Hara Blog

千葉県市川市の行徳で弾き語り活動を行っている、フォークシンガー原の日記です。公認将棋指導員として、子供たちの将棋の話題なども。

コメント欄の運用について。様々な経緯から、次のようにさせていただいています: ブログ主およびコメント投稿者含め、互いの意見に対する反論や、ネガティブなニュアンスを感じさせるとブログ主が判断したものは、削除します。続く人はブロックし、解除しません。何卒ご了承ください。

2012年10月

10月31日(水)の風景

10月31日(水)、行徳公民館第5学習室にて行徳将棋クラブ練習会行いました。参加10名。

ブログを見て窮状を見かねたか(笑)、お父さんお母さんも参加してくれました。ありがたかったです。

来週は私の都合で木曜日(8日)に行います。その次もう1回14日(水)に行って、JT杯を迎えましょう。


※追記
上記10月8日ですが、7日(水)に変更します。

10月31日(水)の確認

10月31日(水)18時から20時、行徳公民館第5学習室にて盤駒準備しています。練習環境が欲しい子はどうぞ来てください。

空き時間に自主学習できるよう、詰将棋や将棋の本を持参してください。

社団戦最終日

10月28日(日)、浜松町貿易センタービルにて社団戦最終日。

個人成績0勝3敗。チームの足を引っ張り続けました。スイマセン。

最近教室で子供たち相手に相振り飛車をやる必要が出てきたため、公式戦で自分自身も使って経験値を上げたいというのがこの日のテーマでした。チームメイトの皆さんに結果的には申し訳ないことになりました。

1局目。敗着は序盤。下図は相手が△1四歩と突いてきたところ。これに対し▲1六歩と受けたのが大間違い。あとは将棋にならずボロボロでした。言葉もなかった。
社団戦2012最終1



2局目。筋違い角に対して右四間に組んでいたところ、ポカで2九の桂を角成りでボロッととられゲームセット。心をリセットできていなかったのでしょう。


3局目。1局目に引き続き後手3三角戦法を相手に。今度はしっかり慎重に進め、勝勢に。
社団戦2012最終

上図からどーやったら負けることが可能なのか不思議。いい手がいっぱい見えます。とにかく何をやってもよかった。
敗因は、時間。きっちり考えて局面を優勢に出来たのはよかったのですが、終盤で持ち時間に10分くらい差がついていました。秒に追われて、悪いほうへ手がいってしまいました。

ちなみに、今シーズンは勝ち将棋を時計押し忘れで切れ負けというのを2局もやってしまいました。局面の優劣とは別に「時間」という要素が、やはり大きい。指し込んで経験を積んだ完成度の高い戦法でのぞまないと勝てないということを、身にしみて感じました。

10月27日(土)の風景

10月27日(土)午前、行徳公民館第2和室にて、行徳将棋クラブ活動。

南行徳小2名、新浜小2名、南新浜小4名、塩焼小2名、高洲小1名、高洲北小1名、北部小1名、下鎌田東小2名、稔台小1名、未就学4名。体験1名。計19名。


オープンスクールの学校が多く、人数少なめでした。

水筒の忘れものあり。黒グレーの円筒状のものです。すいませんが、水筒・帽子・上着など、体から外すことがあるものには名前をどこかに書いておいていただけると助かります。

今日は未就学組に詰将棋にチャレンジしてもらいました。まだ1手詰めレベルだろうと思っていた子が3手詰めをすらすら解くのでびっくり。子供の脳神経の発達は速いですね。

来週は公民館が祝日でお休みとなりますので、押切自治会館にて行います。場所を間違えないようご注意ください。

10月27日(土)の確認

10月27日(土)行徳将棋クラブ活動の確認です。
行徳公民館第2和室にて、10-12時に活動を行います。


今後の予定

10月27日(土):10-12時 行徳公民館第2和室 
10月31日(水):18-20時 行徳公民館第5学習室
11月 3日(土):10-12時 押切自治会館(予定)
11月10日(土):10-12時 行徳公民館第2和室
11月17日(土):9:30-11:30 七中(七中ブロックコミュニティークラブさん主催「囲碁・将棋・オセロ教室」に参加)

