして子どもとやりとりをするかというマニュアル。


スーさんのおかげで、とても重要なことがわかりました。
将棋の練習=将棋が強くなるためにするもの・・・なんだろうなぁ、と。

そうではないところに将棋の有効活用の道があるというのが理解されたら、将棋普及のビッグバンが起こるのだが・・・

3週間ぶり

2週続けて大雪でしたので、3週間将棋ができなくてウズウズしている子もいることでしょうね(笑)。

明日22日(土)10時、行徳公民館第2和室です。待ってます。

一時代

先ほど一時気絶していたものの(笑)、復活。再びTVの前。

ええ、明け方まで見てしまいましたショートプログラム。
キム・ヨナ選手が終わったら寝ようと思っていたのですが、ウォッ!と思ったら目が冴えてしまった。

気がつくとキム・ヨナ選手を応援してしまっていた。日本人にとっては長年にわたり宿敵でしたが、最後ですし、楽しませてくれてありがとうという気持ちになります。それに何だか今回、彼女は不安や緊張を隠さないですね。鉄人がふと人間味を見せると、ホロッときてしまいます。
しかしそんな中でアレだけのパフォーマンスやりますか。ブラボーです。

あと、注目しているのはグルジアのエレネ・ゲデバニシビリという選手。旧ソ連の国々はたくさん行きましたが、中でもグルジアは好きな国でした。しかし地理的要所にあり、大国の思惑の中で翻弄される運命をたどりました。祖国が政情不安の中で練習環境も安定しないはずですが、よくぞ世界のトップレベルを走り続けていると思います。アッパレです。モロゾフコーチのお気に入りだったというような冷やかしも聞きますが、いいんですよ。何でもいいから輝いて、グルジア魂を見せてくれていることを称えたいと思います。

さあ、第2グループが始まる。浅田真央選手を見たら寝ようと思っているんだけど、寝れるかな(笑)。

一時代が、終わるなぁと感じます。


(1:50追記)
号泣

2月22日(土)の確認

2月22日(日)の確認です。

行徳公民館第2和室にて、10〜12時に活動を行います。


今後の予定:

2月22日(土):10-12時 行徳公民館第2和室
3月 1日(土):10-12時 未定(行徳公民館が休館のため)
3月 8日(土):10-12時 行徳公民館第2和室
3月15日(土):9:30-11:30 七中にて七中ブロックコミュニティークラブさん主催「囲碁・将棋・オセロ教室」に参加(原は不在です)。
3月22日(土):10-12時 行徳公民館第2和室


※上記いずれも無料です。


また、翌23日(日)に御徒町将棋センターに行きたい人は原に連絡ください。12時15分に行徳駅集合です。

公立高校の教育行政

千葉の県立高校のランキングと地域的な分布をみて度々思うことは・・・

こんなに人口の多い浦安・市川ですが、学力に合っていて通いやすい高校の選択というのが、意外にも難しいんじゃないでしょうか。特に偏差値が真ん中から上のほう。

千葉県全体で見ると、やはり千葉地区と船橋地区は、それぞれ県千葉・県船(高校)をいちばん上として、幅広い選択ができるようになっています。

どうしたんだ浦安、市川・・・と、言いたくなります。
まぁ千葉県は広いですので、全体として見たら西部地区は船橋が充実しているからいいだろうという感じでしょうかね。もっと考えてあげなければならない地区が、たくさんあることでしょう。贅沢は言えません。

県の行政に文句をつける訳にはゆきませんが、地元自治体にはぜひとも考えてもらいたいですね〜

少し横道にそれますが、浦安と市川が協力して「東京ベイ・浦安市川医療センター」という立派な病院が当代島に新しくできています。「施設や設備は素晴らしいが医師・看護婦などスタッフを確保するのに苦労している」という噂は聞くのですが、地域連携の試みとしては素晴らしいと思います。

同様にして、市立高校をつくってくれないかなぁ。一流大学を目指す学力をつけることが出来るプログラムを有するような。
受験生を持つ親御さんの多くが感じることでしょうが、こういうことって、受験の年になってみないと実感としてわからないんですよね。それで、気づくともぅ過ぎてしまっている。なので中々行政を動かすほど大きな声にならないが、長期的に見るとやはり重要な問題だと思います。地元の若い人材を、十分に伸ばせていないかもしれません。

