Hara Blog

千葉県市川市の行徳で弾き語り活動を行っている、フォークシンガー原の日記です。公認将棋指導員として、子供たちの将棋の話題なども。

コメント欄の運用について。様々な経緯から、次のようにさせていただいています: ブログ主およびコメント投稿者含め、互いの意見に対する反論や、ネガティブなニュアンスを感じさせるとブログ主が判断したものは、削除します。続く人はブロックし、解除しません。何卒ご了承ください。

2010年12月

本年もありがとうございました

大掃除を終え(妥協の上)、ふぅ、ようやくマッタリモードの時間です(笑)。

本年も、おかげさまで充実した良い一年でした。
来年も、どうぞよろしくお願いいたします。

無題

29日、仕事を早く引け、指し納めに御徒町将棋道場へ。スゴイ、超満員。手相いがついても席がなく、どこか終わるまで待っているほど。●三段○三段○三段。

夜は、SATYライブメンバーとの忘年会。お笑い芸人の話題で盛り上がりました。SATYライブで始めたパフォーマンスのコーナー、前回は堀木くんのケン玉でしたが、今後オモシロイことになりそうです。

30日、午前中は酒抜きでジョギング。午後から家の大掃除。明日もがんばらねば。

横歩三年の患い(その5・完)

さて最後に、5図から少し進んだ下図の局面を、後手の側から見てみましょう。便宜上、先後逆に表示します。
寄せ

手番は(表示上の)先手。どう指しますか?

(表示上の)後手から△7三歩と止められてしまうと、後手玉は遠くなってしまいます。力強い寄せの手が必要です。
実戦では▲4一金△同玉▲6二馬と迫りましたが、もし△5二金と打たれたら難局でした。

実は上図では、素晴らしい寄せの手があります。考えてみてください。






解答: ▲5四桂
寄せ・解答

▲5四桂と打つのが意表を突いた妙手。
1.△同歩なら▲5三銀。
2.△7三歩なら▲同角成!△同金▲6二銀△4一玉▲5二銀!△同玉▲5一金まで

どうでしょう。将棋って、オモシロイなぁって、思いませんか?(笑)
来年もいっしょに勉強していきましょう!

(横歩三年の患い・完)

横歩三年の患い(その4)

(その3より)

無理やり強襲していって、細い攻めをつなげて勝つ将棋の場合、一直線に攻略できればカッコいいのですが、相手がある程度強いと、いつもそうとばかりはいきません。どこかで押したり引いたりのバランス感覚が必要になります。

5図から、一例ですが、▲4五竜といったん桂馬を取って相手の攻めを潰しておく。△2二飛と、と金を取られてしまうのですが、▲2三歩△同飛▲2四歩△同飛▲2五歩△2一飛▲5四竜△2五飛▲2六歩(参考図)
のようなイヤラシイ駆け引きが出来たらスゴイ・・・ってか先生は、かえって引いちゃいます(笑)。

                   (参考図)
参考図


(5図より)▲3二と△3七桂成▲同銀△同角成▲4八金打△2六角▲4二と△4八馬▲同金△6九金▲同玉△4八角成(6図)


                   (6図)
6図

いいですねぇ!
攻め、あるのみ! ここでと金取られてどーすんだって(笑)。
△3七桂成と桂馬に仕事させてしまい、馬を作られてしまうのですが、いいんです。きっとまた、チャンスは巡ってくる!
そらきた、6図は受け切りのチャンス!

(6図より)▲6八玉△6五桂▲5八金△5七桂成▲同金△5九銀▲7七玉△5七馬▲5二と(7図)

                   (7図)
7図


6図で、▲5八金と打ちガッチリ受ければ先手勝ちだと思います。飛車と馬の両取りになっており、後手容易ではないです。
でも・・・そうですよ。金なんてイイ駒を、受けに使ってどーすんでぃ!攻めに使いたいんですね。好きです(笑)。
で、節約しようとしたのですがやはり使わされ、ぴったり寄せられてしまいました。

(7図より)△6八銀打▲8六玉△8五金▲同玉△8四歩▲9五玉△8五金までにて、後手勝ち。

いい将棋でした。「横歩三年の患い」なんて、それこそ坂本竜馬の「ちぃっちぇこと、気にしてちゃ、いかんぜよ」なんじゃないかと(笑)。

ひとつだけ、敢えて先手の子にこの将棋のワンポイントを絞ってアドバイスするならば、6図で▲5八金と打てればというところなのかなぁと、今、整理してみて思いました。

何だか、ちゃんとした先生がこのブログ見てたら、怒りそうですね。失礼しました(笑)。
十分な指導ができず、申し訳ありませんが、どうぞ来年もよろしくお願いします。がんばりましょう!