※上記すべて無料です。

盤駒セット

将棋に興味を持った子供さんが、辞めないでずっと続けていきそうだなと思われるところまできましたら、出来ましたら、そこそこしっかりした盤・駒・駒台の3点セットをそろえてあげていただけると、ありがたいです。

というか・・・ 助かります。

行徳将棋クラブは悲しいことに、ビニ盤・プラ駒を使用しています。子供たち、遊ぶんですよね〜。山崩しとか回り将棋くらいならいいんですが、はじいたり投げたりします。
「将棋駒はオモチャじゃないよっ!」
と教室では繰り返し叫んでおりますが、オモチャじゃないというのを理解する感覚がないと難しい。

家にあるのも折りたたみベニヤ盤とプラ駒あるいは番太郎駒(スタンプ印字の駒)のようなものですと、恐らく他のブロックなどのおもちゃと並列に扱っているはず。普段そうだと、教室でイキナリ「おもちゃと違うからねっ!」と言われても、説得力がないかもしれないです。

家にいい道具がある子や、道場などでいい盤駒を使う機会のある子は、明らかにおもちゃと違うというのを感覚的に理解しているようなんですよね〜。そういう子は、ビニ盤プラ駒でも遊ばないように見えます。

将棋盤は、足つきは住宅事情からしてなかなか難しいところが多いと思いますので、2寸盤(厚さ約6センチの足なし卓上用盤)がおすすめです。2寸ともなると、けっこう威厳があります。
材質は、本かやが弾力があって指した感触がイイですが、最初は価格が手ごろな新かや(北米などを産地とするスプルース材)でもいいと思います。

盤だけでなく、持ち駒を置く駒台もどうかお忘れなく。盤の厚さに対応した駒台があります。

駒は、彫り駒なら「上彫り」と書いてあるものがよいです。「中彫り」などですと省略文字なので、慣れれば何てことはないのかもしれませんが、やや違和感あるかもしれません。漆の書き駒でもよいでしょう。
材質は、御蔵島産のみくら黄楊(つげ)が最上とされていますが、最初からそこまでいかなくてよいでしょう(笑)。東南アジア産のシャム黄楊などで十分と思います。

ご参考まで、ネットで色々さがしてみたのですが、こちらのセットなど、最初に揃える道具としては必要十分かつ価格的にも手ごろかなと思います。

ただ、盤の木目がなるべく綺麗なものがいいとか、駒に不良がないか(漆がはがれている箇所があったりしないか)など、見てから購入したいということも、ありますね。私の知るかぎり、首都圏ですと新宿の青山碁盤店さんは良いお店だと思います。

10月24日(水)の風景

10月24日(水)18-20時、行徳公民館第5学習室にて行徳将棋クラブ活動。

参加11名。
もしかするとと思っていたのですが、普段参加できない中学生が参加してくれました。
予想外に低学年の子たちも来てくれたのは嬉しいんですけどね〜、土曜日のように同じくらいの子がたくさん居ないため、間が持たないです。間が持たないと荒れてくる。荒れてくると私がどこにも集中できないため、あまり良い稽古ではありませんでした。

う〜ん、これだとあまり有意義とはいえない。ですが、来週水曜日10月31日(水)は何とか改善を期待して、やります。18-20時、同じ時間帯に行います。


保護者の方へ、申し訳ないのですがお願いがございます。平日につきましては、「静かに自習できる子」のみの参加ということで、お願いします。詰将棋や将棋の本を持たせてください。特に低学年の子は、あっという間に対局が終わってしまうため、空き時間のほうが多くなります。
自習なら自宅でも出来る訳ですが、受験勉強と同じで、周りに友だちが居てそれぞれ熱心に自分の課題に取り組んでいるという環境の中にいるほうがやる気が起きます。その状況を理想におきたいと考えますので、ご理解ご協力のほど、どうかよろしくお願いします。