合格発表

日付が変わって、いよいよ今日19日は千葉県では県立高校前期入試の合格発表日ですね。
朝の9時には各学校で、悲喜こもごものドラマとなることでしょう。

GSC全員合格を祈っていますが、うまくいかなくても、ここで崩れずにじっと辛抱して、後期に備えましょう。心が折れなければ大丈夫。終盤を楽しもうぜ〜ぃ。逆転といきましょう。


サクッとシンプル3手詰。

3手詰





解答:▲6一金△7二玉▲5二飛成まで3手詰。

1手詰募集

1手詰の詰将棋、よいアイデアがあったらぜひ、教室に持ってきてください。大募集(笑)。
将棋を始めたばかりの子に練習になりそうな問題、歓迎。

出来たら、似たような考え方を使う問題を何題かシリーズ化してくれたらありがたいです。
例えば下の2題のように。いずれも角道を通して王手する問題。

角道1


角道2




難しいかな・・・ まぁ1題でもよいので、出来たらぜひ見せてください。

上図の解答は、上が▲3三香成、下が▲3二飛成。

凧つくり

昨日の投稿「長崎けんか凧」、無視されるかと思いましたが、頑張ってついてきてくれた方々もいらっしゃったようで(笑)、ありがとうございます。

8年ほど前は、まだ将棋クラブも本格的にはやっておらず余裕ありましたので、小学校の凧作り体験などを手伝ったりもしていました。長崎ハタのようなものはそれこそ1機つくるのに一日がかりになってしまうので、誰にでも簡単にできるように普通の菱凧にして。骨も、竹から削るのではなく、ニトリで竹ひごを買ってきて。

写真はろうそくの火で横骨を曲げているところですが、これも必要なかったです。横骨の端と端を糸で引っ張って弓状にしたほうが簡単ですね。火はアブナイし。

竹ひご



テスト飛行。よく飛びます。

テスト飛行



左の図柄は、よく長崎ハタに使用されるものをつけてみました。右は「龍」。将棋駒の文字をたくさん作ったら面白いでしょうね(笑)。

日の丸と龍



ホントはやったらオモシロイでしょうけど。今は余裕がないですね〜。
今のGSCの子たちがお父さんお母さんになったら、その子供たちとやりましょうか(笑)。私がまだやっていれば。
将棋はキミたちにたのむよ(笑)。

七中教室中止の場合の確認について

昨日の七中「囲碁・将棋・オセロ教室」は中止だったのですね。
がんばって行ってしまった子も居ることでしょう。タイヘンな思いをしたのにガッカリでしたね。私が居れば直前にブログアップするのですが、不在していましたので確認しようがなかった方が多いと思います。

もう豪雪はないことを願いたいですが、来月も私は不在しますので(飛ばなかった飛行機を振り替えたため)、万が一同じような天候の場合は、過去に七中教室の際に配布された今後の予定などのチラシをお持ちの方は、そこに掲載されている問い合わせ先のご担当の方にお電話してみてください。わからない方は、来月また同じような天候の場合は金曜日までに私に連絡ください。

七中ブロックコミュニティークラブのWEB連絡板のようなものはありません。昨日のようなケースは私が通うようになってから7年間の中で初めてのことでした。ボランティア運営ですので、直前に中止が決定されても楽しみにしていた子供たちに告知する術がないという欠点は、どうかご理解いただき了承してあげてください。よろしくお願いいたします。

七中

長崎ケンカ凧 〜青の6番〜

中々、寝付けなかった。

真っ暗な田舎の夜。冬の冷たい空気は澄んで、音ひとつたてずしんとしている。霜柱が庭土の表面を持ち上げる音すら聴こえてきそうだ。除夜の鐘を聴いてすぐ神宮に初詣し、賑やかに正月を迎えたのはほんの一週間前だった。手を合わせ祈願したのは、今年一年のことよりもすぐ目の前のこと。三が日、鏡割りとあっという間に過ぎてゆき、新学期が始まろうとしている。そして明日は勝負の日。床の中で丸まっていると、悔しかった去年のことが思い出された。
「飛ぶっちゃが。なんでや」
もつれた糸を、引きちぎりたい。
「なんで負くっとかっ!」

