Hara Blog

千葉県市川市の行徳で弾き語り活動を行っている、フォークシンガー原の日記です。公認将棋指導員として、子供たちの将棋の話題なども。

コメント欄の運用について。様々な経緯から、次のようにさせていただいています: ブログ主およびコメント投稿者含め、互いの意見に対する反論や、ネガティブなニュアンスを感じさせるとブログ主が判断したものは、削除します。続く人はブロックし、解除しません。何卒ご了承ください。

珈琲館マイセンライブ最後の日々

夢のまた夢

駅建物の閉鎖が間近となり他の店舗は殆ど営業終了していますが、マイセンが開いているのは何とも心強く勇気づけられます。カッコいい。お店のファンたちのアンコールと割れんばかりの拍手が聴こえてくるようです。

ライブだけでなく、行徳将棋クラブもここが発祥の地。公民館サークル登録する前、短期間でしたが土曜の午前中に子供たちと将棋を指す場を提供してくださいました。もう十数年前のこと。

夢のまた夢。

マイセン

マイセンライブは残念ですが開催できぬまま終了します

長年に渡りマイセンライブをご愛顧いただき、本当にどうもありがとうございました。
最期に一度でも開催できれば喜ばしいことでしたが、このまま幕を閉じることとなりました。6月13日・27日(土)いずれも中止です。そして7月のどこかの時点で建物が閉鎖となります。ライブも行いません。

16年間、様々な場面が想い起されます。
毎月の第2第4土曜日、雨の日も風の日も、台風直撃の場合を除きまったく休まずにやって参りました。大雪の日もありました。転んでギターを修理不能なほどに割ってしまったことも。お客さんがまったくいない日、いないと思ったら一組来てくださってそれが泣くほどありがたかったとき、そして座席が窮屈で困るほどの夜。たくさんの笑顔と拍手に恵まれました。
おひとりおひとりのお姿が、心に浮かんでまいります。遠くに引っ越されてしまった方もあれば、もしかするとこの世ではお会いできない方もあるかもしれません。いつの日か「マイセンでは本当にありがとうがいました」とお礼を申し上げたいです。

緊急事態宣言は解除になり千葉県では休業要請も解かれ、新たな生活様式に添えばライブ演奏も可能な状態ではあります。しかしながらマイセンのお店の広さを考慮しますと、人と人との間に十分なスペースを確保することは困難です。世の中のライブを行う店が演奏を実施するためにどれほど苦労しているかを考えたときに、我々が一度でもいい加減なことは出来ません。

また繰り返しブログで訴えさせていただいていますが、子供たちは学校で今、歌も楽器も許されぬ状況に置かれています。そして音楽を愛する多くの若者たちが、全身全霊をかけ打ち込み目標としてきた夢の舞台を奪われた。すべて、我々中高年からシニアの人々を守るためです。

「あの豊かな時間に最後に一度だけでも会うことが叶わないのか」
その喪失感、その痛み・・・たまらない想いを抱き、自らの罪を意識し絶望を共有しましょう。
それが行徳のフォークシンガー原からの、マイセンライブでの最後のメッセージです。

マイセン店内

マイセンライブは引き続き実施せず

5月23日(土)は本来ならマイセンライブですが、引き続きお休みとなります。

まずは5月31日までの緊急事態宣言がどうなるか。そして、今日にも解除が発表される予定の大阪等でもライブハウスへの休業要請は続きそうであり、関東はいっそう厳しいと予想します。
個人的には「50歳未満で基礎疾患のない人」等の条件を設定すれば営業可能だと思いますが、マイセンライブは年齢層が高い。

また、今週はNコン中止という大きなニュースがありました。全国の生徒さんたちから悲鳴が聴こえてくるようです。日本中の歌を愛する子供たちから「お年寄りを守るために」と夢の舞台を奪っておいて、シニアたちが歌を楽しむことには疑問を感じます。

5月31日迄の緊急事態宣言の政府判断を踏まえ、お店と相談したいと思います。

マイセン店内

4月11日(土)マイセンライブはお休み

4月11日(土)のマイセンライブは、お休みとさせていただきます。

新型コロナウィルスによる社会的情勢およびマイセンライブの特色を考慮し、このような措置とさせていただきます。ご理解のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

エビピラフ

フォークソングの定義

フォーライフ

「大きな会社に勤めることこそリスクだ」
最近よく耳にします。いきなり突拍子無くすみません。テクノロジーの発達で、これまでの基幹産業が溶けてゆくそうで。自分で考え稼ぐ力をつけることが大切と。どうなのでしょうね?私はアナログ人間なのでよくわからないのですが。業種にもよるでしょうね。
 
なぜその話かといえば、前の投稿でフォーライフレコードに触れたのでその続き。「半世紀近く前にそんな歌があったな」と思い出すのです。
ビートルズがアップルをつくり欧米では既に、自身の楽曲に付随する権利を自分で管理する流れがあった。日本もいずれそうなるはず・・・見える人には見えていたでしょう。ただ、実際に踏み切るのは大ごと。
フォーライフの出現で、確かに同様の現象が日本でも起こりました。しかし最初に飛び出した者への風当たりはことのほか強く、消耗が激しかった。大手が資本力を活かしながら変化に対応してゆく。大樹の下で余裕をもって構え時代を見極めるほうが賢い生き方かもしれない。
 
