Hara Blog

千葉県市川市の行徳で弾き語り活動を行っている、フォークシンガー原の日記です。公認将棋指導員として、子供たちの将棋の話題なども。

コメント欄の運用について。様々な経緯から、次のようにさせていただいています: ブログ主およびコメント投稿者含め、互いの意見に対する反論や、ネガティブなニュアンスを感じさせるとブログ主が判断したものは、削除します。続く人はブロックし、解除しません。何卒ご了承ください。

2009年09月

補足

今日は王位戦の中継を、職場のPCでこっそりチラチラという方も多かったのでしょうか?(笑)。私もです。

さて、ヘビーな投稿が続くと読んでいただいている方も疲れてしまうと思いますので、前々回の投稿でひと区切りと思ったのですが、ひとつ、重要な点を補足。

棋士数の削減は、子供たちの夢を奪うか?

プロ棋士だけが光輝ける存在であれば、確かにそうなってしまいますね。
そのイメージを、多様化させる必要があります。

先の投稿でも少し触れたのですが、トップアマや学生将棋・企業将棋部の活躍はもっと光の当たる価値がある。彼らに注目が集まれば、教育機関や企業も目を向けるでしょう。
過去にそういった将棋雑誌が失敗した経験はあるのでしょうけど、ネットの時代、何か工夫できないかなと思います。

現在、不景気で企業スポーツ部は廃部が相次いでいます。これは、将棋界にとりチャンス。明らかに将棋部は維持費が小さくコストパフォーマンスがいい。しかも、将棋の強い人は優秀な頭脳の持ち主なワケで、企業は社員として抱えておくにも決して損はナイ(と思うんだけどな・笑)。

下世話な話になり恐縮ですが、学生将棋で活躍した人材を企業が欲しがるようになれば、将棋の商品価値は格段に上がります。

各界に賢者は居るものだなと思うのですが、最近少し、そのようになってきているのではないでしょうか。週刊将棋など見ていても、並のプロよりよほど登場回数の多いトップアマもいらっしゃいますし、特に女流はアマの活躍が目覚しいですね。

女流トップアマは、新しい時代への突破口になるかもしれませんね。今はまだ学生さんの方が多いですが、ぜひ、仕事に就いてからも棋戦に出てきてほしいです。活躍して、多くの子供たちに夢をあたえてくれたらと期待します。

行徳将棋クラブ10月予定表

行徳将棋クラブ10月の予定表です

10月 3日(土) 10:00〜12:00
          行徳公民館 第2和室 にて稽古

10月10日(土) 11:00〜12:30
          行徳公民館 第2和室 にて稽古

10月17日(土) 9:30〜11:30
          第七中学校
    ※上履きと、靴入れの袋(スーパーのビニール袋など)を持参。

10月24日(土) 10:00〜12:00
          行徳公民館 第2和室 にて稽古

10月31日(土) 10:00〜12:00
          行徳公民館 第2和室 にて稽古


大会参加の出欠確認
行徳将棋クラブといたしまして、11月に以下2大会に参加予定です。10月24日教室までに、参加・不参加を原までご連絡ください。

11月8日(日)市川市民大会
(本八幡の市川市民会館。参加費1000円程度。
東西線行徳駅集合・解散。9時集合〜16時頃解散予定。
       市川市在住者のみ対象。中学生は大人の部に参加)
11月22日(日)JT杯こども将棋大会
      (江東区有明コロシアム。参加無料。
       JR市川塩浜駅集合・解散。8時半集合〜17時頃解散予定
       小学生のみ対象)

※2大会とも原が引率しますので、保護者の方は付添い不要です。
※詳細は大会が近くなりましたらまたご連絡します。

批判ではなく建設的意見

日本将棋連盟を応援していますので、建設的意見として述べます。

既存の組織が、無理をしてその形のままで生き残ろうとすると、下の世代に問題を先送りすることになります。変革期には、血を流してでも、これからの時代に合った組織形態に変えてゆかなければなりません。

日本将棋連盟は、普及活動およびプロ棋士養成を目的とする団体と、プロ棋士が所属し棋戦を主催する興行団体、この2つに分割されるべきです。
前者は、公益法人としての認定を目指す。全国で地域密着型の継続的な普及に取り組む。
後者は、残念ながら公益法人とはなり得ません。税負担が大きくなりますので、プロ棋士数の大幅削減は免れないでしょう。
新聞各社には、現行の「普及協力金」は前者に、「棋戦費用」は後者にあててもらうよう、お願いする。