昭和50年代。宮崎市の池内小学校は冬休み明けの始業式の午後に、校区の団地や集落の親子を対象として、地域をあげての凧あげ大会を主催していた。学校行事であり、集団登校のグループをチームとして全校生徒が参加する。ひとつの小学校の校区といっても、都会ではイメージしづらいほど広い。かなり広域に渡る住民の多くが熱中する、一大イベントである。年末から年始にかけ各チームは中心となる上級生の家に集い凧の制作に没頭しており、そこここの家で奮闘する親子たちと様々な形の凧が見られ、町に活気を与えていた。父母、とりわけお父さんたちの熱の入れようが半端ではなく、今から思えば地域に一体感がある、古き良き時代であった。

一年前、4年生のときに父が私たちのチームの制作を指揮するようになった。父は長崎県の出身で、昔よく飛ばしたという長崎のケンカ凧、現地では「ハタ」と呼ばれている型のものを導入した。
形は菱形。骨組みは立横に2本とシンプルだが、横骨を「へ」の字に曲げるのが特徴。これにより風が下に抜けやすい構造になり、浮力を受けて大きな角度で上昇できる。しかし暴れるのが難点で、風との対話が重要になる。操縦が難しいのだ。

我が家に集まりつくったハタであったが、本番にそれをあげたのは上級生だった。さすがに4年生の分際で5・6年生をさしおいてという訳にはゆかない。だが彼らは上手く操れず、凧は地べたを這うばかり。腹がたった私は糸巻きを奪い取って飛ばそうとした。そこへ他の凧が落ちてきて糸が絡まった。ほどこうとあせっていると、無情にも終了を告げるピストルの音。私はそのまま家に帰りわぁわぁ泣いたのだった。
「男が、泣くな。そん気持ゃ、忘るんな」
父も父なりに、初めての勝負に考えるところがあっただろう。そして、「負けっぱなしにすんな。次はなんでん勝て」というのは、幼年時代の私に対する父の一貫した教えだった。

鼓動が静まらず、布団から出た。床の間に自然と足が向く。暗闇の中、広いテーブルの上に2機のハタが寝ている。縦1mほどの大きさ。両方とも、青い長方形の枠の中に黒で数字の「6」が描かれている。青の6番が、我々のチームナンバーだ。
2機つくってあるのは、当日の風の強さによってどちらを飛ばすか選ぶのだ。ひとつは標準タイプ、もうひとつは風が弱い日のために、細い骨でつくってある。風さえあれば、標準のほうが安定する。
「どっちやろか。慎重にせんといかんな」
明日の午前は体育館や教室で、校長や担任の先生が新学期の心構えなど話すのを聞きながら、窓の外の鳥や木の葉の動きを観察することになるだろう。難しいのは、地面近くでは感じなくとも上空には気流が案外あるもの。うっかり凪いだ日だと判断して細い方を選ぶと、暴れて大変になる。

父母や仲間の子たちとの凧つくりは、現代にはない、夢のような時間だったと思う。
今ならまずはホームセンターに竹ひごを買いにゆくだろうが、当時は山に竹を取りにゆくところからであった。丁度よい具合に乾いた竹を探し、枯れ草の上をザクザクと歩きながら物色した。
家に帰るとそれをナタで割り、肥後の守ナイフで細く削って竹ひごをつくる。あぐらをかいた膝の上にぞうきんを敷き、ぐっとナイフを押し当て、竹棒を手前に引いて丹念に削ってゆく。
低学年の小さい子は、もちろん直接戦力にはならない。しかし、側に居て一緒に空気を感じているだけで幸せなのだ。たまに、
「おぅ、ちっとここ押さえちょって」
などと仕事をもらうと嬉しくて仕方がない。そんな風景であった。
ろうそくの火で丹念にあぶって、横骨をへの字カーブに曲げてゆく。息が詰まるような緊張感。ワクワクした眼差しの下級生たち。ゲーム機などないこの時代、子供たちにとりこれほどエキサイティングな娯楽はなかった。

