ドネツク市付近の戦闘の、5月27日現在の状況です。
どうやらウクライナ軍は、ドネツク市周辺に増援を集めています。先ほどの記事で紹介した動画の岩田元陸幕長の解説に当てはめると、この付近のロシア軍部隊をザポロジエ(ザポリージャ)方面へ動かさないよう足止めする狙いのように見えます。
いっぽう、ロシア軍がカルロフカ貯水池のダムを破壊してクラホボあたりまでを浸水させたとすれば、その狙いは、動きが活発化しているウクライナ軍の第23機械化旅団をはじめとする部隊の前進を緩和したということのように見えます。こちらも足止め。
以下、リバールの記事です。

ドネツク近郊での戦闘 2023年5月27日16時現在の状況
▼アヴジェエフカ地区では、ロシアの襲撃部隊がクラスノゴルロフカからノボカリノボに向けて強力な偵察攻撃を行いました。激しい衝突の結果、ウクライナ領土防衛隊第109独立旅団第105大隊の20名が粛清されました。
ウクライナ軍領土防衛第129旅団のウクライナ軍部隊はノボカリノボからのH20道路近くのロシア軍陣地への反撃を試みましたが、ロシア戦闘員が攻撃を撃退しました。
※いっぽう、別の興味深いことがあります。先日、ウクライナ軍第17戦車旅団の部隊の1つが、ウクライナ国軍第53オンブルが位置するセべルノエ〜トネンコエ線に到着しました。 以前、この編隊はソレダール方面での戦闘に参加していましたが、損失のためハリコフ近郊へ撤退しました。
第17旅団がたとえ一部であっても出現したことはアヴジェエフカ付近への増援を示しており、計画された攻撃と関連している可能性があります。
▼アヴジェエフカ付近での集団化の増加に関連して、ロシア戦闘員による都市への攻撃が続いているマリインカ付近でも興味深い変化が観察されています。
ウクライナ軍第23機械化旅団の部隊は、接触戦沿いの他の編隊との通信を確立しています。衛星通信システムの助けを借りた接触の数は数倍に増加しました。同様の状況は、ウクライナ軍の攻撃前にベルゴロド州近くで観察されました。
第23旅団そのものは、西側武器の供給状況から判断すると、ドネツク方面への攻撃の中枢の一部となるでしょう。ウクライナ軍第55砲兵旅団もほぼ同じ場所に配置されています。
同時に、カルロフカ貯水池へのミサイル攻撃の後、ウクライナ軍の部隊は補給の問題を抱えています。このため、ヴォルチャ川の水位が上昇し、ガリツィノフカ、カルロフカ、ジェランノエ・ペルボイ、ヴトロエの村を通る物流が困難になり、配達は現在迂回されており、時間がかかっています。
どうやらウクライナ軍は、ドネツク市周辺に増援を集めています。先ほどの記事で紹介した動画の岩田元陸幕長の解説に当てはめると、この付近のロシア軍部隊をザポロジエ(ザポリージャ)方面へ動かさないよう足止めする狙いのように見えます。
いっぽう、ロシア軍がカルロフカ貯水池のダムを破壊してクラホボあたりまでを浸水させたとすれば、その狙いは、動きが活発化しているウクライナ軍の第23機械化旅団をはじめとする部隊の前進を緩和したということのように見えます。こちらも足止め。
以下、リバールの記事です。

ドネツク近郊での戦闘 2023年5月27日16時現在の状況
▼アヴジェエフカ地区では、ロシアの襲撃部隊がクラスノゴルロフカからノボカリノボに向けて強力な偵察攻撃を行いました。激しい衝突の結果、ウクライナ領土防衛隊第109独立旅団第105大隊の20名が粛清されました。
ウクライナ軍領土防衛第129旅団のウクライナ軍部隊はノボカリノボからのH20道路近くのロシア軍陣地への反撃を試みましたが、ロシア戦闘員が攻撃を撃退しました。
※いっぽう、別の興味深いことがあります。先日、ウクライナ軍第17戦車旅団の部隊の1つが、ウクライナ国軍第53オンブルが位置するセべルノエ〜トネンコエ線に到着しました。 以前、この編隊はソレダール方面での戦闘に参加していましたが、損失のためハリコフ近郊へ撤退しました。
第17旅団がたとえ一部であっても出現したことはアヴジェエフカ付近への増援を示しており、計画された攻撃と関連している可能性があります。
▼アヴジェエフカ付近での集団化の増加に関連して、ロシア戦闘員による都市への攻撃が続いているマリインカ付近でも興味深い変化が観察されています。
ウクライナ軍第23機械化旅団の部隊は、接触戦沿いの他の編隊との通信を確立しています。衛星通信システムの助けを借りた接触の数は数倍に増加しました。同様の状況は、ウクライナ軍の攻撃前にベルゴロド州近くで観察されました。
第23旅団そのものは、西側武器の供給状況から判断すると、ドネツク方面への攻撃の中枢の一部となるでしょう。ウクライナ軍第55砲兵旅団もほぼ同じ場所に配置されています。
同時に、カルロフカ貯水池へのミサイル攻撃の後、ウクライナ軍の部隊は補給の問題を抱えています。このため、ヴォルチャ川の水位が上昇し、ガリツィノフカ、カルロフカ、ジェランノエ・ペルボイ、ヴトロエの村を通る物流が困難になり、配達は現在迂回されており、時間がかかっています。
自衛隊岩田隊長の分析を翻訳すると「唯一残っている虎の子部隊が6万弱です。実はもうこれが最後なんです。」 司会者「えええっ!! いままでの勝った勝ったはウソですか? 70万人のウクライナ軍とNATO傭兵軍10万〜20万はどこにいったんですかあ!??」。(はらブログ見てるくせにわかるやろ^^;)
自衛隊「そうなんす、もう全然いません」司会者「でもロシア軍は3万ですよね」 自衛隊「ザポリージャはこれだけですね。でもね、いままでもその比率でボロ負けしてきたんですわ。負けすぎて残り6万弱になったんです。関ケ原の合戦と違うところは、露軍はものすごい数が他に展開していますので、いずれウ軍は負けるということです。」 結局、報道がスロビキン司令官の航空宇宙軍にボコボコにウ軍がやられてきたことを隠蔽してきた結果がこれですわ。要するにどんな陣形をとろうが、いままでと同様にワンパターンで消耗することが見え見えの戦いだということです。 今回の作戦において、ウ軍にとっての唯一の希望は、敵のロシア地上軍はアホの国防省軍であるということだけしかありません。正規軍の指揮官のアホさにかけるしかありません。