アリゾナの選挙不正について当ブログが昨年12月から取り上げる際に引用させていただいてきた保守派ジャーナリストのステュー・ピータースさんのツイッター。

【「メディア」の誰もが彼の名前を言うことをとても恐れる。私は屈服しない。
ジョージ・ソロスの影響力と操り人形が権力の座から取り除かれるまで、アメリカは回復することができない。
彼らを見つけて、任期を終了させる。】


ソロス


シェアされている動画はスティーブ・バノンさんのWar Roomで、ゲストの方が「2006年からジョージ・ソロスが各州の州務長官を買収している。選挙の公正性を取り戻すために、保守派にとり州務長官の奪還が急務です。」と述べています。

スゲーなと圧倒されてしまいますが、素朴な疑問。
ソロスはそこまでして何が欲しいんですかね? 

貧乏人にはその心境がわからん
ビッグテックの連中は解ります。彼らの事業にとり「国」というものが邪魔であることは、頭の中で絵が描けるので割と分りやすい。金融も同じようなもんですかね。

昨年11月26日に投稿した「正義なのか思い上がりなのか」という記事を再掲します。

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米大統領選、少し視点を移しますが今回、大手メディアと並びSNSの選挙への関与の是非が問題になっています。とりわけ、トランプ支持者たちの大きなグループを閉鎖したというフェイスブック。バイデンを有利に導くような各方面への資金提供も行っているとのこと。
  
民主党政権が誕生してフェイスブックに何のいいことがあるのかな?と、ふと考えてみて。一時期話題になっていた仮想通貨「リブラ」のことを思い出しました。
 
現金と同じようにしてフェイスブックのマーケットプレイスで買い物ができるとか、国境が関係なくフェイスブックアカウントで送ったり受け取ったりできるとか。
つまり、LINEにおけるLINE-Payのようなことが、銀行口座登録も必要なくフェイスブック単独で仮想通貨リブラを使ってできる。国内だけでなく世界中と。出稼ぎの外国人労働者などは円をリブラに替えて本国の家族へ一瞬で送れる。貧しい国の銀行口座など持てない人々も、フェイスブックアカウントが銀行口座代わりになる。サービスが充実してくれば、生活に必要なものはたいがいフェイスブック上で買えるようになる。通貨価値もビットコインのように不安定ではない。フェイスブック社の莫大な資産が背景にあるので基軸通貨並みの安定性がある。
 
「仮想通貨ってゆうかそれ、通貨じゃねぇか!」
という訳で、各国の通貨当局を震撼させた。で、導入は思うように進んでいないようです。
 
あくまで想像です。個人的な想像ですが「民主党政権になったら前に進めるよ」という裏の話でもあれば、SNS各社が前のめりになる動機にはなるだろう。ただ、感覚的にはGoogleやFBが国境を越えた帝国になる気がする。で、既存の「国」なるものが持つ通貨発行権は力を弱め「国」の存在意義は弱まってゆく。
 
「いや、よきモノなんですよ」と、導入派は言うだろう。貧困者を救える可能性がある。例えば貧しい国の自治体が「我が村はこのようなところです。水が足りずに困っています。井戸を掘る資金を集めたいのです」とメッセージとともに村の紹介コンテンツを発信して、世界中からリブラの投げ銭が集まってくるとか。これまでのような国同士の国際協力の面倒なプロセス一切必要なし。
そのような利点は、確かにあるのだろう。
 
「新しい世界の構想を言っても大多数の人々には現実と思えないだろうから、まずは有識者と財界人のネットワークで政権をとっちまおう。それが人々のためなんだ」
もし仮にそんな感じだったとするならば、それは正義だろうか?思い上がりだろうか?
 
確かなことは、法を犯せば正義ではない。しかし、理想のためにそうすることが必要で勝ち切れば、歴史はその行為を正義に塗り替える。覚悟を決めてやっているのなら、戦争はとっくに始まっている。