(その5に続く)

横歩三年の患い(その3)

(その2より)

(2図より)▲2四飛△2九歩成▲同飛△8二玉▲2三歩△3三銀▲2二角(3図)

                   3図
3図

いいですねぇ!(笑)
駒損覚悟の強襲! ワクワクしちゃいます。
歩を使っちまったんで後手は歩切れだぜい、イケイケドンドン。「面白い!君はそれでイイ!」みたいな(笑)。

(3図より)△同銀▲同歩成△3三桂▲2三飛成△4五桂(4図)

                   (4図)
4図


スイマセン、後手の子もほめてあげないといけませんね(笑)。ここで辛抱して桂馬を続けて逃げたのは冷静。駒を与えなければ、先手の攻めはそれほど厚くはない。

(4図より)▲3二銀△4二金▲4三銀成△同金▲同竜△5五角(5図)

                   (5図)
5図

さぁ、ところがですね。
やはり実践では、受けるほうは冷静でばかりはいられない訳です。△4二金は、小ミス。4三の地点で清算するのなら、すんなり△3二同金▲同とのほうがまだアタリがやわらかくてすむ。あるいは、かわすのであれば△5一金のほうが負けにくい。
▲4三竜と、後手の大切な4五の桂馬にあてられてしまいました。
△5五角も慌てた手。単純に△2二飛と、と金を払っておいたほうがいい。

さて、5図から、どう指しますか?  (その4に続く)

横歩三年の患い(その2)

(その1より)

初手より▲7六歩△3四歩▲2六歩△5四歩▲2五歩△5二飛▲7八金△6二玉▲4八銀△7二玉▲2四歩△同歩▲同飛(1図)


                   (1図) 
1図


ゴキゲン中飛車に対する居飛車7八金型はプロでもよく指される形ですね。勉強してるなぁと感心しちゃいます。通常は後手は玉を異動する前に△5五歩としますが、後手の子は5四歩のままにしました。

(1図より)△8八角成▲同銀△2二銀▲3四飛△2八歩(2図)

                   (2図) 
2図


さて、ここです。

居飛車7八金型の狙いは、△8八角成▲同銀△3三角の狙いを封じること。▲7八金と上がっていないと、8八の銀が浮いてしまっているので大変です。これで安心して、▲2四歩から飛車先の歩を切れる。その後、通常は1歩持ったことに満足して飛車を2八に引きます。あとはじっくり玉を囲い合って、1歩得が生きる展開に持ってゆくという構想。

ところが(笑)
先手の子は▲3四飛と横歩を勢いよく取りました。
後手の子は2八に、角のほうが迫力あったと思いますが、歩を打ってきます。

有力将棋教室の先生ですと、
「『横歩三年の患い』といってね。飛車で3四の歩を取ると2筋に傷が出来るからよくないことが多いよ。取ってよい時もあるが、注意しよう」
と、この局面は大きなポイントとして先手の子に指導されると思います。

ところが、先手の子がその後とても元気よく、私としては「ここはいっかぁ」と思っちゃうんですよねぇ(笑)。 

(その3に続く)

横歩三年の患い(その1)

教室では、子供さんたちの対局を見て回って、ワンポイントアドバイスを行っています。なかなか全員に公平に目が行き届かず、申し訳ないのですが。

互いにじっくり組み合い、駒がぶつかってからの攻防でどちらかに形勢が傾くような対局ですと、ポイントを絞って「ここだったねぇ」と説明しやすいです。
ところが、正当な手ではないのだけれど、「元気でいいなぁ」と思っちゃうと、堅苦しいことを言う気がしなくなってしまいます(笑)。

