最近当ブログをお読みいただけるようになった方に念のため申し上げておきますと、当ブログは「ロシア側からの情報をお伝えする」ことを行っていますが、ロシアの国家や軍に都合の悪い情報も掲載しています。予めご了承ください。

ウクライナ軍によるロシアのベルゴロド州への砲撃が止まらず、子供たちをはじめ住民の一部は避難を始めています。そのような状況の中、ロシアのマスコミ報道は、昨日お伝えしたようにタス通信など文字媒体のメディアは頻繁に状況を伝えていますが、どうやらテレビは情報を抑えているようです。パニックを防ぐためでしょうが、日本と同様、広く国民に知らしめる力は何と言ってもテレビが大きく、地元住民としては「見殺しにされている」と感じてもおかしくはありません。

以下、地元からのメッセージを引用したリバールの記事です。上記のようなことがあってはならないと厳しい意見を述べた上で、メッセージを紹介しています。

シェベキノはロシア


テレビが問題を隠し美しい報道のみ行っているため、このようにいたします。情報戦が思いやりなく行われており、冷笑的なテレビ関係者は失敗のせいで莫大なリソースを剥奪されるべきです。

以下、ベルゴロド テレグラムチャネルによって配布される写真付きのテキストを公開します。

「私たちは、ニュースの発表でほんの一瞬しか私たちの街に言及しなかった連邦チャンネルを非難しますが、ベルゴロドのメディアも私たちに関するニュースをほんの少ししか公開せず、今朝のケースのように知事の声明だけに限定されているものもあります。

私たちは誰も非難せず、何も要求しませんが、尋ねます。 同僚、友人、そして隣人のみなさん。私たちの市にとって困難な時期に、人口約35〜40千人、さらにはそれ以上の人口を抱えるこの州の地区の中心部に対する毎分続く砲撃ほど重大ではない他のニュースを、時には一時的にだけでも忘れていただきたいのです。

私たちのために、情報を広め、私たちがここにいること、私たちが身をこわばらせ毎分攻撃にさらされていることを示すのを手伝ってください。彼らは私たちをグレーゾーンにし、脅迫して自分たちの土地から追い出したいのです。

多くの言葉は必要ありません。#ЗаШебекино(シェべキノのために)と#ШебекиноЭтоРоссия(シェべキノはロシアです)という短くて容量の大きいハッシュタグが、あらゆる場所、すべてのコメント、すべてのチャンネル、すべての塀にあるだけで十分です。

私たちは子供たち、妻、両親を安全な場所に送ります。しかし、私たちはここにいます! 私たちは政府、非常事態省、電力技術者、そして領土防衛とともにいます。ここは私たちの土地であり、私たちは最後までここにいます! 応えてくださった皆様、よろしくお願いします!

出典:https://t.me/rybar/47841