東京・神奈川は本日、新型コロナ感染確認数が過去最高を更新。いっぽう夏以降増加傾向にあった自殺者数も10月へきて急増しており、特に女性と子供が顕著とのこと。「子供は社会の鏡」とすれば、人々の心が病んでいることが映し出されています。

先日のストリートライブにご来場くださった方々とお話しさせていただきイベントの考え方について様々ご意見をいただきました。

・「どんな時に感染するか人々はみな知恵をつけている。この距離なら大丈夫」
・「五輪をやるために、リスクをとってイベントをやっていこうという機運にある」
・「インドアのイベントが制限されているので、路上はむしろやってほしい」
・「デイサービスなども頻繁には利用しづらく、高齢者に元気をくれる数少ない場所」

お越しいただいている人々がイベントに前向きなのは当然ですが、GoToに賛否両論渦巻いているように、逆の考えもあるはずです。「油断すればあっという間に医療体制はひっ迫する。ひとりひとりが生きるための必要最低限に行動を制限すべき」も尤も。公のイベントは今はやらないのが必然。政治・行政は自殺者が増えても責任を問われることはないが感染症対策には責任を問われるので。しかし、それだけでいいだろうか?

私自身は、若い世代とシニア・シルバーの世代とで違うと考えます。重症化率が違う。
もちろん十分注視しながらと前置きした上で、若いアーティストたちがこれまで通りにファンたちに呼びかけライブを行うのは大いによいこと。いっぽう自分の世代から上は、各自の自己責任において判断を委ねるという形しかないのではないか。

従い、行徳駅前ストリートライブですが、一緒にやっている若手が「やりたい」という限りは私は粛々と警察署に出向いて許可の手続きを行うスタンスとします。自身については積極的な呼びかけは控え、淡々と自分の楽しみとして行います。

20201115