指導方針ということになるのでしょうか(笑)。
行徳将棋クラブは、地域の同好会として「とにかく楽しく」が第一だと思うので、ちょっと迷ってしまうんですね。で、「この子に何て言おうかなぁ」と思っているうちに時間が過ぎてその日が終わってしまうみたいな。

一年の最後ですので、心残りないよう、12月25日(土)の対局から、そのような一局をご紹介します。子供さんたちの中にもこのブログを見てくれている子が居るようなので、一緒に考えてみてください。

(その2に続く)

12月25日(土)の風景

12月25日(土)午前、行徳公民館第2和室にて行徳将棋クラブ活動。

幸小3名、新浜小2名、南新浜小3名、南行徳小3名、塩焼小1名、富美浜小3名、新井小2名、浦安北部小4、浦安舞浜小1名、浦安東小1名、船橋葛飾小1名、計24名。

今日は閑散とすると思っていたのですが、通常通りでした(笑)。皆、熱心で嬉しいです。

クリスマスプレゼントでもらった真新しい「詰むや詰まざるや」を見せてくれた子が居まして、「おおっ!」とビックリ。サンタさんも応援してくれてますねー(笑)。


新年は、1月8日(土)からです。来年もがんばりましょう!

12月25日(土)の確認

12月25日(土)行徳将棋クラブ活動の確認です。

10-12時に、行徳公民館第2和室にていつも通り活動行います。
クリスマスで少人数になると思いますが、将棋指したいぞという子はぜひ来てください(笑)。待ってます。

今後の予定:
1月 1日(土)******* お休み ********
1月 8日(土)10-12時:行徳公民館第2和室にて活動
1月15日(土)9:30-11:30: 七中(行徳公民館の隣)七中ブロックコミュニティークラブさん主催「囲碁将棋オセロ教室」に参加
1月22日(土)10-12時:行徳公民館第2和室にて活動
1月29日(土)10-12時:行徳公民館第2和室にて活動
※行徳公民館と七中はいずれも無料です。

と金人脈

週刊将棋に掲載されている「と金人脈」の拓郎編を、興味深く読んでいます。
大の拓郎ファンの私ですが、拓郎さんが将棋好きとは知りませんでした。今更ながら驚き喜んでおります(笑)。

定跡を一所懸命勉強して、中原誠名人(1975年当時)に6枚落ちを挑んで勝った話は面白かった。また、拓郎・陽水・小室等が将棋盤を囲んでいる貴重な写真に出会えて感激!
「うれしかったね。もう思い残すことはない。死ぬ間際に<<俺は中原に勝った>>と言ってやるんだ(笑)」・・・拓郎さんらしいざっくばらんな言葉だなぁと思います。

バラエティ番組で芸能人がプロスポーツ選手と競技をする企画はよくありますが、将棋でもそんな企画をしてくれたらよいですね(笑)。普及にスゴイ効果があることでしょう。
ただ、スポーツほどには一般視聴者向けのワカりやすさがないのが将棋はネックでしょうね。

サッカーなどでは、細かいルールや戦術的なことを何も知らない素人でも、熱い解説をしてくれる解説者やJリーガーの話を聴いていると「ほぉ〜、そうかぁ」とワカった気になって楽しめちゃいますよね。ホントはほんのちょっぴりもワカってなくても。
駒の動きすらも知らない人をもそんな気にさせちゃうような、知恵と熱さとユーモアを兼ね備えた、スゴ腕の将棋解説者が、出てきたら素晴らしいですね(笑)。

12月18(土)の風景

12月18日(土)午前、七中ブロックコミュニティークラブさん主催の「囲碁・将棋・オセロ教室」に参加。

内容の充実した対局が増え、トーナメントを時間内に終わらせるための時間管理が難しくなりました。せっかくの良い将棋を、あまりせかして雑にするのはもったいない。しかし、時間も大切ということで、後半は秒を読みました。
あとは作戦能力だなぁという子がちらほら。駒の利きはよく見えるのだけど、歩越しの銀が立ち往生して手が伸びなかったり。時間がないので「将棋が弱いんじゃない。敗因はこれ」とワンポイントで言って回っていますが、すぐに忘れると思います。でも繰り返し失敗して、「そっか、言われたんだった」と何度も思ってください(笑)。やがて血肉になります。