10月24日(水)の確認

10月24日(水)行徳将棋クラブ活動の確認です。

18時から20時、行徳公民館第5学習室にて盤駒用意しています。練習環境の欲しい子はどうぞ来てください。
第5学習室は、4階にあります。

保護者の方にお願いですが、子供さんが参加される場合、詰将棋の本など持参し早めに着いた場合など廊下の椅子に座って静かに自習するよう念押しください。
私は18時丁度あたりにしか行けませんが、待ち時間に子供たちが騒ぐようですと、公民館利用が難しくなります。

この企画は、あまり良いことではないかもしれません。平日のこの時間帯設定は、小学生の生活リズムを考慮すると遅すぎます。臨時的な試みとご理解ください。
くれぐれも、無理しては参加することのないようお願いします。

妙典祭り

21日(日)は、妙典祭りでした。妙典駅バスロータリーをスタジアムと化し、盛大に行われました。

妙典祭り2012



悪天候にみまわれることが多いこの祭りですが、今年は本当に気持ちの良い秋晴れの一日でした。

出演の各団体の皆さん、着実にレベルアップしていますね。妙典小のコーラスは、難易度の高いアカペラ曲を見事に聴かせてくださいました。また、トリの妙典シンフォニックさんの柔らかい染みいるような秋の曲メドレーの音も印象に残りました。

サンデーサティーズは、いやぁ参りました。モニターの関係で自分の音がよく聞こえず、ちょっと力みすぎでした。でも、盛り上げどころでの登場で、会場のテンションアゲの役割は果たせたのではと思います。

また来年、よいステージが出来ればよいなと思います。

週刊誌に将棋の特集

日本将棋連盟のHPでも紹介されているのですが、10月26日号の週刊ポスト誌でかなりの誌面を割いて将棋の特集がされています。
ポストは行徳駅そばの喫茶マイセンに置いてありまして、たまたま目にして驚きました。一般誌でこんなに大きくとり上げてくれるというのは、将棋界としてはありがたいことです。

「棋史に残る死闘7番勝負」がメインなのですが、個人的には、末尾に掲載されていた島朗九段のインタビュー「羽生世代 最強の秘密」を興味深く読みました。

「羽生世代」は、島研のメンバーであった森内名人、羽生三冠、佐藤王将を主にさすのだと思いますが、島九段曰く、彼らの強さの秘密はストイックさであるとのこと。
(ストイック・・・自分の決めた通りにきびしく自分自身をコントロールしてゆくさま)

素晴らしい洞察と感じた箇所を、幾つかメモしてきました。

・ 人間、ストイックさというのは、いつか崩れてゆくものだと思っていましたが、(羽生世代は)全然崩れない。

・ 努力すること自体はそんな特筆すべきことではない。目標があって自分の力が伸びていれば、努力なんて何てことはない。でも成果が出ないときこそ、人間挫(くじ)けていく。

・ 個人でも組織でも、崩れていくのは内側からじゃないですか。勝負事は自滅していくことがほとんどですよね。

う〜ん、挫けてばかりの私は身にしみて感じます(笑)。そうです、そうです。
勉強したらしただけ、どんどん勝てるようになるなら、時間を忘れて勉強に没頭できる。努力しているなんて感じない。楽しくて仕方がない。

問題は、一生懸命がんばっているつもりでも、勝てないとき。
「あーあ、どうしたら勝てるのかなぁ」
なんてグチグチ言って、稽古しなくなる。

どんなに勝ちに見放されても、自分が決めた稽古を、感情に流されずにコツコツ続けられること。
ここが大事。楽しかろうが苦しかろうが、面白かろうがつまんなかろうが、調子よかろうがドップリ落ち込んでいようが、どんな気持ち・いかなる状況のときでも、決めたことを淡々とやり続ける。これが長期的な強さの秘密。


