Hara Blog

千葉県市川市の行徳でライブ活動を行っている、フォークシンガー原の日記です。公認将棋指導員として、子供たちの将棋の話題なども。

市川市給食のお米問題

「復興」とは何かを考える

ウクライナのキエフに日本で最初に駐在所を設置したのが、最初に就職した会社でした。1992年のこと。駐在員で送られることになった先輩は、ご家族も本当に心配し本人も人柱になった人のような顔をしていた。キエフはチェルノブイリから南に約100劼半しのところにあります。原発事故から6年が経過していましたが、それが一般的な日本人の感覚でした。

私もその後何度か出張で訪れたのですが、現地では不思議と恐怖は消えていた。人々は普通に暮らしているし、何の違和感もない。しかし後に解るのですが、被災地では小児甲状腺がんが事故後5年目あたりから急増していた。

たぶん現在、日本でその逆パターンになっています。福島原発の事故は海外の人々のほうが記憶に鮮明で、日本人の感覚の中では風化しつつある。

福島第一原発


「復興」という言葉も、人々を惑わせている。
安全だと結論づけること。避難者をはやく帰還させること。経済を元に戻すこと・・・それが復興なのか?
土壌や作物の安全性に関する疑義は「風評被害」という言葉により抹殺される。

連休中に、福島の子供たちの小児甲状腺がんに関する資料を一生懸命見ていたのですが、私の悪い頭では整理できなかった。判定の種類や実際に手術までいった数などどれをとったらよいのかよく解らないのですが、少なくとも200件を超える小児甲状腺がんが発生している。
「明らかに多発じゃないか」
という人もあれば、
「いや、スクリーニング効果だ」
という人もいる。つまり、甲状腺がんというのは放っておくと一生死因には至らずわからないこともあるもので、それが全員検査であぶりだされてきただけと。
スクリーニング効果であるかどうかを確認するためには、少なくとも幾つかの都道府県に手伝ってもらい同様に30数万人の子供たちを何年間か検査してゆく必要がありそうですが(サンプルが少ないと数字がどちらかに強く出てしまう)、そこまでは無理そう。
従って、200人以上の子供たちが小児甲状腺がんになっているという事実と「スクリーニング効果」という考え方を知った上で、各自が判断するしかない。

100%の安全性に関する科学的証明というのは、あり得ないという前提。2011年の3月11日以前に状態を戻すことはできない。そこへ向かうことが「復興」ではない。事故後の別の世界でどう生きるかを各自が判断して選べる社会をつくることが本来の「復興」。
ですから「不安をあおる」なんて言ってちゃダメ。どういう項目が検査されているのかいないのか、基準値とは何で捉え方にも諸説ある等々、小さい頃から学校で教えないといけなくなった。本来は。その上で、安全のラインを市やみなさんのお父さんお母さんが考えて食べていいものを判断していますと小学一年生の初っ端から教える。そうあるべき。

札幌に「チームOK」さんという原発避難者が中心となった団体があります。給食について「放射能理由での給食・牛乳拒否書類」というのが出来ているとHPにありましたので、実はメールで市川の状況をお伝えし「制度が市で確立されていると理解したのですが、放射能を理由に避ける子もあれば食べる子もあり、判断は各自に任されているという状況がどのようにして形成されていったか」知りたいと質問させていただいたところ、返信だけでなくお電話までいただき、とてもご丁寧に教えてくださいました。

まず「放射能理由での」についてですが、市全体としては整備されておらず(ある学校ではそうなのかも)アレルギーに関する書類があり「アレルギーほかの理由による・・・」ということで、拡大解釈して認めてもらえるようになっているとのこと。
これは2011年〜12年頃、日本中で意識が高かった時期に給食の食材を問題視して一生懸命活動した保護者たちが居た結果として、そのようになったとのことでした。
(関東・東北が産地の食材はとらないとのことで、お気を悪くされる方がいたらすみませんとお気遣いいただきました)

次に、放射能に関する教育。残念ながら、学校でそこまではしてくれていないとのこと。
市川のお母さんたちは、
・人と違うことをさせることで仲間外れにされる心配
・ご飯を持たせて風評被害を助長することの心配(白米アレルギーということにして五穀米を持たせたりしている)
などストレスを抱えて過ごしているが、この辺りはどうですか?と質問したところ、以下の答えが返ってきました。
「2011年の3.11以降、自分の身を自分で守らなくてはならない時代になっていると子供に教えています。その結果人と違う行動をとっても、それで仲間外れにするような子が居るような場には居なくていいと」
つまり、何があろうと信念を持って食を選ぶ子に育てるということですね。ハードボイルドなママさんです。
放射能が理由で給食のご飯を食べない子が居るというのは浸透しているのでしょうか?との問いには「自分は子供に嘘をつかせていないので周りの子はそれとなく知っていると思う」
とのこと。
ただ、一緒に活動していたすべての保護者がそうだった訳ではなく、やはり市川のお母さんたち同様「アレルギーということにして」という方々もいらっしゃったとのことでした。