午後からは、京成津田沼の「なんなん将棋亭」さんへ。息子をあずけて、私は下の喫茶店でせっせと年賀状書き。17時少し前に再びなんなんカウンシルへ。いいなぁ、立派な三寸盤と盛上げ駒。これで存分に指せるなんて羨ましい。
今日は所司和晴先生がいらっしゃっていました。ご挨拶できてよかったです。渡辺竜王防衛おめでとうございます!

12月18日(土)の確認

12月18日(土)行徳将棋クラブ活動の確認です。

七中(行徳公民館の隣)にて七中ブロックコミュニティークラブさん主催の「囲碁将棋オセロ教室」に参加します。
9:30より11:30までです。
行徳公民館ではありませんのでご注意ください。

今後の予定:
12月25日(土)10-12時:行徳公民館第2和室にて活動
1月 1日(土)******* お休み ********
1月 8日(土)10-12時:行徳公民館第2和室にて活動
1月15日(土)9:30-11:30: 七中(行徳公民館の隣)七中ブロックコミュニティークラブさん主催「囲碁将棋オセロ教室」に参加
1月22日(土)10-12時:行徳公民館第2和室にて活動
1月29日(土)10-12時:行徳公民館第2和室にて活動
※行徳公民館と七中はいずれも無料です。

南行徳将棋道場組稽古初日

15日(水)、南行徳将棋道場にて行徳将棋クラブ道場組の稽古初日。

私は参加できませんとは言ったものの、何か問題が起こりはしないかやはり気になり、早めに仕事を切り上げ最後だけ覗きに行きました。
と、そんな心配もよそに皆、きちんと対局できていました。今日は7名の子供たちが参加。大人のお客さんも5-6人いらっしゃいまして、相手をしてくれて親切に教えてくださいました。皆さん有段者ですので、とても有意義な時間でした。

すごくイイ稽古で、いい風景でした。じっちゃんと子供たちが一緒に駒音を立てている情景に、懐かしい気持ちがしました。

ひとつ改善点あり。子供たち同士で指しているのなら「ハイ、7時になったからもう終わろうね」とお母さんたちも私も言いやすいのですが、大人の方が熱心に相手してくださっているとそうもゆかず。かなり時間オーバーしてしまいました。これだとお母さんたちが大変。
席主の宮崎さんにもお願いして、次回から相手の方には申し訳ないのですが、対局の途中でも「スイマセン、子供は7時までなので」ということで打ち切りにしてもらうようにしました。ただ、途中打ち切りにならないよう、6時半過ぎたら時計を使うなどの工夫が必要かなと思います。
規則のような形にして、ズルズルいかないように定着させるようにします。

素晴らしいと思ったこと。道場にご配慮いただきまして、道場の奥のほうが綺麗な座敷部屋になっておりわりと広いスペースがあるのですが、そこの電気をつけてお母さんたちが座って待てるようにしてくださいました。保護者快適度はとても良好なのではと思います。

静かな場所にあり室内も綺麗で、保護者も子供さんも落ち着いて過ごせる場所としては、自信をもってお薦めできます。

おめでとうございます

しょうパパさんのブログでJT杯チャンピオン大会でのしょうくんの大活躍を知りました。全国の強豪集まる中で5位は、並大抵ではないです。心から拍手を送りたいと思います。
また、しょうくんと二人三脚のしょうパパさんのご努力にも感服いたします。しょうパパさんが交友を広めて探し与えた良い将棋環境の中で、着実に力をつけていった成果だと思いました。

写真の雄姿がマブシイですねぇ。あんな舞台に行ったんだなぁと、ジワッときました。将棋教室の空白地帯の当地にあって、しょうパパさんも私も暗中模索していたつい2年ほど前のことなど、ふと思い出しました。