一将棋ファンとして、思います。プロ棋士の本分は、棋戦であって欲しいと。研ぎ澄まされた勝負師の戦い・・・それに専念して欲しい。公益法人認定を受けるために、「普及」の看板をムリに背負わないで欲しい。

口悪く、申し訳ございません。わかりやすくしてしまいます。
現在の日本将棋連盟の形の中で、公益部門とハッキリ言えるのは、「普及課」「支部」「普及指導員」といったところです。
議決権のある棋士会は、皮肉にも興行団体としての色合いのほうが強い。
普及課職員・支部・普及指導員には議決権がない。
この矛盾を放置して、むしろさらにねじ曲げた形で、次世代に引き継ぐのですか?

プロ棋士の数が減ると将棋文化は尻すぼみになるかといえば、そうはならないと断言。

将棋教室の子たちに「プロ棋士の名前を誰か知ってるか?」と質問した場合、羽生さんを知っていれば上等で、殆ど出てこないです。将棋そのものが持っている魅力だけで、興味を引き付けるには十分。

将棋メディアは盛り下がるか? 否!
最近、トップアマの活躍が目覚しくなってきています。社会人として企業や役所で仕事をしながらプロをも脅かす存在の方々がいらっしゃいまして、目茶目茶カッコイイと思います。トップアマの戦いや日常の鍛錬といったコンテンツは十分に魅力的であり、まだまだ未開拓。

さらに付け加えるならば、一時的にプロ棋士数を減らさざるを得ないとしても、将棋人口が増え人気が上がれば、また増やせるのです。

以上

正当な努力

日本将棋連盟の応援をします。

生活文化普及支援事業の実施機関を、文化庁が日本将棋連盟に殆ど随意契約のように決めてしまったことに関して懐疑的な見方がありますが、日本将棋連盟に不当な行為は見られません。

この事業の創設にあたっては、何と言っても日本将棋連盟が尽力したと思います。金品の授与などがあれば別ですが、足しげく文化庁に通い意見を聞きながら案件を作り上げた過程は、正当な営業努力以外の何物でもありません。

「案件をつくったのがどこの会社であるとに関わらず、最終的な入札は広く門戸を開き公平に行われるべき」という議論が、今後の改善点として出てくることはあって然るべきであろうとは思います。簡単な告知だけではなく、将棋あるいは将棋をとりあげてくれそうなNPO・ボランティア団体等に積極的に声をかけ、入札説明会を実施して興味を喚起すればベターという意見は、あっていい。
ただし、それは文化庁マターであって、日本将棋連盟に言うことではない。

9月26日の風景

いやぁ、大変ですねインフルエンザ。行徳地区では、ここのところ急速に広まり学級閉鎖が続出しているようです。将棋教室も、やっていいものかどうか気にはなったのですが、実施しました。

9月26日(土)10時〜12時。
幸小2名、塩焼小1名、新浜小1名、新井小1名、南新浜小6名、北部小1名、12名。駒落ち指導対局、自由対局。8級1名、9級1名、10級1名認定。

認定状級を認定してあげた子に認定証をあげているのですが、これが嬉しいみたいで。こんなに喜んでくれるなんて思いませんでした(笑)。

15級スタートという教室が多いと思うのですが、行徳将棋クラブは10級スタートでやっています。なので、同じ10級でもかなり棋力に差があるかな?とは思うのですが、まずは同じスタートラインから。

そうそう、昨日の話ですが、学校を母体としたボランティア団体・・・コミュニティークラブとか、おやじの会とかとタイアップもイイですね。「週に1回、お父さんかお母さんが交代で場所を管理して、週末に学校で将棋の場を設けてくれませんか?盤駒は支給しますし、年間予算15万円おつけします」で、どうですかね?(笑) 1億円の予算なら、全国に500箇所くらいは場ができる。囲碁界とも協力して、「囲碁・将棋をやろう会」にすれば、予算折半して1000箇所イケますよ(笑)。
休日の子供たちの遊び場がないという社会問題の緩和にも役立つと思います。ゲーセンとかコンビニの前でたむろってるくらいなら、将棋をやらないかキミたち?みたいな。

弱犬の遠吠えでございます(笑)。

生活文化普及支援事業

読み応えのあるような記事がほとんどない最近のこのブログにも、毎日少なからずのアクセスをいただいているようでして、申し訳ない限りです。お越しいただきまして、まことにありがとうございます。