吉田拓郎さんがフォーライフ設立後に初めて出したアルバムのタイトル曲「明日に向って走れ」:
 
「流れる雲を追いかけながら 本当のことを話してみたい
 いつか失った怒りを胸に 別れを祝おう
 通りすがりに微笑みを持ち 一人である事を忘れた時
 ノアの箱舟が笑って消えた 誰のせいじゃなく
 もう君に逢うこともない 心はゆれても
 だから 明日に向って走れ こぶしを握りしめて」
 
(時代の向かう先を見つめ、あるべき姿を話すよ
 心を鬼にして、それを置き土産にしよう。
 愛想よく集団に埋没し、一人で生きることを放棄した時に
 生き残る道が絶たれるんだ、君自身のせいでね。)
 
最期にちゃぶ台を返すようですがこのレコード、フォーライフがどうのこうのよりも「ギブソンJ-45」というモデルに全国のギター少年たちの心を釘付けにしたジャケットが輝きを放ちます。理屈抜きに問答無用でカッコよかった。

メランコリー

引っ張って申し訳ないのですが「メランコリー」をまた別の視点で。
 
小室等・吉田拓郎・井上陽水・泉谷しげるがフォーライフレコードを設立したのが1975年。アーティストが制作から販売まで一貫して主導権を持とうとする当時としては画期的な出来事でしたが、76年末に出したクリスマスアルバムが不振で一気に会社は危機的な状況へ。丁度、メランコリーがヒットしていた時期のこと。
 
とにかく何かレコーディングして売らなければならないという苦肉の策で拓郎さんが、他の歌手に提供した楽曲のセルフカバーなどによる歌謡曲のカバーアルバムを制作。突貫工事の急ピッチのレコーディングだったそうですが、精神的にもキツかっただろうな〜と強く思います。つまり、アーティストを旧体制から解き放つために作った会社を救うために、旧体制に魂を売るような構図になってしまう。実際、そのような批判も飛びました。「商業主義の音楽業界を変えるはずが、商業主義に走っている」
 
ところがこの「ぷらいべえと」というアルバムが、売れた。オリコンチャート1位を記録。そして、現在では珍しくないJ-POPアーティストによる「カバーアルバム」企画は、実はこの時の拓郎さんが初めてでした。新鮮だったんですね。広く受け入れられた。「ぜんぶ結果論だよ」が拓郎さんの口癖ですがそれにしても、日本の音楽史上重要な意味を持つ先駆的なレコードとなりました。
 
「ぷらいべえと」には、梓みちよさんに提供した「メランコリー」も収められています。フォーライフという会社、つまりその従業員と家族たちの窮地を支えた13曲の中の1曲が「メランコリー」だったのだろうと思います。

乃木坂

2月8日(土)マイセンライブ

スパゲッティ・ナポリタン

それぞれのYesterday

半世紀

デルタ・フォーク

神田川 〜ただ貴方のやさしさが怖かった〜

めぐる季節の中で

1/25 珈琲館マイセンライブ

その先に、どんな世界が・・・

1月25日(土)はマイセンライブ

客席から見たマイセンライブ

料理が美味しい店

マイセンのコーヒー

(写真をクリックすると記事へ飛びます)


ライブ活動場所の紹介

「珈琲館マイセンライブ最後の日々」カテゴリ設置

Facebookページに投稿した記事を整理するため、あらたに「珈琲館マイセンライブ最後の日々」カテゴリを設置しました。Facebookページでは動画についてはライブラリでYouTubeのように一覧が作成されますが、記事に関してはブログのようにカテゴリ別の整理・陳列ができないため、ブログを本棚として利用するものです。

ライブ活動については今後はリンク先のページが主な発信源となります。写真左上のアイコンをクリックするとそちらへ飛びます。お店が無くなった後もマイセンライブに親しんでいただけると思いますので、アカウントお持ちの方はフォローいただけたら幸いです。どうぞよろしくお願いします。

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Twitterアカウント
千葉県市川市の行徳将棋クラブを運営している原伸一です。ブログの更新情報をお届けしてゆきます。2020年11月米大統領選より関連情報の収集・発信に注力しています。
ライブスケジュール
毎週日曜日23時〜23時半 YouTubeライブ。
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GSG5(行徳将棋ガールズ)
GSG(Gyotoku Shogi Girls)は、行徳将棋クラブの女子のこと。音楽も大好きで、2013年女子アマ団体戦で歌を歌ってベストパフォーマンス賞をいただきました。
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ハラ

フォークシンガー原
(原 伸一)

1967年生。千葉県市川市の南部、行徳・妙典でアコースティックライブの主催等の活動を行っています。また、将棋教室を開いています。

将棋教室の情報は以下サイトにて。

http://gyotoku.livedoor.biz
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