ナショナリスト部隊の最重要拠点であるスラビャンスク/クラマトルスクのエリア。ここもへルソンと同様、地理的に価値が高い背景として、ドネツク/ルガンスクの水源となっていることがあります。両人民共和国の住民のライフラインを確保するために、ここを獲らざるを得ない訳です。

以下、タス通信の記事からです。

(4月25日21:55 タス通信)
プシーリン:スラビャンスク解放後、ドネツクへの完全給水が可能に
プシーリン

スラビャンスクの支配が確立された後に、ドネツクへの水の供給の完全な回復が可能です。 月曜日にドネツク人民共和国(DPR)のデニスプシーリンの長が発表しました。

「ドネツクについては、経済的なモードでも水供給を支援するために多くの対策を講じています。しかし、ドネツク人民共和国の領土が少なくともスラブヤンスクの方向に完全に解放されて初めて、必要な範囲で水供給の再開について話すことが十分に可能になります。」と彼はチャンネル1で述べました。

プシーリンによれば、地雷除去作業は近い将来行われる予定であり、これにより電力線を復旧し、マリウポリの特定の地域に電力を供給することが可能になります。

「水を供給することを可能ならしめるためのろ過所への電力供給が重要であり、スタロクリムスコエの貯水池はこれらを開始するのに完全に適切です。したがって、もう少し残された日々を待ちましょう」と、彼は言いました。