Hara Blog

千葉県市川市の行徳で弾き語り活動を行っている、フォークシンガー原の日記です。公認将棋指導員として、子供たちの将棋の話題なども。

コメント欄の運用について。様々な経緯から、次のようにさせていただいています: ブログ主およびコメント投稿者含め、互いの意見に対する反論や、ネガティブなニュアンスを感じさせるとブログ主が判断したものは、削除します。続く人はブロックし、解除しません。何卒ご了承ください。

2011年03月

普及サミット(後半)

引き続き、普及サミット後半の質疑応答の要約です:


Q: 小学生名人戦の東日本大会が行われるのかどうか、選手は大会がなくなってしまうのではとナーバスになっている。間違いなくやるということと、時期はだいたいこれくらいということを早めに発信してほしい。支部名人戦も。
A(米長会長): 東日本大会は必ず行う。時期は、今は原発問題があるので、落ち着いてからということになる。原発問題がおさまれば、復興をどうするかということになり、将棋のイベントもやろうという風に流れが変わってゆくと思う。支部名人戦も延期であり、必ず行う。


Q: 将棋教室の名称は、「公益社団法人日本将棋連盟公認○○教室」でよいのでしょうか?
A(事務局): 慎重を期する問題なので、確認して出来るだけ早く皆さんにご連絡します。


Q: 支部と連合会の会計処理についてお聞きしたい。支部や連合会で大会などをやっているが、今まではそれぞれのやり方でやっていた。これから公益法人になると監査や国からの指導などが入ると思うが、どういう処理をしたらよいのか。
A(米長会長): 今まで通りで原則的にはよい。皆さま方は今まで通りの活動ができるが、本部(連盟)はお金についてはノータッチ。そのかわり支部は「公益社団法人」を名乗るのはよしてくださいという形。
A(事務局): 日本将棋連盟普及部より毎年、アマ竜王戦、高校竜王戦、小学生名人戦、小中学校団体戦といった大会について、補助金あるいは交付金といった名目にて、連合会あるいは幹事支部にお金を出しています。使い方は今まで通りでよいのですが、会計の管理をしっかりしていただきたいということです。こちらが会計報告を行っていただきたい対象は、あくまでもこちらが補助金を出している事業に限ります。それ以外にも色々な大会をやっていらっしゃると思いますが、それらは会計報告の対象とはなりません。アマ竜王戦、高校竜王戦といった個別の大会の収支明細書をつくっていただき、1年たったらそれらを総括する包括的会計報告をおつくりいただくということになります。差額すなわち黒字分というのが生じても、それは問題ございません。翌年に繰り越すという表現で結構です。


Q: 収支明細のフォームはいただけるのでしょうか?また、領収書の保管は何年でしょうか?
A(事務局): 領収書は、原本をそちらで保管していただき、コピーを会計報告に添付してお出しいただくことになると思います。領収書の保管期間は5年だと思うが、改めて確認してお知らせいたします。会計報告に関する要領に関する資料は、改めて皆さまに送らせていただきます。


Q: 実際はいただいている補助金だけでは足りずに別のお金を割り振ったりして、連合会全体の1年を通じての会計というのをつくっている。個別の大会の会計報告だけを作れと言われると・・・また、領収書も重ねて貼りつけちゃってますのでコピーをとるとなると・・・
A(事務局): 事務的な言い方になって恐縮ですが、法律なので、領収書の保管の仕方なども、それに合わせて連合会さんのほうでやり方を変えていただくしかないと思います。また、アマ竜王戦など参加費を高く設定できる大会の黒字分を他の大会に回すということは出来ると思います。今調査中ですので、会計報告の資料をお送りする際に、その辺のポイントも含めてご案内します。
A(米長会長): 出来るだけ皆さんがやりやすいように、これくらいでいいだろうというところがどこまでか、専門家に聞いて後日ご連絡します。


