マリウポリで投稿した(アゾフスタルではない)ウクライナ軍の中に英国人が居たようです。ボリス・ジョンソン首相はロシアに対し「慈悲を示す」よう呼びかけましたが、これに対して外務省報道官マリア・ザハロワから強烈なカウンターが放たれています。4月21日のザハロワのテレグラム投稿より:


【ボリス・ジョンソンは、マリウポリ市でキーウ政府軍の側で戦い捕らえられた英国市民に「慈悲を示す」ようにロシア当局に呼びかけました。

(この言葉を)送ります。
「ボリス、私たちはこのように理解します。あなた個人そしてあなたの政府が、英国のプロパガンダの犠牲になり人を殺すためにウクライナに傭兵として派遣されたあなたの国民を放棄したと。

心配しているふりをしないでください。 あなたは困っているイギリス人の運命に全く興味がありません。

彼らはダウニング街のパーティーであなたと一緒に楽しんでいた人々ではありません。つまり、彼らはあなたの庇護を待つことはありません。

私は同胞を気遣う英国の人々に訴えます:心配しないでください、ロシア側が彼らの世話をします。彼らは食事と水、必要な援助を与えられます。非人道的に捕虜を撃ち、民間人を虐待するウクライナの過激派とは異なり、ロシア軍は人道法を守ります。

その次に英国当局に対し、ボリス・ジョンソンが言及した慈悲をウクライナの市民に示し、キーウ政権への武器の供給を停止するよう要請します。」】

ちなみに、2020年6月にダウニング街の官邸で行ったジョンソン首相の誕生日を祝うパーティーの件は、このところ英国議会で再燃しています。辞任に追い込まれることまではないでしょうが、支持率には大いに影響しているようです。



ジョンソン パーティー