8月29日(日)、浜松町の産業貿易センターにて社団戦3日目。
4試合のうち、私は3試合に出場。チーム成績3勝1敗。個人成績2勝1敗。私が負けたのが丁度、チームが3-4で敗れた試合で、相変わらず頼りにならない自分に落胆。
さて今日は、勝ちはしたのですが本当は負けていた対局から。便宜上、先後逆に表示します。
[1図]で、手番は先手(私)です。30秒の秒読み。さぁ、ここでどう指したらよいでしょう?
実戦的な勝ち方と、次の一手のような派手な勝ち方の2通り、正解があります。
私は、▲2四桂△同歩▲同銀成と指しました。次に▲1三銀と▲2一銀の両方を受けるには△2二金くらいでしょうが、そしたら▲3三歩成でイケるだろうと。
△2九馬からのラッシュが見えてはいたのですが、「詰まされたら仕方がない」とエイヤ!でいきました。
実際、実戦では相手の方が受けに回ってくれたので、幸運にも寄せきることが出来ました。
しかし、私の手は正解ではありませんでした。
正解1: 実戦的な勝ち方
▲4九歩[2図]
終局後、「ふぁりがとうございました」とため息混じりにお辞儀をして顔を上げると、何と!勝又清和六段が立っていらっしゃいまして、ありがたいことにご指導してくださいました。私の相手の方もよくご存知だったようです。この日も勝又先生は会場にいらっしゃって、あちこちでご指導されていました。ひたすら頭が下がる思いです。
さて、やはり[1図]の先手玉は△2九馬からの詰めろです。勝又先生にキレイに詰まされてしまいました。
つまり相手の方が、読み切れなくとも「もうイクしかない!」と腹をくくっていたら私が負けていた可能性大。
「▲4九歩と受けるのが実戦的な指し方で、まさに広瀬六段はこうやって勝ってますというような手です」と勝又先生が教えてくださいました。これで、後手の勝ちが見えてこないとのことです。
[1図]では、「ここで寄せなければ、勝ちがなくなるのではないか」という漠然とした危機感がありました。しかし、具体的に後手にどんな受けがあるかと冷静に考えれば、意外に難しい。
先手の持ち駒は少ないようですが、[2図]から後手が攻めようとすると、持ち駒の飛金銀を使わざるを得ません。先手は「駒ください〜」と待っていればいい。「▲3七馬と、角くださいという手もありますね」と勝又先生。目からうろこの私。
「そっかぁ」と、何度も4九に歩を打ちつけた私でした。
正解2: 派手な勝ち方
▲2一銀△1三玉▲4六馬[3図]
実はその場では気付かなかったのですが、帰宅後ひとり反省会をしていてこれを見つけ、絶句。
[3図]で後手が△同馬と取ってくれたら▲2五桂で詰み。△2四金とかなら▲4七馬と馬を抜いて、これが6九の竜にあたり▲2二角の詰めろ竜取り。
いやぁ、将棋って奥が深いですね〜。
なんてことで頭が一杯になってしまっており、妻の誕生日を忘れていた!
今日(30日)勤務先から帰宅後、さも予定していたかのように車でケーキを買いに。「ちょっと遅くなったけど」と言ったものの、ちょっとでなくだいぶ遅く、冷蔵庫行き。
将棋バカの皆さん、気をつけましょう(笑)。
4試合のうち、私は3試合に出場。チーム成績3勝1敗。個人成績2勝1敗。私が負けたのが丁度、チームが3-4で敗れた試合で、相変わらず頼りにならない自分に落胆。
さて今日は、勝ちはしたのですが本当は負けていた対局から。便宜上、先後逆に表示します。
[1図]で、手番は先手(私)です。30秒の秒読み。さぁ、ここでどう指したらよいでしょう?
実戦的な勝ち方と、次の一手のような派手な勝ち方の2通り、正解があります。
私は、▲2四桂△同歩▲同銀成と指しました。次に▲1三銀と▲2一銀の両方を受けるには△2二金くらいでしょうが、そしたら▲3三歩成でイケるだろうと。
△2九馬からのラッシュが見えてはいたのですが、「詰まされたら仕方がない」とエイヤ!でいきました。
実際、実戦では相手の方が受けに回ってくれたので、幸運にも寄せきることが出来ました。
しかし、私の手は正解ではありませんでした。
正解1: 実戦的な勝ち方
▲4九歩[2図]
終局後、「ふぁりがとうございました」とため息混じりにお辞儀をして顔を上げると、何と!勝又清和六段が立っていらっしゃいまして、ありがたいことにご指導してくださいました。私の相手の方もよくご存知だったようです。この日も勝又先生は会場にいらっしゃって、あちこちでご指導されていました。ひたすら頭が下がる思いです。
さて、やはり[1図]の先手玉は△2九馬からの詰めろです。勝又先生にキレイに詰まされてしまいました。
つまり相手の方が、読み切れなくとも「もうイクしかない!」と腹をくくっていたら私が負けていた可能性大。
「▲4九歩と受けるのが実戦的な指し方で、まさに広瀬六段はこうやって勝ってますというような手です」と勝又先生が教えてくださいました。これで、後手の勝ちが見えてこないとのことです。
[1図]では、「ここで寄せなければ、勝ちがなくなるのではないか」という漠然とした危機感がありました。しかし、具体的に後手にどんな受けがあるかと冷静に考えれば、意外に難しい。
先手の持ち駒は少ないようですが、[2図]から後手が攻めようとすると、持ち駒の飛金銀を使わざるを得ません。先手は「駒ください〜」と待っていればいい。「▲3七馬と、角くださいという手もありますね」と勝又先生。目からうろこの私。
「そっかぁ」と、何度も4九に歩を打ちつけた私でした。
正解2: 派手な勝ち方
▲2一銀△1三玉▲4六馬[3図]
実はその場では気付かなかったのですが、帰宅後ひとり反省会をしていてこれを見つけ、絶句。
[3図]で後手が△同馬と取ってくれたら▲2五桂で詰み。△2四金とかなら▲4七馬と馬を抜いて、これが6九の竜にあたり▲2二角の詰めろ竜取り。
いやぁ、将棋って奥が深いですね〜。
なんてことで頭が一杯になってしまっており、妻の誕生日を忘れていた!
今日(30日)勤務先から帰宅後、さも予定していたかのように車でケーキを買いに。「ちょっと遅くなったけど」と言ったものの、ちょっとでなくだいぶ遅く、冷蔵庫行き。
将棋バカの皆さん、気をつけましょう(笑)。