Q: 伝統文化子供教室が、民主党政権になり事業仕訳に引っかかってなくなってしまうと聞いているが、どうなっていますでしょうか?
A(米長会長): 民主党政権になりこの予算はゼロということで、将棋については厳しくなったということです。文化庁の予算も削られています。ただ、民主党のマニフェストを見ても、文化芸術振興基本法に従って文化・芸術に力を入れるということになっており、その中に将棋も入っているので、民主党もちゃんとやってくれということをこれから言うのだけれど、お金がない上にこの地震なので、厳しいだろうと思う。


Q: 普及指導員から将棋指導員への名称変更について。普及指導員として普及に努めたいと思いやってきた。将棋の指導は将棋コーチが居る。なぜ普及指導員ではいけなかったのか?
A(事務局より経緯説明)(要約) 3年ほど前、普及指導員という名称は営業と間違われるという意見があった。名称についてアンケートを行い、将棋指導員という名称が多数の支持を得た。
B(米長会長): 将棋コーチという名称がそれでよいのか資格がどうなのかというところは、今検討しています。将棋指導員の中から紛らわしいという声があったということは、普及部のほうでも検討します。

普及サミット(前半)

3月27日(日)、東京都市ヶ谷のアルカディア市ヶ谷において、日本将棋連盟の全国普及サミットが開催されました。

前半は米長邦雄会長のお話、後半は質疑応答で参加者の質問に対し米長会長もしくは事務局の方が回答するという形式でした。

以下、前半の米長会長のお話の要約です:


1.公益法人制度改革について
1)税金の控除
  ・公益法人になると、良いこととして、個人の年会費あるいは法人の寄付は所得税控除の対象になる。寄付金が集めやすい。
2)支部
  ・公益社団法人日本将棋連盟が、「支部の名称を使用することを許諾する」という形になる。
  ・支部の名称に「公益社団法人」をつけてはいけない。「日本将棋連盟○○支部」という形になる。
3)会員
  ・棋士の対局料は今まで通りでよいということになった。給料・社会保険はダメ。
  ・正会員(棋士)の年会費10万円。女流棋士は四段以上が正会員で現在9名。合計217人が現在の正会員の数。その他の女流棋士は準会員。支部会員は賛助会員。
  ・支部長クラスを正会員にという案もあったが、「全員」ということが求められるため、年会費10万円を全員が払わなければならなくなる。それで支部長は正会員にできなかった。
  ・今まで棋士に給料として払っていた分は普及に回す。棋士を割り振って全県に派遣する。プロ棋士が皆さんの所へおじゃまする機会は相当多くなるはず。
  ・契約金17億円は全て棋士のお金で、女流棋士のお金がない。そこで、駒桜をつくってその会費を女流棋士のものとし、女流棋士を派遣する場合はそこから出すようにした。


2.東北地方太平洋沖地震について
・心の復興が大事であり、将棋はその一助とならなければならない。そこで東西の小学生名人戦は実行するという決定を3月20日に下した。ところが、原発がどうもおかしい。安全策をとるということで、西日本は実行し、東日本は延期とした。
・色んな事を中止あるいは延期にした。4月9日の女流棋士会の親睦会、4月10日は職団戦。職団戦は100回目というきりのいい時で参加も400チームを上回り、AクラスとBクラスに女流棋士のチーム2チームを出すことにしてあった。
・プロの対局は実行する。アマチュアが参加するものは、不測の事態に備えて延期。
・4月にはいったら募金活動を始める。東西将棋会館や新宿将棋道場でのチャリティー大会のようなもの、あるいは義援金の呼びかけで棋士が街頭に立つ。プロ棋士に色紙を書いてもらっているので、それを売って義援金にするということもする。
・棋士・女流棋士で、3000万円の寄付を日本赤十字社を通じて行った。これは将棋だけに使ってくださいというわけではない。
・阪神淡路大震災の時に、兵庫の支部に、がんばれというメッセージの手紙とともに寄付をおこなった。これがとても励みになったので、今回、東北の将棋ファンのために同様のことを行う音頭をとってくれないかと、関西の3つの支部連から相談を受けている。日本将棋連盟で口座をつくり、将棋に使う基金ということで、将棋ファンに寄付を募る。公益社団法人なので、幾ら集まりどう使ったかということは、きっちり公表する。


