この投稿がメインで訴えたい事です。

休校による学習の遅れはよくない・・・これは新型コロナへの考え方がどうあろうが、共有できる価値ではないでしょうか。3か月もの空白があり、もはや一日一日が重要になっている。特に受験生。現在高3・中3の連中の顔が浮かびます。中学受験する小学生も居るかもしれない。
さらにSNSつながりの三中保護者の方によれば「三中の子は来ないで」と学習塾に言われてしまった生徒さんも居るとか。当然そうなります。その1で述べた通り、事業リスクが大きすぎる。

つまり、無症状でも1人でも陽性がたまたま発覚してしまった学校の受験生は学校にも塾にも行けないという深刻な状況に置かれます。受験が近づいてくればたとえ1日でもそれは痛いでしょう。

マズいことに、市川市は新型コロナの影響を受けやすい。東京都に隣接していて都内通勤率が高く、早くから話題になった警戒区域なので検査も速やか。感染拡大防止に力を入れている反面、休校リスクがとても高い自治体。つまり市川市の児童生徒たちは、学習が遅れるリスクを他の自治体より大きく抱えている。

休校になったとしても学習を遅らせないための方法はあるか。これは、休校反対派も休校すべき派も共に考えることができるのではないか。

必ずしも「オンライン授業」なんて言いません。他にも方法があるかもしれない。
力業で「中3学年だけは校内感染ひとりふたり位なら続行」というのもあるかもしれない。
各学年の授業の動画を先まで作っちゃうとか、どうですかね? スゴイ教えるのが上手い人を講師にして。休校になったらそれを見させるようにする。クラス担任の先生はラインビデオ通話で定期的に個々の子に「どう?ワカラナイところある?」みたいな感じでフォロー。
動画制作がムリなら課題を与えるしかないですね。いつ何時翌日から休校になってもいいように常にカリキュラムの整理をし、即座に課題の指示を出せるように常にしておく。で、ラインビデオ通話で個別にフォロー。先生たちの負担ハンパないですが、でも費用か労力かどこかで無理をしないと解決しない。

そして学習遅れを防ぐ効果的な対策が打てないなら、休校にすべきではありません。
教育を受ける権利を、著しく侵害している。
権利を持っているのは子供たち。本来は大人が勝手に決めてはいけない。子供たちに決めてもらわないといけないのですが、現実そうはいかない。でも、その感覚を持ちながらの政策決定が必要です。