12月11日(土)の風景

12月11日(土)午前、行徳公民館第2和室にて行徳将棋クラブ活動。

幸小2名、新浜小1名、南新浜小6名、南行徳小3名、妙典小1名、塩焼小1名、富美浜小2名、浦安北部小1、浦安舞浜小1名、浦安明海南小3名、船橋葛飾小1名、船橋小栗原小1名、計23名。

勉強熱心な子が早石田を仕入れてきて旋風が吹き荒れていたため、大盤にて居飛車編・振り飛車編の序盤の進め方を解説。こういうのは有難いです。大会でイキナリ当たると大変ですので(笑)。色々なパターンで失敗して、繰り返し考えましょう。

12月11日(土)の確認

12月11日(土)行徳将棋クラブ活動の確認です。

行徳公民館第2和室にて、10-12時に活動を行います。
寒くなってきたので、暖かくしてきてください。待っています。

今後の予定:
12月18日(土)9:30-11:30: 七中(行徳公民館の隣)にて七中ブロックコミュニティークラブさん主催「囲碁将棋オセロ教室」に参加
12月25日(土)10-12時:行徳公民館第2和室にて活動
1月 1日(土)******* お休み ********
1月 8日(土)10-12時:行徳公民館第2和室にて活動
1月15日(土)9:30-11:30: 七中(行徳公民館の隣)七中ブロックコミュニティークラブさん主催「囲碁将棋オセロ教室」に参加
1月22日(土)10-12時:行徳公民館第2和室にて活動
1月29日(土)10-12時:行徳公民館第2和室にて活動
※行徳公民館と七中はいずれも無料です。

とにかくやってみる

昨日、南行徳道場で母さん方と話をして解ったのですが、浦安市と市川市では学校の時間割が若干違うようですね。浦安市では、水曜日は低学年・高学年とも3時頃に帰宅だそうです。市川市では、水曜は高学年は6時間目まであり帰宅は4時頃。なので、やはり子供集会の開始時刻は5時ですねー、という話になりました。
また、5時くらいからのほうが一般の大人のお客さんと指せる可能性も高いかな?というのもあったのですが。

昨日の投稿の項目5ですが、実は結構心配。
一般的には、将棋道場の師範や席主が子供教室を開いているという図式だと思います。従い、道場のほうも子供さんを注意して見てあげる習慣が出来ているのでしょうが、南行徳将棋道場と行徳将棋クラブは別ですので。何か問題おきないかなぁと。まぁ、とにかくやってみます。

しかし、「とにかくやってみます」とか言っている私が、付き添い出来ないというのもまた・・・
子供と会うのが楽しみになって来てくれるようなオジサンとか、居ると嬉しいんですけどねぇ〜。
など、頭の中で期待と不安がグルグル回っています。

客観的に見て、原はそうとう無責任で気味悪い人間だなとも思います。何か魂胆があるのか、単なる酔狂か?
将棋の実績か人間的な魅力でもあれば説得力もあるでしょうが、それもない。

でも、将棋に興味を持ってくれる子たちのための環境整備は誰かがやらないとと思う。
とにかく、やってみることにします。

行徳将棋クラブ南行道場組、発足

12月8日ジョン・レノンの命日に、新たなるチャレンジ。

浦安市と行徳(市川市)のちょうど境目に「南行徳将棋道場」(市川市新井2-18-9、Tel:047-356-3940)という将棋道場があります。日本将棋連盟の支部でもあり、宮崎隆之さんという方が席主をされています。私と同い年でもあり、また宮崎さんというお名前にも何となく運命的なものを感じ(強引か?笑)以前より協力のお話をさせていただいていました。

本日、同道場に保護者の方と子供さんを集めて説明会を行いました。
今後、毎週水曜日の17時から19時に平日稽古を希望する子供さんが集まります。「頻度は少ないかもしれない」という方も含め、9名の子供さんとその保護者の方が参加意思表明してくださいました。

私自身はもちろん平日仕事のため、あまり行けないか行けても最後だけ少し見る形にはなるのですが。有意義な稽古ができるよう、今日は説明会の後に感想戦の練習も行いました。