前回の失敗を踏まえて、父と私はあらゆるケースを想定し、2重3重に周到に作戦を練った。
例えば昨年のように、他の凧が落ちてきて絡まってしまうことへの対策。スタートのピストルが鳴っても少しの間、動かずに様子を見ることにした。飛ばない凧は、すぐに落ちてくる。落ちる凧が落ちてから自分たちの凧をあげれば、巻き込まれるリスクが格段に減る。
また上空で絡まってしまったときのためには、ゲイラカイトを飛ばして絡ませ、相手の糸を切る練習をした。糸をたぐっては離し、たぐっては離す。のこぎりで挽くようにして相手の糸の一点に摩擦を加える。もともと長崎ハタは糸にガラス粉を塗ってそうした戦いをするためのケンカ凧。ガラス粉までは塗らないが、そのテクニックは応用できる。もちろんそんな事態は回避すべく接触を避けるのだが、最悪のケースが生じてもなお絶対に勝つための手段を持っておく。

「風があっときゃ、力を入れんで風に乗すっ。凪いだら、糸をたぐって浮力を稼ぐっ」
突風で凧が暴れバランスを崩して地面に近づいてくると、あげようとつい糸を引っ張ってしまいがちだ。しかし、それは逆効果である。そんなときは糸をフッと思い切り緩めて、糸が切れたように張力が断たれた状態にしてやるのだ。すると凧はひとりでにバランスをとり、フワフワと浮いてくる。そこでグッグッと加減しながら徐々に力を加え、立て直す。気流をつかまえ安定したら、もう大丈夫だ。
「そやから、欲張って糸を全部つこうたらイカンとぞ。何メーターかは余らしとかんと」
父の指導で、風を感じハタと一体になるまで、校庭で練習を重ねた。自分がハタになって上空で風乗りをしているというところにまで、感覚は達していた。

凍える空気の中で、2体の愛機と少しの時間を過ごした。うっとりするような、美しいフォルム。親指と人差し指で機体をつまんでみた。適度の張りを与えるため、霧吹きで紙に水を吹きかけ調整してある。抜かりはない。
「ここまでやらぁ、負けてん悔いはねぇやろ」
などとは、微塵も思わない。
「優勝。それ以外や、負けじゃ」
そう、固く心に誓っている。実際、1等以外のイメージが、不思議なほどに無かった。

再び布団に入る。心臓の鳴りは少し、穏やかになっていた。大空に舞う青の6番を頭に思い浮かべながら、静かに眠りに落ちていった。


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息子が小学に上がった頃、宮崎に帰省する時に、
「親子3代で凧をつくってみんや?」
と父に事前に電話で提案したことがある。
実家に着くと早速、おじいちゃん(父)はにっこりして、一本の竹を指差したのだった。用意してくれていたのだ。

長崎ハタ懐かしい、ハタつくりが始まった。
自分に驚いたことに、竹棒をナイフで削って竹ひごをつくる感覚を、30年近くもの空白を経てなお、体が覚えていた。毎年繰り返し、数えきれないくらいの凧骨を削っていたのだ。染みついてしまっているのだろう。あきれたものだ、そう思いながら、ひざの上に乗せた雑巾の上で竹をひいた。

千葉へ持って帰れるように、小ぶりのハタをつくった。それを校庭にあげにゆく。
池内小学校は、小高い丘の上にある。新春の凧あげ大会は、さながら眼下の町や農村を客席としたパフォーマンスショーのようでもあった。
「おっ、青の6番があがっちょるが」
と、そういえば大会に卒業生のお父さんが駆け付けてくれたのだった。とても嬉しかったのを覚えている。

5年、6年と、大会では2年連続して優勝を飾った。
伝統は弟の代まで引き継がれ、凧師の原家の名は不動のものとなった。もちろん青の6番は目標とされ、二年目からは死闘や確執、競技ルールの問題によるトラブルといったことを経験してゆくことになるのだが。