最後に、学校に提出する書類が本件に関連ある場合は必ず書いていらっしゃるとのことです。個人情報なので詳細は控えますが、給食のアレルギー調査や家庭調査、部活の申し込みなどの書類に、
・ 原発事故による放射能汚染に気をつけ、汚染の可能性があるものを避けていること
・ 給食の食材の産地を教えてほしいこと(及び協力への感謝)
・ 修学旅行や部活の遠征地に関すること
などを丁寧な文章で綴られています。
ご経験を伝授いただきまして、本当にありがたいことです。深く感謝申し上げます。

長文になり、失礼いたしました。後半部の札幌のグループの方のお話が、市川の現役小中学生親子の皆様の参考になりましたら幸いです。

市川市の給食のお米 LINEグループ経過報告

「市川市の学校給食のお米について考えるグループ」ですが、21日現在4名の保護者の方々にご参加いただいておりまして、私を含め5名。各学校の状況についての情報交換や資料の紹介など活発にやりとりがなされ既に十分に継続する価値がある状況ですので、新規参加の方にわかりやすいように、PC版とスマホ版のトップページに固定しました。当面こうしておきます。

みなさん市川市内の小学生や未就学の子供さんの保護者で、検査方法や放射性物質の検出の単位に対する捉え方の資料などとてもよく調べ読まれているのが印象的です。

ご飯を持たせるにあたっては、仲間外れにされぬよう玄米を持たせ体質の問題(白米アレルギー)として他の子に説明してくれるよう学校にお願いするなどされているとのこと。親子で意見が分かれるといった悩ましいケースもあるご様子です。

また、安全性や産地の問題はまったく別として。「美味しい」という理由で2割高いお米を買うのかという点もについても疑問の声があります。

尚、お友だちでない方にもグループを見つけてもらい参加しやすくするにはやはりLINE@(ラインアット)というお店のホームページなどで使われる機能でつくらないといけないらしいです。意見交換の場をどのような形で設定するのがいいかは、引き続き検討課題にしてゆきたいと思います。

また、私自身は特定の政治団体や宗教団体に一切所属していませんし、将棋教室やライブ含め、勧誘などは一切行いません。その点はお約束します。
逆に例えば「近所の市議さんと仲良しでその方を中心に本件に興味ある人々が何名か集まっている」ようなグループの方などは大歓迎です。つながってゆけたら有意義と思います。

(写真は全く関係ないですが、ジョギングコースにある行徳運河のお地蔵さん)

お地蔵さん

市川市の学校給食のお米について考えるLINEグループ

案ずるより産むが易し。作ってみました。

本件、関心が高いです。コメントもたくさんいただいていますし、実はブログアクセスも本件の関連記事が最も多い。

コメント欄に書かせていただきましたが、ひとりでがんばっている親御さんや子供さんたちが点在している状況と思われますので、情報交換できるグループがあれば精神的にもがんばれる要素になるかもしれません。
誰が音頭とったらいいかなと考えたのですが、現在検索でたぶん当ブログに集まっていただいていますので、グループ立ち上げだけは私がやってみます。ふさわしい方がいらっしゃいましたら後に中心になっていただいて。

LINE画面の検索で「市川市の」で今のところ既に出てきます。実際にご飯を持たせている方、そこまではしていないが千葉県産に戻してほしいと思っている方、市川市内の公立小中学校に子供さんはなくとも本件に関心のある方、つまり関心のある方でしたらまずはどなたでも結構です。政治・宗教の勧誘や何かの販売等一切行いません。ご安心ください。

(追記:すみません、検索しても出てこないと情報いただきました。よい宣伝の仕方を調べてみますが、当面よろしければまず私とお友達になっていただく形でお願いできますでしょうか。以下QRコードです。よろしくお願いします)
QR


一定期間やってみて、参加者が集まらないようでしたら閉じたいと思います。
匿名で投稿できるブログのコメント欄だから書けるというのもあるかもしれないですね。不特定多数のLINEグループには参加しづらい人も居ると思います。ある程度参加者がそろうようでしたら、どこかの時点で新規参加要件を相談しないといけないかもしれません。