恐らく、生活文化普及支援事業(伝統文化親子教室事業)が将棋界で話題になっており、情報をお探しの方が多いのではと察しています。実は、このブログでも過去に何度か触れているのですが、過去ログをアサってくださいとお願いするのも酷ですし、繰り返しになるかもしれませんが、私のスタンスを述べたいと思います。

熟慮の末、私はこの事業とは関係ないとの結論に至りました。

普及には、次の2とおりがあると思います。
(1)将棋に興味を持ってくれた人の受け皿をつくる、将棋人口を増やす普及。
(2)既に将棋を楽しんでいる愛好家に、より高いレベルの将棋に触れる機会を提供するという普及。

普及指導員として私が行う意思があるのは上記(1)であり、日本将棋連盟が推進している親子教室は主に(2)です。
この事業は実務的には、支部や普及指導員が場を設定してプロ棋士を招くということになっていますので、実態としては既にそこに居る生徒さんと親に声をかけるということが多くなる。

もし目的が(1)であれば、むしろ支部の方や普及指導員が居ない地域でこういった企画が実施されるべきですが、そうではありません。

(1)を中心にしたほうがよいのだが、と、個人的には思います。(1)がうまくゆけば、(2)もおのずとついてくるはずだからです。逆に、(2)に注力しても、(1)への効果は小さい。

(1)を中心とした展開について、一例を示します。
将棋のルールを理解し(棋力は問わない)愛情をもって将棋と子供に接してくれるような方を全国津々浦々で募る。週1程度、お金のかからないような公民館等の施設で子供たちが集まれる場を確保してもらう。謝礼として、1回につき何千円かさしあげる。これなら、1億円もの予算なら、全国で相当の受け皿がつくれると思います(誤解なきよう。私自身はお金を絶対要求しません)。
問題点は、プロ棋士が関係なくなってしまうことで、それでは連盟としては取り組めないということも、理解します。

牙を失った、萎えた中年男でございます(笑)。何もできません。ただ、行徳公民館の部屋を週1度、開けて閉めるのみ。

9月26日(土)の確認

行徳将棋クラブ、9月26日(土)活動の確認です。
いつも通り、行徳公民館3階第2和室にて、10時〜12時に行います。よろしくお願いします。

最近、将棋教室の話題について書くことが少なくなり、スイマセン。
おかげさまで通ってきてくれる子供たちも増え、楽しい場ができている状況です。あとは私の行うことは、土曜日の10時前に公民館の部屋を開け12時過ぎに閉める、それだけだなという、淡々とした心境に至っています。
時々は、教室の様子を報告したいと思います。今後ともよろしくお願いします。

9月19日(土)の確認

9月19日(土)の将棋の確認です。

19日は、第七中学校コミュニティー・クラブ主催の囲碁・将棋・オセロ教室に参加となります。従い、公民館教室はありません。行徳公民館へ行かないよう、注意してください。
場所は、第七中学校(行徳公民館の隣)です。

よろしくお願いします。

9月12日(土)の確認

9月12日(土)行徳将棋クラブ活動の確認です。

この日は、他団体が第2和室を使用するため、いつも通りの時間に行うことができません。

時間帯は、11時〜12時。場所は、いつもの隣の部屋・・・第1和室になります(3階)。
尚、1時間では物足りない子のために、12〜12時半の30分だけ、第2和室を使えるようにしてありますので、やる気のある子は延長戦もどうぞ!

お待ちしています。

9月5日(土)の確認

スイマセン、最近ちとあわただしく、ブログをゆっくり更新できずにいます。

明日の確認だけ。9月5日(土)、いつもの通り10-12時、行徳公民館の3階第2和室で将棋教室行っています。お待ちしています。
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千葉県市川市の行徳将棋クラブを運営している原伸一です。ブログの更新情報をお届けしてゆきます。2020年11月米大統領選より関連情報の収集・発信に注力しています。
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毎週日曜日23時〜23時半 YouTubeライブ。
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GSG5(行徳将棋ガールズ)
GSG(Gyotoku Shogi Girls)は、行徳将棋クラブの女子のこと。音楽も大好きで、2013年女子アマ団体戦で歌を歌ってベストパフォーマンス賞をいただきました。
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Profile
ハラ

フォークシンガー原
(原 伸一)

1967年生。千葉県市川市の南部、行徳・妙典でアコースティックライブの主催等の活動を行っています。また、将棋教室を開いています。

将棋教室の情報は以下サイトにて。

http://gyotoku.livedoor.biz
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