今日は穏やかな日だ。小ぶりのハタはスーッと青い空に吸い込まれ、気持ちよさそうに泳いでいる。息子に糸巻きと糸を握らせてみた。なんもわからんでいい。おじいちゃんと父ちゃんと、田舎で凧をつくって飛ばしたことがあったな。それだけ覚えちょってくれたら、そいでいい。

ふと、背後に気配を感じた。そう、そうだったと笑みがこぼれた。私は操縦のため、軍手をして両手とも糸を握っていたのだ。両手両足を大きく使い、風と向き合っていた。そして後ろで糸巻きを2・3名の下級生に持たせていた。
「こん凧は暴るっかい、オレが手ぇすべらすかもしらん。したらオマエたち、凧が飛んでいかんごつ、頼むぞ」
下級生たちは、死んでも離すもんかと糸巻きをぎゅっと胸に抱いて握りしめていたのだった。ありがとう。オマエたちんおかげで、オレは安心して勝負できたとよね。

人々はみな、貧しかった。生きるだけで、精一杯だった。
這いつくばるような生活の中でほんの一瞬、一銭の得にもならない、そしてその先にこれといって何もない、勝負にすべてを懸ける日々を、一所の土地にに暮らす人々と共有できた時があった。

空しいことだよと言う人があれば、敢えて反論するつもりはない。しかし、ひとつだけ言えることがある。
どれだけお金を積んだとしても、あのような思い出を買うことは出来ないだろう。

体育館の赤い屋根。そのはるか上空で真っ白な、青の6番の息子が無邪気に遊んでいた。

欠航

残念。飛行機が欠航となり、宮崎行きは叶いませんでした。

キャンセル待ちも可能性が少なくなり、行徳の自宅へ戻ってきています。なので居るのですが、いったんお休みにしましたので、明日は休みとさせてください。スイマセン、疲れました(笑)。

欠航



尚、丁度1ヶ月後の3月15〜16日に振り替えいたしますので、来月もう一度、七中不在・日曜休みと将棋教室の皆さんにご迷惑おかけします。ご理解のほど、どうかよろしくお願いします。

連絡事項など

一難去ってまた一難ですね。再び雪です。

20140214雪


明日の七中教室に行く子はくれぐれも注意してください。天気予報では雪はピークを過ぎ雨になるらしいですが、路面は滑りやすくなっているはずです。転んでけがをしたりしないよう、気を付けてください。

申し訳ないのですが私は明日の七中教室は不在となります。ボランティアの方々の指示に従い、礼儀よく時間を過ごしてください。日曜の道場付き添いもお休みさせていただきます。

父が高齢で病気していることもあり、高校の前期試験を終えたばかりの息子と実家の宮崎へとんぼ帰りしてきます。ご理解のほど、どうかよろしくお願いいたします。(飛行機が飛ぶだろうか・・・)
ブログ更新は、予約投稿機能にて16日(日)の0:05(15日の深夜)にエッセイ「長崎ケンカ凧 〜青の6番〜」をアップします。


今後の大会ですが、4月20日(日)に「将棋教室名人戦」という大会が今年新しく出来ていましすので、これに参加しましょう。中学生まで対象です。詳細は日本将棋連盟サイトにて。
先にご案内しました3月9日(日)に木更津で行われる鈴木環那杯アクア将棋大会も、希望される方は事務局へ問い合わせ空きがあれば各自ご参加ください。


3手詰です。

3手詰






解答:▲4一銀△4三玉▲4四金まで3手詰。

親子で楽しむ1手詰 持ち駒が桂馬

親子で楽しむ1手詰シリーズ。今日は、「持ち駒が桂馬」です。

単純に正解を確認することよりも、玉を逃げたり打った駒を取ったりして子供さんとコミュニケーションすることのほうが大切です。ぜひ楽しんで行ってください。


すすめかた:
1.問題図の通りに駒を並べて、桂馬を子供さんに渡してください。
  「桂馬をどこに置いたら勝ちでしょう?」と質問して考えさせてください。
2.茶色の場所に子供さんが桂馬を置いたら、
  「スゴ〜イ、正解」と、まずは一度ほめてあげます。
3.問題1・2・5・6は、「王様がここに逃げたらどうする?それじゃここは?」
  と言いながら、色んな場所に玉を動かしてください。黄色のマスには金が、青色のマスには飛車が利いています。黄色のマスに動いたときには金でパシャッ、青色のマスに動いたときには飛車でパシャッと子供さんが玉を捕まえられることを確認してください。
4.問題4と6は「じゃぁ、この桂馬を、とっちゃったらどうする?」
  と言って、銀で桂馬をとってください。問題4は角で、問題6は香車でその玉をパシャッと捕まえられることを確認してください。
  「はーい、正解。桂馬がとられても角(香車)が居ました〜。勝ちィ〜」
  と言って、ほめてあげてください。