やがては水曜日だけでなく、定休日(現在は月曜)以外は行けば誰かしら友だちが居るという形にまでなれば最高です。が、まずは分散しないよう、日を決めてもらうことにしました。

以下、本日説明会で使用したレジメです。
将棋関係者の方は一読してフムフムと頷いていただけると思うのですが(笑)、当地では初めての試みですので。


『南行徳将棋道場での子供の水曜集会について (平成22年12月8日説明会資料)

1.設置の背景
 ・塾やスポーツクラブとの重複から土曜以外の要望あり
 ・中学以降も将棋に触れることができる機会を
 ・将棋の盛んな他地区は、子供教室と将棋道場のよい関係がある

2.駒落ち対局の規則について
  他の道場より規則は柔らかいです。
  土日のトーナメント以外は、当事者どうしで合意すれば、平手でもOKです。
  大人の方に平手で教わりたい場合は、「スイマセン、平手の稽古をしたいので、平手でお願いします」と申し出てください。

3.喫煙について
  対局場所は全て禁煙です。喫煙場所は、入り口側のソファーと受付の場所のみ。

4.終了時間について
  道場は22時まで開いていますが、子供集会はきっちり19時に終了するという形にしたいと思います。

5.管理体制について
  原は基本的に参加できません。また、道場の方も「子供の面倒をみる」という観点で接してくれるわけではありません。塾や習い事と違う点、ご理解ください。

6.感想戦の重要性について
  対局後に必ず感想戦を行ってください。
  中級くらいまでは単純にたくさん指せば駒の利きが見えるようになり強くなります。しかし上級者からは、将棋の構成力が必要になります。どこで形勢が傾いたか、また少しでも早い寄せはなかったかなど、二人で話し合ってください。
  やりっぱなしの対局を重ねているだけで、労力のわりに効果が上がっていないことがよくあります。

7.連絡掲示板の設置について
  まだ人数が少ないため、「行っても誰も居なかった」ということがないよう、WEB上に連絡掲示板を設置します。            』


私自身が付きっきりになれないことから、何かと心配ではあるのですが、道場の方や常連さんたちと良い関係を築いてゆくことができたらと願っています。

市川妙典SATYライブより

12月5日(日)市川妙典SATYライブの模様を、行徳TVサイトにもアップしました。

若手3人の素晴らしいコーラスや、彼らに混じってハーモニカや鍵盤ハーモニカをせっせと吹いている原の姿を見ることができます(笑)。

動画上はベンチに人が居なくて閑散としているように見えてしまうのですが、やはり演奏者の目の前は座りにくいのか、皆さん後ろのほうに座っていらっしゃいます。若手による客席とのコミュニケーションで、熱気が伝わると思います。

堀木康太郎くんによるけん玉パフォーマンスも見物です。日本けん玉協会の1級とのこと。ライブ終了後もサークルデッキでけん玉を披露し、お客さんも楽しんでいました。「皆さんもけん玉やりましょう!」と堀木くん。
もしかして、ここでも伝統文化の普及に貢献だったりして(笑)。

難破船・さよなら

12月5日(日)は、今年最後の市川妙典SATYライブでした。

原ソロコーナーのセットリストは、
・ロビンソン(スピッツ)
・初恋(村下孝蔵)
・難破船(加藤登紀子)
・さよなら(オフコース)
・夢を見たあとで(Garnet Crow)
・サボテンの花(チューリップ)
でした。

You TubeはJASRAC(日本著作権協会)と包括契約を結んでいて、カバー曲の動画アップはOKであることを最近知りました。

そこで早速(笑)。

本日の演奏曲の中から2曲、アップしてみました。PAなしのストリートライブなので聴き辛く申し訳ないのですが、雰囲気だけでも見ていただけたら嬉しいです。


1.「難破船」(加藤登紀子さん詞・曲。中森明菜さんの歌唱でヒット)


2.「さよなら」(小田和正さん詞・曲。オフコース)

なんなん将棋亭

12月4日(土)は、行徳将棋クラブの後、午後から京成津田沼駅ビルのなんなん将棋亭さんに息子とおじゃましてきました。

息子は現在6年生。中学に入ると部活やら何やらで恐らくは将棋から次第に遠ざかることになるので、その前にもう少し、どこかリラックスできる場所で楽しんでくれたらと思いました。

