リン・ウッド弁護士が、サウスカロライナ州の共和党議長の選挙に推されて出馬することになったとのこと。ご本人もテレグラムで発表しています。

出馬に至った経緯をひとつ、ご紹介します。

現在の議長はドリュー・マキシックという人で今回も再選を目指していますが、このところ同州のホリー郡で現在の共和党責任者を解任し、自分の息のかかった25歳の若い人を据えたとのこと。この若者が郡の共和党ボランティアたちが作業して入力したマスター・データをすべて引き継いだ。

これは州の共和党トップによる郡への介入であるという訳です。郡の人々が郡を運営しており、州はこれに干渉してはいけないと。リン・ウッド氏によれば、
「この介入の唯一の合理的な説明は、ホリー郡では多数のMAGA共和党員が再編を求めているということです。 関心のある市民たちは共和党の活動において積極的かつ重要な役割を果たす準備ができており『カバル』の古い指導者は、彼らが長年維持してきた力を失うことを恐れています。
お馴染みの状況ではないでしょうか?」
と。そして、
「サウスカロライナの新しい隣人が、共和党を『The People』に戻すのを手伝いたいです」
と述べています。

もうひとつエピソード。再選を目指している現在のドリュー議長は共和党議長の年俸を明らかにしていないのですが、10〜15万ドル(1ドル=100円なら1000〜1500万円)と言われているとのこと。RINO共和党員は早くも「リン・ウッドは金が目当てで立候補した」など、ネガティブキャンペーンを繰り広げているそうです。
ところがリン・ウッドさんは「報酬は受け取らない」としています。ボランティアでやるという訳です。
「党員の方から議長に立候補するように頼まれて話したとき、私は給料を受け取らないと彼らに伝えました。私はお金のためにこれをしません。私は党員がサウスカロライナ共和党の支配を取り戻すのを助けるためにこれをやります。」
と。

そして冗談で「ドリュー氏には私がお金を受け取らないことを言わないでください」と言っています。候補者として、共和党議長の報酬が幾らなのかを知る正当な権利がリン・ウッドさんにはありますが「お金は要らないなら知る必要ないでしょ」と言われてしまうからという訳ですね。真実を人々に知らせることができなくなってしまう。

ひとつ微妙なのは、カナダ人ニュースさん情報によればトランプさんは既に現議長のドリューさんを推薦しちゃってるとのこと。
これは、やむを得ないですね。トランプさんは「まったく垢のついていない人しか使わない」なんてことが出来ない状況の中で戦ってきたので。ローカルの現場の人々の認識とは、違うことも出て来るでしょう。

マイケル・フリン将軍はリン・ウッドさんを推薦・支持。シドニー・パウエル弁護士は「リン・ウッドがサウスカロライナをひっくり返して腐敗を振るい出すのが待ちきれないわ!」とテレグラムに投稿しています。

リン・ウッドさんのテレグラムに、フリン将軍との素敵なツーショットがありました。

リンウッドとフリン