とってもいい特集だなぁと思いまして、高学年以上の子などにはぜひおすすめなのですが、すぐ後のページがヌードグラビアへと続いてしまいまして、ちょっとキビしいですねぇ。残念。

10月20日(土)の風景

10月20日(土)午前、行徳公民館第2和室にて行徳将棋クラブ活動。

南行徳小2名、新浜小2名、南新浜小4名、塩焼小2名、高洲小1名、高洲北小1名、北部小1名、下鎌田東小2名、稔台小1名、未就学4名。計20名


すでに、木場公園の青空将棋教室に行った子もいるみたいですね(笑)。
明日も良い天気のようですね。保護者の皆さま、お時間ありましたらぜひ子供さんを連れて行ってあげてください。よろしくおねがいします。

10月20日(土)の確認および平日臨時増設のご案内

10月20日(土)行徳将棋クラブ活動の確認です。
行徳公民館第2和室にて、10-12時に活動を行います。

また、来週は平日の臨時クラスを試みます。
11月の大会(女子アマ団体戦、市川市民大会、JT杯)は祭りイベント的なものであまり勝ち星を意識してのぞむ必要はないとは思いますが、子供さんたちの成長が目覚ましいので、この秋の大会シーズンを利用して伸びるところまで伸びちゃってもらおうと、ひとり盛り上がっています(笑)。

とりあえず、10月24日(水)18-20時に行徳公民館の第5学習室(いつもの建物の4階です)をとりました。盤・駒用意しておきますので、練習したい子は来てください。
まずはこの日、試しにやってみて、私ひとりポツンとなるようでしたら企画倒れということで、やめにします。ある程度集まるようでしたら、JT杯まで週一でやってみたいと考えています。


今後の予定

10月13日(土):10-12時 押切自治会館
10月20日(土):10-12時 行徳公民館第2和室
10月24日(水):18-20時 行徳公民館第5学習室
10月27日(土):10-12時 行徳公民館第2和室 
11月 3日(土):10-12時 押切自治会館(予定)
11月10日(土):10-12時 行徳公民館第2和室

※上記すべて無料です。

市川市民大会申し込み締め切りは10月28日

11月11日(日)市川市民大会の申し込み締め切りが10月28日(日)となっています。

申し込み先は個人のためブログ掲載は控えます。先ほど行徳将棋クラブの皆さまへは概要をメールいたしましたが、「受け取っていない」という方はご連絡ください。サーバーの相性のせいか、エラーになってしまうケースがあります。

11月は大会が多く楽しみですね。がんばりましょう。

第7回妙典祭り

今週末10月21日(日)に、第7回妙典祭りが開催されます。詳細はこちら

この祭りの売りは、何といっても妙典駅バスロータリーに組まれる特設ステージでの出し物。初回からレギュラーのサンデーサティーズ、もちろん今年も出演します。プログラムはこちら

千葉県でもレベルが高く有名な吹奏楽の各団体は楽しみです。演奏だけでなくエンターテインメント性にも見ごたえあり、昨年は妙典中が「ゲゲゲの鬼太郎」のカブりもので妖怪大集合のド迫力のステージングでした。今年は何を見せてくれるのでしょう、ワクワクです。

21日は晴れたらぜひ、将棋の子は木場公園へ、ダンスや音楽好きの方は妙典へお越しください(笑)。
尚、雨天中止となります。

台風が心配ですね。日本列島へアタックするとすれば19日から20日前後になりそう。台風情報に注意したいと思います。

サンデーサティーズの練習風景を少しだけ。今回は初めての試みで、短い時間にイッパイ聴いた気持ちになってもらおうと、ヒット曲メドレーを用意しています。

江東区民まつり「青空将棋教室」

今週末、10月20日(土)・21日(日)の2日間にわたり、江東区の木場公園(東西線木場駅下車)にて「江東区民まつり」が開催されます。その中で、深川棋友会さん主催の「青空将棋教室」が開催されます。詳細はこちら