給食のお米グループ

教育委員会へ行って参りました 給食のお米の件 〜後編〜

突然の訪問にも関わらずご丁寧に対応いただきました保健体育課の職員様方に、感謝申し上げます。そして、ちゃんと折り返しの電話もいただきました。電話ではありますが、しっかり有意義な質疑応答ができたと思います。

前置きしておきますが、現場の職員さんたちは個人的にどう考えるかに関わらず、政治家と上のほうで決めてしまった方針に沿って物事を実施せざるを得ません。「ムリかなぁ」と思いつつ質問する私は、小中学生の子を持たれている保護者の方にとっては追及が甘く感じるかもしれません。予めご了承ください。

以下、内容を記します。

まず、ご飯の持参について。これは権利であり制度化(手続すればご飯だけ辞退で給食費が15円安くなる)されるのか?あるいは本来はダメなものを見て見ぬふりをするということか?

「制度化というところまではしていない」とのこと。「ただ、様々な事情で食べないということは本件に限らずあるでしょうから、容認しますということです」と。そこで「様々な事情についてですが、アレルギーと同様に正当な理由として認められ容認されるのか?あるいは嫌なものを食べないのをそこまで無理強いしないということか?容認される理由が問題なのです」と問いました。「ホントは食べなきゃダメなんですよということでなく容認されるということは、やはり市が無理をしているからということになりはしないか?」と。「なるほど、そうですか」ということで、会話を続けるのが難しくなりましたので、いったん脇におき次の話題へ。

ストロンチウムは検査していない件、前編で述べたことを話しました。ご担当の方も、厚生労働省のHPでセシウムのみ代表で検査されていることをご存知のようでした。「すると、セシウムがなくとも『ストロンチウムがないとは言えない』という考えにも理があると言わざるを得ないのではないか?」という問いに対しては「その通りです」とのことでした。
従い、理があるのですから「自分の子にはご飯を持たせたい」と思っている保護者はかなり居るはずで、そこで問題になるのが「ウチの子だけ違うことをやらせて、可哀そうなことになりはしないか?いじめられたりしないか」。

前編で「学校で教えなければならないのではないか」と問題提起したようなこと、震災や原発事故のことから始まって、検査制度や放射能レベルの考え方について。お父さんお母さんたちがどう考えてみなさんが何を食べているか。ご飯を持参している子たちが「特別なことをしている訳ではない」ということを学校で皆にちゃんと教える必要があるのではないかという点について。
「放射能のことを言うかどうかは別として、その子が特別なことをしている訳ではないということを周りの子たちにちゃんと言うことは必ず行います」とのこと。保護者の方が一番気にするところでしょうからそれはもぅ必ずと、この点についてはかなりお気遣いいただき強調して「やります」と言っていただきました。

「放射能について言うかは別として」は引っかかるかもしれませんが、学年にもよると思います。平均的な理解能力にもよると思いますので、とにかく「仲間はずれにはさせない。ちゃんとフォローする」という態度を教育委員会が毅然と示してくれたことを、お伝えしたいです。

従い、「ホントはご飯持たせたいのだけれど、学校がちゃんとフォローしてくれるだろうか?」とご心配されているご家庭は、学校にご連絡の上「教育員会がそう言っていますので、うちの子をよろしく頼みます」ということで、実行されてよいと思います・・・理屈としては。現実的には、ご担任の先生の力量にもよるでしょうけど。

そんな訳で、いちばん上の質問に戻りまして「理があり、特別なことをしている訳ではないのであれば、当然の権利として給食のご飯辞退を制度化すべきではないでしょうか?ご検討いただけたらありがたいです」とお願いしました。「わかりました。検討いたします」とのこと。
ただ、個人的には「いやぁ〜」とは感じます。これを制度化するいうことは、現政権がムチャなことをやっちゃったって認めることです。行政官僚には、そうでなく現場を収めることが求められるはず。

職員さんや学校の先生たちにとってはたぶん災難なんです。従来通り千葉県産のお米を出してくれていたら、こんなことは何もなかった。

最期に。「政治が決めてしまったことを実施するしかないお立場でしょうが、敢えて。地産地消の方針で給食の食材は千葉県産が使われていますよというのを学校で教えるまでしているところへ突然に主食のお米がこのように決まってしまったことについて、どのように説明するかご予定はありますか?」との問いに対して。
「先日お配りした案内は要点だけを記したものだったのですが、どのような検査がされ数値がどうなっているのか、詳細を市のHPにアップする予定です」
とのことでした。

