「あっ、先生。原先生じゃないですか!」
イオンシネマ市川妙典の売店でポップコーンを救っていた販売員の若者が、カウンター越しに弾んだ声を投げかけて来る。一瞬はて?と思ったが
「あー〇〇くんか!」

公民館サークルとして活動を始めて最初に入ってきてくれた代の子。大学生になったか。元気そうで何より。

彼のことでよく覚えているのは、とにかく楽しそうに指していた。あまり強くはならなかったが、将棋が好きなことにかけては誰にも負けなかったかもしれない。
驚いたのはある時、修学旅行のお土産といってお菓子を持って来てくれた。小学生の修学旅行なんてお小遣いが限られていて他人様に何か買うなんて普通はしないだろうに。それだけ公民館のあの場とお友だちが大好きだったのだろう。泣ける話。

「千駄ヶ谷でこの間、2級になったんです!」
中学以降は部活などで忙しくなったか来ることはなかったが、暇を見つけては少しずつ将棋を続けていたのだろう。千駄ヶ谷の2級といえば立派なものです。おめでとう。

写真はマイセンから公民館へ移った当時2009年のもの。画像が粗いですが、色んなものが新しく見えます。

2009年