プロ棋士の指導対局が無料で受けられます。楽しいイベントですので、ぜひ参加おすすめします。

例年、広い木場公園に所狭しと飲食の屋台や様々の企業さんの広告を兼ねたレクリエーションブースが出店されます。将棋以外にも面白いことがいっぱい見つかると思います。

指導対局を駒落ちで教わる時なのですが、駒落ち定跡を知らない子は、普段平手で使っている戦法を使いましょう。矢倉や四間飛車、中飛車など。しっかり矢倉や美濃囲いに囲ってから戦いましょう。

10月13日(土)の風景

10月13日(土)午前、押切自治会館にて行徳将棋クラブ活動。

南行徳小5名、新浜小3名、南新浜小3名、富美浜小1名、塩焼小1名、高洲北小1名、明海小1名、葛飾小2名、下鎌田東小2名、稔台小1名、未就学6名。計26名。


未就学の子が多くなりました。
「次の相手は誰ですか?」
と、次から次に積極的。
「対戦はイヤだけど詰将棋は好き〜」
という子も。おっしゃ、それでいきましょう。毎年春に詰将棋の大会というのもありますので、詰将棋だけでも楽しみありますよー。

20世紀少年

金曜ロードショー「20世紀少年」3週連続放送の第一夜。もう何度も見ましたが、また見てしまう。草むらの秘密基地ごっこ、ディランの「ライク・ア・ローリング・ストーン」。そのまま自分の原風景。

娯楽映画なので厳しい批評家からは評価の対象外なのかもしれませんが、泣いてしまう。3週目26日の夜はきっと私、目を真っ赤にしてボロボロになってます(笑)。

主人公の遠藤ケンヂは、キャラはちと違いますがフォークファンなら思い浮かぶ遠藤賢司。
名曲「カレーライス」の一節:
『う〜んとってもいい匂いだな
ぼくは寝ころんでテレビを見てるよ
そしたら誰かがぱーっとお腹を切っちゃったって
う〜ん痛いだろうにねぇ』
何気ない日常の中に、三島由紀夫の割腹自殺を歌いこんでいます。

「無機的な、空っぽな、ニュートラルな、抜け目のない経済大国が極東の一角に残るだろう」
三島由紀夫の亡くなる少し前の言葉だそうです。その通りになったと石原都知事は三島没後40周年のインタビューで述べています。でも彼は、三島が自ら命を絶ってしまったことに不満。
「何の役にもたっていない。今生きて行動を起こさなかったら意味がないじゃないですか」
・・・これが2年前2010年のこと。そして彼は、行動を起こした。

騒がしくなってしまいましたが、囲碁や将棋のファンは中国や韓国にも大勢居る。国家を超えて、私たちは互いに尊敬しあい固い友情で結ばれていたいと思います。

など、とりとめもないことをグルグルと思いめぐらしながら盤上で駒を並べています。フルル杯で見えた課題が山積(笑)。

10月13日(土)の確認

10月13日(土)行徳将棋クラブ活動の確認です。

押切自治会館にて、10-12時に活動を行います。
行徳公民館は設備点検のため使用できません。場所は押切自治会館です。ご注意ください。


今後の予定

10月13日(土):10-12時 押切自治会館
10月20日(土):10-12時 行徳公民館第2和室
10月27日(土):10-12時 行徳公民館第2和室 
11月 3日(土):10-12時 押切自治会館(予定)
11月10日(土):10-12時 行徳公民館第2和室


※上記すべて無料です。

悔しい

みんなー、悔しがってますか〜?