以上、現在市川市で小中学生のお子さんをお持ちの保護者の皆様の参考になりましたら幸いです。

携帯電話

教育委員会へ行って参りました 給食のお米の件 〜前編〜

なんで俺が。
シリーズ化しそうで怖いですが、給食始まってしまいますもんね。今日が初日ですかね。

普通のお父さんお母さんがイキナリ教育委員会を訪ねるとかしずらいだろうし。クレーマー親みたく見られたくはないですよね。
私は「この間の将棋大会の人」ってことでキャラ設定完了していますので、比較的やりやすいかなと。

教育委員会


コメント欄にもコメントいただいていますが、調べるとまさに。産地に関わらず全国の自治体で給食の食材については定期的に放射性物質含有の検査が行われていますが、ほとんどがセシウムだけですね。ストロンチウムは検査されていない。問題視した品川区のママさんたちが区を動かし、ストロンチウム検査の機械を導入させ検査が行われるようになった。それを機に、他の区でもその必要性について区議会などで議論がされている。

厚生労働省では「検査で放射性セシウム濃度が基準値内に収まっていれば、ストロンチウム90による影響も含めて、市場に流通する食品の安全性は保たれていると考えられます」(こちらページQ4への回答2より)としています。一緒に飛散して存在しているはずだから、代表としてセシウムを検査していると。

従い、ストロンチウム検査は「省かれている」
これをどう見るか。確かに、検査されていない以上「ないとはいえない」。

ここでいったん注意点ですが、これは福島のお米に限らずです。敢えて議論をしようとするならば「県産は定期的な抜き取り検査にすぎない。福島産はセシウムだけであっても全量全袋検査だから逆に安全だ」とも言えます。安心できないとすれば「原発から距離が近い」ことと「ほら、調べたらそういうのがどんどん出て来るじゃん」という感じでしょうか。

また、基準値についても色々学説があるようです。単純に「大人も子供も何ベクレル以下ならオッケー」ではないという学者もいる。子供はこれから摂取したものでどんどん体をつくっていく訳だから蓄積の度合いが大人とはけた違いに違うのだみたいな。

これらのことを、学校で子供たちに教えないといけなくなっているのではないか。その上で、
「給食のご飯を食べるみなさんは、お父さんお母さんが『大丈夫。国や市を信じよう』と決めました。〇〇くんは、お父さんお母さんが慎重なので家からご飯を持ってきています。どちらも直ちに間違いではありません。判断は、それぞれに任されているのです」
という風にしてあげないと、ご飯を持ってくる子が浮いちゃいますよね。イジメの原因になりかねない。

市川市教育委員会の担当部署は「学校教育部 保健体育課」。残念ながら担当の係長さんが訪問した際に不在で、後に電話で話すことになりました。

申し訳ないのですが、この記事をアップする時点でまだ話ができていません。記事が長くなりますし、お話しできたら「後編」としてまたご紹介するとして、いったんここで区切らせていただきます。

給食のお米の件 引き続き

コメントをいただいたので、改めて学校給食について調べています。
そうですよね、新学期。給食が始まります。

札幌へ自主避難した人々によるチームが、かなり早くからがんばって食の安全に関する活動をしている様子。学校給食も「放射能理由での給食・牛乳拒否書類」というものが整備され、これを出すだけで辞められるそうです。こちら

なるほど、放射性物質は福島に限らず東日本全域に飛散した訳なので、福島でなくとも安心できる産地などないぞくらいの覚悟で活動されていますね。

これまで市川市(だけでなくどこでもですが)でも学校給食の「アレルギー対応」は実施しています。ちゃんと申請書を出して手順を踏む形で。
今回、教育委員会や学校が言っている「給食のご飯を食べず家から持ってきていい」というのはどういう意味なんでしょう? 2パターン考えられて、

1.学校が出す福島のお米を選択しない権利が与えられている。
2.学校が出す福島米のご飯を本来は食べなければならないのだが、それではなく家から持ってきたご飯を食べていても見て見ぬふりをしましょう。

もし1だと、申請書が整備されないといけないでしょうね。で、お米の代金分は給食費を安くしてもらわないと。また、そういう制度があることを保護者に周知させる必要がある。
2は、なんかヤバそうな気がします。拡大解釈すると、献立表を見て嫌いなものの日は弁当持って行ってそれを食べるとかでも見て見ぬふりをしてくれるのだろうかという。「お米だけ見て見ぬふりをする」という理屈は通らない気がする。「お米はヤバいことやっちゃってるから」というのを認めることになるので。

いずれにしても、行動に出るご家庭がある場合その子の学校では、なぜその子がそうしているのかということと、それは正当な事なのだというのを子供たちに教えないといけないでしょうね。ひとりだけ違うことをポツンとやらせて放置すればイジメの原因になりかねないので。

本日はここまでにて失礼します。

給食

学校給食への福島米導入の件についての感想 メッセージか?