3.普及全般
・文部科学大臣杯小中学生団体戦は、一番大切な大会。小学生名人戦のような大会は、レベルは上がっても数が増えない。30年たって、全国津々浦々全ての学校が参加するようになることを夢見ている。
・女の子の参加が10-15%になってきた。
・上海の将棋人口は50万人。小学生名人戦の全国大会に2名招待する。
・北京も盛ん。北京は優勝が女の子だった。10年もたたないうちに、女流のタイトル持っている人は皆中国の人になるかもしれない。よいことだと思うが、日本もがんばらなければならない。


4.ケーブルテレビ(囲碁・将棋チャンネル)
・日本将棋連盟は、囲碁・将棋チャンネルとともに歩んでいこうと考えている。
・アマ王将戦は毎日新聞がやってくれていたが、これからは囲碁・将棋チャンネルが主催してくれることになる。去年は5か所でやった。今年は20か所でやろうとしている。
・ジュニア王将戦をつくろうということも考えている。子供たちがテレビに移ったりして、盛んになるだろう。
・囲碁・将棋チャンネルは、女流王将戦を放映し、銀河戦をやっていて、アマ王将戦を主催し、ジュニア王将戦を設立しようとしている。


5.NIE運動
・NIE運動というのは、Newspaper in education・・・教育に新聞をというもの。学習指導要領が変わり、今年の4月から「新聞」という授業ができた。
・将棋界のNIE運動をやろうとしているので、指導者の皆さんにお願いしたい。新聞の将棋欄を見て、その日に掲載されている最終局面からの次の一手(翌日に掲載される最初の手)があたるかどうか。そういう風にして強くなっていってほしい。新聞を読もう・将棋欄に目を通そう・将棋欄を活用して将棋が強くなろう、そういうもののマニュアルをつくるので、皆さんに活用してほしい。

浦安より・・・元気です! From Urayasu City・・・We are fine!

テレビのニュースで「都会の被災地」として報じられていますが、浦安市はこの度の地震で大きな損害を受けました。多くの世帯で家屋が壊れ、水道・下水・ガス等のライフラインが未だ回復しない状況です。
As reported on TV news as ‘the disaster stricken place in Metropolitan area’, Urayasu City suffers great loss by earthquake on 11th Martch. Many families are suffering from damage on house building. Water supply, sewerage system, gas supply etc.・・・are stopped and have not been recovered yet.


行徳将棋クラブには浦安から通ってくれている子供たちも居ます。3月26日、地震後はじめて実施された行徳公民館の稽古にも、浦安の子たちが元気な顔を見せてくれました。
Some members of Gyotoku Shogi Club are from Urayasu since it is a neighboring town, and despite the disaster, we could see cheerful faces of Urayasu children on 26th March, the first practice day after the earthquake.


以下は、心配してくださっている方々への、私たちからのメッセージです:
「生活は大変だけど、僕らは元気です。街はあちこち壊れて、ディズニーランドもお休みになってしまっているけど、がんばって前のようにいい街にします。だから、世界中の人たちにまた浦安に来てほしいです。
それから東北や福島原発の被災地の皆さんへ、この声を届けたいです・・・一緒にがんばりましょう!」
Following is a message from us to the people worrying about Urayasu:
“Off course there is some trouble in daily life, but we are fine. We see many damage in our town and Tokyo Disney Land is now closed, however, we are going to do our best so that Urayasu will be a good city as before. We hope we will be able to see people from all over the world, again here in Urayasu.
And to the sufferers in Tohoku area as well as sufferers living near from Fukushima Nuclear Power Plant, we want to send this message・・・let’s overcome this disaster together! “


元気です!