では、問題です。

桂馬の1手詰 問題1:
桂馬の1手詰め1


桂馬の1手詰 問題1解答: ▲4三桂
桂馬の1手詰め1解答




桂馬の1手詰 問題2:
桂馬の1手詰め2


桂馬の1手詰 問題2解答: ▲4三桂
桂馬の1手詰め2解答




桂馬の1手詰 問題3:
桂馬の1手詰め3


桂馬の1手詰 問題3解答: ▲2三桂
桂馬の1手詰め3解答




桂馬の1手詰 問題4:
桂馬の1手詰め4


桂馬の1手詰 問題4解答: ▲2三桂
桂馬の1手詰め4解答




桂馬銀の1手詰 問題5:
桂馬の1手詰め5


桂馬の1手詰 問題5解答: ▲2四桂
桂馬の1手詰め5解答




桂馬銀の1手詰 問題6:
桂馬の1手詰め6


桂馬の1手詰 問題6解答: ▲2四桂
桂馬の1手詰め6解答

2月15日(土)の確認

2月15日(土)の確認です。

七中(行徳公民館の隣)にて七中ブロックコミュニティークラブさん主催の「囲碁・将棋・オセロ教室」に参加お願いします。時間は9:30〜11:30です。
上履きを持参してください。

※恐れ入りますが、私はこの日は不在となります。コミュニティークラブのボランティアの方々の指示をよく聞いて、礼儀正しく時間を過ごしてください。



今後の予定:

2月15日(土):9:30-11:30 七中にて七中ブロックコミュニティークラブさん主催「囲碁・将棋・オセロ教室」に参加(原は不在です)。
2月22日(土):10-12時 行徳公民館第2和室

3月 1日(土):10-12時 未定(行徳公民館が休館のため)
3月 8日(土):10-12時 行徳公民館第2和室
3月15日(土):9:30-11:30 七中にて七中ブロックコミュニティークラブさん主催「囲碁・将棋・オセロ教室」に参加。
3月22日(土):10-12時 行徳公民館第2和室



※上記いずれも無料です。

千葉県立高校入試・中3のみなさんがんばって

今日・明日は千葉では県立高校の入学試験の日ですね。一日目の学科試験を終えて、みなさんいかがですか?
明日の面接もがんばってください。

もしうまくゆかなくても、気持ちを切り替えて後期試験を目指してください。将棋で培った終盤力を生かして挽回しましょう!

今の中3はGSCでも人数がけっこう居た世代。「高校では将棋部に入りたい」と言ってくれている子もいて、楽しみにしています。



本題と関係ありませんが、マイセンでつくった9手詰め詰将棋。手数は長いですが、単純なので解きやすいと思います。

9手詰め





解答:
▲3一銀△3二玉▲6二飛成△3一玉▲4三桂△4一玉▲5一竜△3二玉▲3一竜まで9手詰。

第2回ショコラトーナメント

2月11日(火・祝)、LPSA芝浦サロンにて行われた第2回ショコラトーナメントのビターショコラ(5級以下)クラスに、GSGから3名が参加しました。

私自身は会場に参りませんでしたが、保護者の方からいただいた写真を掲載させていただきます。
左から、及川紀美さん、矢部綾乃さん、西岡栄美さん。

2014ショコラ1


ハルミ入賞3人とも、2勝2敗だったとのこと。とてもよくがんばってくれました。健闘を称えたいです。

西岡栄美(にしおかはるみ)さん(新浜小1年)は5位に入賞。今日のラッキーガールでした。



下の写真は賞品でしょうか参加賞でしょうか。これはイイですね〜。もったいなくて食べられないですね(笑)