私は悔しがってま〜す! 7日帰ってきてから、フルル杯で負けた対局を繰り返し盤で並べていますよー。

例えば下図は低学年B対局より、△5六歩と攻めてきた局面。どんぴしゃりではないかもしれませんが、こんな局面でした。せっかくキレイに矢倉に組んだけど、原始中飛車にブッつぶされてしまった。

低学年B対局より


先手が形良いようにに見えますが、実際、初級の子の将棋なら後手のほうが勝ちやすい。
よっしゃぁー、週末は作戦会議やろうぜぃ! 待ってるよー。

フルルガーデン八千代杯なの花将棋大会2012

10月7日(日)、フルルガーデン八千代杯なの花将棋大会に参加して参りました。

行きの電車の中では、女の子たちと団体戦チーム名の相談などしながら楽しい時間を過ごしました。
村上駅を降りると、「今年もやってきたなぁ」と気分も高揚してきました。

対局の間中、私は上のフロアから双眼鏡で子供さんたちの戦いの盤面を眺めていました。傍から見たら相当みっともないオジサンだったことでしょう。大変失礼いたしました(笑)。

悔しさにこぶしを握りしめている子もいることでしょう。が、勝利した仲間を祝福できる心の広さを持ちましょう。
さて、行徳将棋クラブの活躍は・・・


高学年Bクラス。行徳将棋クラブからは7名が参加。
南行徳小学校6年生、志田大樹くんが見事、優勝!
そして4勝1敗の子が1名でしたが、得点で残念ながら3位以内には届かずでした。

フルル杯2012志田くんは、先に行われた文部科学大臣杯の西部地区代表、南行徳小チームを主将として引っ張ってくれた子です。

2年連続地区代表の原動力として団体戦ではがんばってくれたのですが、これまで個人表彰の機会には恵まれませんでした。小学生として最後の秋に、将棋の神様が祝福してくれたのでしょう。

先の投稿で、文科杯の県大会の際に矢倉戦で「すずめ刺し」に悩まされたことに触れました。これを克服するために教室で受け・返し技の練習をしたのですが、まさに今日、優勝をかけた最後の対局が矢倉戦。そこでナンと、自分ですずめ刺しを使って鮮やかにキメてくれました。いやぁ、シビレました。

実は高学年B参加者のほとんどの子たちは教室では互いに勝ったり負けたりでして、誰が誰に勝ってもおかしくありません。今日は志田くんの日でしたが、「自分の番もくる」と信じて明日からまたがんばってほしいです。

(※写真・実名は保護者の方の了解を得て掲載しています)


低学年Bクラス。行徳将棋クラブから10名が参加。
4勝1敗が2名でしたが、得点でいずれの子も3位以内表彰台へはのぼることができませんでした。でも、全ての子供さん、胸をはってほしいと思います。日ごろの稽古の成果を発揮してくれました。
実は、10名も参加しているとクラブ内対決がけっこうありまして、大熱戦が見られたりしました。もぅ、うれしいやらかなしいやら。
明るい話題は、年長さんが3人も参加してくださいまして、しかも2名が女の子。これからが楽しみです。


という訳で、高学年B・低学年Bと、3名が4勝1敗で得点計算に泣く・・・という無念さでした。
が、今日は全員の運を志田先輩にあげたと思いましょう。いい稽古をありがとうございます。これからもよろしくお願いします!(笑)


低学年Aクラス。行徳将棋クラブから参加1名。
倉敷杯の千葉県代表の子が参加しました。今日はどうやら新しいことがやりたかったようで、経験値のない戦形で臨んでうまくゆかなかったようです。でも、それもとても有意義なこと。勝敗にこだわらず、興味の湧いたことににチャレンジする精神を讃えたいです。
もう既に、人生論です(笑)。勝つ将棋を指すのか、やりたい将棋を指すのか。人生の様々の局面に通じる永遠のテーマですね。私は、子供さんがやりたいことがあるのなら、それを否定する気持ちにはなれない派です。