※写真掲載については、保護者の方に確認させていただいています。

3月26日(土)の風景

3月26日(土)午前、行徳公民館第2和室にて行徳将棋クラブ活動。

幸小3名、塩焼小2名、南新浜小7名、妙典小1名、南行徳小1名、新浜小1名、富美小1名、浦安北部小3名、浦安明海小1名、船橋葛飾小1名、年長2名、体験1名、計24名。

通常は9時半頃に行って準備を始めるのですが、いつもの駐車場が空いておらずグルグル回ってしまいました。9時45分くらいに公民館受付に着くと、待ちかねたように子供たちがズラリ(笑)。久しぶりに顔が見れて、嬉しかったです。

浦安の被害が全国的にも大きく報じられ、心配をかけているかもしれないので、「みんなで写真を撮ってメッセージとともに発信しよう!」ということで、浦安の子たちを中心に数名でパチリ。引き続き、アップします。

3月26日(土)の確認

3月26日(土)行徳将棋クラブ活動の確認です。

行徳公民館第2和室にて、10-12時にいつもの通り稽古行う体制で待っています。

震度3程度の地震が継続しており、また日々の生活で精一杯の方も多いと思いますので、どうぞ無理せず、参加・不参加ご判断ください。

尚、公民館は計画停電の時間にあたっても、照明・エアコンなしでよければ使用可とのこと。かなり寒さも緩んできましたので、これからの季節なら将棋は大丈夫でしょう。

今後の予定:
4月 2日(土)10-12時:行徳公民館第2和室にて活動
4月 9日(土)10-12時:行徳公民館第2和室にて活動
4月16日(土)七中にて七中ブロックCCさん主催の囲碁将棋オセロ教室に参加
4月23日(土)10-12時:行徳公民館第2和室にて活動
4月30日(土)10-12時:行徳公民館第2和室にて活動

※行徳公民館と七中はいずれも無料です。


さぁ、元気だしていきましょう!

無事を祈ります

寒い日が続きますが、被災地の将棋事情はどうでしょうね。将棋どころではないのでしょうが、少しでも早く日常生活と希望を取り戻せるようになっていただけることを、ただ願うことしかできません。

WEBで東海新報社のこの記事を見つけました。連盟の大船渡支部が2月27日に子供向け将棋教室を行い、これから続けていこうとされていたとのこと。ほのぼのとしたとてもいい写真で、温かな気持ちにさせてくれます。大船渡市は報道で知る限りは壊滅的被害を受けているようです。状況が気がかりですが、皆様の無事を祈ります。


さて、本当に微力ではありますが、今自分に出来ることをするという観点から、今日もブログで意見を述べたいと思います。

福島・茨城・群馬・栃木・千葉といった県のほうれん草やしゅんぎく、原乳などから基準値を超える放射能が検出されています。政府発表では「ただちに健康に被害を与えるものではない」とのこと。

「ただちに」なんて言葉をつけなければならないところに、苦悩が見え隠れしていると感じます。「今すぐにはないが、数年後に癌や白血病になる確率を、小数点以下のほんの微々たる確立かもしれないが、多少上げる可能性はある」という含みと、受け止めざるを得ません。

政府、電力会社、電気メーカー、ゼネコン、大手メディア、国立大の学者の方々など・・・は、やはり立場もあり、原子力行政にマイナスの印象を与えるような発言をすることは出来ないことでしょう。自分なりのフィルターを通して、判断してゆく必要があります。

「何千、何万分の一の癌の確率を気にしちゃいられないよ。普通に買って食べるよ」という考え方もあるでしょうし、「これからは食材の選び方や食べ方にシビアになる必要がある」というスタンスも妥当だと思います。