息子は、友だちと一緒に楽しむ将棋が好きなタイプでした。将棋そのものが好きなのではないため、家ではまず将棋はやらない。
教室の運営者としての私の立場からは、とても有難かった。強すぎず、これからがんばろうとする子たちが最初の目標にしやすかった。
ところが、将棋そのものが好きな訳じゃないとはいえ、年下の子たちに目標にされ次々に追い越されてゆくようになったことは、面白いはずはなかっただろうと思います。よく我慢してくれました。

行徳将棋クラブは元々、息子とその友だちが楽しむために始めたもの。
ところが、もはやそこは息子がリラックスして楽しめる場でなはくなった。

「やれやれ、父ちゃんの子だから仕方ないと思って続けたけど、やっと中学になって止められる」
このままだと、そんな将棋からの離れ方になるかもしれない。

そこで、どこかアットホームな雰囲気の中で年上の方と指して、ゆったりと感想戦をして有意義な時間を過ごせる場所がないかな?と、考えました。もしそんな場所があれば、息子だけ放りこみたい。父ちゃんの目も気にしないで、最後の数カ月だけでも楽しく過ごしてほしい。

そこで、なんなん将棋亭さんを訪ねてみたという訳でした。
まさに求めていたイメージにぴったりの場でして、とても嬉しかったです。
今日は初日だったので私も見学させていただいたのですが、ソファーに座り心地よい有線の音楽と駒音を聴きながら、うたた寝などさせていただきました(笑)。
息子も続けて来ると言っていますので、ぜひお世話になりたいと思います。

12月4日(土)の風景

12月4日(土)、行徳公民館第2和室にて行徳将棋クラブ活動。

幸小2名、新浜小1名、南新浜小5名、南行徳小4名、妙典小1名、塩焼小2名、新井小1名、浦安北部小2名、富美浜小3名、浦安舞浜小1名、浦安明海小1名、船橋葛飾小1名、年長2名、計26名。

本来は2つか3つに棋力でクラスを分けて教室運営すべきところなのでしょう。かなり、無理をしているかなぁと感じます。
今は、前半1時間は初級者の指導、後半1時間は中〜上級者の対局を見て回ってワンポイントアドバイスをしています。が、前半、中〜上級クラスによく目が行き届かないでいる間に、一部はダレてしまっている。あるいは、相手を見つけることが出来ずに退屈して遊んでいる子が居る。時々注意したり手合いをつけてあげたりするのですが、目の前で初級のちっちゃい子が「ねぇ〜先生、早くやってぇ〜、まだぁ?」(笑)

もう一工夫、何か考えないと。はい、がんばります(笑)。

12月4日(土)の確認

12月4日(土)行徳将棋クラブ活動の確認です。

行徳公民館第2和室にて、10-12時に活動を行います。

今後の予定:
12月11日(土)10-12時:行徳公民館第2和室にて活動
12月18日(土)9:30-11:30: 七中ブロックコミュニティークラブさん主催「囲碁将棋オセロ教室」に参加
12月25日(土)10-12時:行徳公民館第2和室にて活動
※行徳公民館と七中はいずれも無料です。

Twitterアカウント
千葉県市川市の行徳将棋クラブを運営している原伸一です。ブログの更新情報をお届けしてゆきます。2020年11月米大統領選より関連情報の収集・発信に注力しています。
ライブスケジュール
毎週日曜日23時〜23時半 YouTubeライブ。
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GSG5(行徳将棋ガールズ)
GSG(Gyotoku Shogi Girls)は、行徳将棋クラブの女子のこと。音楽も大好きで、2013年女子アマ団体戦で歌を歌ってベストパフォーマンス賞をいただきました。
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フォークシンガー原
(原 伸一)

1967年生。千葉県市川市の南部、行徳・妙典でアコースティックライブの主催等の活動を行っています。また、将棋教室を開いています。

将棋教室の情報は以下サイトにて。

http://gyotoku.livedoor.biz
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