2014ショコラ2



2014ショコラ4(2月13日追記)

LPSA様、リツイートありがとうございます。

外の看板の写真を追加します(笑)。

小学生名人戦東京23区予選

行徳のみなさんスイマセン。日曜の朝9時過ぎくらいに、行徳駅前通りの車道を自転車で疾走していたのは私です。。。(歩道は雪に覆われているので、車のタイヤ跡の上を)


2月9日(日)は小学生名人戦の東京都予選でした。GSCからは、東京23区予選に2名が参加しました。

小学生名人戦東京23区予選



名人戦クラスは2勝通過・2勝失格の予選を行い、20名ほどが決勝トーナメントに進みます。
このクラスに出場した浦野雅都くん(江戸川区立下鎌田東小4年)が見事、予選を突破してくれました! 強豪ひしめく中、立派です。

先日メンタルに関する記事を書きましたが、浦野くんについては除外。相手は強いんじゃないかとか、負けちゃったらどうしようとか、そういうマイナスのイメージが全くない(笑)。過去の実績でも、JT杯のようなデカい大会で結果が出やすい気質を持っています。

決勝Tを勝ってゆくために、丁寧に読みを入れて最善手を選択する癖をつけるとよいですね。下図はハイライトシーン。ここまで素晴らしい指し回しでした。先手表示が浦野くん。手番です。

小学生名人戦決勝T


端に傷があるのが不安ですが、駒得で若干有利だろうと思います。ただ、勝ちきるのは大変。どう指してゆけばよかったか、みなさんも考えてみてください。次の一手問題のようなスパッと気持ちいい正解があるわけではありませんが、まるで人生の選択のような、いい局面だと思います。


サイゴンビールもののわさんに最近入荷した、サイゴンビール。

先日紹介した「333(バーバーバー)」より少しコクがあります。

雪のマイセンライブ

雪のマイセンライブバカですよね。

何と、今日はマイセンライブ。

夕方、吹雪がピークの時間帯に家を出ました。

ハードケースにギターを入れて。ひざまである魚釣り用の長靴をはいて。


こそここにスタックした車が放りだしてあります。

雪の幸1丁目



日本中で、今日予定されていた催し物の関係者や出演者、参加者のみなさんは大変だったことでしょう。お疲れ様でした。

そうそう、最近は嘉門達夫さんやはなわさんのコミックソングを聴きこんでいます。次にもののわさんでGSCのホームパーティーをやるときには、たっぷり1時間くら笑っていただけるよう準備したいと思います(笑)。
はなわさんの都道府県の歌は社会科の勉強になるんじゃないかな。色々な統計や各地の特産品など、よく調べているなぁと感心します。

2月8日(土)の風景

2月8日(土)午前、行徳公民館第2和室にて行徳将棋クラブ活動。

法政大1名、行徳小1名、新浜小5名、南新浜小1名、富美浜小1名、塩焼小1名、幸小2名、葛飾小1名、未就学1、名計14名。


基本、ムリな日。

雪の日



大学将棋部の方が覗いてくれました。強いです。上位陣と指していただいて、ありがたかったです。空いている日にはぜひまたお越しください。よろしくお願いします。

子供さんを連れて来てくださった保護者のみなさま、お疲れ様でした。帰りはもう、普通のタイヤで車を走らせるのは危険なほどでしたね。大丈夫だったでしょうか。

電車の子もひとりいました。大変だったね。電話で確認したところ、無事帰りついたとのこと。よかった。


公民館周辺の写真を撮ればよかったのですが、そんな心の余裕もありませんでした。下は、帰って来てから撮った我が家の前。

大雪警報 2月8日(土)教室に来る際はくれぐれもご注意を

前稿で、
『降る雪は いつまで降るか』 雰囲気あるなぁ・・・
とか、のんきなことを書きましたが、冗談ではないですね。明日は大雪警報が出ています。

どのような状況になるかわかりませんが、いかなる場合も行徳公民館第2和室を10−12時に開けて将棋を出来るように準備はしておきます。

一日中降り続くかもしれないとのことなので、車もリスキーですね。各ご家庭の判断にお任せしますが、くれぐれも無理をしないでください。来られる場合には、事故やけがの無いようご注意ください。

中原中也

Book Off 行徳駅前店にて、「中原中也全詩歌集」上下巻を購入。
3100円が、500円くらいで済んだ。ラッキー。

実は大学の大先輩。何冊も持っていて、たいがい知っていると思っていましたが、知らない詩もあり、収穫。
短歌や俳句、それに書きかけのメモのようなものまで載っていて、マニアにはたまらん。

『鉛筆が一本あれば年が明け』
いいっすねー、先輩!