内部被爆

ディベーター時代に原発問題を議論した中で、もうひとつ重要な論点になったことがありましたので、ご紹介します。内部被爆について。

浴びる放射線量が「何シーベルト(当時の単位はレムでしたが)なら健康に影響はない」という原発肯定派の主張に対し、否定派が用いた反論は「内部被爆」でした。

自然界には放射線があり、原発事故などなくても我々は日常その中に居る。まして年に一度は健康診断で、レントゲンの高い放射線を浴びる。原発事故が発生し一時的に通常より高い放射線量を受けたとしても、外部から皮膚に当てられる照射だけならば、健康への被害を過剰に心配する必要は確かにない。

しかし問題は、事故発生時に放出されるヨウ素やセシウムといった「放射性物質」。これらが体内に取り込まれ蓄積すると、長期間にわたり体の内部で放射線を発する。つまり、体内が被爆する「内部被爆」の状態になります。

今回の原発事故で、福島ほかあらゆる地点で放射線量のモニタリングがなされていて、「何マイクロシーベルトだから大丈夫ですよ」という説明が国からはなされていますが、実はこれは、間違いとは言いませんが、片手落ち。

放射線量が上がっているということは、間違いなく「放射性物質」が大気中に飛散している訳です。これが健康に与える影響は、「現時点ではわからない」というのが正確なところでしょう。
恐らく今回の事故で将来、福島第一原発周辺住民の癌や白血病の発生率が数十年後にどうなっているかというデータは、世界中の研究者が注目することになるはずです。

類似のケースですと、チェルノブィリは大事故すぎるので置いておいて、同規模の米国のスリーマイル原発事故が挙げられます。
スリーマイル原発事故は1979年に発生しており、私たちがディベートで議論していた1980年代にはまだ、はっきりした統計がなかったと記憶しています。癌の発生率が上がったという文献もあれば、変わらないという資料もあったり。
WEBで調べてみたところ・・・おーっ、ありました。時は流れたんだなぁ。

スリーマイル島原発周辺でのガン増加を示す新たな論文

原発から16キロメートル内で癌や白血病が0.1%前後、増加しているということですかね(表1)。ほんの少しですので、原発事故との因果関係は、断定はできないと個人的には思いますが。

避難されている方々が大変なご苦労をされているときにこのような投稿をして申し訳ございません。また、政府の発表の仕方に注文をつけるものでもありません。国がもし上記のようなことを述べて「各自、ご判断を」なんてやってしまったら、パニックになりますので。

現状では私たち首都圏在住者は、内部被爆を心配するくらいなら、酒を控えるとか適度な運動をするとかのほうが、よほど病気のリスクを減らせると思います。過剰反応する必要は、ないと考えます。
しかし、避難されている福島第一原発から20Km以内の住民の方々がいつ安心して帰れるかというのは、上記スリーマイルのデータを考慮すれば、難しい問題になるのではと心配です。

送電線が鍵!(福島第一原発)

福島第一原発の報道を見ていて、なんともいえない気持ちで蘇ってくる自分の中の一時代があります。

1980年代後半の学生時代の数年間、サークル活動でディベート(討論)に明け暮れました。その当時、原子力発電の是非について、日本中の学生ディベーターたちが激論を交わしたものです。

原発否定派は、地震による原発のメルトダウンの危険性や放射性物質拡散を問題視しました。これに対し、肯定派の有力な反論として、「ECCS(非常用炉心冷却装置)が作動して、地震時には原子炉は緊急停止・冷却されるので大丈夫」というのがありました。

ある日、同じ部の同級生のメンバーが「ECCSは機能しない」という文献をどこかから見つけてきて、否定派の材料として使い始めました。内容を見ると、「電気の供給が得られない事態には、ECCSが作動しないだろう」というもの。
程なくして、肯定側より「緊急時用のディーゼル発電が備わっている」という材料が出されるようになりました。あとは、その緊急用の設備も動かない場合もあるだろうとか、だったら証明しろとかいう突っ張りあいだったように覚えています。