アンケート結果によりますと、決定そのものの是非は別として進め方としてはよくなかったと考える人を含めると、7割以上の人々が決定プロセスに否定的。
WEBアンケートでは関心のない人々にも敢えて選択していただくことができませんので、問題意識を持っている人々が反応してくれたということは、あると思います。ただ、それを差し引いてもかなり評判は悪そうです。

安全性そのものについての議論は、しません。すると軸がブレるので。問題は、
1.一定割合は存在するであろう不安を抱く保護者への配慮。
2.千葉県は地産地消の政策を進めていて給食のお米は千葉県産を使っていることを学校で教えるまでやっている。他県の価格の高い米を買う意義は何なのか、事前の地ならし。

2について、政権与党が地元の農業関係者のウケをよくするためにとってきた政策と見れば、野党系の人々にとり面白いとは言えないでしょう。しかし悪政ではないし、地元の産業振興は納得のゆく理屈。
そこへ別の正当性ある理屈を突っ込むということかなと見えます。それにより、これまでの利権を切り刻む。

個人的な感想です。
「それにしても、子供でやるとは」
と、呆然としました。
普通の感覚なら、「福島の風評被害に本市で取り組みましょう。安全性についての理解を。そして、クオリティーも高いですし復興支援の観点からも、高くても買ってほしい」と市民へ呼びかけ、まずは市が福島の農産物を紹介するためどのようなことを予定しているか具体案を示す。が、給食への導入については反発が強そうなら現状無理はしない・・・ですね。それをしないのは「安定した発注が確定している事案について、とにかく購入経路を変えることありき」。

さらに、敢えて議論が沸騰しそうな学校給食でやるというのは、何か意図があるのだろうという印象を受けます。考えられるのは、
「権限を持ってるのはこっちだよ」
という強いメッセージを、地元政治家や業者たちに送るということか。

そうでなければ、単純に保護者からどういう反応が起きるか予測できなかったか。どちらかだろう、という印象を持ちました。

「風評被害が蔓延しているほうがおかしいんだよ。全国の自治体の先陣をきってこれをやる市川市はエライ」
と考える人々がいらっしゃることも、理解します。その人が、純朴な一市民ならば。

政権交代というもの

アンケート期間は明後日までで、集計は後日アップしますが、ブログコメント欄やツイッターにレスいただいたご意見などで、色々と勉強させていただいています。

以下、まったく裏などとっていません。個人ブログの強みで「これだとこう思っちゃうなぁ」ということを勝手に書くだけです。予めご了承ください。

千葉県の農林水産計画で、
『次世代につながる「力強い農林水産業」を創り上げるため、生産者や関係団体と一体となった「オール千葉」で計画を着実に推進し、「農林水産王国・千葉」の復活と「農山漁村の活性化」の実現を目指してまいります。』
ということになっている訳ですね。そしてその中に、
地産地消の取組を拡大するとともに、 学校給食などへの地場産物の活用について、関係団体等と連携して進めます。』
とある(こちら資料P19 )。
これに基づいてということでしょう、千葉県内の多くの小中学校が給食に千葉県産のお米を導入している様子が、色々検索して調べると伺えます。ナルホド。

チーバくんと農産品

しかし、
「地元の農産物を地元の業者から買いましょう」
・・・てこれ、利権が生まれそうですね。千葉県内各自治体の政権与党と農産物販売業者が仲良くなっていたとしてもおかしくはない。利権と選挙の票はおのずと引かれ合う。

ところが先の市長選で保守分裂の結果、野党が推す市長が誕生した。当然、これまでの利権を弱めようとする力学が至る所で働くでしょう。
生々しいですが、決して悪いことではありません。定期的に見直しが入るのはよいこと。正当な理由に基づき新たな選定基準で買い付ける先を変更するのなら、問題ない。