『降る雪は
  いつまで降るか』
羨ましい(笑)。何気ない書きかけのメモですら、何だかワカラナイけど雰囲気があります。

2月8日(土)の確認

2月8日(土)の確認です。

行徳公民館第2和室にて10−12時に活動を行います。


今後の予定:

2月 8日(土):10-12時 行徳公民館第2和室
2月15日(土):9:30-11:30 七中にて七中ブロックコミュニティークラブさん主催「囲碁・将棋・オセロ教室」に参加(原は不在です)。
2月22日(土):10-12時 行徳公民館第2和室

3月 1日(土):10-12時 未定(行徳公民館が休館のため)
3月 8日(土):10-12時 行徳公民館第2和室
3月15日(土):9:30-11:30 七中にて七中ブロックコミュニティークラブさん主催「囲碁・将棋・オセロ教室」に参加。
3月22日(土):10-12時 行徳公民館第2和室



※上記いずれも無料です。

序盤戦術について

GSCの特に高学年の上位選手たち、みなさん勉強熱心でオールラウンダーですね。ちょっとここらで、序盤戦術を考えてみてください。

中飛車書籍例えばゴキゲン中飛車を使い有段者クラスで勝っていこうとする有力選手なら、これくらいの分量の書籍は目を通して主な変化は頭に入っているはずです。

これでもけっこう抜けているのがあります。

ノーマル振り飛車はもっと多いかもしれない。例えば四間飛車なら、藤井猛九段の「四間飛車の急所」1〜4巻と相振りの備えで「相振り飛車を指しこなす本」1〜4巻、それに棋譜並べ用に「必勝四間飛車」の急戦編・持久戦編と「相振り飛車の正体」。ざっと11冊はおすすめしたいところです。
同じ四間飛車でも穴熊をやってしまうと、また同じくらいの分量が別に必要になります。

居飛車はさらににタイヘンです。

有段者クラスでは完成度と経験値の高い戦法を使わないと勝てませんが、ひとつの戦法だけでも相当にやることがあります。毎日好きなだけ将棋ができる環境ならよいのですが、そうでないならば、いったんは序盤戦術についてはなるべく絞り込んで指してその戦法の経験値を上げてゆくことをおすすめします。

「教室や道場で同じ戦法ばかり使い続けると手が読まれる」という事情があるかもしれませんが、読まれてもさらにその奥深く対策を積み重ね、グイグイ深く掘り下げていくのがよいです。

「ひゃ〜、ひとつもムリ。本を読んでお家で勉強なんてできない」
という子は、それでもよいです。その場合は、現在流行している戦法や小学生の大会でよく使われる戦法を避けて(定跡を勉強している子にかなわないので)作戦を立てましょう。相談してください。一緒に考えましょう。
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千葉県市川市の行徳将棋クラブを運営している原伸一です。ブログの更新情報をお届けしてゆきます。2020年11月米大統領選より関連情報の収集・発信に注力しています。
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毎週日曜日23時〜23時半 YouTubeライブ。
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GSG5(行徳将棋ガールズ)
GSG(Gyotoku Shogi Girls)は、行徳将棋クラブの女子のこと。音楽も大好きで、2013年女子アマ団体戦で歌を歌ってベストパフォーマンス賞をいただきました。
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ハラ

フォークシンガー原
(原 伸一)

1967年生。千葉県市川市の南部、行徳・妙典でアコースティックライブの主催等の活動を行っています。また、将棋教室を開いています。

将棋教室の情報は以下サイトにて。

http://gyotoku.livedoor.biz
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