当時、私としては、競技のための机上の議論はさておき、立派な電力会社の人たちがやっているのだから、電気が無くて緊急のための装置が動かないなんてことは、実際にはないのだろうなと、薄々心の中では思っていました。

この数日、愕然としながらニュースを見ています。津波を被った緊急用ディーゼル発電が機能せず、ECCSが動かないため燃料棒を冷却できない。本当に起こったんだ、机上の空論じゃ、なかった。

ちなみにメディア的にはヘリとか放水車とかいうほうがインパクトがあるので扱いが大きいですが、現在のトラブル解決に一番頼りにすべき作業は、「東北電力からの送電線の引き込み」です。
ECCSに電力が供給され作動してくれさえしたら、大いに力強いはず。

今週の行徳将棋クラブ活動は中止です

今週の行徳将棋クラブ活動についてご連絡です。既にメンバーにはメール連絡済みですが、新規で見学予定の方がいらっしゃるかもしれませんので、こちらにも掲載します。


3月16日(水)南行徳将棋道場の子供さんの集まりは、全体としては中止を呼び掛けています。
道場自体は、確認いたしましたところ停電にさえならなければ通常営業しているとのことですので、希望者は保護者判断にて各自行動してください。
南行徳将棋道場の電話番号は 047-356-3940 です。尚、計画停電の区分けは第5グループとのことです。

3月19日(土)七中の「囲碁・将棋・オセロ教室」は、主催の七中ブロックコミュニティークラブさんより中止の連絡がありました。行徳将棋クラブの活動もありません。19日(土)の将棋はありませんので、ご注意ください。

残念ですが、日本中大変な時なので、我慢しましょう。この時間を利用して、詰め将棋の稽古や戦法の勉強などをするのもよいと思います。



※前回の投稿で浦安・市川市の計画停電のグループ分けを誤って記載しました。大変失礼しました。地区により第2と第5グループがあるようです。

震災・当地の被害は軽微です

東北・関東地震により、日本中大変な事態となっています。被害の大きな地域の皆様へお見舞い申し上げますとともに、亡くなられた方々に心からお悔やみ申し上げます。

九州のほうから安否を案じていただき幾つか問い合わせございました。どうもありがとうございます。千葉県内では死者も数名出ていますので報道からは被災地域という印象を受けるかもしれませんが、当地については被害は比較的軽微といってよい状況です。

浦安市南部の新市街および市川市行徳地区の南部(海に近いところ)は、地割れや水道管の破裂といったことが起こっているようです。また、浦安市は早くから断水し、生活にご不便をされているようです。市川市の一部も13日昼過ぎより水圧が弱くなりほとんど水が出なくなっているとのことです。

昨日から今日にかけて、食料品を扱うスーパーやガソリンスタンドは大変な混雑となりました。物資が不足することを心配し、多くの人々が生活必需品の調達に走りました。

明日14日からは東京電力による計画停電も始まります。浦安市・市川市は第1グループに属し、6:20より10:00までのうち3時間程度と、16:50より20:30のうち3時間程度の停電になるとのこと。
この計画停電は4月いっぱい続く予定とのことです。

また14日は、市川市内の小中学校は3時間下校になります。給食の材料調達が困難ですし、安全面を考慮し、止むをえない措置だと思います。

暫くの間、東北・関東地域では非常事態が続くことを覚悟しなければなりませんが、生命があり、かつ少しの不便・我慢で済むのは幸せなことです。復興へ向け、力を合わせてしてゆきたいと思います。

私が主催する活動につきましては、子供将棋教室の実施については、状況をみながら適宜判断してゆきたいと思います。
ライブ活動については、昨日および本日、関係者とも話し合い、実施いたしました。本日のサティライブの模様は、行徳TVサイトより動画配信しています。

災害の大きな地域の方々のことを思うと、軽々しく「がんばりましょう」などと言ってよいものかどうか迷いもあります。が、ともかくも、今できること・やるべきことをしっかりやってゆきたいと思います。

ガンバレ、日本!