今回のケースは、県の呼びかけを退け、しかも高い品物を買うのですから、かなり説得力のある「正当な理由」が必要です。

どうですかね。「復興支援」

市が主催する農産品のフェアとか、そんな場でなら議論にならないでしょう。いっぽう、学校給食で主食の米を福島からというのが、さあどうだろうか。

まだあと2日、アンケート期間が残っていますので、記事は中立の投げかけに留めます。

アンケートご協力よろしくお願いします

前の投稿、学校給食のお米の選定に関するアンケートですが、ご協力いただけましたらありがたいです。将棋関係者の皆様、保護者の皆様、卒業生の高校・大学生の諸君、そして音楽関係の皆様、どうかよろしくお願いします。

政治界隈の人がこのようなアンケートを実施すると、その人に思想の近い人や現政権に不満のある人が強く反応するので、ホントに現場がそういう状況なのかよくわからないんです。政治関係者ではない不特定多数の人々の意見がどうかが重要。率直に感じたまま、いちばん近い選択肢をクリックいただけましたら幸いです。
本件でなくとも、市民の多くが知らないまま決めてしまっていいものか?という重要課題が、日々決定され進められているはずです。が、「これはいくらなんでもイケナイ」というラインがどこにあるのか、その感覚が行政・政治家と市民の間でズレていないか。検証の材料になります。

特に「そんなに気にしていない」「また不満分子が政争の具を見つけようとしているらしい」とお感じの方、スルーするところでしょうが何卒ご協力お願いいたします。

米

市川市公立小中学校の給食に福島県産の米を使用する件についてのアンケート

市川の保護者の方々から声が上がっている様子なので、当ブログでもアンケートの形で皆様のご意見を伺ってみたいと思います。クリックご協力いただけましたら幸いです(尚、どんなIPアドレスの方が何をクリックしたか等は、当方にも一切わかりません)。統一地方選に立候補予定の方々の参考になれば有意義かと存じます。

市川市内の公立小中学校の保護者の皆様へ、子供さんが市からのお知らせのプリントを持ち帰ったはずです。食材費の高騰により給食費の単価を上げますが市が負担するので保護者負担は変わりませんという説明がひとつ。そしてこちらがテーマですが、学校の給食に福島県産のお米(会津米)を次年度から使用するということ。復興支援ということなのでしょうが、給食費単価アップのひとつの要因にもなっています。

アンケートは2つです。期限は5日間、今週の日曜日まで。
回答すると円グラフが現れ集計状況が見られます。

アンケート1:
福島県産のお米を公立小中学校の給食に使用することについて、そして少し高くなり市の負担が増えることについて、市が事前に市民あるいは保護者へ説明し広く理解を求めるようなアクションが必要だったかどうか。




アンケート2:
福島県産の食材に抵抗がない人々は、市の決定には個人としては異存ないと思われます。ただし、抵抗がある人々に選択肢を与えない「学校給食」でそれをやってよい事案であったかどうか。食材に対する個人的な考え方ではなく他者のことも考慮し、決定プロセスの問題としてお答えください。
中立性を保つため逆の視点も書きますと、福島県産でないお米を買うにしても保護者が自由に選択できないことに変わりはなく、有害物質は放射性物質以外にも存在し、言い出したらきりがなくなります。

ライブスケジュール
行徳駅高架下 珈琲館マイセンライブ 5月11日(土)19:40〜22:00 5月25日(土)19:40〜22:00 行徳駅前広場ストリートライブ 5月26日(土)13:00〜18:00 (いちかわミュージックパークとの連携) いずれも出演者数組。
行徳将棋クラブ

行徳将棋クラブ

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千葉県市川市の行徳将棋クラブを運営している原伸一です。ブログの更新情報をお届けしてゆきます。
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ハラ

フォークシンガー原
(原 伸一)

1967年生。千葉県市川市の南部、行徳・妙典でアコースティックライブの主催等の活動を行っています。また、行徳公民館で小中学生の将棋教室を開いています。

ライブ情報は以下サイトにて。

http://gyotoku.livedoor.biz
市川市の学校給食のお米について考えるLINEグループ
市川市の学校給食のお米について考えるLINEグループをつくっています。経緯はカテゴリ別アーカイブの「市川市給食のお米問題」にて一連の記事をご参照ください。参加希望者は恐れ入りますが下記QRコードにて友だち申請ください。グループ招待します。(現在10名) 23c8cd86
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GSG5(行徳将棋ガールズ)
GSG(Gyotoku Shogi Girls)は、行徳将棋クラブの女子のこと。音楽も大好きで、2013年女子アマ団体戦で歌を歌ってベストパフォーマンス賞をいただきました。
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