高学年Aクラス。行徳将棋クラブ関連で(現在は他の道場・教室へ通っている子含め)3名が参加。
予選は3局までで、2勝抜け2敗失格。抜けたのは1名。抜けた1名も、決勝トーナメントで初戦を飾ること叶いませんでした。
初手から20秒という早指しルール。データ戦の要素が大きかった。
「この子はあの本を読んでいて、相手はあの本を読んでいるな。こちらにはあの形は書いてないから相手が優勢になっちゃったな」というのが、くっきり見えたりしました。
ただ、それもベスト8くらいまで。その上は、読みの力もバランス感覚もスゴイ。完成度の高さに唸りました。子供たちと、また切磋琢磨してゆきたいと思います。


中学生の部、2名参加したのですが、ゴメンナサイ、もうお兄ちゃんたち自分で行動しちゃいますので、気づいたら帰っちゃってました(笑)。結果聴取できていません。部活がメインでなかなか時間がとれないのですが、そんな中、将棋への愛情を忘れずに大会に積極的に参加してくれたことに感謝しています。楽しんでくれたなら、とても嬉しいです。


今日も、全ての子供さんたちにとり、とても有意義な一日だったと思います。県連・事務局の方々、来賓のプロ棋士の先生方に、心から感謝申し上げます。どうもありがとうございました。


おっと、女子アマ団体戦のチーム名。
2年生の子から、「GSG」という提案がありました。Gyotoku Shogi Girls。せっかくなので、子供さんが考えてくれた案を採用したいと思います。
ネットで検索にかけたところ、「GSG−9」というのが、ドイツの対テロ特殊部隊の名称なんだそうです。
おぉぉぉぉ〜、イイじゃないですか。
「GSG−5」に決定。

10月6日(土)の風景

10月6日(土)午前、行徳将棋クラブ活動。

南行徳小5名、新浜小1名、南新浜小2名、富美浜小1名、塩焼小2名、高洲北小1名、高洲小1名、明海小1名、北部小1名、葛飾小3名、下鎌田東小2名、未就学4名、計24名。

今日は晴れてよかったですね。
運動会で、雨天順延という学校もあったことでしょう。
明日のフルル杯も、充実した時間が過ごせたらと願っています。
午前の部参加者グループ移動組は、9時行徳駅集合でお願いします。

10月6日(土)の確認

10月6日(土)行徳将棋クラブ活動の確認です。

行徳公民館第2和室にて、10-12時に活動を行います。
翌日のフルル杯へ向けて、いい準備をしましょう。


今後の予定

10月6日(土):10-12時 行徳公民館第2和室
10月13日(土):10-12時 押切自治会館
10月20日(土):10-12時 行徳公民館第2和室
10月27日(土):10-12時 行徳公民館第2和室 
11月 3日(土):10-12時 押切自治会館(予定)
11月10日(土):10-12時 行徳公民館第2和室


※上記すべて無料です。

王座戦

渡辺王座−羽生二冠戦、スゴイことになっていますね。
寝らんなくなっちゃう。

中継サイトはこちら
後手羽生二冠の122手目、△6六銀に感動。

指し直し局は矢倉戦。居飛車の子に見てほしいです。後手番は、みんな△7三銀が多いけど、こうして△5三銀から引いて構えてカウンターを狙う作戦もあるんですねー。

何手詰めくらいが解ければいいの?

大会前なので、ちょっと自信つけのお話。

大会会場で、20何手詰めかなんかの詰将棋本のページを広げている子を見て、ビビる必要なんてありませんよ。3手詰めとか5手詰めを、たくさん練習しましょう。簡単な問題なら見てすぐパッと解けるというくらいになっておけばOK。


例えば、下図の詰将棋。古典からですが、実戦に出てきそうな形でいい問題だなと思いますので掲載します。21手詰めです。
古典詰将棋


21手詰めと聞いて、「ふぇ〜っ!」と思うかもしれませんね。
じゃ、ちょっと上の図を忘れて、下図を見てください。3手詰め。
3手詰め

▲8一角△8二玉▲7二金まで。これは解けますね。

では、下図。11手詰めですが、3手目が見えればあとは手数関係なし。実質5手詰め。後手の5三の馬が7一に利いているのに注意。
11手詰め

はい、▲9一角△7二玉▲8一飛成△6二玉▲6一金△5二玉▲5一金△4二玉▲4一金△5二玉▲5一竜まで。
5手目の▲6一金からは「もう送ってきゃ終わりだな」という訳ですので、手数が長いだけで5手詰めと同じ。