12日(土)行徳公民館教室は中止です

おはようございます。

昨日の地震により、行徳公民館は避難所となっています。

従いまして、本日の行徳公民館での行徳将棋クラブの活動は中止いたします。

12日(土)の行徳公民館教室

強い地震でしたが、皆様ご無事でしょうか。

大変なことに遭われている方や、被害の大きな地域にご身内や知人が居てご心配をされている方も多いと思います。関東でも未だ余震が止まず、くれぐれもご注意してお過ごしください。

さて、明日12日(土)の行徳公民館教室ですが、今のところ予定通り実施する予定です。
念のため朝、公民館に施設使用可能かどうかの確認をとり、改めて当ブログへ掲載し、行徳将棋クラブの皆様へメールにてご連絡いたします。

帰宅困難となっている保護者の方々も多いと存じます。寒い中大変なことです。ちなみに私は、都内の職場より徒歩にて先ほど帰宅しました。皆様がご無事に日常に復帰できることを願っています。

3月12日(土)の確認

3月12日(土)行徳将棋クラブ活動の確認です。

行徳公民館第2和室にて、10-12時に活動を行います。

今後の予定:
3月19日(土)七中にて七中ブロックCCさん主催の囲碁将棋オセロ教室に参加
3月26日(土)10-12時:行徳公民館第2和室にて活動
4月 2日(土)10-12時:行徳公民館第2和室にて活動
4月 9日(土)10-12時:行徳公民館第2和室にて活動


※行徳公民館と七中はいずれも無料です。

3月5日(土)の風景

3月5日(土)午前、行徳公民館第2和室にて、行徳将棋クラブ活動。

七中1名、幸小1名、南新浜小4名、新浜小1名、塩焼小2名、南行徳小4名、妙典小1名、富美浜小1名、浦安北部小2名、浦安明海南小2名、船橋葛飾小1名、年長3名。計23名。

松戸からお越しいただいた年長さんが入会してくれました。遠いところはるばるありがとうございます。
何度か、松戸や市川北部の方が来てくださったことがあったのですが、これまではなかなか定着は難しかったです。遠いですよね〜。
松戸も浦安・行徳地区と同様、人口が多いのに子供将棋教室が見つけにくい所のようですね。柏へ行くか、いっそ都内まで出ちゃうか、悩ましいですね。
どなたか有志の方、いらっしゃいませんか?(笑)

3月5日(土)の確認

3月5日(土)行徳将棋クラブ活動の確認です。

行徳公民館第2和室にて、10-12時に活動を行います。

今後の予定:
3月12日(土)10-12時:行徳公民館第2和室にて活動
3月19日(土)七中にて七中ブロックCCさん主催の囲碁将棋オセロ教室に参加
3月26日(土)10-12時:行徳公民館第2和室にて活動

※行徳公民館と七中はいずれも無料です。
Twitterアカウント
千葉県市川市の行徳将棋クラブを運営している原伸一です。ブログの更新情報をお届けしてゆきます。2020年11月米大統領選より関連情報の収集・発信に注力しています。
ライブスケジュール
毎週日曜日23時〜23時半 YouTubeライブ。
最新コメント
最新記事
Archives
GSG5(行徳将棋ガールズ)
GSG(Gyotoku Shogi Girls)は、行徳将棋クラブの女子のこと。音楽も大好きで、2013年女子アマ団体戦で歌を歌ってベストパフォーマンス賞をいただきました。
人気将棋ブログ
読者登録
LINE読者登録QRコード
楽天市場
Profile
ハラ

フォークシンガー原
(原 伸一)

1967年生。千葉県市川市の南部、行徳・妙典でアコースティックライブの主催等の活動を行っています。また、将棋教室を開いています。

将棋教室の情報は以下サイトにて。

http://gyotoku.livedoor.biz
メッセージ

名前
メール
本文
行徳将棋クラブ

行徳将棋クラブ

記事検索
  • ライブドアブログ