と、いうことで、もう一度イチバン上の図を見てください。
下の二つが見てすぐに解けるなら、実戦でこの形が出てきたら・・・ そして、自玉に受けがなく詰ますしかないという状況なら・・・・・・ もぅ、迷わず▲9二飛と放りこむことが出来るハズです。この飛車は、玉でも香でも取れない。と、すれば逃げるしかない。△7三玉▲8二角△8四玉▲9三角成△9五玉▲7五馬△9二香まで一直線。読み切れてなくてもそう進む。下図局面。
13手詰め

上手から13手詰めなのですが、どうでしょう、金をキメ駒にしながら玉を逃がさない感覚があれば、読み切れてなくても実戦では正解手が指せるのではないでしょうか。
▲9六歩△同玉▲9七金△9五玉▲9六香△同金▲同金△同玉▲9七金△9五玉▲8六金△9四玉▲8五金まで。


基本は、3手詰め5手詰め。がんばりましょう。

「詰将棋キラ〜イ!がんばれないのぉ〜」
という子は、解かないで答え見ちゃいましょう。で、1日最低1題、覚える。もちろん解いたほうがよいですが、何もしないよりはずっとイイです。詰みパターンがよりたくさん頭の中に入っているほうがよいですので。

女子アマ団体戦へ

11月4日(日)LPSA主催の女子アマ団体戦に出場するメンバー5名(小5x2、小3、小2、年長)が決まりました。行徳将棋クラブから念願の初出場!

チーム名を今、考えているところです。過去の記録を見ると、教室名で出ているところもありますが、ガールズ大会ならではの楽しいチーム名も見られますので。
津田沼さんの「かきぴー」はどういう由来なのでしょうね(笑)。大庭先生に聞いてみよ。


さて、どうするか。
AKBとかSKEの路線で「GTK5」(GYOTOKU5)・・・うーん、Gが頭って何か重たいですね。スポーツカーみたいで、女の子っぽくない。

女子5人といえばそーですよ、ロンドン五輪の閉会式を沸かせたスパイスガールズ。
そういえばこのメンバー、ほとんどがピアノや太鼓、吹奏楽などの楽器演奏者で、バンドが組めそうな子たちなのだ。で、「行徳スパイスガールズ」・・・なんかピンとこないな。とってつけただけ。もっとヒネらないと。

行徳は歴史的に塩田として有名というのにちなんで、「スパイス」を「ソルティ」に替えてみるか・・・「ソルティガールズ」。ちょっとカッコつけて「ソルティドールズ」ってのは・・・ちょっとアイドル色つよすぎるか?


おー、イカンイカン。女の子たちやお母さんたちからブーイングがきそうだ。募集して意見を聞いてみよう。
Twitterアカウント
千葉県市川市の行徳将棋クラブを運営している原伸一です。ブログの更新情報をお届けしてゆきます。2020年11月米大統領選より関連情報の収集・発信に注力しています。
ライブスケジュール
毎週日曜日23時〜23時半 YouTubeライブ。
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GSG5(行徳将棋ガールズ)
GSG(Gyotoku Shogi Girls)は、行徳将棋クラブの女子のこと。音楽も大好きで、2013年女子アマ団体戦で歌を歌ってベストパフォーマンス賞をいただきました。
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ハラ

フォークシンガー原
(原 伸一)

1967年生。千葉県市川市の南部、行徳・妙典でアコースティックライブの主催等の活動を行っています。また、将棋教室を開いています。

将棋教室の情報は以下サイトにて。

http://gyotoku.livedoor.biz
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